よろしくお願いします。
#0 無気力者の憂鬱
全てが真っ白、果てしなく真っ白。
「ここは何処なのだろう…」
そう、私は…
死んだ筈の私は呟いた。
♢
時を遡る事…数時間。
数時間とあるがあくまで私的感覚である為に
もしかしたら数十時間、
数日はたまた数週間経過しているがしれない。
その日何をした訳でも無く、
久しぶりの外をぼーっとして過ごしていた。
久しぶりといっても数年ぶりというその時15にして
おかしい期間である。その辺りはまた後日話すとして
私はふと周りを眺めた。
「あっ…猫……」
私の目の前を黒猫が通る。
目の前が黒猫が通ると不幸になると言った人がいたが今思うとそうかもしれない。
まぁ全くの迷信であって魔女の使いとされてしまい
殺されまくった悲劇の生き物である。
だが今はその迷信を思い出す。
いや、これは自業自得だったな。
黒猫は信号が赤の横断歩道を渡った。
トラックが来てたにも関わらず渡った。
タイミングにして最悪、
トラックは猫を轢死するに容易い速度で走っている。
「ぁ……」
『危ない』
そう思うのと飛び出すのと
タイミングはほぼ同じだった。
トラックが来てたにも関わらず飛び出した。
今思うとこの行動が不思議で仕方が無い。
何故このような行動を取ったのだろう。
トラックの存在は把握していた。
速度は猫は疎か人間を轢死するに容易いのも理解していた
なのに飛び出した。最早自殺の領域である。
それはさて置きその結果当然の如くーー
私は猫を助けた代わりに真っ赤な華を咲かせ
骨が軋み目撃者の悲鳴というバックコーラスを背景にーー
肉の塊と成り下がった私が残った。
♢
そうして私は死んだ筈だ。
『筈』
死んだ事に関してなのにこんな不確定要素を入れる理由は
ただ一つ。それは私が白一面の世界で座っているからである。
ここまで真っ白だと死後の世界という選択肢も出てくる。
となるとここは天国なのたろうか。
物凄く白く奥行も不明であるのでそういう地獄かもしれないのだが。 命名『無限領域』。
「いいえ…違うわ。ここは生死の境界。」
生死の境界……?
生と死にそんな曖昧な物が存在するのだろうか
社会的な死とかいうのなら話は別だがこれはそういう話ではない。
「…生死の境界……?」
「そうよ。生と死の狭間。」
「…というと……?」
「魂は器たる肉体から抜け落ちたけどまだその魂は
生命活動を保てるのよ。」
生きれるのに死んだという訳か。
…正直よく分からない。哲学的な話は得意ではない。
「貴女死んだじゃない。」
「…はい。多分」
「それはね、私、神の責任なの。」
普通、神と言われても信じられないのだが
何故だが知らないが直ぐ信じられた。
恐らく本能的に消去法を行った結果だろう。
この状況を説明する為の最善策といった感じで。
「…それでどうするのですか?」
テンプレートでいくと転生とかなのだが
「転生させてあげる。」
やっぱり。………でも私はーー
「いいです…」
きっぱりそう言い放つ。
そうしたら神様は驚いたような顔で
「どうして?」
私は生に関しての拘りは全くない。
寧ろあの事故は神側のミスだろうが水に流せれる。
私は全く気にしていない。
むしろもう一度生きるのもどうかと思った。
もうそろそろ私は死のうとしてたのだから。
「……神様だから心読みぐらい出来ますよね……?
理由は分かってもらえたかと、だから転生はいいです…」
これでいいのよ。
「…尚更転生して貰います。大丈夫ですよ。
お詫びといっては何ですが特典は付いてますから」
「聞いてました?だからーー」
「神は悩める者に救いの手を出す義務があります。
貴女はその一人です。そうですね、
転生はラノベの世界に転生して貰いましょう。」
「そ、そんなめちゃくちゃが…」
「通じるのです。それでは貴女の意見を聞く前にーー」
『さようなら』
脳内に神様の声が響いたかと認識したその瞬間
視界がフィードアウトし意識が飛んだ。
そうして本能かは分からないが転生の拒否は無理だろうと思い至ったので転生先が何のラノベなのか考えていた。
♢
「転生先はインフィニット・ストラトス。
クロスオーバーで東方Projectといきましょうか
あの唐変木な八方美人な主人公や瀟洒なメイドなど
あの作品の人たちならあの無気力者を変えることは
出来ると思う…よしこの作品にしましょう。」
その呟きは誰に聞こえる訳でも無く空に消えていった。
オリ主紹介
主人公 ???
容姿 痩せ細った隈も出来てて決して健康体と言えない。
「私がモテないのはどう考えてもお前らが悪い!」の
喪女こと黒木 智子を綺麗にしたver。
いつか絵を書きたいと作者は思っている。
性格 面倒事は避けて通れ。
が大方で、冷酷な印象だが
根の性格、本来の性格は定かでは無い。
趣味 音ゲー
転生前は一人家でずっとやってる事が多く、
かなりの腕前である。腕前にして太○の達人は初見鬼のフルコンが余裕なレベルである。
STG
理由は音ゲーと同じ。
簡単に言うとゲーマー。
とある理由から引きこもり同然の生活を送っていた為に
俗に言うオタク文化に親しんでいた。
ゲームは腕前にして世界レベル。
評価は上からS.A.B.C.D.Eの順
格闘 C
射撃 E
情報処理 S
空間認識 C、A(後者はゲームの場合)
機械技術 A
覚醒 B
特典(神からのゴリ押し)
???
・設定はちょくちょく更新します。
・???は作品内で判明します。
・性格の欄は当てにしない方がいいです。
(作者の技術的な問題で)