個性?いいえ【スタンド】です   作:面梟エッホエッホ

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いつもよりさらに1ヶ月ほど長く待たせてしまいました。すみません。
ちょっと大学の合宿があったり、バイトだったりで執筆が進まなかったんです。

アズレンとFGOやってたのも理由の一つ。
イベントすっぽかしてたから北斎ちゃん間に合わなかったし、武蔵とメルト来てくれなかったし……。
あぁんまりだぁああああ(泣)。

まぁいいや。
今回ちょっと文章が読み取りづらいかもしれません。支離滅裂気味なのはわざとですごめんなさい。
寛大な心で読んでくれると嬉しいです。
ちなみに、サブタイトルは「めざめる」と読みます。

ではどうぞ〜


我輩、覚醒める

―――なぁ?そこでコソコソ盗み見ている奴。

 

―――気付かないとでも思っているのか?

 

―――だとしたら、それは慢心だな。野生動物ってのは勘が鋭いんだよ。

 

 視線を向ける。その先には何もいない、()()()()()()

 だが分かる。そこに隠れているのが、はっきりと感じ取れる。

 

「やれやれ。今日は様子見のつもりだったんだけど」

 

 そうぼやきながら姿を現した人物。その顔を一目見て覚えたのは、驚愕と得心だった。

 黒いスーツ姿というありふれた服装。首には()()()()()

 そして、()()()()()()()()()

 

―――アァ。

 

 俺はコイツを知っている。

 あり得なかった非日常、即ち【超常】が日常化した世界にて、【超常】の黎明期から裏で暗躍し続けた悪のカリスマ。その世界の主人公にも関わってくる、因縁のある敵。

 この世界のキーマンの一人にして、転換期の一つとなる障壁。

 

―――AFO(オール・フォー・ワン)

 

 その存在を目にした瞬間、2つにわかたれた。『心』が『(ペット・ショップ)』と『精神()』に。

 別に、頭の中で会話したとか、精神世界で…なんて漫画的な演出はない。

 そもそもそんなものは必要ないようだった。

 歓喜。測ることなど出来ない程のソレを湧き立たせる『(ペット・ショップ)』。

 無情。感じ入ることもなく、横でソレを眺めるだけの『()』。

 やはり『俺』は後者の側に立っていた。

 

 焦りは無い。困惑も無い。

 『俺』の立ち位置を自覚して、当たりがついた。

 『精神()』の(もたら)した記憶(原作知識)、そこから目の前の存在(悪のカリスマの気配)を読み取った『(ペット・ショップ)』が喜びを覚えた。

 そういうことなんだろう。

 そして『コレ』は()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()

 

《あぁ成る程。あの密猟者共の異形は、【個性】によるものか。》

《判ったとも。この世界が『僕のヒーローアカデミア』だということは。》

《解ったとも。この世界に【スタンド使い】は存在しないということが。》

 

()』は理解を深め、認識していく。そして『精神()』は再確認を進めていく。

 

《理解したとも。この化物は、俺の『器』(ペット・ショップ)の主人足り得ないことを。》

《コイツは、この『精神()』とは相容れない。主人(DIO)のようにはならないということを。》

 

 理解が進むに連れて、『()』の歓喜は鳴りを潜め失望に変わり。

 

《確かに、コイツは悪のカリスマとして君臨していたのだろう。》

 

 再確認が一つまた一つと終わるごとに、『精神()』が同調する。

 

《深すぎる傷を負って尚、君臨できているのだろう。》

 

 そうして『器』と『精神』の乖離は終息していく。

 元のようには戻らず(混ざり合うことはなく)、完全なる『一』として。

 そうして完結した『魂』の次なる情動は、()()だった。

 

《―――だが……だがなァ……!!!》

 

―――そんなものは所詮過去の栄光にすぎない(ただのキャリアだ)

 

 息を潜め再び返り咲く時を待っている?確かにそうだろう。

 ただし、返り咲くのはコイツ自身ではない。

 後継者の育成?成る程それも大事なことではある。そこに悪だ正義だなどと問う意味はない。この世界の主人公が正に『そう』だが、連綿と受け継がれてきた『モノ』は、いつだって強大な力となる。故にコイツの成そうとしていることは、間違いではない。

 

―――しかし、しかしだ。コイツは()()一度しか深手を負っていないというのに。

 

 身体機能が著しく損耗している?

 それがどうした(だから?)

 宿敵の一人を仕留めた?

 弱った相手を倒して自慢できることではない(だから?)

 後釜に相応しい者がいる?

 そんな奴はいくらでも作れるだろう(だから?)

 相手にも致命傷を与えたからイーブン?

 巫山戯るな。

 一度しか負けていない分際で、早々に後継者を用意することの何と女々しいことか。

 お前のような者は、所詮小悪党に過ぎない。吐き気を催す邪悪など、悪のカリスマなど()()()()()()

 

―――やはりあの方(DIO)と比べるのも烏滸(おこ)がましい。対峙して初めて理解した。

 

―――この本能で以てッ!ソレを『理解』したッ!!!

 

―――理解したなら、()()()()()()()()()()()()()

 

「見させてもらったよ、君の【個性】。シンプルな割に強力で、『いい個性』だ」

 

―――さぁ、近づけ。そして俺に触れるが良い。

 

「出力も上々、応用性の幅も広い。使い手次第では化ける【個性】だ」

 

―――お前の『個性の能力(絶対の自信)』を、粉々に砕いてやろう

 

 

 

 AFOは、『個性持ちの動物』の噂を聞いた当初、大して興味を抱かなかった。

 前例ならあるし、その前例(雄英の校長)のような【個性】でもなければさしたる驚異ではないと思っていた。

 だからこそ、気まぐれで放った偵察が持ち帰った情報に興味を覚えた。

 明確な意思を持ち、知性で以て【個性】を操作しているという情報に。

 自らが観察に来た理由も、その確認。適当なチンピラを金で釣り、建前として捕獲依頼という体で命令し(敢えて達成しやすい目的を与え)てけしかけた。

 

 そして確信した。明らかな知性がその存在に有ることを。

 観察に従事していた時間は決して長くなかった。それはAFO(こちら)目標の隼(あちら)もだ。ほんの1、2分で見切りをつけ、一切の容赦なく蹂躙してみせた。通常の動物が持つ機能美、それを腐らせることなく、寧ろ嗜虐的な内面を見せつけるように披露してくれた。

 極めつけは虐殺劇の終わった後、此方に気づいたことだ。この感の鋭さには脱帽した。ステルス特化の個性を以てしても破られることは、完全に想定外だった。

 この攻防とも言えない探り合いを通じて、AFOは目の前の標的を認めていた。

 

 故に、()()()()()()()()()()()()()()()()()()()

 

「でも、そんな個性だからこそ、君が持つのは相応しくない」

 

 そして、その頭に手を置いた。

 

kyyrrr(かかったな)……

 

 違和感を覚えた。AFO(個性)は確かに発動した。それなのに。

 

「……()()()()?」

 

 いや違う。奪えないのは確かだが、違和感の正体はそれではない。

 急激に()()()()()()()()を感じ、思わず手を引いた。

 

「やられた………」

 

 目は見えないが解る。目の前に氷柱があると(氷弾ミサイルの存在が)

 ふと、視線を下げると、目が合ったような感じがして。

 

 ハヤブサが、嗤った気がした

 

PyiaaaaaAAAAAAAAAAA!!!

 

 此方を見据えながら

 




最近、自分の作品の文字数が少なく思えてきた。

皆さんはそこのところどう思ってるのでしょうか?
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