一夏×オリ主 最終百合   作:銭湯妖精 島風

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登校

 

 

 

 

女になって約2週間が経ち、少し緊張しながら身支度をしている

 

クローゼットに付いている鏡を見ながらリボンで右サイドの髪を結う、春休みの間に練習したお陰でだいぶ慣れた

 

「・・・とうとうか」

 

真新しいセーラー服に袖を通し、変な所が無いか確認して呟く

 

 

大丈夫、鈴も弾も数馬もいる。春休み中に根回しをして学校にも話を通して顔合わせもした

 

だから大丈夫だ

 

それとは別に長期休みの後に学校に行きたくない心理も少量含まれてる

 

とりあえずスクールバッグを持って部屋を後にしリビングに入ると一夏が千冬姉に髪を結って貰っていた

 

「お待たせ、行こう?」

 

「おう、千冬姉、ありがとう」

 

「あぁ気を付けて行ってこい」

 

それから父さんと千冬姉に見送られて家を出る

 

桜の花が少し残っていて、見上げれ青空が広がっていて少し緊張が和らぐ

 

暫く歩き商店街に差し掛かると鈴と弾が並んで待っていた

 

「あ、おはよう2人共」

 

「おはよう、弾、鈴」

 

「おーす、何だ緊張してるのか?」

 

「おはよう一夏、涼」

 

合流して挨拶をすると、弾がからかう様に言う

 

「当たり前でしょ? あと長期休みの後は学校行くのダルくならない?」

 

と俺が返すと弾は笑い

 

「確かにダルくなるよな」

 

俺の意見に賛同してくれた、因みに一夏は俺達の後ろで鈴と話している

 

そこで、ふと思い出し一夏に聞こえない程度の声で弾に尋ねる

 

「そういえば、蘭ちゃんには?」

 

「・・・まだ何も」

 

結局、春休み中に蘭ちゃんに会う事が無かったので弾が伝えたかを尋ねると、弾は気まずそうに答える

 

「正直、なんて伝えたらいいのかが分かんなくてよ。兄貴としては妹の泣き顔は見たくないしな」

 

と困った表情で弾は言う

 

普段、妹に頭が上がらないのは蘭ちゃんが大事だからなのだろう

 

「気持ちは分かるけど、いつまでも隠せないし・・・ねぇ?」

 

そう、いずれは一夏が女になった事がバレる

 

五反田家に行かなければバレしない、でも不審がられるだろうから 弾は問い詰められ自白するだろう

 

隠した時間だけ弾は酷い目に遭うのだろうから、バラすのは早い方がいい

 

「・・・しゃーない、今日は始業式とHRだけだから早く学校終わるし今日バラすか」

 

「そうだね、その方が良い」

 

傷は浅い内の方が良いだろうしね、一夏の為にも蘭ちゃんの為にも

 

 

今から蘭ちゃんの様子を予想して大分憂鬱になりつつ、学校への歩を進める

 

学校に着いたら着いたで絶対に騒ぎが起こる、女子は泣き崩れる人もいるだろうし、男子は喜ぶ人もいるだろう

 

美少女になった一夏に玉砕しにくる輩も出てくるだろうし

 

本当、朝から憂鬱な気持ちになる

 

 







お待たせしました


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