一夏×オリ主 最終百合   作:銭湯妖精 島風

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学校 その3

 

 

皆城先生が教室を出て行って10秒経たずに鈴が立ち上がり俺の方へ歩み寄ってきて

 

「・・・ちょっと来なさい」

 

声が明らかに怒っているので、素直に頷き鈴の後ろに付いて行き、一夏も同じように言って連行される

 

数馬と弾に助けを求め目を向けたが、無理とジェスチャーされたので断念した

 

とりあえず教室から少し離れた人気(ひとけ)がない渡り廊下に辿り着き

 

「・・・アンタ達、バカなの? 」

 

声量は抑えていたが、力強く鈴は言う

 

「いやぁ・・・だって先生が困ってたし」

 

「俺は一夏がボロ出した時のフォローを、と」

 

俺達の言い訳を聞き鈴は溜息を吐き

 

「一夏、アタシもアンタのお人好しは知ってるし、間違い無くアンタの良い所よ? でも、今のアンタに人の心配してる余裕は無いんじゃ無い? アンタもよ、涼」

 

鈴は指を指し、俺達へいう

 

確かに鈴の言っている事は間違っていない、間違っては

 

「確かに そうかもしれない、でも自分が助けになるって分かってるんだ、やる理由には充分だろ? 」

 

一夏は真っ直ぐ鈴を見据え言う

 

自分で決めた事はやり通す、それは一夏の良い所だ、でも言い換えると一夏は頑固なのである

 

それは鈴も、よく理解しているので彼女は再び溜息を吐き

 

「はぁ・・・今更 学級委員長の変更も難しいでしょうし好きにしなさい、ただ 困ったら すぐにアタシ達を頼る事、良いわね? 涼、アンタは一夏が無理や無茶しない様に監視とフォローをする事」

 

「おう」

 

「分かってるよ、鈴」

 

なんだかんだと面倒見の良い鈴の言葉に返答する

 

「そろそろ鐘が鳴るわね、戻るわよ」

 

そう言い鈴は歩き出す

 

「一夏、鈴も言ってたけど、困ったら人を頼る様に、自分だけで解決しようとするのは、お前の悪い癖だからな?」

 

俺より幾分かデカい一夏の背中を軽く叩き鈴の後を追う

 

 

まぁ同じ家で中で兄弟の様に育ってきた俺には一夏の挙動を見たら大体分かるけどな、うん

 

 

あとは弾と数馬にも改めてお願いしておかないと、一夏ってお人好しが過ぎて定期的にトラブルに巻き込まれたり、起こしたりするし

 

 

やれやれ、割と前途多難かも知れない

 

まぁいいさ、これはこれで飽きない人生って事で受け入れておこう

 

 

それから教室へ着くと、ちょうどチャイムが鳴ったので席に座ると数秒して皆城先生が入って来て

 

「では、配布物を配ります。教科書等は各教科の最初の授業で配りますから、今から配るのは時間割とかです」

 

そう言い皆城はプリント等を配り

 

「本格的に授業を始めるのは明後日からですね、配布した各教科で必要な物リストをよく読んで準備をしておいて下さい」

 

 

各教科でノート類の指定や必要な小物も有る様なので、帰りに買いに行かないと・・・あ、蘭ちゃんへの説明も有るか

 

まぁ説明の前に買い物済ませてしまえばいいか、うん そうしよう

 

 





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