千冬姉に額を破られかけてから約1週間が経った今日この頃、女としての生活にも慣れ始めて来た・・・と思う、うん
体育の時、更衣室で着替えるのは慣れないけど、うん
とりあえずは、制服にも下着にも慣れて来たと思う
そんな訳で、今日は一日使って使って体力測定をする事になっている
なんやかんやウチの学校は生徒数が多いし、上手く回しても待ちが発生したりするから一日掛かりになってしまう
去年の結果は、飛び抜けて高くないが低くもない程度だったのだが、女になって、その辺は変わったのか気になる
いや、まぁ身長も体重も鈴と同レベルになってるから、去年よりは下がってるだろうけど
と、まぁ憎たらしい程 晴れ渡った空を見上げつつ筆記用具 片手に体育館へ続く渡り廊下を進んでいると、背中を軽く叩かれる
「どーした涼、なんか表情が固いぞ? 」
と弾は俺の真横に立ってニッと笑み言う
「そう? 少し考え事をしてただけだよ」
既に身長が170を超えている弾を見上げ答え
「弾、見上げる角度が急過ぎて首痛くなるから、少し離れてよ」
とふざけて言うと弾はオーバーリアクションを取ってふざけかえしてくる
弾はなぁ見た目は良いんだけどね、うん
そんな馬鹿話をしながら体育館へ行きクラス事に整列して記録用紙が配布されたので手早く名前とクラスを記入する
とりあえずは一夏と鈴と一緒に回る事にしよう、そうしよう
先生の説明が終わり散開を命じられたので2人に声をかける
「鈴、一夏、一緒に回ろうよ。流石に・・・ね? 」
「そうね、アンタ達が固まっててくれた方がアタシもフォローしやすいし。アタシは構わないわよ」
「俺も構わないぞ、涼」
鈴っていい方が少し雑だけど面倒見が良すぎるし、一夏は一夏だし
うん、安心する
そんなこんな適当に空いてる所へ移動し、体力測定を開始する
すぐに終わる奴を、さっさと終わらせてしまった結果
握力24.4、長座体前屈43.1、立ち幅跳び170、と言う平均値超えない結果を叩き出した
まさに可もなく不可もない結果だ
「丁度、上体起こしが空いてるわ。行きましょう?」
鈴の言葉に了承して上体起こしエリアに行き
「最初は、誰やる? 」
「俺は後でも良いけど」
「なら、アタシから。次に一夏ね? 涼、足押さえて頂戴、本気で行くわ」
俺の問い掛けに2人は答え、鈴は本気でやるらしく足を押さえる様に言われたので頷き、位置に着く
「涼、カウントもお願い」
「分かった」
そういえば去年も鈴はガチでやってたっけ、見た目によらず力強いんだよなぁ鈴
と、トレード・マークのツインテールをクルクル巻いてお団子にしている鈴を見て思った
お待たせしました