学生の皆が待ち望んだ大型連休が到来して俺達は例に漏れず連休の為、家にいる
千冬姉の転職先は連休中でも忙しい様で今日も元気に千冬姉は出勤して行った、職種は何にも言わないけどIS関連の仕事なのは間違いないと思う、その道のプロな訳だし
そんな訳でリビングで一夏と焙じ茶を飲みながら話をしている
「少し前から考えてた事なんだけどさ、何かしら護身術なりを身に付ける必要がないかな?」
「護身術? なんで?」
まさに必要性を感じていないのか俺の言葉に一夏は変な表情をする
「・・・一夏、最近よく告白される様になったじゃない? 実は念の為に弾と数馬にお願いして見張りして貰ったりしてたんだよ、力尽くで〜とか考える奴を警戒してね」
一夏に内緒で2人にはお願いしていたし、一夏は気付いていなかった様で驚いた表情をする
この世界は平等には出来ていないし、綺麗事だけで出来ていない。俺と一夏は よく知っている、約1年前に千冬姉のモンドグロッソ二連覇を阻止する為だけに誘拐されたのだから
「俺だって、一夏に好意を抱いた人に そんな人間が居ないと思いたいけどね? 何事も最悪は想定しておいて損は無い、だから護身術か何かを身に付けておきたいんだ。それに身体を動かすのは健康にもいいしね」
一夏を真っ直ぐ見て言うと、一夏も真面目な表情をして考える
「なるほど、健康維持と自衛か・・・一石二鳥だな。でも毎日は無理じゃね? 」
一夏は健康と聞いてヤル気を出した様子で言う
「それは条件に合う場所を探せば良いんじゃない? まずは何を習うか決めないと」
護身術と言っても実質何も分からない、打ち合う様な物は今の俺達には不向きって言うか前提から変わってるので投げたり逃げる隙を作れる物が望ましい
「とりあえず調べてみようか」
携帯でGoogleを開いて近所で護身術か護身術になりそうな武術を探す
んー、よく分からん
やはり道具を用意した方が良いか? とか考えているとインターフォンが鳴ったので出ると
「やっほー、りーちゃーん、いーちゃーん、遊びに来たよー」
なんとも都合よくウサミミアリスが現れたので家に招き入れ、リビングに案内して焙じ茶を出す
「
何も言っていないのに俺達の顔を見て何故か分かる束さんは凄いなと思い、遠慮なく相談すると ウンウンと頷いて
「法律に引っかからずに身の安全を確保出来る道具と護身術が必要なんだね? 束さんに任せてよ 」
にぱーと満面の笑みを浮かべ束さんは自信満々に言い切る
おかしいな、暴漢対策に道具か護身術を探してるって言っただけなんだけど
お待たせしました
束さん、はっちゃけそうw