(完結)閃の軌跡Ⅰ ~鋼の意志 空の翼~   作:アルカンシェル

126 / 156
126話 幕間 クロスベル炎上

 

「がっ!?」

 

 巨大なブレードライフルベルゼルガーの一撃をベルゼルガーで受け止め鍔迫り合いの力比べとなる。

 

「く……まさかお前がベルゼルガーを使って来るとはな――それに随分と力を上げて来たじゃねえかザックス」

 

「お褒めに預かり光栄です。しかし隊長、貴方は弱く――いえ何も変わっていませんね」

 

「言ってくれるじゃねえか!」

 

 強引にベルゼルガーを弾き、ベルゼルガーを一閃。

 だが、ザックスは弾かれた力に逆らわず身を翻してその一薙ぎを危なげなく回避する。

 

「っ――何があった? どうしてそこまで強くなってやがる?」

 

 かつて自分の部下だった男の目覚ましい躍進にランディは歯噛みしながら尋ねる。

 

「何があった? それはランドルフ隊長も良くご存じのはず」

 

 大剣でありながら、見るからに機構が付いたSウェポンを構え直してザックスは答える。

 

「あの日、私達はまだ年端もいかない子供に惨敗した」

 

「……嫌なこと思い出させてくれやがるな」

 

 ザックスが上げた話はすぐにランディも思い浮かぶ。

 

「最強の猟兵団、その誇りは彼に完膚なきまでに壊された……

 それに加えてバルデル団長も西風の団長と相打ちに逝ってしまった。ならば次代の《赤い星座》を担う私達がここで奮起せず、いつ立ち上がる?」

 

「ザックス……」

 

「ランドルフ隊長……いや、ランドルフ・オルランド。私は今日、貴方を超えて見せるっ!」

 

 叫び、ザックスはベルゼルガーで銃撃する。

 

「ちっ――」

 

 舌打ちをしながらランディはベルゼルガーを盾にして銃撃から身を隠す。

 

「覚悟っ!」

 

 銃撃をしながら肉薄したザックスがベルゼルガーの刀身を展開して振り被り、一閃。

 

「くっ――舐めるなっ!」

 

 真正面からの唐竹割り。

 駆け引きのない真っ向勝負にランディもまた同じようにベルゼルガーの刃を展開して正面から打ち合う。 

 

「オオオオオオオッ!」

 

「ハアアアアアアッ!」

 

 獣のような咆哮を上げ、二人はぶつかり合う。

 

「なっ!?」

 

 砕けたのはランディのベルゼルガーだった。

 そしてそこでザックスは止まらない。

 長大なブレードライフルをスライドさせるように分解して二つに分ける。

 大剣から二つの長剣。どちらにも機関銃が仕込まれているブレードライフルを両手にザックスは引き金を引く。

 

「――っ!?」

 

 自分のベルゼルガーにはない機構にランディは目を剥く。

 咄嗟にベルゼルガーの残骸を盾にするが、二つの機関銃からなる集中砲火に盾にしたベルゼルガーは見る間に削れ――

 

「くそ――ここまでなのか?」

 

「ゼロ・フィールドッ!」

 

 終わる覚悟を決めたランディを防御結界が護る。

 

「むっ――」

 

「はあっ!」

 

 銃撃を止めたザックスにエリィとノエルの射撃が降り注ぎ、クルトが先行して斬りかかる。

 

「潮時か――撤退するぞ」

 

「イエス・サーッ!」

 

 クルトの猛攻を双剣で受け止めながら、ザックスはランディの下に集う援軍を見て素早く判断した。

 

 

 

 

 オルキスタワーの前、《赤い星座》の雑兵を蹴散らしていたアリオスの前に彼女は悠然とした足取りで現れた。

 

「先日の湿地帯ぶりですね。《風の剣聖》」

 

「貴女は……」

 

 中世の鎧に身を包んだ女性。

 結社《身喰らう蛇》の使徒、《鋼の聖女》アリアンロード。

 

「何故、ここに……? 《赤い星座》の襲撃にやはり《結社》も関与しているのか?」

 

「互いのため、この場での問答は無用でしょう」

 

 アリオスの質問に答える気はないとアリアンロードは拒絶する。

 

「手合わせを」

 

 短い言葉で要求を突きつける。

 

「アリオス……」

 

 背後からダドリーの震えた声が聞こえて来る。

 彼だけではない、そこにいた警察官たちは軒並み彼女が纏う覇気に当てられて膝が折れている。

 幸いなのは彼女の登場に合わせて《赤い星座》が退いたことだがせめてもの救いなのかもしれないが、果たしてどちらが良かったのか判断は付かない。

 

「やるしかないか……」

 

 アリオスは太刀を構え、闘気を練る。

 

「感謝します」

 

 短い謝辞を述べ、アリアンロードは右手を虚空に翳す。

 光を伴って彼女の右腕に騎兵槍が現れ――さらにもう一つ、左腕に体を覆い隠すほどに巨大なタワーシールドが顕現する。

 

「っ――」

 

 高まる圧にアリオスは息を呑む。

 “人の域”を超えた存在。槍を見た時に見抜いて当たりを付けていた彼女の実力が的外れだったと気付かされる。

 

「リィン・シュバルツァーの兄弟子の実力、とくと見せて頂きましょう」

 

 ここに《風の剣聖》と完全装備の《鋼の聖女》がぶつかり合う。

 

 

 

 

 その男が現れたのは突然だった。

 

「何やってんだテメエ?」

 

「え……?」

 

 アルカンシェルの舞台上で《月の姫》として没頭して踊っていたリーシャはすぐ目の前から聞こえてきた声に呆けた反応を返してしまう。

 

「しっ――」

 

「きゃあっ!?」

 

 無造作に繰り出された拳がリーシャを捉え、吹き飛ばす。

 

「リーシャッ!?」

 

 共に踊っていたイリアは驚きの声を上げ、公演中の舞台に乗り込んで来た男を睨む。

 

「アンタッ! 何してくれるのよっ!」

 

 舞台を穢されたイリアは尋常ではない怒気を漲らせるが、その男は無視して辺りを見回しリーシャに話しかける。

 

「何の冗談だこれは?」

 

「ぐ……《痩せ狼》……」

 

 壁に叩きつけられたリーシャはその壁を支えに立ち上がって乱入者、《痩せ狼》ヴァルターを睨む。

 

「どうして……」

 

「どうしてはこっちの台詞だ。《銀》」

 

「っ――」

 

 突然の出来事に固まっている観客たちや出演者を前にヴァルターはリーシャの秘密を暴露する。

 

「東方人街の魔人《銀》。伝説の凶手――“殺し屋”であるお前がこんな場違いな場所で何をしているんだ?」

 

 その言葉は静まり返ったホールに大きく響き渡る。

 

「リーシャが殺し屋……?」

 

「あの男、いったい何を言っているんだ?」

 

 戸惑う観客たちの声にリーシャは足元が崩れて行く感覚に陥る。

 その反応にヴァルターは口角を上げる。

 

「少し見ていたがお前何様のつもりだ?」

 

「――めて」

 

「煌びやかな舞台の上で別の誰かになれたつもりか? はっ! その骨の髄まで染まった人殺しの技で賞賛を得るのがそんなに楽しいのかよ?」

 

「やめて……」

 

 耳を塞ぎリーシャは突き付けられた欺瞞から耳を塞ぐ。

 

「お前、弱くなったな」

 

 そしてヴァルターは更に現実を突きつける。

 

「技術とかの問題じゃねえ。心構え、さっきの一撃もお前が《銀》なら余裕で躱せていたはずだ」

 

「それは……」

 

 言いたい放題になっているリーシャにヴァルターは肩を竦める。

 少しは反発してくると思っていたが、予想以上にナマクラになっていた彼女に失望する。

 

「まあいい」

 

 そう言って無造作にヴァルターは震脚をその場に打つ。

 その一撃は壇上に亀裂を走らせ、アルカンシェルそのものを地震が起きたと錯覚させる程に震動させる。

 

「何を――」

 

「今からここをぶっ壊す」

 

 言いながらヴァルターは《銀》の降魔刀を何処からともなく取り出し、彼女の前に投げる。

 そしてホールの入り口から結社の兵が雪崩れ込んで来る。

 

「ふはははっ! アルカンシェルはこの僕っ! ギルバート・ステインが占拠した!」

 

 彼らはアサルトライフルを掲げると天井に向かって威嚇射撃を始める。

 

「きゃああああああっ!」

 

「じゅ、銃だっ!?」

 

「銃を持っているぞ!?」

 

 それまで何処か舞台上での芝居だと思っていた観客たちは彼らの銃撃に驚いてようやく逃げ始める。

 

「はーはっはっはっ! 僕は今、輝いているぞっ!」

 

 逃げ惑う観客たちにギルバートは悦になり、ヴァルターはそんな彼を一瞥することもなくリーシャに向き直る。

 

「それが嫌なら本気で来な」

 

 リーシャはヴァルターと降魔刀、そして出入り口に我先に殺到する観客たちを順番に見回す。

 

 ――いつかこんな日が来るのではないかと思っていた……

 

 “銀”の部分がリーシャの領域を壊す。

 兆候はあった。湿地帯でロイド達に仮面の下の素顔を見られてしまった時、以前は《銀》の秘密を守るために迷わず殺すことを考えられた。

 しかしロイド達を見逃し、舞台に拘ってしまった。

 無理を通した結果、受け継がれてきた《銀》の秘密を衆人環視の白日に晒すことになってしまった。

 ロイド達の口封じをできなかったように、今のリーシャには《銀》の秘密を守るため、ここにいる全ての目撃者を殺し尽くすことはできない。

 

 ――ごめんなさい。お父さん……

 

 心の中で《銀》を託してくれた父に謝る。そして、リーシャはイリアに視線を向けて――

 

「イリアさん?」

 

 向けた先に彼女の姿はなかった。

 探してみればすぐに見つかる。

 

「イリアさんっ!?」

 

「ちょっとアンタ! うちのリーシャに何やってくれてんのよ!?」

 

 ヴァルターの背後を取ったイリアは彼の肩を掴み、強引に振り向かせると同時に腕を一閃。

 強烈なビンタがヴァルターの頬を叩き、彼のサングラスを弾き飛ばした。

 

「イリアさんっ!?」

 

 狂暴な猛獣に手を上げたイリアにリーシャは血の気が引く。

 

「――先に死にたいみたいだな」

 

「っ――」

 

 ヴァルターの目に危険な光が宿る。

 それを見てリーシャは駆ける。

 ヴァルターが無造作に、それでも常人なら容易く殴殺できる拳を放つ。

 その魔の手から救うべく、リーシャは手を伸ばし――二人は揃って天井まで投げ飛ばされた。

 

「なっ!?」

 

「え……?」

 

 高く舞った二人は何が起きたか理解できず、それでもすぐに姿勢を制御して危なげなく着地する。

 

「テメエ……」

 

「イリアさん……」

 

「どうしてくれるのよ、あんたのせいで舞台が台無しよ」

 

 その言葉にリーシャは息を呑み、俯く。

 

「はっ――」

 

 ヴァルターは鼻で笑い、警告もなくイリアに殴りかかる。

 

「あ――」

 

 リーシャが止める間もなく肉薄したヴァルターは先程と同じ速度で拳を放つ。

 

「役者におさわりは厳禁よ」

 

 対するイリアは半身を逸らしてヴァルターの腕を取り、舞うように体を入れ替え、次の瞬間ヴァルターを床に叩きつけていた。

 

「――どんなものよ? リーシャとリィン君に教わった“化勁”って奴は」

 

「…………そんな“化勁”、私教えてません」

 

 誇らしげに胸を張るイリアにリーシャは呆然と首を振る。

 

「クク、なかなかやるじゃねえか」

 

 床に勢いよく叩きつけられたヴァルターは何の痛痒も感じない動きで立ち上がるとイリアに向き直る。

 

「今の《銀》よりもよっぽど食い応えがありそうだな」

 

「――っ」

 

 ここまでリーシャに向けられていたヴァルターの殺気がイリアに向けられる。

 それまでの遊びではない殺意に流石のイリアも息を呑むが、余裕の顔を崩さずに応える。

 

「それはどうも――って言うかさっさと帰ってくれないかしら?

 これから私たちは《月の姫》が実は暗殺拳の使い手だって設定を付け加えないといけないんだから」

 

「イ、イリアさん!?」

 

 突然の提案にリーシャは狼狽える。

 

「何よリーシャ? あなたもしかして舞台を降りるつもり?」

 

「それは――だって仕方がないじゃないです! 私は《銀》で、これは私の因果が巡って来たせいで――」

 

「そんなの関係ないわ」

 

 リーシャの言い訳をイリアは遮る。

 

「リーシャ、あなたは舞台を続けたいの? 続けたくないの? どっちなの?」

 

「イリアさん……」

 

 二択を迫るイリアにリーシャは即答できなかった。

 

「おいおい、俺を無視してんじゃねえよ」

 

 しかし、答えを出す前にヴァルターが二人の邪魔をする。

 

「ふん! 暴漢と話すことなんてないわよ。来なさい足腰が立たなくなるまで転がして上げるわ」

 

 ステップを踏みイリアはヴァルターを挑発する。

 戦闘面においては素人のはずなのに、醸し出す空気は一流と変わらない。

 普通なら敵わない相手。

 しかしイリアならと、リーシャは淡い期待をしてしまう。

 “舞”が“暗殺拳”を上回るリーシャが舞台に感じた可能性。

 

「強気な女だ……嫌いじゃねえぜ、お前みたいな女は」

 

「私は芸術を分からない男はお断りよ」

 

「はっ――」

 

 三度、ヴァルターがイリアに向かって拳を振る。

 軌道も速度も同じ。

 イリアは臆することなく、突き出された拳を舞いで吸収し――切れなかった。

 

「なっ!?」

 

「素人が、調子に乗り過ぎだ」

 

 ヴァルターの拳はイリアの“化勁”を物ともせずに突き破り、彼女の身体を捉え大きく吹き飛ばす。

 

「………………イリアさん?」

 

 壁に叩きつけられたイリアにリーシャは呆け、すぐに眦を上げる。

 

「ヴァルターッ! よくもイリアさんを――」

 

「はっ……何をそんなに憤っているんだ?

 これはお前がリィン・シュバルツァーにしようとしていたことと同じことだぞ」

 

「っ――」

 

 ヴァルターの指摘に降魔刀を掴んだリーシャの動きが鈍る。

 その動揺の隙にヴァルターは肉薄し、リーシャの剥き出しの腹を叩く。

 

「がは――」

 

 膝を着くリーシャをヴァルターは見下し、再び震脚を放った。

 

「あっ――」

 

 先の震脚以上の鳴動が建物全体に響き、ヴァルターを中心に走った亀裂は地面だけではなく壁や柱にまで及ぶ。

 

「次の時までにちゃんと“凶手”に戻っておけ《銀》」

 

 そう言ってヴァルターは踵を返す。

 そして崩落が始まった。

 

「ま、まずいっ! 撤退だ、逃げろっ!」

 

 崩れ始めた天井に真っ先に反応したギルバートは部下を引き連れ、歩くヴァルターを追い越して我先にアルカンシェルから脱出する。

 

「………………私のせいだ……」

 

 去って行く無防備な背中があるのに、リーシャは打たれた腹を押さて蹲る。

 ヴァルターの指摘は正しい。

 依頼されたからという理由だけで幼子の命を狙ったことは何もリィンだけではない。

 リーシャとして、そして引き継いだ“銀”として様々な命を刈り取って来た“業”。

 ヴァルターはその“業”に引き付けられてきたに過ぎない。

 

「…………これが罰……」

 

 そして舞台の上に設置されていたシャンデリアが建物の崩壊に合わせてリーシャの頭上に落ちた。

 

「リーシャ姉っ!」

 

「リーシャ君っ!」

 

 シュリや劇団長の叫びに反応することなくリーシャは――

 

「リーシャッ!」

 

 誰かが叫び、リーシャを突き飛ばした。

 

 

 

 

 クロスベル国際銀行前。

 煌々としたビルをバックにシグムントは彼らを睥睨する。

 

「どうした? この程度か?」

 

「くっ――」

 

「まあ、こんな所か。非力ながらも食い下がった根性は褒めてやろう」

 

 這いつくばり、膝を着く特務支援課の面々にシグムントは期待外れだったとため息を漏らす。

 

「やはりリィン・シュバルツァーのような男は早々現れないか」

 

 その呟きに特務支援課の面々は体を震わせる。

 

「まあいい。時間だ……」

 

 気を取り直してシグムントは振り返る。

 次の瞬間、IBCのビルの最上階が爆発し、それに連鎖するように次々とビル内部で爆発が起こる。

 

「きゃああっ……!?」

 

「っ……!」

 

 爆風と熱は特務支援課の元まで届き、ガラス片が雨の様に降り注ぐ。

 

「叔父貴ィィィィィッ!!」

 

「ククク……ハーッハハハハハッ!!」

 

 哄笑するシグムントに特務支援課の面々は圧倒されるように気押される。

 

「くそっ!」

 

「ロイドさんっ!?」

 

 飛び出したロイドにクルトは声を上げる。

 圧倒的な力の差。止められなかった暴挙。そして年下の少年を引き合いに出されて比べられた惨めさ。

 それらの憤りと己の無力さを痛感し、それでもと言わんばかりの無謀な突撃。

 

「うおおおおおおおっ!」

 

 最後の抵抗は――

 

「――――え……?」

 

「どうしたそれで終わりか?」

 

 仁王立ちでロイドのトンファーを腹で受け止めたシグムントは微動だにせず、彼を見下ろした。

 

「くっ……兄貴、俺に力を貸してくれ」

 

 闘気を燃え上がらせてロイドはトンファーを押し込むように力を込める。

 

「今、家族の名前を口にしたか?」

 

 そんなロイドを嘲笑うかのようにシグムントは話しかける。

 

「まずいロイド離れろっ!」

 

「覚えておけ。戦場で家族の名前を叫ぶというのは、甘ったれがすることだ」

 

 ランディの忠告は空しく響き、シグムントの斧がロイドに振り下ろされた。

 

「――ぁ――」

 

 がくりと膝を着き、ロイドはその場に崩れ落ちる。

 

「ふん」

 

 シグムントは踵を返すと、上空を駆け抜けていく飛行艇に飛び乗った。

 

「あれはヴァルド!?」

 

「マインツ山道でランディ先輩と戦っていた男もいます」

 

「それにあれは……まさか《槍の聖女》?」

 

 甲板に佇む今回のテロの首謀者たちをワジ達は見送ることしかできなかった。

 そして、倒れたロイドに仲間たちが集まる。

 

「ロイド、ロイドっ!?」

 

「おい、しっかりしろ!」

 

「返事をしてください」

 

 仲間たちの声は遠くにして、ロイドは意識を失った。

 

 

 





原作変更点

ザックス
 ランディが《赤い星座》にいた頃に率いていた部隊の部下。
 リベールでリィンに惨敗したことで己を鍛え直してランディの後釜として一部隊を任される。
 リィンの打倒を目指し、ついでにランディを超えて次代《赤い星座》を担うことに燃えている。

ベルゼルガー・ツヴァイ
 二つのブレードと二つのマシンガンを重ね合わせた大型ブレード。

「あの時のリィン・シュバルツァーはこんなものではなかっただろ!? 負けたままで良いのかランドルフ!?」



アリアンロード
 捨て身であることをやめ、デュバリィに教えた盾技を解禁する。
 捨て身をやめたはずなのに何故か攻撃力も増している理不尽。

「どうしました? 貴方はリィン・シュバルツァーの兄弟子にして“八葉一刀流”の剣聖なのでしょ?
 ならば疾くと立ちなさい。リィン・シュバルツァーは立ちましたよ」


ヴァルター
 原作シャーリィと違い、リーシャに求めるのは受け継がれていた《銀》としての顔。
 リベールの時から腕を上げたかと期待していた。
 今のリーシャは確かにスペックは上がっているが、舞台に執着しているため《銀》として纏っている殺意が薄れてしまっています。

「凶手風情がリィン・シュバルツァーの真似ごとか? 笑わせるな」



シグムント
 ロイドの甘ったれな部分を的確に見抜き、欺瞞を突きつける。

「気持ちだけで力のない“正義”など、負け犬の遠吠えに過ぎん……
 お前達にリィン・シュバルツァーと同じことをするのは到底無理な話だ」



  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. よみあげ
  11. 閲覧設定

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧 ※ログインせずに感想を書き込みたい場合はこちら
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。