一夜明けた今日
街は修復工事に明け暮れ、各地に警備の兵が歩き回っている。
・・・・取り敢えず情報がほしい。
どこかに図書館はないだろうか
服は奪っておいたのあるから良いとして、金は・・・まぁまたシアハぶん投げて荒らせば良いか、てゆーか魔王城の金庫にアホみたいにあったし戦後ドイツ見たく札束風呂でようやくものかえるぐらいの物価じゃなきゃ国家予算持ってるようなもんだしな。
良く考えれば資料はちゃんとしているのだろうか大方歴史改編されてそうだなぁ。
まぁ金属と魔法の概念の確認だけで良いか。
普通のレンガ造りの箱?
まぁ要塞都市なだけあってどこもかしこも似たようなものになってるから分かりづれぇ。
ここが図書館というか資料庫らしい。
・・・静かだ。
いやおかしいだろ、誰もいねぇ。
まぁええか、じゃあ全部死ぬまで借りましょう♪
えーと大陸とかの地図だろ、金属というか鉱石だろ、魔法関連だろ。
ん?妖精?ファンタジーだなぁ、姉さん好きそうだし瓶詰めした妖精とかあったら良いかな?借りよ
・・・対消滅魔法
対消滅エンジン
ネオグラ
これは借りねば。
ん?薬草図鑑か、これも良いな借りよ。
軍需系はないかぁ。
まぁ、今日はこれでいいだろ。
無人の倉庫を空き巣した後ドアノブを一応爆弾に変化させておきすぐにそそくさと街に溶け込む。
聞く話はどれもこれもちんけなもんだ。
いや、魔王と勇者が相討ちしたという噂は広がっているのか。
近々王国首都から三千人で無人の魔王城視察とは。
そういえば国とか大陸が良くわからんな、ここどこだ。
魔王城近場の要塞都市としかきいてねぇ
そういや税金回収の役所は爆破しておくか、変に調べられても面倒だしなうん。皆殺しだ資料もすべて爆破しよう。
大通りをまっすぐ進んで中央部のひときわ大きい建造物。
確かこれ、うん。
裏からはいる扉のドアノブを爆発し、鍵を強引に開ける。
すぐに腕だけ突っ込んでシアーハートアタックを射出。
後は冷えた紅茶でも飲みながら待てば処分完了ですはい。
裏扉のある方の煉瓦を爆弾に変換しすぐに退散して正面玄関に向かう。
あぁ~爆発する音ぉ~
悲鳴と同時に逃げ惑う職員や街の人たち。
いや~実に愉快だね。
せっかくあの地獄を潜り抜けたのに今度は自分達のいるところが地獄の中心なのだから。
とはいえ今回は対応が早いな。
街の衛兵の他にちょっと奇抜な連中、まぁあれも冒険者というか勇者と同じタイプの連中なのだろう。
だがな、シアーハートアタックは無敵だ。
貴様らのようなやつらに何が
何が
出来ちゃうかも。
やべぇ、どうしよ、変に重力魔法とかやられたらどうしよ。
キラークイーンの射程なんてたかが知れてるぞ。
直後一際大きな爆発が起こり、爆風が一部の壁は吹き飛んだ。
天は味方しているよ
空いた壁の穴からあいつらが見える。
明後日の方向に斬り続ける剣士、無意味に広範囲を電撃で凪ぎ払う魔法使い二人いやー愉快愉快。
だが満身はせんよ。
袋から一枚の金貨を爆弾に変化させ、キラクイに持たせる。
こんな人混みからコイン一枚飛んできたところで確認できるか。
弾き飛ばされたコインは魔法使いの一人に触れ、魔法使いは膨れ上がって爆破した。
勿論行動を止めた剣士はシアハにもう一人の魔法使いはもうひとつのコインで爆破。
こっちに向かってくるシアハ。
声は聞こえるため住人や衛兵はすぐさま反対方向に向かって走り出した。
あ、やべっ、人混みの中央だからながされっ
あかんっ
邪魔だ!!
爆弾にした石ころを投げ捨て爆破させる。
自分はキラクイでガードするけど回りは普通に破片とかを食らって重傷者多数。
右往左往する人間を抜けながらゆっくり裏扉へ移動する。
裏扉にはなにやら血飛沫があった。
あの短時間でか
すぐに倉庫まで走り、書類を調べる。
重要そうなものは全部回収し残りは全部爆破!!
適当に松明を投げ捨て邪魔なのも全部焼き払う。
戻ってきたシアハをつかんで燃えているところへ投げつけては爆破して回収しすぐにまた別のところに投げつける。
あらかたの書類を排除した後開いた穴からこっそり抜け出す。
隣をすり抜けていく無数の衛兵。
もうなにもないと言うのになぁ。
取り敢えずこれで数日はぐっすりと眠れる。
次回 這い寄る爆弾