静かな世界
ただ木々が立ち並ぶだけの世界
こんな無意味なところになぜ来る必要があったのだろうか。
どれもこれもアイツだ
あの姉さえ
邪魔しなければ
のんびり寝てるだけで落ち着けるのに
あぁ、憎らしい
あやちっち
(´・ω・)
そういや、あいつのくれたゲーム溶かしきってなかったな
あやちっち
あやちっち
らぁめん
「っぶはっ」
やっぱありゃねえよなぁ
長
い
黒い森を歩き始めてはや十分
結構早いつもりだったが
不思議なものだな
まぁ、もう目視で見えるところだし、別にいいか。
「・・・留守か?人気がしない」
燃やしとくか。
いや、ドアノブでも爆弾にするか。
また明日か。
翌日
「爆破跡・・・・でも薪が新しいし死んでないか」
そっとドアを爆弾に今日も帰るか。
翌日
「・・・うわー、窓が木っ端微塵、触れやがったな」
それでもなんか、本が置かれてるし生きてるんだろう。
今日もドア前の石ころを爆弾に変えて帰る。
翌日
「・・・」
地面が抉れてる・・・
帰るか
「オイコラ」
?
「・・・・気のせいか」
明らかに上から聞こえたけど聞こえないフリしとこ
「毎日毎日、なんか、来たら帰ってそのあとになんか爆発もして、あの男といいなにさ、異世界人は自分勝手なの?」
・・俺じゃない、あいつらのことだろ
「帰るか」
目的なんて忘れたけどいいや
「・・・もう許せない、あんた・・・・・」
もう、キラークイーンの能力で爆弾になってるんだよな、そんなちんたら詠唱されましても
「・・・・」(無言の点火)
あ、やべ。
思い出した
聞きたいことあったんだ
「・・・・首しかねえな・・・」
「生きてるわよ」
・・・・まじかぁ
「じゃあ話でもしようか、お嬢さん」
「・・・・吐き気がするわ、その眼」
「それはどうも、たしか、賢者なんだって?キミ」
「えぇ、私はこの大陸二番手の賢人r「覚える気無いから」・・・」
さて、何を聞きたかったっけ
「・・アンタ、災難だったね」
「・・読心系の魔術の発展か?それとも変異か」
「これは変異種よ、これのせいで若い頃はひどい目にあったわ、で、あぁ、他の転生者と天元の魔術師ね・・・」
わーはなしはやい
「えぇ、まずは彼ね、あの男は貴方より前に来た転生者、持ってきた能力は『無限魔力』『才能値限界無し』まさに元凡人がへんに夢見たものね、とはいえ所詮平和な世界にしか居なかった凡人、無駄な優しさや下らない顕示欲にまみれてか・・・えぇ、彼に魔術を教えたのは私」
・・・・どこまで見ている
「前世含めざっと三億年」
「覗くな」
「勝手に爆弾置くのもどうかと思うわ」
人前で再生するやつがあるか。
まぁ、やったの俺だけど。
「そうね、じゃあ次、他の転生者ね、私が知りうる限りだとざっと10人、とはいえ、システムからしてもっといるわね」
システム?
あぁ、他の神がいて別の世界から呼んでるのか。
馬鹿なのだろうか、そんなことしたらいつか
「もう、現在進行形で会ってるわよ」
「そうなん」
「えぇ、少し前にあなたが爆破した魔王は元転生者、はじめは正義感だらけだったけど、死への恐怖からかしら、それから魔王のガワを使って魔王になって人類を滅ぼし始めたわ」
「そうか、いやだなぁ、転生者祭りとか、とりあえず全裸じゃ寒いだろ、家はいるか」
「爆破したの貴方ですよね」
マントを彼女に与えたあと、ボロボロの家の扉を蹴り飛ばした。
「ちょっ」
次回 賢者 Rさん