火継ぎレOプ!不死人と化した先輩   作:ウルトラネオン

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21.

魔術師グリッグスを祭祀場で休ませた先輩達は最下層に辿り着き、既に探索を始めていた。初めは特に何もなく、階段を降りていったのだが………

 

野獣「数が大すぎぃ!」

 

行き着いた場所には何人もの亡者や人面犬がいたのだ。最初は先輩達4人でも対処できる程であったが、徐々に数が増えていきいつしか亡者や人面犬が何処からでも湧いて出てきていた。

 

野獣先輩はガーゴイルの盾で殴ったり投げたり、MUR先輩は閣下の顔に変貌しガーゴイルの斧槍を使っての空手武術や口から大出力レーザー、KMRは飛竜の剣で、亡者は火炎壺や投げナイフといったそれぞれが得意とする技で迎撃するも

 

人面犬「ワン、ワン、ワン」

 

亡者A「ダイナモ感覚!」

 

亡者B「ダイナモ感覚!」

 

亡者C「YO!YO!YO!YO!」

 

亡者「DJDJ…」

 

人語を話さない犬とキOガイ亡者達が次々と押し寄せてきた。

 

MUR「何言ってんのか全然分からんゾ!」

 

KMR「理解しないほうがいいかと!」

 

亡者「あかん!これじゃワイら押し潰されるぅ!」

 

先輩達が悲鳴を上げたその時、奥から何かを叩きつけたかのような大きな音が鳴った。それにつられたのか亡者や人面犬達は一斉振り返り音が鳴った方向に走っていった。

 

亡者「な、なんや一体」

 

野獣「よく解んないです…」

 

すると、音がした方向から次はグチャッととてもグロテスクな音が響き渡ると断続的にグロテスクな音が鳴った。

 

その音に理解が追いつかなかった先輩達は目を凝らして奥の方を見ると、何やらずだ袋を被った2mはありそうな筋肉マッチョがその手に持った巨大な鉈で亡者や人面犬を潰していたのだ。

 

迫り来る亡者と人面犬を素早く、そして容赦なく叩き潰した。しだいに亡者と人面犬の数が減っていき、遂には亡者と人面犬は涌き出ることはなくなった。部屋中血まみれだけど。

 

亡者「な、なんやアイツ1人で全部倒しよったで」

 

野獣「はぇ〜スッゴい」

 

先輩達がずだ袋を被った人物に対して感心しているとずだ袋人がこちらに振り向きおじぎをした。

 

ずだ袋人「どうも、こんにちは。専属調教師のTKYと申します」

 

その言葉と同時にどうも、と先輩達もおじぎを返した。ずだ袋人は特に思う所もないのか淡々と言葉を紡いでいった。のだが…

 

ずだ袋人「今日、調教されるのは君達!果たして君達は私の調教に耐えることができるのでしょうか。それではご覧下さい」

 

と、突然訳の分からない言葉を喋るとある程度はあった筈の距離を一瞬で詰め寄り鉈を振り下ろした。

先輩達は紙一重で回避し、戦闘態勢を整えたがずだ袋人がすかさず鉈を振り下ろしたのだ。

 

ずだ袋人「何逃げてんだYO!そんなんじゃ調教できないだろ!?」

 

野獣「何考えてんのかさっぱりっすね!」

 

亡者「頭イカれてるんちゃうコイツ!」

 

振り下ろされた鉈を避けきる先輩達は愚痴を言ったが、避けられる事に対して感にさわったのか鉈で床に何回も叩いて怒り狂っていた。

 

ずだ袋人「俺の調教を受けられないってか!もう許せるぞオイ!!もう許さねーからなぁ!!」

 

再び向かってくるずだ袋人。流石に今度は見切れたのか野獣先輩は向かってくるずだ袋人に対してクロスカウンターをした。ずだ袋人がよろめくとすかさずガーゴイルの盾で殴り付けるとその攻撃に合わして亡者が火炎壺と投げナイフを投擲し、命中させた。

 

ずだ袋人「アツゥイ!やってくれるねぇ!どうりでねぇ!」

 

野獣「まだまだ行きますよ〜!行きますよ行く行く!」

 

野獣先輩は少し回転を掛けながらジャンプすると火炎壺に苦しんでいるずだ袋人に回転の勢いに任せて盾で殴った。

が、殴られたもののその腕を掴み大きく投げ倒した。

 

ずだ袋人「腕なんか必要ねぇんだよ!」

 

そのまま野獣先輩の腕目掛けて鉈を振り下ろすが野獣先輩の腕は千切れることはなかった。KMRがすんでの所で背後から取り押さえたからだ。

 

KMR「三浦先輩!今です!」

 

MUR「よし!じゃあぶちこんでやるぜ!」

 

KMRが合図を送るとMUR先輩が察したかのように柔道着姿になるとカンフーのポーズを取り続けると顎を大きく外し大出力レーザーをずだ袋人目掛けてKMRごと撃ち抜いた。

 

すかさずKMRは懐にしまっておいたエスト瓶を取り出し一口飲む事で傷を癒し、掴んでおいたずだ袋人を蹴飛ばした。

 

ずだ袋人「痛ってえなおい!」

 

蹴飛ばされた事、レーザーを放たれた事で体の半分が消し炭状態になった事に対して痛ってえなおい!で済ましたずだ袋人。

 

瞬間、ずだ袋人の体に異変が起こった。焼け焦げた肉体からうねうねしたものが湧きだし体を再生していった。

 

亡者「なんちゅー生命力や…」

 

亡者が絶句したと共に半分消し炭状態だったずだ袋人がいつの間にか元通りに戻っていた。ずだ袋人は首を曲げてポキポキ鳴らすと自然的な動きで鉈を投げてきた。

 

が、先輩達はそれを伏せる事で間一髪で避けきった。

 

ずだ袋人「あー、もう頭来た!」

 

努気を含んだ声を発すると懐をゴソゴソかき回すとずだ袋人はあるものを取り出してきた。

 

みんなご存じショットガンである。

 

「「「「はぁっ!?」」」」

 

ずだ袋人「オラァッ!死ねぇっ!」

 

ショットガンを構え発泡してくるずだ袋人。ショットガンが出てきた事に対して驚愕した先輩達だったが、そんな悠長にしてる場合ではなくすぐ射線から外れる事で発泡される寸前に避ける事ができた。

 

MUR「なんでショットガンなんてあるゾ!?」

 

野獣「はぇ〜、スッゴい怖い」

 

亡者「言ってる場合か!」

 

KMR「皆さん!あそこに穴があります!一か八かで飛び込みますか!?」

 

乱射してくるずだ袋人。ショットガンを避けながら提案してくるKMR。この場を潜り抜けるにはもうそれしかほぼなく、意を決して先輩達は机の後ろに隠れていた穴へと飛び込んでいった。

 

それが次のトラウマになるとも知らずに。

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 

ずだ袋人「はぁ…つっかえホンマに」

 

散々ショットガンを乱射したずだ袋人はかなり不完全燃焼だったらしく不機嫌なのか床にショットガンをコンコンも小突いていた。

 

と、すればなにやら亡者が3人ずだ袋人に近づいていた。

 

亡者達「うんちして?君の可愛いうんちが見たいんだ…いいだろ?」

 

久々に登場したうんち提案亡者。それを見たずだ袋人はニタッと笑いショットガンを亡者達に向けた。

 

ずだ袋人「今日、調教されるのは君達!果たして君達は私の調教耐える事ができるのでしょうか。それではご覧下さい。あ、うんちはしないよ?」

 

最後の言葉を聞いた亡者達は自分たちのリミッターを外し全力で襲いかかる。それに対してずだ袋人は勇猛果敢に攻撃していったのであった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

余談であるが、この不毛な戦いは先輩達が火継ぎの試練が終わるまで続いたそうな。

 

 

 

 

 

 

 




ショットガン乱射してくるずだ袋人とか会いたくねえわ
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