火継ぎレOプ!不死人と化した先輩   作:ウルトラネオン

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水着沖田さんはよ


4.

なんやかんやあって北の不死院から火継ぎの祭祀場へとたどり着いた3人だが

 

野獣「アアッ…ウァッ…アァ…」

 

野獣先輩は悶絶していた。

それはほんのちょっと前の出来事だった━━━━

 

KMR「それにしてもスッゴい大きいですね」

 

MUR「こんなカラス見たことないゾ」

 

恐らく今目の前に現れた大きなカラスが上級騎士が言っていたやつだろう。カラスはMUR先輩と野獣先輩の背中を掴もうとし、KMRを口で咥えて飛行しようとしたが……

 

野獣「ア゛ア゛ア゛ア゛ァ゛ァ゛ァ゛ァ゛

ア゛ア゛ア゛ア゛ア゛ア゛ア゛ァ゛ァ゛ァ゛ァ゛ウ゛ア゛ア゛ア゛ア゛ア゛ア゛ァ゛ァ゛ァ゛ァ゛ァ゛ァ゛ァ!!!!」

 

MUR先輩は背中を足で掴んでいたが、野獣先輩だけ股間部分を掴まれ目力先輩になるくらいとても悲痛な叫びをしていた。

 

無論カラスに運ばれているのでKMRとMUR先輩はどうすることもなく耳を塞いでいた。しかも北の不死院から火継ぎの祭祀場まで数十分かかるので地獄の拷問と絶叫が絶え間なかった。

 

KMR「先輩大丈夫ですか?」

 

MUR「野獣大丈夫かゾ?」

 

野獣「駄目みたいですね(即答)」

 

野獣先輩は土下座をしながら股間を抑えてKMRとMUR先輩に答えた。実に情けない姿である。

 

???「あんたら何者だ?」

 

KMR「えっ?」

 

2人が振り替えると壁に座り込んだ人物がいた。かなり根暗な顔をしている。

 

???「だからあんたら何者だと聞いてるんだ」

 

MUR「俺は三浦、こっちは木村で悶絶してるのが野獣っていうゾ。あんたはなんて名前なんだゾ?」

 

???「俺か?俺は………好きに呼ぶといい」

 

MUR「じゃあ根暗のおやっさんで」

 

KMR「いや流石に失礼なんじゃ…」

 

根暗「ネクラか…まあ何でもいいさ。それよりあんたらは何しにここに来た?見たところ亡者になりかけてるが…」

 

MUR「騎士さんに言われてここまで来たんだゾ」

 

根暗「は?騎士?誰だそれは」

 

あまりにも説明不足だったのでKMRが今までに起こった経緯を詳しく説明した。

 

KMR「…………というわけです」

 

根暗「ハッ、あんたらも不死の使命を果たしに来たのか。だがあんたらはホントに果たせるのか?」

 

MUR「どういうことだゾ?」

 

根暗「不死の使命……言うのは簡単だが実際はそうでもない。この先には亡者や怪物や化け者がうじゃうじゃいる。それにここ最近は妙におかしくなってきている」

 

KMR「どういうことですか?」

 

根暗「前なら絶対に喋らない筈の亡者が喋りだし、ダンスをしながら襲ってくるカエルもいりゃぁ、鞭を持った騎士がいる。こんなことはなかった筈だ」

 

KMR「世界観がわからない…」

 

根暗「俺も力及ばずだ。それをあんたらにできるのか?」

 

KMR「僕達にはまがりなりにも騎士さんに恩があります。その恩を返す事くらいはしないと」

 

根暗「それはいい心がけだ。だがあんたらは行く道も知らない。だろ?」

 

根暗のおやっさんにそう言われるとKMRは黙りこみMUR先輩も少し顔を落とした。野獣先輩はまだ悶絶しているが。

 

根暗「ハァ…ここのすぐ右にある階段から道なりに行け。ここからかなり先だが鐘はある」

 

それを聞いたKMRとMUR先輩は顔を上げパァっとした顔になった。根暗は続けて言った。

 

根暗「だが鐘の前にガーゴイルが道を塞いでいる鐘を鳴らすにはそいつを倒す事だな。後、野獣といったか…そいつを篝火に休ませてやれ。見ているこっちが痛い」

 

KMR「あの篝火っていうのは…」

 

根暗「あの剣が刺さってる所だ。そんなことも知らないのか?」

 

MUR「あれは野獣がいつも引っこ抜いてたゾ」

 

根暗「はい?なんて?」

 

MUR「だから引っこ抜いてたゾ」

 

根暗「えぇ…」

 

MUR先輩の話を聞いた根暗はあまりの事だったので顔を抑えていた。

まあ、当たり前だよなぁ?

 

KMR「………とりあえず先輩を休ませますか」

 

MUR「そ、そうだな」

 

野獣先輩を篝火に引きずって連れていかせると篝火に火が灯り野獣先輩はみるみる回復していった。

 

野獣「あれ!?体が楽になりましたよ!foo↑」

 

KMR「よかったですね!」

 

野獣「所でさっきなんの話してたんすか?俺も混ぜてくれよな〜頼むよ〜」

 

MUR「そこからかゾ…」

 

野獣先輩の声を聞いた途端、根暗はすぐ顔を上げ野獣先輩を詰め寄り━━━━

 

根暗「お前何て事をしてんだっ!」

 

と大声を上げた

 

 

 

〜1時間説教タイム後〜

 

根暗「いいか!?もう二度と篝火の剣を抜くんじゃないぞ!分かったな!!でないと火防女に意識を失うまで殺されるからな!!!!」

 

野獣「大丈夫っすよ!バッチェ分かりましたよ!」

 

根暗のおやっさんが真剣に、そして激しく言った中野獣先輩は屈託のない笑顔で返事をしていた。

 

根暗「お前らもコイツが何かやらかしそうになったら止めろよ!!」

 

KMR「ハ、ハイ」

 

MUR「わ、分かったゾ」

 

根暗「ハァ…」

 

根暗のおやっさんは少々不安な顔をしていた。

 

野獣「んじゃまっ!行ってきますんで!」

 

根暗「あ、ああ」

 

根暗のおやっさんは不安な顔をしながら3人を見送った。

 

 




根暗のおやっさんは青ニートだよ☆
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