牛頭のひでーモンに落下死させられた3人は死んだ影響で火継ぎの祭祀場へと転送されていた。
されたのだが……
亡者「はぁ…つっかえんわあのデーモン」
野獣「………なんでお前がここにいるんだよ」
亡者「えっ?俺も不死人やからやけど?まさか知らんかったの?嘘やろ?アホやろ?」
野獣「お前の事情なんか知るわけねぇダルぉぉぉ!!!??」
KMR「先輩、落ち着いたほうがいいですよ?」
野獣「foo↓…」
野獣先輩の怒りはどこから来ているのかと言うと前の話を見れば分かると思うがこの亡者に煽られたのである。怒るのもしょうがないよね。
野獣「次煽ってきたら容赦しねぇからなぁ〜?」
亡者「わしいつ君に煽ったっけ?」
と、とぼけた顔で言いった。その言葉を聞いた瞬間野獣先輩は青筋を立て般若の顔へと変貌し
野獣「てめぇもう許さねぇからなぁ!?」
KMR「先輩!?まずいですよ!?」
木片の盾を握りしめ殺意を放ちながら襲いかかろうとしたが、KMRによって抑えられた。この先輩短気である。
野獣「よせっ!木村!HA☆NA☆SE!!」
木村「この人を殴った所でどうせ復活するんで時間の無駄です!それよりもこの人からこの世界の事聞いたほうがまだ有意義ですよっ!」
野獣「………チッ!」
忌々しく亡者を見ながら落ち着きを取り戻した野獣先輩。
それを見てゲラゲラと笑う亡者を見て再び怒りが湧いてきたが今度は冷静になるのが早かった。
MUR「なあ亡者さん、さっきいたあの腹立つ顔をした生き物ってなんゾ?」
亡者「生き物ってあのひでーモンのことかいな?」
MUR先輩が同意するように頷くと亡者は手を出してきた。
MUR「なんゾ?」
亡者「聞きたかったらまず誠意っちゅうもんが必要やな」
MUR「お金は持ってないゾ」
亡者「はぁ?金なんかいらんわ。ソウル寄越せやソウル」
MUR先輩は頭を傾げると亡者がクソでかため息を吐くと
説明してくれた。
要は、この世界の生物を殺害するとその生物の魂、ソウルが体の中へと流れ込む。そのソウルを寄越せとの事。
MUR「でもどうやって渡すんだゾ?」
亡者「そこは同意があれば後はこっちがやったるわ」
MUR先輩が頷くと亡者はMUR先輩の胸に手を当てMUR先輩から出てきた霧状の物が亡者に流れ込んでいった。
流れ込んでいったのだが……
亡者「うせやろ!?ソウルが200しかないってどういう事なん!?」
KMR「何か問題が有ったのですか?」
亡者「問題も何もこれくらいしかないとかホンマつっかえんわ〜…。せっかく人間性も99個集めたのに…つっかえんつっかえん」
話が分からぬまま罵倒されたため池沼の顔をしているMUR先輩をよそに、KMRがある疑問を抱いた。
KMR「?人間性ってなんですか?」
亡者「あん?人間性っていうのはお前らみたいなひょろひょろ状態から元の姿に戻す事ができる素晴らしい物なんや!ソウルもたくさんあれば強くなれるのに…はぁ…(クソでかため息)」
亡者がクソでかため息をすると野獣先輩にある閃きが起こり野獣如き眼光を光らせた。
野獣「木村ァ」
KMR「どうしたんです?」
野獣「殺っちゃう?殺っちゃいましょうよ!」
KMR「え、それは…」
MUR「いいゾ〜それ!」
野獣「いいっすかぁ!foo↑!」
亡者「君ら何話してるん…?」
亡者がそう言うと野獣先輩とMUR先輩が亡者に振り向き手始めに野獣先輩が盾を投げつけて亡者を殺害した。
人間性を獲得しました
野獣「はぇ〜これが人間性なんすね」
MUR「なんだか不気味だゾ」
亡者から落ちた人間性をまじまじと見ているとすぐ側にある篝火で先程殺害された亡者が復活し
亡者「ちょっとまって!?どういう事なんコレ!?」
半分怒り、半分困惑状態の復活した亡者が2人に詰め寄る。
野獣「確か……後人間性が98個あるんでしたよね?」
野獣先輩がさらに眼光を光らせて亡者に問うと
亡者「え…まさか…うせやろ?」
と震えた声で答えた。
野獣「散々煽って来て……怒らせてくれるねぇ!おじさんの事をねぇ!」
亡者「い、いや!いくらなんでも殺す事は…」
MUR「(殺されるのは)当たり前だよなぁ?」
亡者「ちょ、ちょっと待ってください!助けて!」
KMRの方に視線を合わした亡者だったがそんな懇願するような顔をしていた亡者をKMRはそっと視線を外した。
MUR「もう抵抗できねぇからなぁ?嬉しいダルォォォ!?」
野獣「殺りますねぇ!殺ります殺ります!」
亡者「あああああああああああ!!!!!?????」
その後、亡者は崖に落とされたり他の亡者達に殺させたり篝火の火で亡者をキャンプファイヤー等今まで煽られてきた分の怒りを先輩達は盛大に亡者にぶつけたのでたあった
余裕があれば人物紹介でもするんで許してください!何でも許してください!