火の無い灰はどうやらゴブリンスレイヤーの世界に来たようです   作:ロッキード

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今回は多分ネタ回です。
元ネタがわかる人は分かるのでは??w
車輪盾の無印の方は強いんです!w
ということでどうぞ!


第4話 全裸車輪盾

今回は軽量化をしつつ、洞窟のような所で使いやすいのを選んでみた。

最低でも頭は守るために防具をかぶり、後は何も付けない。

下着は付けないとまずいので付けてはいる。

ギルドに入ると真っ先に受付嬢が驚きながら言う。

「へ?は?え、えっと王狩りさんですよね??」

「そうだ。よく分かったな。」

「あぁ……その装備は…………?」

「まだ試験的な運用だ。これでずっと行く訳では無い。」

「よ、良かった……。そんな格好で毎日来られたら精神が持ちませんから……」

そんなことを話していると、ゴブリンスレイヤーと神官がやってくる。

神官も同じような反応をしたが、ゴブリンスレイヤーだけはなんか違った。

「ゴブリンの武器には毒がある。それでは危険だ。」

「大丈夫だ。これを見ろ。」

木箱から苔玉を出す。

「これは食べれば毒をかき消せる。猛毒であるならば、この花の着いた方を食べる。そうすれば、どんなに体に毒が回っていようと問題は無い。」

そんなことをいうと、また神官が何かを思い詰めた顔をしている。

「あの時、そういったものがあれば…。あ、いえ何でもないです!」

若いのだ、多少のことで思い詰めるのは仕方がない。

そして神官なのだ。余計に思い詰めてしまうのだろう。

「全く…隙あらばだな。これからそうならないようにすれば良い。過去は変えられるものだ。」

「すいません…そうですよね…!」

この時受付嬢は思った。

そんな裸で車輪を2つ持った変な格好の人に言われてもどんな表情で聞けばいいんだと。

そんな思いは他所に火の無い灰の彼はゴブリンスレイヤーとゴブリン退治のために洞窟へと行く。

「やはり暗いな。先頭は私が行く。光と後方の支援は頼んだぞ。」

「あぁ。」

「は、はい!」

そして進むとゴブリンの集団がこちらに駆けていく。

数はかなり多い。

「こんなに…!?一旦下がった方が…」

少し下がっていろと言い、車輪盾を持ち敵の元へ向かう。

そして敵が来たところで車輪を回し、攻撃をする。

その攻撃力は凄まじく、ゴブリンの集団を薙ぎ払うようにやられていく。

敵の攻撃も元々はこの車輪は盾であるため、攻撃を阻まれて届かない。

それを見たゴブリンスレイヤーは我慢できなかったのか、ゴブリンへの攻撃が始まる。

戦法を見れば分かったのだが、かなりよく考えているものだ。流石ベテランと言ったところだ。

あらかた倒したところでゴブリンスレイヤーが質問する。

「その武器はなんなんだ?ただの車輪には見えん。」

「これは車輪の盾。車輪盾だ。元々は敵である『車輪骸骨』のものだ。その敵は恐ろしく強かった。

だが、それを倒しそれを利用し戦っている。」

あの走り回る車輪骸骨には何度も苦労させられた。

今でもあの時の光景が鮮明に蘇る。

「骸骨…となるとアンデッドの類いですか?」

「まぁ、そんな所だ。この車輪盾、持てば分かるのだが中々筋力を必要とする。」

神官が試しに持つと、かなり重たそうにしていた。

「こんなのを振り回してたんですか…?確かにこれは強そうですっ…!」

そろそろ可愛そうになってきたので返してもらった。

私も最初はこれを持つほどの筋力は無かったが、敵を倒す度に鍛え上げられていった。

いや、ソウルによるものなのであるが。

そろそろ奥に辿り着く。

私はその盾をしっかりと持ち、進んでいく。




今日はメッセージネタは出せませんでした。
まぁ、特に変わった場所ではありませんでしたし…。
車輪骸骨怖いですよね。
私も嫌いです。

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