NARUTO―古き一族   作:神王龍

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今回から中忍選抜試験のお話です。

それではどうぞ!


第10話 中忍選抜試験・再会

ダイチ side

 

ある日火影から召集がかかり、

部下を持つ上忍達が集められる。

どうやら中忍選抜試験が開催されるということだった。

その後俺達3人が呼ばれ、

何事かと思ったら音隠れが参加するらしい。

あー、あの使者として行ったとこか。

何かあるかもしれないと俺達は、

中忍選抜試験の監視を余儀無くされた。

 

~???~

 

「木の葉の里に、

灼遁のパクラを見かけたという情報が入った。

灼遁のパクラは英雄として死んだ事になっている。

見かけ次第、後を着けて匿った者共々殺せ」

 

一方怪しい連中が動いていることに、

俺はこのとき知るよしもなかった。

 

 

~中忍選抜試験~

 

第一次試験は筆記試験と見せかけた勇気を確かめる試験。

イビキさんの試験だったが、

ナルトの一言で多くが通過した。

第二次試験がアンコさんの巻物争奪戦。

俺達もしたことあるがそこまで大変じゃないはず…。

そう考えていた。

だがサスケ達は途中で、

参加者と入れ替わっていた大蛇丸に襲われ、

サスケが首に呪印を刻まれた。

なんとか助かったのは運が良かったというべきか。

それに少しばかりか成長したようで良かった。

まぁイタチは怒りを抑えるのに必死だったみたいだが。

そして第三次試験の前に、

予選が行われることになった。

合格したチームが多かったためだ。

ここからは個人戦なため、

辞退するのは個人の自由となる。

予選の第1試合は、

サスケ対ヨロイというやつの試合となった。

呪印の力を自力で押さえてサスケが勝利する。

その後カカシさんに連れられて、

サスケは封邪法印をしに行った。

その後も次々と試合は進み、予選は終了した。

まさか、ナルトがあそこまで成長してたとはなぁ。

流石に修羅場潜ってるだけはある。

そして我愛羅という少年…まだ力を隠している。

とてつもない力だ、どれ程か気になるな…。

本戦は一ヶ月後となり、忍達は解散した。

サスケはカカシさんに任せるとして、

俺は俺で動かないとな。

 

~15日後~

 

火影に上忍達が呼ばれると、

月光ハヤテが死んだ事を知らされた。

その事実に驚きながらも、

音隠れがヤバイことを上忍達は理解し、

警戒を始めていた。

さて、俺もそろそろパクラを守ってやらないとな。

 

「あいつか。灼遁のパクラは」

 

「ケケケッ、良い女だ。

殺す前にヤっちまおうぜ」

 

「それは困るな。あいつは俺の女だ。

潔く死ね」

 

砂の連中がパクラを見つけたと同時に、

2人の頸動脈を切り裂き、死を与える。

 

「苦しむ間も無く死ねたんだ。

お前らも嬉しいだろ?」

 

おっと、いけない。昔に戻りかけてた。

もう暴れるのはごめんだ。さっさと処理しよう。

 

そして本戦の日、

順調に進み遅れてきたサスケの試合で、

幻術を何者かが発動した。

上忍達はすぐさま幻術返しをする。

そして火影と風影が煙に包まれる。

暗部達が護衛に向かうとき、

風影が火影を捕まえて屋根の上に飛ぶ。

その時風影の周りに居た忍達が、

正体を現して2人を囲み、四紫炎陣を発動する。

 

「なっ…!多由也…?」

 

四紫炎陣を発動した忍の中に多由也を見つけた。

俺は急いで上に上る。

 

「多由也…」

 

「ダイチ…何か用?」

 

そこに居たのは明らかに前とは違う、

殺気を本気でぶつけてくる多由也だった。

 

「あら?感動の再会かしらね。神王クウ」

 

「あ!ダイチお前!また俺の名前使ったろ!」

 

「悪いな兄貴、今はそれ所じゃねぇんだ」

 

俺はこのとき、酷い目をしていたと思う。

写輪眼…併用するつもりなかったのにな。

結界の中で3代目達が戦っている中、

ナルト達も我愛羅を追って行くのが見えた。

下忍のあいつらが頑張ってんだ…。

俺も本気でやらないとな。

 

「おいおい、俺はこいつを相手にすんのかよ。

まぁ多由也の知り合いみたいだし、

少しは楽しませてくれよなぁ?」

 

結界を張ってる4人以外に1人居たようで、

俺の相手をするつもりなのか、目の前に出てくる。

 

「馬鹿かお前は!これだから男ってのは!

勝てる分けねーんだ!

ウチ以外にダイチと戦えるやつはいない!」

 

はは、俺も舐められたもんだ。

だからまずは軽く、本の少し軽く少年に拳を当てる。

2発目3発目と背中と腕に当てる。

これくらいで良い。マーキングは十分だ。

 

「はっ!こんなのが多由也と同じくらい強いって?

体術もできてねーぜ?」

 

「見、見られるかもしれない…!

戦場には出てないが数年遅く戦争をしていたら、

確実に他国の忍を蹂躙したかも知れないやつだ。

あいつは…」

 

鬼だ。ああ、鬼だとも。

血を見るとはしゃぐ馬鹿な鬼だ。けどそれは昔の話。

今はもう…。

師匠のように守りたいものが出来てしまった。

悪いがすぐに終わらせてもらうとしよう。

 

「これで終わりかよ?ならこっちから…ぐはっ!」

 

1撃目。

 

「なかなかや…ごほっ!」

 

2撃目。

 

3撃目、4撃、5撃6撃…。

100を越えた頃にはもうそいつは動かなくなっていた。

だが俺はまだ動く。1000を越えるとそいつは、

息絶えていた。

どうやって攻撃を当てたのか、

周りの奴等も見れはしない。

俺が受け継いだのは避雷針の術。

黄色い閃光と謳われた、

師匠の術を俺は越えたのだから。

相手をし終わると3代目の方も終わったのか、

結界が解け、2人の姿が見える。

目の前に現れたのは笑顔で息絶えた3代目と、

腕を負傷した大蛇丸だった。

大蛇丸は4人に連れられ逃げていく。

俺が倒したやつもついでに連れていかれた。

 

ー2日後ー

 

戦いから2日後に、3代目の葬儀が行われた。

それぞれの思いを胸に、

それぞれが3代目の火の意思を継いだと俺は感じた。

多由也のことも…。

何か大蛇丸に言われたに違いない…。

今度あったら…理由が聞けると良いんだが…。

 

side out

 




長い…今回は大蛇丸による木の葉崩しでした!

次回は里にあの男が…?

乞うご期待!
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