それではどうぞ!
ダイチ side
ー木の葉隠れの里ー
ペイン達とカカシさん達が戦っているとき、
俺は多由也とパクラを探していた。
「九尾の人柱力はどこにいる?」
多由也達が丁度ペインの1人に遭遇していた。
間に合え!そう思いながら、
避雷針で間に入り、一撃を入れる。
「塵遁・限界剥離の術」
こいつ、吸収するタイプのペインだったか。
塵遁まで吸収されるとは思わなかった。
「ダイチ!多由也が私を庇って」
「なんだって!?くそ、ちょっと待ってろ!
灼遁・過蒸殺」
どこからでも吸収できるってことか。
しょうがない…あいつにマーキングが聞かないなら、
この技でいこう。
「神眼・呪殺」
神眼というのは、
地球を護るために俺達一族が開眼した瞳術であり、
その不思議な力によって、
幾多もの敵を倒してきた。
そのうちのひとつが、呪い殺す神眼・呪殺。
そのままの意味ではあるが、
敵だと認識すれば、
瞬く間に死んでしまう恐ろしいものだ。
そして、
「神眼・神罰」
これは呪殺でやれないような相手を、
天からの雷によって裁くもの。
術ではなく、自然現象な為に吸収できない。
「まずは1人。
多由也、今回復するからな」
神眼を一旦やめて医療忍術に専念する。
傷は浅い。なんとか間に合った。
だがそんなときだった。気付くべきだった。
ペインが空に居ることを。
「神羅天征」
「しまっ…!」
一瞬にして里が崩壊していく。
里のもの達は、
数名だがカツユによって守られていた。
「がはっ…ごほっ…ごほっ…2人とも、無事か…?」
パクラと多由也はなんとか無事みたいだ…。
俺は…チャクラが有っても体が、
こんなんじゃな…。
ダンゾウのやつは隠れてるみたいだし、
5代目も無事ではなさそうだ…。
だが、俺はここでは終わらない。
何のための、チャクラだと思ってるんだ。
俺の体は、自然に回復する速度が、異常なんだ。
これで、あのペインってやつを殴れるな…。
多由也を傷付けやがって…。許さねえ。
俺の体を白いチャクラが包んでいく。
まるで先代達が守ってくれているかのような、
安心感があった。
「今頃ナルトが戦ってんだろな。
少し目が覚めるのが遅くなったが、
一撃くらいは入れてやらないと気がすまない」
と意気込んではみたものの間に合う訳もなく、
どうやらナルトが勝ったようで、
そこにはペインの遺体があった。
そして外道・輪廻転生の術が発動し、
死んでいった里の者達は息を吹き返した。
ナルトが里のもの達に歓迎され、
かつての眼差しは冷たいものから暖かいものへと、
木の葉の英雄が誕生した瞬間だった。
その後里の復興のために、
ヤマトさんを俺は手伝った。
木遁使いを増やしたい!
そう思いながら、家を作っていくのだった…。
そんなとき、
サムイ率いる雲隠れの3人がやって来ていた。
用件は五影会談を開き、
サスケの抹殺許可がほしいと言うことだった。
「ん?サムイじゃねぇか。久しぶりだな」
「お前は…神王クウ」
「おいダイチ…まさかお前」
「あー、俺は神王ダイチだ。
クウって言うのは兄貴の名前な」
「なっ!我々を騙していたのか!」
サムイの誤解をなんとか解きつつ、
多由也達を紹介したりした。
談笑を終え、俺達は3人で話し合いをした。
「五影会談か。騒ぎが起こらなければ良いんだが」
「サスケは…やはり」
「そうなるな。
だからと言って俺達にできることも少ない」
「だが、出来ることはある。
それに、影達とは俺は面識があるからな。
いざってときのためのあれがある」
「ただの脅しじゃねぇか!」
「やはりお前は変わらんな」
「それがダイチだ。諦めるしかない」
なんか俺に対する反応酷くね?
まぁいいけどさ。
俺達はダンゾウに何が起ころうと、
5代目が起きるのを待って、
それぞれのするべき事をするのだった。
俺は俺でなんとか五影会談に、
潜入出来ないかと考えながら、
家造りに専念した。
イタチやシスイは大工達の手伝いもしていた。
結局俺達はなにも思い付かず、
一時の平穏を過ごすことにした。
「ねぇ、ダイチ。この服似合ってる?」
「あ、ウチのも見て」
平穏と言うか、終止いちゃついてただけだな…。
可愛いから良いんだけどさ。
ついに五影会談が始まった。
俺は色々あって会談の場で身を潜めていた。
話し合いが進む中、違和感に気がついた。
ダンゾウのやつ、別天神を持ってやがる。
おおかたシスイの親父さんの目か。
どう手に入れたかは知らんが、厄介だな。
「火影殿!
その包帯の下の右目を見せて頂こう」
ん?霧の青って人が気づいたか。
「その右目…うちはシスイの目を奪って移植したようですな」
「うちはの中でうちはソラ、うちはイタチと並び称された瞳術の天才か」
あー、シスイは生きてるから、
親父さんの目なんだがな…。
「ええ。シスイの瞳術は相手の脳内に入り、
あたかも己の意思であるかのように疑似体験させる。
操る術だった。
操られていることにすら気づかない!
瞳術でも最高クラス!」
「火影…まさかミフネを!」
「しかし…それは」
「私の右目は、
かつての日向と戦った時の貴重な戦利品!
あなたと同じで人のことは言えませんが、
4代目水影にかけられた幻術を解いた、
この私の右目は誤魔化せませんよ!」
「貴様ァ!」
青って人が説明してたら、
雷影がまた暴れようとしてる。
そんな時だった。五影達の前に、
地面から何者かが現れる。
「ハーロー!」
影を守るためにやってきた8名の忍が臨戦態勢に入る。
一応俺も準備しておくか。
「次から次へとなんだ!」
「暁か…」
「うちはサスケが侵入してるよー!
さーて、どこに隠れているんでしょーか!」
「なんだと!」
あー、サスケのやつバカ正直に来ちゃダメだろ…。
何のために俺がここまで来たと思ってんだ…。
全部台無しだ。
そんな事考えてたら、
雷影がサスケの居場所を吐かせようとする。
おっと、雷影達が動いたな。
サスケと接触した。戦いが始まるな。
それよりは残ってる影達だ。
一応ダンゾウは監視されているが、
何が起きても不思議ではない。
黒ツチお前呑気でいいな。
デイダラ殺ったサスケが見たいって…。
よし、ダンゾウ達は動けないな。これでいい。
にしてもエーおっさん早いな。
…!サスケのやつ須佐能乎を!
これはやばいかもしれんな。
おいおい、黒炎まで使えるようになってんじゃねぇか。
いくらイタチとソラが同じ瞳術だからって、
サスケまで同じとか…。
あ、雷影が左腕捨てやがった。
これは予測できなかったか。
そこに風影我愛羅が現れ、
加具土命と雷影の間に砂を出してガードする。
我愛羅が説得しようとするも、サスケは拒否する。
ていうか黒ツチ、お前そこに居たのか。
どこから見てるのかと思ったら…。
サスケ、段々取り憑かれてるな。
どう連れ戻すか…。
あ、サスケが来た途端にダンゾウが逃げやがった。
水影が足止めしてるな…。
そういや最近結婚したとか…相手誰だろうな。
ん?なんかの能力か?
影達のチャクラをすいとってるぞ。
あの白いヤツ。
あ、土影が動いたな。本家本元の塵遁か。
サスケのチャクラが消えた、
だが面の男がサスケを抱えて現れる。
どうやら月の眼計画というのを行うらしく、
五影会談もこいつが襲わせたらしい。
月の眼計画とは全てが面の男と1つとなり、
全ての統一をなす完全体と言っている。
無限月読か、厄介なことを始めやがって…。
八尾と九尾を差し出さなければ戦争を、
とやつは言ってるな。
五影たちが渡さないと言っていると、
第四次忍界大戦の宣戦布告をしやがった。
そして面の男が去ると俺が姿を現しておく。
「お前は…神王クウ!」
「あー違う違う。それ兄貴の名前ね。
俺は神王ダイチ。
あんたらに話があって来たんだが…。
その前に一言言わせてくれ。
ダンゾウが済まなかった」
「…お前はまだ信用出来そうだな」
「そうしてくれると助かる。
まぁ今後のことは話し合って決めてくれればいい。
だがうちはマダラは、あの面の男は俺達がやる。
次また会談を開く時にも話しがある。
それじゃ、失礼」
「おい、まだこっちの話が」
俺は避雷針で鉄の国を後にした。
だって面倒事に巻き込まれるのは嫌いだしな。
とりあえずダンゾウ探さねぇと。
side out
今回は木の葉崩壊と五影会談の話でした!
次回はダンゾウの実力が…?
乞うご期待!