それではどうぞ!
三人称 side
ダイチは印を結び、術を繰り出した。
「火遁・蛍火」
無数の火の玉が敵に向かって飛んでいく。
豪火球ほど威力は無いが、
威力を抑えた火の玉は、
敵に触れると爆発するという擬似爆遁でもある。
さらに、
「こりゃ数が多い。影分身の術。
そうだ、黒ツチ。いいもん見せてやるよ。
火遁・蛍火…」
ダイチは影分身すると、先程の火の玉の数を、
出せるだけ増やして地面に向かって放つ。
「いいもの?
ってあのバカどこ狙ってんだよ!」
「…炎柱!」
黒ツチは不機嫌そうにしながら、
内心どんなものが見れるのかワクワクしていた。
ダイチが火の玉を放った場所から、
場所同士が繋がり円を描いて、
一つの炎の柱が立った。
「どうだ?綺麗だろ?」
「た、確かに…綺麗だけど…」
白ゼツ達はどんどん飲み込まれていく。
そして数を減らした時、
黄ツチに伝令が入る。
ダルイ達のいる海岸のところへ、
増援を送ってほしいと言うことだった。
そしてダルイ達の方は、
サムイとアツイが金角に殴られ、
銀角に言霊を切られるところだった。
そこにダルイに避雷針したダイチがサムイを助け、
言霊を口の中に押し戻す。
「てめぇ、誰だ?」
「すまないダルイ。2人同時には救えなかった」
「いやいや、
サムイさん助けてくれて感謝っすよ」
だがその後アツイが瓢箪に吸い込まれ、
サムイを人質にとられた2人は、
ダルイが金角の腕を斬り落として、
銀角に嵐遁を使ってサムイを助ける。
その時、銀角が金角の腕を蹴ってダルイに当てる。
そしてダルイは言霊を取られ、呪われてしまう。
ダイチは何をしていたのか。
勿論対策を練っていたに決まっている。
ダイチの神眼・神力眼は相手の自由を封じる、
という類いの瞳術であり、
どの力があっているのか判断していた。
「ダルイ、無理はするな」
「勿論っすよ。とりあえず、サムイさん頼みます」
金角と銀角の侮辱に、
怒ったダルイが怒りの言葉を言うと、
瓢箪に吸い込まれていく。
そう、言葉同士が隣接していても、
吸い込まれるということである。
吸い込まれる最中、
ダルイはひたすら謝った。
すみませんと。
そうした結果吸い込まれず、
危機を脱したダルイが銀角を金角の腕に当て、
七星剣と瓢箪を拾い向かっていく。
「へぇ、流石にやるな。
サムイ、無事なら休憩してろ。俺も行く」
「だけど!」
「いいから座ってろ」
銀角の言霊を瓢箪でダルイが吸い込んでいるとき、
ダイチも動き始めた。
金角が九尾化したからである。
「嵐遁・励挫鎖苛素」
ダイチが嵐遁で金角に追い討ちをかける。
だがやはり九尾だからか再生が早く、
たいしたダメージにはならない。
そして、金角の九尾化により、
ナルトが反応することとなる。
その頃、会議の場で琥珀の浄瓶を使い、
金角を封じるということになった。
それがダルイや増援のシカマル達に伝えられ、
作戦を伝えられる。
ダルイの元に琥珀の浄瓶が届くと、
黄ツチ達も到着する。
猪鹿蝶の連携で、金角を封じることができた。
「俺の出番なしかよ…」
ダイチは少し寂しそうにしながらも、
白ゼツ達を片付けていった。
シカマル達がアスマと戦っている頃、
ダイチは次の段階に入っていた。
「…木遁・木龍の術」
木龍が現れると白ゼツ達を飲み込んでいく。
「次だな。熔遁…」
「まずい!全員伏せろ!」
チョウザのその言葉に全員が伏せる。
だが敵は待ってはくれない。
その時だった。
「…大噴火」
ダイチが口から大量のマグマの弾を吹き出していく。
上に吹き出す様は、
噴火しているようであった。
敵に狙いを定めて飛んでいくマグマは、
全てを溶かしていく。
「まだ敵が多そうだな」
「こらダイチ!危ないでしょ!」
多由也に怒られながらも、
ダイチは次の術のためにチャクラを練る。
「多由也はすまん、後にしてくれ。
炎遁・加具土命」
黒い炎が白ゼツ達を燃やしていく。
ついでに黒い、面をつけた奴を1人燃やす。
シカマル達がアスマを封印した後、
ついにナルトが外に出ようとし始める。
それを止めようとしたのは、
イルカだった。
side out
熔遁・大噴火は灼河流岩とは違い、
上に放って狙った敵に向かって飛んでいきます。
次回はついにナルトが戦場に!
乞うご期待!