NARUTO―古き一族   作:神王龍

5 / 19
今回はサブタイトル通りです。

それではどうぞ!


第4話 うちはの悲劇

ダイチ side

 

俺達が中忍になって3年が経った。

それぞれ隊を率いて活動していたが、

3人でもよく組まされることが多かった。

そんなときイズミ達元第18班と共に、

任務に向かう事となった。

今思えばこの時に気付くべきだったのかもしれない。

ソラの違和感に…。

 

side change

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 

三人称 side

 

ダイチ達が向かっているのは、

音隠れの里と呼ばれる場所である。

任務とは音隠れに向かい、交流を図ることだった。

しばらく森を進んだ後、

少しの休憩を挟んで出発しようとした。

その時、どこからかクナイが飛んでくる。

ダイチが紙一重で交わして、クナイの方向を見た。

そこには女が1人、男が2人いた。

 

「音隠れに何か用?」

 

「我々は木の葉の忍だ。

音隠れに交流を求めに来た」

 

「そう…ならこっちよ。ついてきて」

 

警戒しながら木々を渡っていく。

音隠れの場所に辿り着くと、

1人の男が里の入り口辺りに立っていた。

ダイチ達は男の前で降りる。

 

「…」

 

「始めまして。本日は交流を図りに来ました」

 

交流中、男は終止無言だった。

怪しいとは思いながら、全員その場を後にする。

里に帰れたのは夜中の事であった。

いつものようにうちはの里に戻ると、

そこには血塗れの一族の姿があった。

その場に居たものが絶句しながら、

イタチは家に走り出す。

シスイ達も続いて向かった。

ダイチは嫌な予感がしていた。

電柱の上に立っている血塗れの男に、

見覚えがあるからだ。

 

「ソラ…お前がやったのか?」

 

「…あぁ、そうだ」

 

ダイチは体の奥底から何かが沸き上がってきていた。

そんな時、家に向かった者達が戻ってくる。

イタチだけ弟であるサスケを連れて。

全員が怒りで写輪眼を出していた。

だがダイチの怒りが尋常ではなかった。

裏切りという行為に対してなのか、

祖父達を殺されたからなのかは、

本人も分かっていない。

ただ1つ言えるのは、

ダイチの新たな力が目覚めたことであった。

 

「…るな」

 

「なんだ?」

 

「ふざけるなぁ!」

 

ダイチが写輪眼?を開眼し、

素早く印を結ぶと影分身を出して、

全員で避雷針回しを行う。

ダイチのクナイが届く瞬間に、

ソラは闇に消えていった。

ただ一言を残して。

 

「サスケを残したのは余興だ。

お前が強くなって俺に挑んでくるのを、

楽しみにしておこう」

 

その言葉によってかは分からないが、

サスケも写輪眼になっていた。

その後気を失なったサスケを連れて、

全員でダイチの家に向かう。

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 

「ただいま」

 

「おう、おかえ、り…!?どうしたんだ!

こっちへ来い!何があった!」

 

ダイチ達は家に着くとクウに迎えられ、

その日は疲れたのか全員寝た。

翌日、火影室に向かったダイチ達は、

火影にこの事を報告する。

ダンゾウが何かを言っていたが、

ダイチ達には聞こえない。

報告を終え神王家に向かうと、

目を覚ましたのかサスケが家の前に立っていた。

 

「サスケ、もう大丈夫なのか?」

 

「大丈夫だよ兄さん。

けど俺は必ずあの男に復讐して見せる!」

 

「サスケ…」

 

「それは俺達も同じ気持ちだ。

ここにいる全員があいつを恨んでる」

 

「ダイチさん、あんたは関係ないだろ!」

 

「…皆には言ってなかった事が1つある。

俺の両親についてだ」

 

「何の話だ?」

 

「俺の父親は、神王家の当主だった。

俺の母親は、うちは一族の忍だった。

つまりだ。俺にはうちはの血も流れてる。

昨日、俺は恐らく写輪眼を開眼した。

だが何か変だった。けど謎が解けた。

俺の写輪眼は神眼とほぼ同化してるんだ。

だから違和感があったんだ」

 

「なるほどな…万華鏡までは慣れないが、

同化したことで新しい眼になったということか?」

 

「分からん…分からんが、

これは俺の祖父がやられたから開眼したもの。

復讐以外にも使えそうだ」

 

(だが俺は…。

ソラがなぜあんなことをしたのか聞きたくもある。

皆はそんなこと考えてなさそうだが…。

これも混血だからなのかもしれないな)

 

その後うちはのものは、

しばらく神王家に住むことになった。

これが、うちは一族に起こった悲劇であった。

 

side out

 




イタチの代わりにソラが暗部としてうちは一族を処理しました。

シスイの生存について質問が来る前に。
シスイはダンゾウに狙われそうにはなるが、
側にイタチやダイチがよく居るため、
眼を奪えなかったということになります。
  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. よみあげ
  11. 閲覧設定

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧 ※ログインせずに感想を書き込みたい場合はこちら
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。