それではどうぞ!
ダイチ side
俺はある用事で砂隠れの里に向かっていた。
それは勿論潜入調査である。
同盟国だがあまり干渉をしていないために、
砂隠れが何をしているのか、
知る必要があるからである。
そう、音隠れとの一件もあった。
その為に俺は砂隠れに向かっているのだが、
なぜ俺なのか…。
バレて終わる忍と、バレても帰れる忍。
どっちを選ぶかは単純である。
まぁバレないのが一番だが。
「ん?あれは誰だ?」
「そこで止まりな」
彼女の言う通りに止まる。
すると彼女はこう言った。
「あんた、木の葉の忍かい?
悪いけど今砂隠れは戦争中なんだ。
ここから去りな」
これは困った。
正直このまま加勢する、
と言うわけにもいかない。
だがこいつはどうしたものか…。
そこで去る前に、
彼女にあることを教えて貰うことにした。
「あんた、灼遁のパクラか?
灼遁を見せてくれ。そしたら帰るよ」
しばらく悩んだ後、彼女は術を使ってくれた。
これで良いのかと思っているだろうが、
俺には大成果でしかない。
見た術を使おうと思えば、
使えるのが
灼遁を一通り見た後お礼を言って握手し、
彼女にさりげなくマーキングしておき、
その場を去った。
なんか、死にそうな気がしたんだよね。
その後パクラの危機にマーキングが反応した為、
避雷針で彼女の元に向かう。
霧隠れの忍達が去ったのか、
そこにはパクラが一人倒れているだけだった。
「あんた、帰ったんじゃ…」
「…喋んなくて良い。今回復してやる」
パクラを回復させた後、何があったかを聞いた。
どうやら里に裏切られたらしい。
「私は里が憎い。今すぐにでも壊したいくらいだ」
「馬鹿言え。
死んだはずのお前が里に行ったら、
更なる亀裂が生まれるだけだ」
「じゃあ…どうしろって言うんだ!」
「そうだな…静かに暮らすってのはどうだ?」
「そんなの…」
「心が安らぐと思うぞ。
少なくとも憎しみは消えるはずだ。
大丈夫、なんかあったら俺が飛んでってやるから」
俺の必死の説得で、パクラは額宛を捨てて、
服を脱ぎ、俺が肉を用意して燃やす。
裸は悪いと思ったので俺の服を貸した。
「そういえば名前聞いてなかったな。
あんたの名前は?」
「ダイチ、神王ダイチだ」
「そうか、ダイチか。
私が死にかけたら助けてくれるんだったな?
私はもうお前くらいしか信じれん。
そのときはよろしく頼む」
先程までの強気なパクラとは裏腹に、
か弱い乙女のような声色でそう言われた。
「もう少し早くに出会ってたら、
パクラの事を本気で落としに掛かってたな」
「別に私は構わないぞ?」
悪戯に彼女がそういうので、
俺は少し照れながらも移動した。
それから数日後、
パクラの元へと向かうとそこにパクラはおらず、
書き置きが残されていた。
ダイチへ
これを読んでいると言うことは、
私は死んだ後だろう。
数日間森で過ごしてみて、憎しみは消えた。
だが憎しみが消えると同時に、
私は死にたくなってきた。
だからすまない、勝手に死ぬ私を許してくれ。
パクラ
「…」
俺は慌てずにパクラを探した。
丁度パクラが死にそうになっていたため、
また必死に説得した。
そんなに死ぬのを止めるなら、
私を娶れ!と言われたので、
考えに考えて1つの答えを出した。
「…分かったよ。
そこまで言うなら家に連れてく。
パクラ、本気だよな?」
「本気だ。」
厄介事が増えたと思いながら、
少し嬉しくもあった。
パクラに口付けをして、
座っている彼女を立たせる。
家に避雷針で飛ぶと、
皆が驚いた顔でこちらを見ている。
そりゃいきなり女連れてきたら驚くわな。
皆に1から1まで説明すると、
いいんじゃないか?と案外反応が軽く、
俺はパクラを娶る事となった。
勿論、灼遁のパクラという名前は有名なため、
火影に許可をもらい(どうやったかは知る必要なし)、
パクラは正式に俺の嫁となった。
「これからよろしくな、パクラ」
「こちらこそよろしく頼む。
あ、あ、あなた///」
そんなにかわいいことを言われると思わなかったので、
初夜は愛でに愛でまくった。
side out
何でいつもこうなるんだろう。
と言うことでパクラが嫁になりました。
勿論多由也がメインなのには変わりません。
にしてもパクラ可愛い…(゜ロ゜)
それでは次回、乞うご期待!