いつの間にかボスになってた。組織は滅んだけど 作:コズミック変質者
【注】
耳郎ちゃんの魔改造化を次の段階に進めます。
追記。もう作者はRTA系見過ぎて飽きちゃったけど皆はどうですか?まだ絶頂中ですか?
「粛清・・・はァ・・・贋作は要らない・・・」
今日も今日とてと言えるほど、己の定義に反したヒーローを廃する。粛清を終えた自分の姿を見た瞬間、倒れる同僚を助けようともせずに一目散に背を向けて逃げていくヒーローを切り刻む。
両の手に持つ刀は前に使っていた時よりも明らかに洗練されているものである以前に、全く違う武器だった。
どういう原理を使っているのかは分からないが、コンクリートでも刃を合わせれば斬り貫くことが可能な刃は誰の目から見ても明らかに異常であった。更には刃は滑らかに作られておらず、注視すれば血が吹き出やすくなるように細工をされている事がわかる。恐らくは、ステインの個性を考えてのことなのだろう。
要らぬ世話と言いたくなるが、思った以上に便利過ぎてぐうの音も出ない。武器と戦闘スタイルの相性が抜群に噛み合っている。
他にも身体の各所に隠されている仕込み武器なども、どれもパッショーネから与えられた新品である。
これだけのものを施されておきながら、ステインは未だにパッショーネに返事を出せていない。彼の葛藤は終わらずに続いたままなのだ。
自らの理想の一つ先を行く思想を教えられ、その現実味に気圧されてしまったが故にキッパリとは断れない。それはとても無謀なこと。ステインが負けてしまえば全く以って意味の無いことなのに、何故だろうか。その思想を叶えてみたいと思ってしまう。
憧れたヒーロー。美麗なる正義。それらの前に血だけが流れる川を作る。ソレがどれだけおぞましい事なのか。頭ではしっかりと理解出来ている。この思想は狂っていると。だというのに、ステインの心は収まらないのだ。まるで世界最高の美味を知ったかのように。狂ったように心は未来を見たくて仕方がない。
まるで盲目。今のステインはそれになりかかっている。かつてヒーロー殺しになる以外にも、道はたくさん広がっていた。それは活動している今もそうだ。だが今は、道が見えない。必死に見つけたとしてもいつの間にか行き先が変わっている。意味の無い分かれ道を歩いている気分になる。
迷いは晴れず。心は陰り続ける。今のステインの刃は、どうしようもなく曇っていた。
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「ダメだわ、あれじゃ。全然ダメダメ。やっぱあんなの要らないや」
「どうしてですか?彼はかなりの使い手だと思いますが。倒す動きの滑らかさ、そこから予想される実力はそこらの
そんなステインの様子を、ビルの上から見下ろしていた死柄木は後ろにいる黒霧に話しかけるように、そして独り言でも呟くように言い放った。死柄木の言葉が自らにかけられたものだと判断した黒霧は、顎の部分を触りながら死柄木に問いかける。
「別に力とかどうでもいいんだよ。そんなのやる事やってれば勝手についてくるしな。俺がアイツを欲しがったのはその思想が面白かったから。カスのヒーローを認められないからヒーローを殺すって、矛盾してんじゃん、マジで笑えてくる」
バカみてぇと笑いながら、首をガリガリとかく。死柄木が彼を見つけたのはたまたまだった。無造作に付けられていたテレビの特集であった
「帰るぞ黒霧」
「いいのですか?せめて誘いだけでもかけてみては?」
「俺が要らないって言ったら要らないんだよ」
生半可は要らない。今を許容できない者達こそが、最も必要なのだ。組織として強い結束はいらない。向かうべき方向性が束ねられていればいい。貧弱な思想で途中離脱など、一番つまらない。
「あ、でもその知名度だけは貰っていくかぁ」
良くも悪くも有名になったのなら、広告塔の代理程度には使えるだろう。所属してない?知るかよそんなの。もし本人が直接否定するなら脳無でも使って始末すればいい。どうせ大衆はより悪意ある方に話を勝手に進めるんだから。
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第二種目、騎馬戦。
第一種目の上位42名で行われるこの種目に競技前から決まっていることなど何も無い。即席でルールを説明されて即席で騎馬を組む。
騎馬戦に使われるハチマキには第一種目での順位に応じてのポイントが与えられる。そのポイントを取り合って15分間、騎馬が崩れようが争い合う。大きなポイントを持つ騎馬は守勢に転じていればいいが、残念ながら一年生には我の強いのが何人かいる。
上昇志向が強い二人組に、A組潰すぜの物間。
この三人は確実にぶつかり合うだろう。緑谷出久を中心として。一位であった緑谷の獲得したポイントは1000万ポイント。破格も破格だからこそ、それさえ持っていればハチマキの数が一つであっても確実に決勝に進むことが出来る。
だが緑谷である。爆豪に酷く敵対視されている緑谷である。今でさえ爆豪は緑谷を殺すのではと思わせる眼光をしている。そんな爆豪から狙われ続けるのは誰だってごめんこうむりたい。
必然的に周りから外れるが、それを可哀想だと思うことはなく手を貸してやろうとも思わない。勝利故の代償というやつなので、甘んじて受け入れて欲しい。そして爆豪と轟と物間を引き寄せ続けていて欲しい。どれだけ持つかは分からないけど。
自分はどうしても勝ちたいから。
「ねぇ」
死んでるような目をしている男子生徒に話しかける。彼は上位42名の中で唯一の普通科。死んでいるように見えて、かなりの熱意が感じられる。勝利するためなら手段を選ばない、そんな感じがする。分かる、彼は強い。
「アンタが心操でしょ。ウチと組まない?」
「俺、もう騎馬あるんだけど」
「洗脳したんでしょ、って、そんな目で見ないでよ。だから話しかけたんだし」
「は?」
勝利とは絶対である。周りに逆らうことを許さない。汚く卑怯だろうが勝利だけは肯定される。手段が否定されても結果だけは肯定されるのだ。彼は勝ち、他は負けたと。納得出来ずに噛み付いてくるのなら問えばいい。何故手段を尽くさないと。持てる手札を最大限に有効利用するのは、全力で挑む上で大切なことだ。まさか、余裕を残して勝てると思っていた、などとは言わせない。
やったもん勝ち、言ったもん勝ち、勝ったもん勝ち。
「卑怯だとか、拒絶しないんだな」
「なんで?だってそれは、正しいじゃん」
正々堂々じゃなきゃいけないなんて言わせない。勝ちを狙って何が悪い。だってこれは自分の未来に影響を与えるかもしれないのだ。見栄えを気にして負けるなど、たまったものじゃない。
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「よし、行こっか」
右下から聞こえてくる少女の声。その目は正面と左下にいるのと違って生気がある。当然だ。なぜなら彼女は、俺の個性である『洗脳』を使っていないのだから。彼女は見抜いていた。俺の個性のことを。明らかにヒーロー向きではない、忌まわしい力を。
何らかの個性かと思ったけど、発動条件は見抜かれてない。完全な予測で当てたのだろう。それに耳から個性が見えてるし。
彼女のことは知っている。雄英高校の実技試験で、0P仮想敵を出てくる前に粉砕するというとんでもない事をやってのけたという、規格外の中の規格外。それだけなら殴り飛ばした緑谷ももっと有名になるのだが、彼女には普通科では悪評が立っていた。
「サポートアイテムがなかったら没個性」
同じ会場だった奴が見ていたらしい。会場にマイク型のアイテムを持ち込んで使用していたのを。影でイカサマだと騒ぎ出した。卑怯だと罵った。アイテムがなければ没個性なのに、と。
心操も聞きながらそう思った。アイテムのおかげで勝てた、試験方式が個性に合っていただけ。自分だって対人だったなら。無駄だと分かっていても、何度悔やんだことか。だが今はもう、終わったことにやり直しを求めるつもりなんてない。今は前に進む、ヒーロー科に転科するために、なんとしても勝ちに行こう。
『スタート!!』
第一種目と同じく、ミッドナイトの鞭が振り下ろされて開始の合図が響く。開始と同時に各々の騎馬が標的目指して動き出す。騎馬戦のルールは普通の騎馬戦と何の変わりもない。シンプルなルール故に素の実力などが良く発揮される。雄英の狙いはそれだ。この体育祭は後のプロヒーロー達からのインターンに繋がる。下手にルールをややこしくして、戦闘向けのヒーローからサポート向けの生徒に勧誘が来るなどの齟齬を無くしたい。
それに何より、
様子を見る為に守勢になる騎馬、大量ポイント目当てに攻勢に出る騎馬の中で、やはりというかこの男が一際飛び出ていた。
「どけぇぇええええええええ!!!!」
既に沸点など超えてブチ切れている爆豪が、緑谷を確実にその手で
「うわっ、爆豪かなり荒れてるなー」
誰彼構わずか一点集中のどちらかだと想定していた。3位という爆豪にとっての屈辱の烙印は既に押され、全国に報道されている。己こそが最強だと憚らない。故に起こるのは完全な自暴自棄。確実に、圧倒的に、完膚なきまでの完全無欠の勝利を求める修羅となった。会場は大盛り上がりだが、選手達は修羅の形相にドン引きである。
「混戦に近づくのは不味いな。衝撃で洗脳が解ける」
「おっけー。なら狙うのははぐれと・・・」
「あぁ、ヒーロー科の外れだ」
誰も彼もが優秀なわけではなく、金の卵ということはない。あまりこういうことを言うのは良いことではないが、峰田や青山等は、はっきり言ってしまえば弱い。今はまだ、という言葉が付くが、その今が大切なのだ。確かに時間が経てば強くなる。だが今強い人だっているのだ。
人は平等じゃない。力も、潜在能力も何もかも。
「耳郎か」
「そっちは・・・考えてきたね」
はじめに相対したのは障子。だが障子の頭に鉢巻はなく、コウモリの翼のような膜の付いた腕で背中をテントのように覆って、変な感じになっている。そこから顔を覗かせる二つの影。四つの瞳。
障子の背中に隠れられる者など決まっている。開始前から姿が見えなくて簡単に予想も付いた。クラス内でも特に小柄な峰田と蛙吹。彼らを狙ったのは一番やりやすいというのもあるが、思っていたより峰田のポイントが高かったのだ。あとで見たが、八百万の背中に個性でひっついていたからだ。その時は・・・とても見せられる顔ではなかった。人が三大欲求に忠実に従うとああなるのかと、全国の人は恐怖しただろう。
「悪いが、容赦はしない!」
二人を背中に乗せているので速度は落ちるが、それでも騎馬の自由度と速度は群を抜いている。一人だけ連携すら無く気ままに動き回れるのだ。背中から排出される紫色のボールのような個性の玉と、カエルのような長い舌。峰田と蛙吹の個性。
舌はともかく、玉に触れるのは非常に不味い。あの玉は粘着性が非常に強く、一度くっつけば時間経過以外で離れることがまずない。もしかしたら峰田だけは何らかの方法での取り方を知っているのかも知れないが。
「はっ、軽そうだなその背中」
心操が鼻で笑う。掌で持ち上げている足がまだか、と動くが、残念ながらまだである。仕込みはずっとしているが、効果が出るにはまだ早すぎる。ならば、と心操は手法を変える、というよりは戻す。本来のあるべき彼の戦い方に。
「よく頑張るよな。そんな役立たずを抱えてさ」
「何だ・・・」
「ちょろ」
心操人使。個性『洗脳』。会話した相手を自分の洗脳下に置くことができる、強力で凶悪な個性。対人戦では問答無用とはいかずとも、並以上の相手でも負けることはまず無いであろうこの個性。
会話という簡単な発動条件を満たす一番の方法は、怒りである。相手の心を読んで的確な一言をぶつけるだけで、相手は簡単に口を割る。
だが強力ゆえに、乱用するつもりは無い。発動条件は会話といういとも簡単なものだが、それさえ分かってしまえば後は黙りこくっていれば簡単に封殺できる。
「おい障子ぃ!どうしちまったんだよ障子!」
「峰田ちゃんダメ!」
「はいゲット」
突然停止した障子を心配して、蛙吹の制止も空しく愚かにも峰田は障子の背中より顔を出してしまう。その一瞬で、心操は峰田の額の鉢巻を奪い取る。
「思ったより簡単じゃん。これならヒーロー科全員いけそうかな?」
「調子乗るのもそこまで。ほら見てみなよ。あんな奴らとまともにやろうと思える?言っちゃ悪いけどさ、レベルが違うよ」
爆豪と物間が激しい攻防を繰り広げ、数多のB組の騎馬の魔の手から轟が逃れ出んと力を振るう。爆発が頻発し、氷が乱立する。今の騎馬のメンバーであの中を潜り抜けて鉢巻をとるのは不可能に近い。
「ならマトモにやらなきゃいいだろ」
「気をつけて。今から
「・・・っ」
心操の顔が強ばると同時に、会場中の全ての騎馬の動きが鈍る。激戦を繰り広げていた爆豪や物間は突然の肉体の不調に顔色を青くし、他の騎手も同様に頭を押さえる。騎馬も騎手も、全ての動きがほとんど停止する。騎馬となっているものは崩れぬように体を踏ん張らせるが、しかし効果は薄い。肉体の不調の高まりは、気合いだけで消えることは無い。
「・・・思ったより、いけんじゃん」
痛む頭を押さえながら心操は騎馬を操って停止する騎馬に近寄らせる。全ての騎馬が愚鈍に落ちた今がチャンスなのは間違いない。幸いなことに心操が操っている間は、騎馬は痛みを超えて活動ができる。悪いとは思うが、勝たせてやるから許して欲しい。
「まずはお前からだ・・・!」
「ちっ、耳郎の騎馬か・・・!」
まず狙いをつけたのは轟。八百万や飯田といった、機動力や万能性に富んだメンバーを揃えるこの騎馬は、正しく最強と言える。だが八百万は集中力が切れたことによって個性を使えなくなり、飯田の『エンジン』はこの状況で無理に使えば自滅しかねない。
「いいよなぁ、No.2の息子って。生まれながらのエリート様じゃん。羨ましいよ本当に」
(確かコイツの個性は・・・他者を操る個性。発動条件は恐らく対象との会話)
(やっぱりコイツにはバレてるか。だけどここで落とせば関係ない)
戦場を俯瞰していた轟は障子が操られていたのを見ていた。何らかの動作をした訳でもないのに、まるで人形のように突然大人しくなる障子を見て、心操が強敵だと理解した。そして彼を強敵たらしめる個性の発動条件は、何らかの行為だと推察した。もし無条件発動が可能なら、とっくに自分達は洗脳されている。
騎馬の上で繰り出される攻防は互角だった。轟の強力な個性故にルールに抵触しかねない威力という欠点が、轟の個性使用を最低限に控えさせている。それにこの距離と騎馬上という条件下では、轟の氷は意味を成さない。両者の力量は互角。弱っていなければどちらに天秤が傾くか分からないほどに。
(埒が明かない。ていうかヤバくないか?)
徐々にギアが上がっていくかのように、轟の調子が戻り始めている。少しずつ少しずつ、心操の手が防御にのめり込み、やがては防戦一方に。彼らにあった見えない力の差は時が経ち拡大してしまえば、こうして目に見えるものとなった。
(あー、そうだ言われてたこと忘れてた)
彼らを襲う不調は、長く続けることが出来ない。それに人によっては想定よりもはやく回復されることがある、と。何でだ、と問い詰めれば簡単に理由を言われて、大人しく引き下がってしまう。それだけ不調を招いたものは、もっと深いということだ。
(しゃーないか。一旦退こ。それに拘り過ぎれば負けが近くなるし、割のいい獲物は沢山いる)
「足止めよろしく」
二組の騎馬の間に割って入るように乱入してきたのは峰田の騎馬とB組の騎馬。彼らの目に正気と呼べるようなものはなく、意のままに操られる人形ということを証明している。といっても、彼らは本当に適当な足止めである。衝撃を与えれば個性が解けるという仕様上、戦闘させるには全く向いていない。
「ウチの役目は終わりかな?」
「ああ。後は任せろ」
完璧な連携は完璧な指揮者の下で。洗脳という形で完璧な連携を取ることができる心操は、他の意思が介在しない方がよっぽど強い。耳郎の役割は弱らせることと、弱らせたことによって多量の時間を消費させること。心操は定まった時間内で洗脳をかけて奪うだけでいい。
故に、耳郎はもう邪魔なのだ。後は心操に任せた方が勝率は圧倒的に良い。
勝利を狙うと決めたのだ。手段や勝ち方など二の次で良い。
洗脳の影響下に入ったことにより意識が眠りにつく。次目を覚ましたときは騎馬戦が終わり、第三種目への出場が決定した時だろう。
「ちっ、焦凍め。左を使えばそんな奴らに手こずらんと言うのに。反抗しているつもりか」
ズギュゥゥゥゥロたずげでぇぇぇぇぇ!!このおっさん独り言多いと思って良く聞いたらエンデヴァーだったよぉぉぉぉ。そりゃぁ熱くなるわけだわ。だってこいつこんなバカ熱いのに周りの迷惑を考えないでずっと炎出してんだもん。№2の隣の席に座るギャングのボスワロス。そりゃあんな度を超えた育て方してたら反骨心くらい湧くだろうよ。お手本みたいに最低な親父さん。ここはヒーローになることをまだ喜ぶべきだぞ。もしかしたら革ジャン着たスキンヘッドで鎖振り回すガチの不良になってたかもしれないんだから。
いやぁ、心身共に健康に育ってくれて良かった(白目。
ていうか一時期みんな動き止まってたけど、何があったのだろうか。凄い体調悪そうだったし。もしかしたら私の干渉でウルトラパワーアップされた耳郎ちゃんが引き起こしてたりして。前に、いつだったか教えたんだよな。人間にとって音は癒やしにも兵器にもなる。不調の一つや二つ、特定の音や振動が分かるなら簡単にひきおこせるって・・・まさかな。
いやいや、だってそれは『ディーバ』があること前提だよ?耳郎ちゃんの『イヤホンジャック』はそもそもの使い道が違うじゃん。そういった確固とした周波数を出せるわけなんてないじゃん。
ダメだ、わっかんね。そもそも個性なんて専門外もいいところだし。
まさか、それこそありえない。だってそれは全く別物になることだぜ?『ホワイトスネイク』が『C-MOON』になるのと同じくらい奇妙なことなんだぜ?いや、
もしかして耳郎ちゃんって・・・私にとって結構ヤバ目な存在になったりしてない?嫌だよ、私は。せっかく出来た初めての友人を、殺さなきゃなんて。ああお願いします神様仏様DIO様〜どうか私にとっての明るい道を作ってくださいませ。
その為なら部下の手を汚させても構いませんから!
ここまでメインに据えたキャラを心操に洗脳させた二次創作があっただろうか。でも心操ってルール上殆ど敵無しだから便利なんだよね・・・(決してネタがないわけではない。
25巻読んで改めて思ったけど個性の覚醒って便利だよね。なんでも出来るじゃあないか。耳郎ちゃんを見ながら。