特に話せることが減ってきました。
それでは本編をどうぞ。
~東京駅~
今日はいよいよ修学旅行。椚ヶ丘中学校の3年生の生徒は東京駅に集まっていた。
自分は1人で集合場所に向かっていた。春菜は友達と約束をしていたようで朝早く先に向かっていった。普段は寝ぼすけなのに、、、、
(うわー、人がいっぱい流石だな。見つけれるかな?)
自分は人混みが苦手なのでさっさと待ち合わせ場所に行きたい。
人混みをかき分けながらホームへ向かう。すると後ろから声をかけられた。
「ハァ~イ、元気かしら?翠?」
ビッチ先生だ。彼女は端からみればかなりの美人だ。だが今注目するべきはそこではない。彼女の格好だ。いかにも高級そうなバックに金色の首飾りなどまるでハリウッド女優のような格好をしていたのだ。彼女は金持ちをターゲットにした殺し屋。少し豪華にになるのは分かるが修学旅行には合わないのではとも思ってしまう。
「ちょ、ビッチ先生。流石にその格好は怒られない?大丈夫?」
「あら?問題ないに決まっているじゃない?ガキどもに大人の旅行を見せつけてやるんだから!」
念のため聞くがダメそうだった。
「じゃあ、私トイレに行くから先に行ってなさい。」
そう行って先生はトイレに行った。
駅のホームに行くともう既にみんなが集まっていて新幹線を待っているところだった。
「遅かったね。高崎さんの方が早かったみたいだけど。」
渚が聞いてきた。
「あぁ、春菜は今日友達と待ち合わせてたみたいだから。」
「そっか。」
新幹線が到着する。
「うわー、A組からD組までグリーン車だ。」
「あたしらだけ普通車、いつも通りだね。」
美術がうまい長身菅谷と金髪ロングの中村がそう嘆く。
すると乗ろうとしていたD組の担任がこっちを向いて
「それが我が校の校則さ。入学説明会でそう言われたろ?」
とドヤ顔で言ってきた。
(いや僕はその説明会でてないし。)
今度はD組の知らない奴がわざわざ出てきて
「学費の用途は成績優秀者に優先されま~す。」
「おや?君たちは随分と貧乏くさいねぇ~」
と煽ってきた。
(じゃあ赤羽と僕はそっち行けるじゃん。それとグリーン車と普通車なにが違うの?)
そんなことを話していると
「ごめんあそばせ~。ごきげんよう生徒たち。」
どうやらビッチ先生が追いついたようだ。
やはりその格好は目立つようだ。
「なんなんだよ、そのハリウッド女優みたいな格好。」
当然生徒からも質問が飛び交う。
「あら?女を駆使する暗殺者としては当然の構えよ。いい女は旅ファッションにこそ気を使うのよ。」
ビッチ先生はそう言い放った。だがここで騒ぎを聞きつけた烏間先生が入ってくる。
「おい、なんなんだその格好は?どう見たって引率の教師の格好じゃないだろ?着替えろ!」
烏間先生が少し強めに言う。
「あら、堅いこと言ってんじゃないわよ。ガキどもに大人のたびw」
「脱げ!・・・着替えろ・・・」
今度は鬼の形相でいった。
あの後ビッチ先生は着替えた。寝間着に。流石に烏間先生にはかなわなかったようだ。
今は座席で1人ですねている。
「今まで金持ちばっかりを殺してきたから庶民感覚がずれているんだな。」
「寝間着しかなかったんだ。」
何人かが少しあきれながら言っていた。
今自分は車窓を見ている。
(流石新幹線、、早い早い。電車とは比べものにならないな。)
ちょうどトンネルにさしかかった。窓に自分の顔が写る。
(痛、、、、?)
なぜか自分の顔を窓越しに見ていたら頭に痛みが走った。
(なんなんだろう今のは、、、あの時の感覚ににている、、、、?)
しばらく思考にふけっていると
「い君!翠君!」
渚の声で元に戻る。振り向くと渚が心配そうな顔をしていた。
「ほんとに大丈夫?」
どうやら本当に心配させてしまったようだ。
「うん。大丈夫だよ。ちょっとボーっとしちゃっただけ。今日は特別朝が早かったからね。」
「そう?それならいいんだけど、、、」
「で?」どうしたの?」
「あぁ、今からトランプをしようと思うんだけど一緒にどう?」
「トランプ?いいよ。」
「ほい、あがり。」
今のところの勝率は3回中1回。普通だ。
自分には新幹線に乗ったときから疑問がある。
「なぁ、今回の修学旅行。肝心の殺先生はどこにいるんだ?」
「え?」
「そういえば見当たりませんね。」
自分の言葉で気がついたようで辺りを見渡す。
「うわ!」
自分たちは見つけた。先生が窓に張り付いているのを。
「なにやっているの殺先生?」
渚がすかさず携帯を取りだして聞く。
「駅前スイーツの物色をしすぎて乗り遅れました。次の停車駅までこのままでいきます。」
(教師が遅刻するなよ、、、)
自分は内心呆れていた。
「でもそのままだと目立つよ。」
渚が指摘する。
確かにこのままだといくら人がいない線路上だとしても目撃者を0にはできない。必ず誰かに見られてしまう。
「いいえ問題ありません。先生は保護色を使って次の駅までこのままでいます。これなら服と荷物が張り付いているようにしか見えませんので、、」
「それはそれで変だよ!」
自信満々の先生に渚がツッコミをいれる。まぁ当然だ。
次の駅に着きドアが開いた瞬間もう自分の隣には先生が座っていた。
「ふぅ、なんとかなりましたね。それと降谷君不意打ちはいいですがもっと工夫を凝らしましょう。これではバレバレです。」
実はさりげなく先生が座る席と背もたれの間にナイフを仕込んでいたが先生が着く前に回収されてしまったようだ。
殺先生が来たことでクラスメイトがこっちにやってくる。
「いやいや、目立たないように旅行するのは中々大変ですねぇ。」
殺先生が汗を拭きながら言う。
「くそでけぇ荷物持ってくるなよ。」
「そうだよ。殺先生ただでさえ目立つのに、、」
「てか、国家機密が目立っちゃまずくない?」
みんなが次々と先生をいじる。それに驚きうっかり変装用の鼻を先生は落としてしまう。
「それにその変装も近くで見れば人間じゃないこともバレバレだし、、」
「それ!」
菅谷が小さい何かを投げる。
「まずはそのすぐ落ちる鼻から変えようぜ。」
どうやら投げたのは変装用の鼻のらしい。殺先生がさっそくつけてみる。
「おぉ、すごいフィット感。」
「顔の曲面と雰囲気に合うように削ったんだ。俺、そういうの得意だから。」
先生からもみんなからも好評らしく注目を集めていた。
「修学旅行はみんなの意外な一面が見られるね。」
「そうだね。これからの出来事次第でさらに意外な一面が見られるかも。」
みんなもかなり期待しているようだ。そんな中杉野がボーットどこかを1点に見つめていた。
(、、、いや違う。どこかを見つめているわけではないな。さてはこいつ、、)
杉野は神崎を見つめているようだった。
「あ、そうだ。みんなの飲み物買ってくるけど何かある?」
神崎がそう提案してきた。
「あ、私も行きたいで。」
「私も!私も!」
神崎の提案に奥田と茅野が賛同し買いにいった。自分はスポーツドリンクを頼んでおいた。
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旅館に着いた。殺先生は椅子に座ってグッタリしていた。
「新幹線とバスで酔ってグロッキー、、、」
三村がそう呟く。
「先生大丈夫?」
と心配しながらも岡野、片岡、磯貝はこの隙を突いてナイフで暗殺を試みるが一切当たらず避けられてしまっている。
「大丈夫でしゅ。先生これから1度東京に戻ります。枕を置いてきてしまったので、、、」
「あんだけあって忘れ物したのかよ!」
とツッコミが入った。
殺先生の荷物は縦大体人1人分、横人3人分と超巨大だからだ。
「どう?日程表見つかった?」
「ううん。」
隣でそんな声が聞こえてくる。
「どうかしたのか?」
「神崎さんがしおりを纏めていた日程表なくしたんだって。」
「確かに新幹線乗るときはあったのに、、、」
神崎はガッカリしている。
「神崎さんは真面目ですねぇ。ですがこの先生特別しおりを持てばもう安心です!」
先生は自信満々に言った。
(((それを持ちたくないから纏めたんだよ!!!)))
みんなの心が1つになった。
自分は平和ボケをしていた。していなければ、、、、、、、
自分はグリーン車乗ったことがないので作中の主人公のセリフは純粋な作者の疑問でもあります。一度乗ってみたいです。
ちなみに主人公の班は7人班なので降谷は殺先生と一緒の席でその隣が渚の班という設定にさせて頂きます。