降谷翠の暗殺教室 (連載休止)   作:リリーマクリーン

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みなさん、こんにちは。

最近蒸し暑いですね。普段から外に出ない自分はこの環境がつらいです。

今回は

高崎視点→降谷視点→高崎視点

です。

それでは本編をどうぞ。


第14話 修学旅行の時間 3

「あぁ?お前さっきの生意気なやつじゃねぇか?」

 

「なんだぁ?」ここまで追ってきたのか?頑張るなぁ。」

 

不良2人が翠に絡みに行く。翠を見ていたら目があった。

翠は気がついた不良たちの目的に。その瞬間周囲の空気が変わった。

何年も暮らしている私ですら鳥肌がたち恐怖を覚えるくらいだ。

 

(まずい、、ブチ切れてる、、、あの状態になってる。)

 

こうなったらもう止めるのは難しい。

 

流石に翠の異常な雰囲気に気がついた不良のリーダーが指示をだす。

 

「おい、さっさとそいつをつまみだせ。気味がわりぃ。」

 

「あーい。」

 

そう返事をして翠の方へ向かう。

 

そして近づいた瞬間

 

 

 

 

不良が倒れた。翠の手には刃物が握られている。

 

「な、、」

 

不良に動揺がはしる。sの隙を突いてその刃物をこちらに投げるがこれは誰にも当たらず私のすぐ隣を通りすぎてソファに刺さった。

しかしこういう状況には慣れているのかすぐに立て直しリーダーが指示を出す。

 

「おい!もう遠慮いらねぇ、やっちまえ!」

 

リーダーの合図を皮切りに不良が一斉にかかる。

 

 

するとさらに殺気をだした。すると部屋の端に置いてあった鉄パイプが勝手に動き出し翠の方向に飛んで行き不良の1人の頭に直撃した。

 

「が、、、」

 

不良はそのまま気絶をする。翠は落ちた鉄パイプを拾った。

 

 

「こ、こいつ今何しやがった、、?」

 

「おい、こいつ本当にヤバいやつなんじゃ、、、」

 

 

不良が唖然とする中リーダーはさらにイラつき始めた。

 

「おい!何をモタモタしている。さっさとやれ!」

 

リーダーの声に戦機を取り戻した不良たちが襲いかかる。

 

 

2人の不良が鉄パイプを持ち殴りにかかる。翠はギリギリまで引きつけて2人の間に入ると1人には喉に鉄パイプ、もう1人にはみぞおちに拳をいれる。

 

しかし後続がやってきて襲いかかる。今度は鉄パイプを支柱にして倒立をする。落下する勢いで蹴りを入れてまた1人ダウンする。

浮いたままの姿勢で今度は上に上がった。そうすると必然的に不良たちの視線は上を向く。

翠は上を向いた不良の喉に刃物を投げ着地した。

 

 

 

「あ、あああ、はぁはぁはぁ」

 

 

 

そこからはあっという間に全員が倒された。残るはリーダーだけになった。そのリーダーも翠に拘束されている。

 

「お、おい何をする気だ!?やめてくれ。」

 

既に戦意を喪失しておりこれから起こることに恐怖を感じ命乞いをするだけになっていた。

 

「やめて欲しいのか?」

 

翠が尋ねる。

 

「た、頼む、俺らが悪かった。でもまだ手を出していないしセーフだろ?な?な?」

 

「なぁ、1つ聞いていいか?」

 

「はい?」

 

「お前よぉ、今まで何人の人間にこういうことをしてきた?」

 

「え、、、、」

 

翠の質問に不良は固まる。

 

グサッ

 

「ぐぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!」

 

刃物が不良の腕に刺さる。

 

「今までにも同じようなことしてきたんだろ?さっきでけぇ声で言ってたもんなぁ。

そいつらには情けはかけたか?かけてねぇよなぁ?えぇ?そんな人間が自分の都合よく見逃してもらえるとでも思ってんのか。」

 

ザッザッ

 

不良の発言は翠をさらにヒートアップさせるだけで傷がさらに増えていく。

 

「ふ、ふざけるなよ、お前らが悪いんだ。お前だってそうなんだろ?俺らをバカと見下して、、そんなお前らが大嫌いなんだ、お前らが悪いんだ。お前らが、、いなければ、、、」

 

不良は恨みの言葉を吐く。その言葉で翠の中でなにかが切れた。

 

「いなければ?こっちのセリフだ。お前らみたいなのがいるから、いるから 死んだんだ!、、、」

 

翠は手に持っていた刃物を不良のリーダーの喉に刺そうと大きく振り上げ振り下ろした。

 

 

そしてその刃物が喉に刺さろうとしたその瞬間、、、

速く黄色い何かが翠の顎を叩いた。

 

その衝撃で翠は気絶した。

 

「みんな!」

 

扉の奥から安心する声が聞こえてきた。

渚や愛美ちゃんたちそして殺先生が入ってきた。

 

「みなさん!大丈夫でしたか?」

 

愛美ちゃんが心配して声をかけてくれる。

 

「うん、大丈夫。無事だったんだね。」

 

互いの無事を確認して安堵した。

 

何故だかいきなり自分の意識とは関係なく視点が高くなった。息も苦しくなった。気がつけば喉元にはナイフが突きつけられている。

 

「おい!てめぇーら。こっちに近寄るんじゃねえ。こいつをぶっ殺すぜ!」

 

不良はまだ気絶しておらず最後の力で抵抗をする。

 

「クソー!エリートを引きずりおろす予定が台無しに!ふざけるなよ、、てめぇーら、見下しているんじゃあねぇ!!!」

 

「ふざけるな?それはこちらのセリフだ。」

 

殺先生の声が聞こえたと思ったら自分は解放されていた。さっき翠にやったのと同じことを不良にもしたみたいだ。殺先生は顔を真っ黒にしてブチ切れていた。

 

「お前のようなやつがその汚い手で触るんじゃない。」

 

その言葉と同時に今度こそ不良は完全に気絶した。

 

「どんな川に住もうが魚は立派に成長する。環境ではない。何をするのかがいちばん重要なのです。」

 

そう殺先生は付け足した。

 

 

 

 

~~~~~

 

「みなさん。無事で本当に何よりです。

その後自分達は拘束を解かれ解放された。廃屋を出てみると時刻は既に夕方できれいな夕日が向こうにみえる。

 

翠はいまだに殺先生の触手(腕?)のなかで眠っている。それを渚たちが心配そうに見ている。

 

「殺先生、翠君は?」

 

「危険な状態だったので気絶させました。今回は緊急事態です。許してください。」

 

先生が申し訳なさそうに言った。

殺先生は(生徒には手を出さないこと)を条件にここの担任をしている。今回のことは通常であれば問題だった。

 

「大丈夫だよ、殺先生。みんな分かってる先生が普段からそんなことしないって」

 

私は先生に言った。私達と先生の中にはこと数週間で確かな絆ができていた。

 

「ありがとうございます。それにしても神崎さん。ひどい災難にあったのにむしろスッキリした顔になってますね。」

 

殺先生は神崎さんに言った。確かにさっきよりもスッキリした表情だった。そして神崎さんは元気よく

 

「はい!」

 

と答えた。

 

「ヌルフフフフフ。それでは修学旅行を続けましょう。」

 

「もう、夕方だけどな。」

 

 

 

 

 

~~~~~

side降谷

 

1度見たことのある天井だ。

酷い頭痛がする。これがあるってことは、、、

 

「起きたか。」

 

自分が状況を確認していると隣で声が聞こえてきた。自分は布団に寝かされていて隣では烏間先生がパソコンで報告書を書いていた。

 

「お疲れ様です。」

 

「かなり派手に暴れまわったようだが調子はどうだ?」

 

先生は自分の心配をした。

 

(やっぱりそうか、、)

 

自分にはそのときの記憶が全くない。

やってしまったようだ。

 

「まぁまぁです。酷く気分は悪い。体は正常てすけど」

 

「そうかならよかった。今はもう夜だ。異変がないならみんなと合流しなさい。」

 

先生は短く簡潔に言って作業に戻った。

 

「、、、先生。」

 

「どうした?」

 

「どうして拘束しなかったのですか?絶好のチャンスだったはずてす。」

 

そうだこの人は地球を爆破できる力を持った生物の監視を任される存在。こんなチャンスを逃すはずがない。

 

「今の君はシルバーブレットである前にここの生徒だ。生徒を捕まえることはできない。」 

 

「そうですか。分かりました。ご迷惑おかけしてしまい申し訳ございませんでした。」

 

「構わない。どっちにしろやつがやっていただろう。夕食はもう終わってしまったが売店があるから心配しなくていい。先に風呂に入ってきなさい。」

 

「分かりました。」

 

そう言って自分は部屋を後にした。

 

 

風呂に向かっているとゲームコーナーから渚たちが出てきた。その中には春菜の姿も。自分は反射で抱きついた。

 

「え、ちょ?ちょっと?」

 

春菜戸惑っていた。自分は

 

「ごめん、、無事でよかった。」

 

「うん、、、大丈夫だよ。」

 

「みんなにも迷惑をかけたすまなかった。」

 

(空気が重くなってしまった。)

 

「大丈夫だよ。助けてくれてありがとう!」

 

この空気を変えてくれたのは茅野だった。

 

「じゃあ」

 

自分はそう言って風呂場に向かう。

 

 

 

(ふー疲れた。)

 

1日の疲れを全て落として自分は部屋に向かっていた。ちなみにE 組は男子1部屋女子1部屋である。

 

廊下に見慣れた赤い髪をした男子を見つけた。

 

「赤羽なにしてるんだ?」

 

この時間まで出ていたのは珍しかったので聞いてみる。

 

「んー?飲み物買いにいっただけだよ」

 

そう言って手に持っていたオレをこちらに見せてきた。

 

「なるほど。ところで部屋はここで合ってる?」

 

「合ってるよ」

 

そう言ってふすまを開けた。

 

「お、面白そうなことしてるじゃん。」

 

(ん?面白いこと?)

 

「何やってんだ?」

 

中に入ると男子みんなで1つの髪を囲っていた。

 

「お、ちょうどいいや。お前らも言えよ。気になる女子。」

 

自分が状況を理解できていないなか赤羽はスラスラと答えていた。

 

「んー?奥田さんかな?」

 

「何で?」

 

誰かが意外そうに訪ねる。

 

「え、だって彼女クロロホルムとか怪しい薬とか作れそうじゃん。イタズラの幅が広がるじゃん。」

 

そのコメントにみんなの顔が青くなっていた。

 

「で?降谷は?」

 

「特にいないけど?」

 

正直に話す。

 

「えー?ほんとかぁ?」

 

疑いの声が中から出てくる。そんな中想定外の声が耳に飛び込んできた。

 

「俺さっき見ちまったんだ。あいつが高崎に抱きついているところ。」

 

(((あ、、、)))

 

「何だと?それは本当か?」

 

「あぁ本当だ。」

 

「どういうことだよ。抜け駆けか?」

 

「これはもう隠し通せないな。」

 

自分は諦めて鎮火するために正直に事情を話すことにした。

 

 

 

「「「えーー!?」」」

 

驚きの声が響く。

 

「お前ら一緒に暮らしているのか!?」

 

「同棲か。」

 

「いやそういう関係じゃないから。家族だから。」

 

「じゃあ、お前はいつもあんなことやそんなことを、、、」

 

ドガバキ

 

岡島がふざけた妄想を始めたので沈めておく。

それに周りは青ざめた。

 

「、、、でお前は誰が気になるんだ?」

 

この状況でも岡島は諦めずにきいてきた。その精神には少し感心した。

(感心することではないが、、、)

 

(ほんとにいないんだが、、)

 

どう切り抜けようか悩んでいると障子の奥でメモをしている殺先生を見つけた。

 

「おい。あれ放っておいていいのか?」

 

そう言うと全員の視線がそちらへ向く。その視線に気がついた先生は静かに戸を閉めてどこかへ言った。

 

「おい!待て!」

 

「メモを見られたぞ!」

 

「殺せ!」

 

男子は秘密を取り返そうと旅館ないで鬼ごっこを始めた。

 

 

 

 

 

 

 

~~~~~

 

「男子で気になる人?」

 

男子部屋で話がされているのとほぼ同時刻女子部屋でも同じ話がされていた。

 

「はーい。私は烏間先生。」

 

陽菜乃ちゃんが真っ先に告白する。

 

「そんなのみんな同じでしょ?あたしが聞きたいのはクラスの中の話だよ。」

 

この話を仕切っている中村さんがそういう。

 

「ほら、うちのクラスだと磯貝か前原が優良物件じゃない?前原はタラシだからあれだけど、、、」

 

「うーん。そうかな?」

 

「顔だけならカルマ君もいいよね。」

 

「普段の行動がよければね、、、」

 

その言葉に全員が苦笑いをした。

 

「でも意外に怖くないですよ。」

 

そんな女子の意見にフォローをいれたのは愛美ちゃんだった。

 

「うん。普段はおとなしいし。」

 

「うん。」

 

愛美ちゃんの言葉に同じ班のメンバーは同意する。

 

「野生動物、、、」

 

速水さんが静かにツッコミをいれた。

 

「神崎さんは?」

 

ここでカエデちゃんが有希子ちゃんにふる。

 

「私?私は特には、、」

 

「え~?ほんとか~?」

 

そう言うと押し倒してくすぐり始めた。それでもいないと言う。

 

「お~いガキどもそろそろ消灯の時間よ。と、言っても夜通し喋るんでしょ。他人に迷惑をかけるんじゃないわよ。」

 

そこにビッチ先生が入ってきた。

 

「さっすが分かってるね~」

 

中村さんがおだてる。

 

「当然よ。大人だもの。」

 

おだてられてご機嫌になった。

 

「そうだ!先生も話してよ。ためになる大人の話。」

 

そう言うと先生を拘束をして座らせた。

 

「仕方ないわねぇ。」

 

先生も話す気になってくれたみたいだ。

 

 

 

 

 

 

「「「え~!!先生まだ20?」」」

 

先生から衝撃の事実を聞かされる。

 

「そうよ。」

 

先生は自慢げに言う。

 

「意外。色々んあ経験しているからもっと上かと。」

 

「毒蛾みたいなキャラなのに。」

 

みんなが口々に言う。

 

「そうよ。私のような人生を送るとこの毒蛾みたいな色気が、、、

って誰だ今毒蛾っつたの」

 

少し遅めのツッコミが入る。

 

「遅いよ。ツッコミ。」

 

「それよりも春菜?あんた翠のやつとどんな関係なの?さっき抱きつかれてたけど、」

 

いきなりこっちに振ってきた。その言葉にみんなの視線が一気にこっちに向いてきた。

 

「え?どういうこと!?」

 

「ビッチ先生その話本当?」

 

「えぇそうよ。というかカエデたちも居たじゃない。何でなにも言わないの?」

 

(こうなればもう言うしかないよね。ごめんね。許して。)

 

心の中で翠に謝りみんなに本当のことを話すことにした。

 

 

 

 

 

 

「「「え~!!一緒に家族として暮らしているぅ!?」」」

 

みんなから驚きの声がでる。

 

(まぁ、そうだよね。)

 

「というか茅野ちゃんたちは知っていたの?」

 

「え~と、、うん。買い物に行ったときバッタリ会っちゃって 」

 

「へ~そうなんだ。で?プライベートあいつはどんな感じなの?」

 

さらに質問責めされる。

 

「それについてはノーコメントに、、」

 

「え~じゃぁビッチ先生さっきの続き~」

 

幸いにもすぐに興味は移ってくれたみたいだ。

 

「仕方ないわねぇ。でもあなたたちは大丈夫かしら。この大人の話に。」

 

ビッチ先生のトーンに生唾を飲み込む。

 

「あれは、、、っておいそこ!!」

 

先生が話そうとしたその時ツッコミが入ったいつの間にか殺先生が中に入り込んでいた。

 

「女子の部屋で何をしているの?」

 

「いや~いいじゃないですか。先生も聞きたいです。大人の話。」

 

「ていうか殺先生は?」

 

「そうだよ。人のは散々きいておいて自分のは全く話さないよね。」

 

「先生話してよ。巨乳好きだから片思いくらいあるでしょ?」

 

ここぞとばかりに先生を質問攻めする。すると先生はそのまま逃げてしまった。

 

 

「追え!捕まえて吐かせて殺すのよ!」

 

ビッチ先生の指揮で一気に動き出した。

向こうでは男子もいて挟み撃ちにした。

 

 

 

 

 

疲れて静かな方へきた。すると窓の外を見ている渚を見つけた。

 

「渚!」

 

声をかける。

 

「高崎さん。」

 

「結局こうなったね。」

 

「うん。そうだね。でもこれも楽しいよ。この瞬間しかこの時間はもう2度と楽しめないから。」

 

「そっか。」

 

「うん。それにみんなのこともっと知れた。高崎さんのことも、、」

 

「う、うん。また行きたいな修学旅行。」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

こうして3ーEの修学旅行が終わった。

 

 

 

 

 

 




遅くなってしまい大変申し訳ございませんでした。
あんまり主人公がでていませんね。上手くかけません、、、
今回は戦闘シーンを描写するのが特に難しかったです。

みなさん夏の暑さに負けないでください。
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