文化祭が忙し過ぎて辛いです。眠いよぉ。
それでは本編をどうぞ。
「私、ここからでたら叶えたい夢があるんだ。」
「これが、、、、、だよ。」
「翠っていうの?今日からよろしく。」
「逃げて。生きて、、、。」
「はぁはぁはぁ」
嫌な夢を見た。
いや、夢じゃない。現実だ。本当に起こったことなのだ。忘れられない忌まわしい記憶。
酷く頭が痛い。今にも意識を奪われそうだ。そんな中自分は布団からでて洗面所に向かった。
顔を洗って鏡を見る。そこには反射した自分の顔が写っていたがこいつは誰だ。という疑問が生まれる。自分が何者なのかについては知らない。だれから産まれたのかどこにいたのかも。自分に自我が現れたのは
「酷い顔をしているわね。また思い出していたの?」
後ろには紗良さんが立っていた。
「うん。」
「忘れろとは言わないわ。その記憶はあなたにとっては大切なものだもの。でも
あなたが背負っている者達はあなたがそうなることを望んでいないわ。」
「、、、分かっているよ。、、、分かっている。」
外にでると今日はどしゃぶりだった。
「みなさん。おはようございます。今日はあいにくの雨ですがビックニュースがあります。今日は転校生がやってきます。」
転校生、自分に律。これで3人目だ。人工知能を生徒に仕立て上げるほど政府は必死な今再び来るという転校生に教室は緊張感が漂う。
「みなさんに仲間が増えるのは先生は楽しみですよ。今回は律さんのときのように油断はしませんし。ヌルフフフ。」
殺先生は脳天気に言っていた。
「ねぇ律ちゃん。律ちゃんは何か知らないの?転校生について。」
原さんが律に聞く。
すると律は少し暗そうな雰囲気を出しながら答えた。
「元々は彼と私は同時投入の予定でした。彼が近接攻撃、私が遠距離からのサポートで先生を追い詰め暗殺の任務を達成。しかしその命令は2つの理由からキャンセルをされることになります。1つ目は彼の調整に時間がかかり間に合わなかった。そして
2つ目は私では彼のサポートには役ぶそくんだったのです。」
先生の指を飛ばした律でさえ役不足。どうやら政府の本命は今回の転校生だったようだ。律の発言から得られた情報は性別が男。近接戦闘に特化している。の2つだけだった。
謎が深まる転校生にクラス内はさらに緊張がはしる。
そのとき廊下に足音が響き始めた。廊下側に写るシルエットは明らかに烏間先生でもビッチ先生のでもない。つまり転校生が到着したことを表している。
教室の扉を開けて中に入ってきたのは全身を白装束で覆っている誰かだ。
服装のせいで男か女かすらも分からない。その人物はおもむろに握った手を出して
その手の中から鳩をだした。
「ははは驚かしてってすまないね。私は転校生ではないよ。ただの保護者さ。そうだね。私は全身が白いし`シロ`とでも読んでくれ。」
不気味な見た目とは一変話をしやすそうな声と口調のギャップにクラスのあちこちから安堵に似たような声が聞こえてくる。
「なんだただの鳩か。」
「優しそうな人でよかったね。」
「にしてもいきなりあれはビビるよな。」
「ほんとだよ。あんなのにビビらないとしたら殺先生くらいだよな。」
だれかがそう言って視線を教卓に向けるとさっきまでそこにいた存在は跡形もなく消えていた。全員がその状況に気がつき教室を見渡す。
「あ」
誰かが声を上げて指をさす。その方向には奥の手液状化を使って避難をしている先生の姿があった。
「なんで1番ビビっているんだよ。」
「奥の手の液状化まで使ってんじゃねぇよ。」
「ニュヤ!?律さんが恐ろしいことを言うからじゃないですか。」
そう言って元の体に戻り始める。どうやら噂に踊らされやすいようだ。
「なんにせよ、あの子が馴染めそうでよかった。少々問題がある子でね。」
そう言うとシロはクラスを見渡す。視線は渚の辺りで止まる。
「みんないいこそうで安心しました。それでは紹介しましょう。堀部イトナです。よろしくお願いします。」
今度こそ本当に転校生が入ってくるようだ。自分が教室の扉に視線を移す。
すると自分の後ろから雨とは違う水のはねる音がした。
まさかと思い後ろを向いた瞬間教室にある壁の一部が破壊される。そして自分と同じ白髪の少年が入ってくる。
「買った。俺はこの教室の壁に買った。この教室の壁より強いことが証明された。」
かなり強烈な言葉を言いながら。
「「「いやドアから入れよ!!!」」」
みんながツッコむ。
その声を無視して近くにあった空いている椅子に座った。それでもなお小さな声でそれだけでいい。と呟いている。今まで色々な人間に会ってきたがこの転校生はトップクラスでヤバいやつだ。
流石のこの状況に先生もどうしたらいいのか分からず笑顔でもなく真顔でもなくとても中途半端な顔をしていた。
この転校生質問したいことが山のようにある。
「ねぇ、イトナ君。外、土砂降りだよね。傘も持っていないのにどうして濡れていないの?」
中でも1番聞くべきなのはそこだ。この雨の中傘をさしていても多少は濡れてしまう。なのに彼は全く濡れていない。どう考えたって不自然だ。それに壁を破壊した方法も不明だ。彼は素手であの壁を破壊できるほどの武器を持っていないし隠し持つこともできない。もし可能性があるとしたら自分と同じということだ。
そんなことに思考を巡らしているといつの間にか先生の近くまできていた。その手には羊羹が握られている。
「殺先生、この教室だけではあんただけだ。」
「けんかで先生の次元には立てませんよ。」
なるほどどちらが強いかの話をしていたようだ。
「いや勝てるさ。なぜなら俺とあんたは兄弟だからだ。」
その言葉に誰もが驚愕した。この転校生はさっそく巨大な爆弾を投下したようだ。
最後まで読んで頂きありがとうございます。
今日ようやく文化祭が終了し書く余裕ができました。
遅くなってしまいごめんなさい。