降谷翠の暗殺教室 (連載休止)   作:リリーマクリーン

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みなさんこんにちわ。本日とうとう天気の子を見てきました。

感想を言うとすごくきれいで自分の好みの作品でした。また色々と勉強にもなりました。(ネタバレ防止の為薄い感想にしています。本当はもっと語りたいです。)

それでは本編をどうぞ。



第20話 襲来の時間 2

昼休み、学生にとってこの時間は堅い椅子から解放される至福の一時であろう。

しかし今日、このE組の昼休みは通常時とはかけ離れた空気になっていた。

理由は明白だ。今日やってきた転校生の爆弾発言である。転校生、堀部イトナは殺先生と対峙するやいなや自分は殺先生の弟であると言ったのだ。当然この告白にはクラス中が驚愕し一気に先生と転校生は注目の的となった。しかし先生は自分には兄弟はいないと否定クラスは半信半疑の状態になっている。

その渦中の転校生の机の上には殺先生の好物と同じ大量のお菓子が置かれていた。

 

「甘党なのは殺先生と同じ。」

 

クラスのほとんどが転校生、先生の行動に釘付けである。

その状態に先生は不満がある様子。

 

「にゅぅぅ、先生と兄弟疑惑が出て以降みなさんが比較をするのでムズムズしますね~。仕方ありません。ここは大人の嗜みを、、、。」

 

そう言うと先生は教卓からエロ本を取り出して読み始めた。それを見ていた何人かはそんなものをここで見るなと心のなかでツッコんだが次の瞬間その考えが吹き飛ぶ。

なんと転校生も同じ者を持っていてさらに先生と同じページを見始めた。さらなる共通点、メモをとるもの観察をし考察を深めるもの、ただただ驚愕するもの、反応はまさに十人十色だ。

 

「こ、これは俄然信憑性が増したぞ。」

 

岡島が震えながら声を上げる。自分には理解が微妙に分からなかったので尋ねる。

 

「巨乳好きは皆兄弟だ!!!!」

 

そう言うと岡島は自信たっぷりに2人と同じ本、同じページを見せてくる。

 

「な、お前もそう思うだろ?」

 

なぜか自分にも同意を求めてきた。

その一言に明らかな反応を示す人物が後ろから殺気を出している。

正直に言えば特に好みはない。ので

 

「ノーコメント。」

 

呆れた口調で突っぱねた。その一言で興味を無くしたのか他の方へ言った。

 

 

 

 

その後不和が生き別れた王子説を推していたがつじつまが合わないところがあったのでそれも否定されることになった。

結局、転校生が言っていた兄弟の意味は放課後の暗殺で明かされることになった。

 

放課後

教室は異様な空気に包まれていた。

教室の真ん中には机で囲われたリングが出来上がっておりその中には先生と転校生が戦闘態勢で構えていた。いつの間にか保護者を名乗るシロも戻って来ている。

 

「そろそろ普通の暗殺は飽きたでしょう。こんなルールを追加するのはどうですか?

リングの外に足をつけたらその場で死刑。こっちの方がスリルが増して面白くなりますよ。」

 

殺先生はその申し出を受けた。いやその立場上受けざるを得なかった。それでも先生の顔には余裕が見えていた。先生の中では恐れるに足らない相手と言うことだろう。

 

「それではそろそろいいかな?暗殺開始!」

 

シロがそう言った瞬間その場にいた誰もが釘付けになった。しかしそれは一瞬で切り落とされた先生の触手ではなく。

 

 

 

 

転校生の頭から生えた白い触手だった。

 

 

 

 

これで彼の兄弟の意味が繋がった。つまりはそういうことだったのだ。

触手は人間にも後天的に生やすことができ一兵器として扱うことができる。

あの日研究所でみたデータはそういうことだったんだ。

それを理解した瞬間心の底から憎悪がこみ上げてくる。だがその憎悪もすぐに消えることになる。

なぜなら自分以上にキレている人物がそこにいたからだ。

 

「ドコダ、、、ドコデソレヲテニイレタ、、、、」

 

先生は再生をしながら顔面を恐ろしいまでに黒く染め上げシロをにらみつけた。

 

 

「知らないね。なんだい?嫌な思い出でも蘇ったかい?」

 

しかしシロはそんな先生を見てもあっけカランとしむしろ余裕が見える。よほど勝つ自信があるのだろう。

 

「まず貴方から話を聞かなくてはいけないようですね。」

 

「聞けないね、君はこれから死ぬのだから。」

 

シロの言葉で転校生は攻撃を始める。最初は避けていたものの徐々に余裕がなくなっていきついにはラッシュを許してしまう。

 

「やったのか。」

 

一瞬期待の声があがるがそれは勘違いだとすぐに悟る。地面には先制の抜け殻しかなく本体はすでに天井へと逃げていた。先生の奥の手脱皮。月に1度しか使えないため滅多に見ることはないのだがこんなにも早く使うということは認めなくてはならない。本物だということを。

 

「脱皮、そんなのもあったね。でも実はそれは見た目よりエネルギーを使う。よって直後は自慢のスピードは落ちる。さっき腕を再生したね。あれもエネルギーを使う。

私の計算によると今はイトナとパフォーマンスの性能は同じになるはずさ。」

 

そんなことを話終えると袖から光を発し始めた。その光を浴びた先生は一瞬硬直する。

 

「この光はあんたの体にダイラタント挙動を起こし一瞬硬直する。」

 

自分らにはその違いは分からないが先生に焦りが見えていることから本当のようだ。

そんなことを聞いていると再び足が切断される。

 

「足を2本失ったね。また再生をしなくてはならなくなった。もう終わりだ。」

 

 

 

「なるほどシロさん。貴方の計算は確かに完璧です。ここまで追い詰められたのは初めてです。しかし1つだけ計算に入れ忘れている者がありますよ。」

 

「ないね。私の計算は完璧だ。負けたこの遠吠えだよ。やりなイトナ」

 

そう言うとイトナは攻撃を仕掛ける。

 

煙が晴れるとそこには触手が溶けたイトナが立っていた。

 

「ヌルフフフフ。おやおや落とし物を踏んでしまたようですね。触手がダメージを受けたら動揺するのは同じです。」

 

そう言うと先生は脱皮してできた皮で包んでイトナを外に投げた。

 

「リングの外に足をつけたので死刑です。もう2度と先生を殺しにこれませんね。」

 

反論はない。自分たちから決めたルールだからだ。

 

「生き返りたかったら学びなさい。確かに君たちの計算は完璧でした。しかし勝負を分けたのは経験の差です。ここで先生をみてその経験を盗むことが出来ればきっと殺せるでしょう。君は負けたのです。」

 

「ま、、、け、、、た。そんなはずはない。俺は力を手にイレタ。誰よりも強くなった。」

 

イトナの呼吸が荒くなっていくのが分かった。

するとシロがマズいな。呟いた。その瞬間イトなの触手が真っ黒に染まり暴れ出し始めた。まず最初に行動したのはシロだった。イトナがこちらに襲いかかってきた隙を狙い何かを発射する。それに当たったイトナは眠ってしまった。

 

「申し訳ないね殺先生。この子はまだ学習ができる精神状態じゃなかったみたいだ。初日でそうそう悪いけど休学させてもらうよ。」

 

「待ちなさい。その子は危険過ぎます。私が責任を持って預かります。」

 

当然殺先生は制止する。

 

「バカなことを言うなモンスター。何もかも奪ったくせに。」

 

シロは憎しみを込めて言う。

 

「させません。」

 

そう言い肩を掴むとなぜか先生の触手が溶けた。

 

「無理だね。この服はあんた対策の繊維で作られているからね。」

 

自身満々に言う。

 

 

「じゃあ、俺なら問題ないな。」

 

自分はシロの前に立ち塞がりながら言う。

 

 

「君が邪魔とは意外だね。」

 

「そいつを置いていけ。なにも関係の無いただの一般人だろ?!」

 

シロはにやけたかと思うとすでに教室の外にいた。

その状況に驚いたが確信は深まった。

 

 

 

 

その後みんなは殺先生に追求を始めたが結局はぐらかされてしまい謎は深まるだけだった。

 




疲れた~。1日かけて書き上げました。あいかわらず作業効率が悪くて嫌になります。
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