文化部の私ですが見事にやけました。一応日焼け止めは塗っていたんですがね、、、。無駄話はこの辺にしてそれでは、本編どうぞ。
~side潮田渚~
僕らは目の前の光景に対して目を疑ってしまった。今日来た転校生が先生に暗殺を仕掛けた。そのことはもう僕らには日常なのであまり驚きはしない。
僕らが驚いたのはその後だ。彼が最初に撃った4発の弾丸が殺先生が避けた弾丸が殺先生の胴体を貫いたのだ。そしてその弾丸はなぜか彼の手元に戻っていた。
そして僕らは悟った「彼はただものではないと」
今まで何度か先生の触手に攻撃を当てられた人はいた。それでも胴体に攻撃を当てたのは彼が初めてだった。
「ニュウウウ、、、」
殺先生が苦しそうな声をあげながら起き上がってくる。
それを見てから席に着く転校生暗殺者。
今日はいつも以上に波乱の1日になりそうだ。
~side降谷翠~
自分は人生で初めてまともな授業を受けている。
さっき、確かに感触があった。確かに弾丸が体を貫いた感覚が。それでも今先生はピンピンして授業をしてくる。
(なるほど、流石は月を破壊する超生物。一筋縄では確実にいかないな。
、、、にしても先生の授業は確かに分かりやすい。自分のイメージでは何人かの生徒は寝ているようなかんじだけど周りを見渡す限りはそんな生徒はいないなぁ。やっぱり誇張されたものだったか、、、。
そんなことに頭を働かせていると授業の終了のチャイムが鳴る。
「それでは今日はここまで次は体育ですね。気をつけ、礼。」
先生がそう言って教室を出ていった。
(体育!?待って、何も分からない、、、困ったな。仕方ない)
自分は教室を出ようとしていた人物に小声で声をかける。
「春菜、僕はどうすればいいの?これからどこ行くの?」
自分が質問すると春菜はニヤリと笑って別の生徒へ声をかけた。
「渚!転校生くん案内してあげて。」
春菜がそう言うと水色の髪をしていてツインテールの男の子?がこっちに寄ってきた。
「えっと、、、、降谷くん、だよね?僕は潮田渚。渚でいいよ。次は体育でグラウンドに行くんだ。着いてきてくれるかな?」
彼は戸惑いつつも話しかけてきた。
「分かった。翠でいいよ。よろしく。」
渚に案内されてグラウンドに行く。そこにはあの烏間先生がいた。
「今日君には最初、見学をしてもらう。最後には俺と少しの間組手をしてもらう。それで問題ないか?」
烏間先生はそう尋ねてきた。
「問題ありません。」
自分はそう答える。
「そうか、、分かった。それでは授業を始める。日直は号令を!」
体育の授業が始まった。
しばらく、みんなの授業風景を観察している。やはり動きはぎこちなく初心者であるのは明確だ。しかし、始めて1月も経ってないのだとしたらかなり筋はいい。あの人の指導方法が理にかなっているのだろう。授業の進行としては最初にナイフの素振り、次に2人1組での組手、最後に先生との組手といる順番らしい。そんな観察をしていると先生に呼ばれた。どうやら時間らしい。
「これから、君と1vs. 1をする。時間は5分間。互いにこのナイフを使って1回相手に当てることができた方が勝ちとする。これでいいか?」
「大丈夫です。」
自分は答える。
「それでは始めよう。磯貝君審判を頼む。」
「は、はい。」
触覚のようなアホ毛が特徴のいかにもイケメンな男子生徒が答えた。
「そ、それでは始め!」
磯貝君は戸惑いつつ始めの合図を出した。
~~~~~3人称視点~~~~~
校庭の空気は張りつめていた。組手を始めたふたりは互いに動かずに様子を伺いプレッシャーを放っていたからだ。
しばらくの間、沈黙が続く。先に仕掛けたのは降谷のほうだった。
まっすぐ相手の方へ突っ込んでナイフの間合いに入ると剣道の突きのようにナイフを繰り出した。それを烏間は彼から見て右方向に避ける。
それを見た降谷は時計回りに回転してナイフで仕掛ける。体を反ることでギリギリで回避する烏間。
今度は烏間が脇腹めがけてナイフを突き出す。
降谷は1歩下がって避けた。
互いに1度距離をとる。互いに息は一切あがっていなかった。
今度は烏間から仕掛けてきた。一切の隙のない動きで降谷に迫ってくる。
すると、降谷は自分が着ていた上着を烏間の顔に一瞬で脱いで被せた。
それにより一瞬隙が生まれてしまった。生まれた隙は1秒程度、、もしかしたらもっと短いかもしれない。しかし、降谷はその一瞬を逃さなかった。その一瞬で烏間の後ろに回り込んでその背中にナイフを突き立てようとした。そのとき、、
「そこまで!」
審判の声がした。
~~~~~降谷翠視点~~~~~
「そこまで!」
審判の声が聞こえてきた。どうやらもう5分が経ってしまったらしい。早いものだ。
正直、危なかった。なんて、人だ。
視界を奪ったあの一瞬で順手で、持っていたナイフを逆手に持ちかえてこちらに正確に突き立てようとしていた。あそこで刺していたら間違えなく負けていた。
もし、時間切れになっていなかったら確実に自分が刺すよりも先に刺されていた。
これは、こちらの負けだ、、、
そんなことを考えていると先生はもう立ち上がって他の生徒たちへ授業の終了の合図をしていた。
生徒がバラバラになって校舎へ戻っていく。そんな中でひとりだけ近づいてくる人がいた。渚だ。
「スゴいね!烏間先生に、善戦ができるなんて。」
「そんなことはないんだ。あれは僕の負けだったんだ。時間切れで助かったのはこっちなんだよ。」
自分は否定をする。
「それでも、先生にあそこまでできた人はいなかったんだ。僕からしたらスゴいことだよ。」
彼は嘘偽りのない表情で自分に言った。自分はそれが少し嬉しく感じた。
放課後になった。春菜との関係はなるべく秘密にしなければいけないので行動は基本別々だ。
今は渚と話している。最初はたわいもない話だったけどとうとう核心を、つく質問をされた。
「ねぇ、翠君。なんで君はあんなことをしているの?」
「、、、、それは言えない。知らなくていいことたからね。」
自分は微笑みながら答える。
そうこうしていると駅に着いた。渚とは逆方向らしい。ここでお別れだ。
「あ、逆方向なんだね。じゃあね。」
「うん!また明日。」
そう言って自分達は別れた。
電車に揺られている。ふと、あの娘のことを思い出していた。
今の自分の原点となったあの娘のことを
もう、6月ですね。遅れて本当にすみませんでした。
気づいたらお気に入りが10を越えていてビックリしています。してくださった方々本当にありがとうございます。