はなしが終わり、オカルト研究部の部員達は校長室の前に来ていた。一誠はなんで校長室に来ているのかが分からなく、それでもみんなの真剣な顔を見るとなにも聞けなくなる。
「みんな、覚悟してちょうだい。話しだいじゃ戦うことになるから。」
リアスは校長室の前で全員に確認をとる。一誠には戦う力がまだないのだが自分のルシとしてのことをききにきているのでついてきている。そしてリアスは校長室をノックせずに派手にあけた。
「失礼するわ。」
中にはここの学園の校長、駒王大地が椅子に座っていた。別に急に入ってきたことに驚いてはいないようだ。
「校長室にはノックして入りなさい。」
校長はリアス達に言うがリアス達をみて話はじめる。
「一体何をききにきたのかな?」
リアスが前に出る。
「前置きはいいわ。よくも私の可愛い下僕をルシにしてくれたじゃないの。早くもとに戻しなさい。さもないと滅ぼすわよ。」
リアスは赤い魔力をまとい、いつでも放てるようにしている。
「残念だがルシに選ばれたものは戻すことはできない。使命を果たしてクリスタルとなるか、使命を果たせず死骸となるかどちらか一つだ。」
校長は顔色一つ変えずに話す。
「死骸かクリスタルですって!?そんなっ」
リアスはついに決心した。そしてまわりの人とアイコンタクトをかわした。
「そう。なら第3の選択肢はどうかしら?今ここであなたを滅ぼしてあげる。」
校長はため息をついた。
「壊れた悪魔だ。今の君たちではファルシであるこの私には手も足も出ない。よって君たちにふさわしい相手を紹介しよう。」
するとリアス達が見る景色が変わっていきラボみたいな倉庫みたいな空間になった。校長はいない。
「ここは・・・・」
リアス達は辺りを見回す。するとドシンドシンとこちらに向かってくる足音が聞こえてきた。そして姿を表した。そこには魔獣を全身サイボーグ化したような鬼のようなものがいた。
「ファルシ・・・・」
ファルシ・べリアルvsリアス達
今この空間では激しい戦いが繰り広げられた。ファルシが放つ火の魔法や攻撃を巧みにかわしながら自分の特性を生かした攻撃をしている。小猫なら戦車の特性を生かしてパンチでダメージを与え、木場はスピードで撹乱しながら剣を創造して切りつけたりしている。朱乃は魔法を放ってダメージを与え、リアスは滅びの魔法で確実にダメージを与えていた。一誠は自分の神器、ブーステットギアを出して自分の力を倍加させている。ちなみにルシの力は使ってない。ていうより神器もそうだが戦い方が分からないのである。
「一誠!ルシの力を使いなさい。ルシなら魔法を使えるはずよ。」
「魔法って言われてもどうすりゃ出せるんだよ。」
一誠は腕をふったりしながら出そうとしているが何も出てこない。そうこうしているうちにリアス達は攻撃を受け初めていた。その時一誠の視線は一点を見つめざるを得なかった。
「あ、あれは・・・」
一誠の目線に気づいたリアスは笑みを浮かべて叫ぶ。
「一誠!このファルシをあなたが倒してくれたらいくらでもみせてあげる。」
その言葉に一誠の思考回路はめちゃくちゃ早くなる。
「部長の、部長のおっぱい。そんな言葉があったなんてーウォーーーーー」
一誠の体から勢いよくオーラが出る。
一誠はルインガを覚えた。
一誠から放たれた光の玉ルインガはブーステットギアにより三回倍加されてるのでかなりのものとなっている。
「グォォォォ」
ルインガをもろにくらったファルシは今までのダメージが蓄積していたのか倒れた。
「やった。やりましたよ部長!」
一誠はリアスに魔法が使えたことに喜ぶ。
「よくやったわ一誠。」
「さすがですわ。」
「今のはすごかったよ。」
「さすがです。でも変態です。」
それぞれが一誠を誉める。そんなとき景色がかわる。そこはオカルト研究部の部室だった。
「まさか部室に戻されるなんて。今のままでは勝てないわね。もっと力をつけてからいきましょう。」
こうしてリアス達の戦いは始まる。