まだ力を蓄えている
明後日
え?時の流れがクッソ早い?気にするな!一応この世界での保護者のような立ち回りしていたので俺が表に出ることとなった。
「どうもめいじ館館長巫剣使い銘治政府特別機関御華見衆所属、康少尉です。」
名前が普通過ぎる?無難と言え!この名前は俺の恩人がつけてくれた名前だぞ!馬鹿を言うんじゃない!
「こちらこそ、こちらは時空間航行艦アースラの艦長を務めています。時空管理局所属のリンディ・ハラオウンです」
まさかまさかの生リンディ。ちょっと興奮したけど、すぐに沈下させた。問題ない。
この後は話し合いを行うことになったが、ここがどういう世界なのかリンディさんがどの立場にいるのか、等々ちょっと俺でもわからない話をしている中でいくつかの条件を提示した。
といってもこちらに有利になることは少ないが。
1つ、なのはちゃんから聞いた転送ポートの設置。単純に会いに行きたいという巫剣がいるから、これは通してほしい。
2つ、巫剣の持ち出し、研究は禁止。故に今この話で上がった巫剣たちはなかったことにしてほしい。
3つ、相互に助け合う。これは別にどうでもいいかなと思っていたりする。
この三つを提示した。
1つ目は難なくできた。別世界の地球でもやっているのでそれぐらいは許可できるとのこと。しかし、転送ポートの転送場所は一度地球になっていて、リンディさんの住むミッドチルダへは中継することとなった。これは安全性を考えて俺からその話は持ち出した。
2つ目も問題なし。巫剣はいわば“作れる”のだ。俺たちはそれを理解しているが他のところはわからん。ミッドチルダは確か、クローン体を作っていたりしていたはずだ。そんな危険なところへ巫剣たちを報告させるわけにはいかない。
3つ目がちょっと微妙だった、時空管理局としてはこちらの脅威はそこまで大きくないだろう。禍要柱は少々厄介らしかったが、退治自体に時間がかかるわけではないというところ。
実際そうだという認識が俺にもある。そして何よりこちら側からは俺と以下数名しか駆けつけることしかできない。
そんな状態だから微妙な顔していたのだろう。俺としてはこれは別にどうでもいいのですぐ流したが。もし何か起こっても友人枠として参戦すればいいと俺は思っていたりする。理由としてはここで例の衛星砲が撃てないから演習場でね?(wktk)
あと一つ銘治政府からは、来訪者に技術提供をお願いしてくれという話があったが、俺がバッサリ言った。他人に頼らず俺たちでやらねば誰がやる!俺たちで独自の文化作っていきましょう!って。銘治政府は闇がないすんばらしい機関なのでさらに燃えて(精神的に)了承した。
ということで以上の条件でお願いしたところ。再度確認したのちに笑顔で了承してくれた。
やったね!すいちゃん!友達といつでもあえるよ!
その日の夜。無事めいじ館の俺の任務部屋に転送ポートを設置してお別れの時間。すいちゃんと感動的なお別れをしているなのはちゃんに近づいて激励の言葉を飛ばす。
「元の世界でも頑張れよ!なのはちゃんなら余裕さ!」
「はい!隊長さん!もし地球に来たら翠屋に寄ってみてください!私のお父さんとお母さんが経営している喫茶店なんです!」
「すいちゃんと一緒に行ってみるとするよ。なのはちゃんの言うフェイトちゃんにもよろしく言っておいてね。」
「はい!きっとお母さん達もプレシアさんたちも喜びますよ!」
「それじゃさようなら!また来てね!」
「はい!また今度です!」
そうして日々が過ぎ去ってい…え?今“プレシアさん”っていった????
この時の俺は阿保みたいな顔をさらしていたとまっちゃんから後から聞いた。
なのはちゃんがいなくなってから少し経った今日、なのはちゃんに言われた翠屋なるところへ行ってみようと思い、すいちゃんと俺で地球へ行くこととなった。
「それじゃななちゃん、俺がいない2日間の指揮はよろしく頼む」
「はい、任されました!」
指揮権限を秘書の七香へ押し付…お願いして、なのはちゃんのいる海鳴市へと行こう。一つ確認したいことがあるし。
多分もうわかると思うけど、なのはちゃんの言った“プレシアさん”本名、…プレシア・テスタロッサ。まあそんな感じの魔導士がいて、なのはちゃんの言っていたフェイトちゃんの母親なんだけど、その方、前世で見たリリカルなのはだと、プレシアさんは虚数空間という魔法がつかえない空間へ落ちていったはず。
同時にフェイトちゃんの生まれも分かっていたりする。プレシアさんの娘、アリシアちゃんのクローン体。ただ、性格とかはまるっきり違うとのこと。俺自身名前は知っていてもアリシアちゃんとは会ったことないってのも一因である。てか、それで腰抜かしていたら巫剣たちと付き合えないわ。
とりあえずだ、プレシアさんがいるってことはそこに転生者がいる可能性が微レ存…?いや、ノリで言ったけど、多分確実にいると思われる。踏み台系じゃないと信じたいけどなぁ。
まずは行ってからだな!
おお!ここが海鳴!んで、この転送ポート、どこにつながっているのかというと、なのはちゃんの友達の一人、月村すずかちゃんというお嬢さんの家につながっているとのこと。
転送後というのもあるが、人様の家なのでうろつけない。周りをきょろきょろ見てみると押して!と書いてある紙の上、ボタンがあった。これを押せということ?ポチっとな。
数分後にメイドさんがドアを開けて訪れた。風格で分かる。これは本物だぁ!すげぇ!生メイド!美人!すげぇええええええ!
はい、ポーカーフェイス余裕でした。俺が何年一つ屋根の下で女子と寝ていると思ってんだ。内心びっくびくだけど外面はクール。これはキングですわ。間違いない(動揺)
メイドさんの名前はノエル・K・エーアリヒカイトさん。ここ月村家の専用メイドとのこと。事前になのは様から事情は聴いていますのでゆっくりしていってくださいって言われた。ゆっくりしていってね!でもいいのに。
待つこと数分。見た目くっそわかい美人さんが登場。名前を月村忍というらしく、この月村家の親がいないときの代理人になる長女。いや、わかるんですけど。少しだけだけど。
この地球に来た理由を聞かれたが、正直に観光と翠屋に用事があってきたと報告。その答えで一応納得したらしく、そのまま翠屋に行くこととなった。
その前にとすいちゃんと俺の衣装を用意してくれた。今の俺軍服だし、すいちゃんちょっとゴスに近い格好で外に出るとは非常識にあたるとのこ。俺たちの正装といったらこれだから何も違和感なかったが、それでも変えるらしい。
すいちゃんは白のワンピース。かわいいよすいちゃんかわいい!ってめっちゃ褒めたら顔を真っ赤にしてうずくまった。ああああ^くっそかわいいいなぁ^~
着替えが終わったと、月村忍さんと一緒に向かいました翠屋。月村さんの自家用車に乗せてもらったんだが、すいちゃんは動く鉄、車に大興奮。そういう俺も大興奮。リムジンなんて初めて乗った!
どこで切ればいいのかわかんかったり