RIDER TIME仮面ライダー王蛇   作:モモタロス

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処女作ですのでなにぶん至らぬ点があると思いますがよろしくです!


序章
episode0 終わりからの始まり


 

ずっと……暗い……真っ暗な部屋にいた。

 

部屋といっても狭くて床も無く、屋根はあるにはあるが雨漏りが酷かった

 

地面は土で雨が降ると泥なので体はいつも泥だらけだった

 

 

腕には手錠をかけられ食べ物もロクに与えられない日々が続いた………。

 

 

泥を食って腹の足しにしていたがもう…限界だ…。

 

 

俺はおそらくこれから殺される…。

 

 

日本で殺人事件を起こした……理由?んなもんイライラしたからに決まってる。

 

その後、指名手配され…海外に逃げたがやはりそのイライラは収まらなかった……もともとはこんなにイライラするはずでは無かった……だが何故か俺は20歳を過ぎた頃…ちょうど大学に通ってた頃だ、なにが俺の頭に訴えかけてくる事を感じた…。

 

戦いたい………そう、ただこれだけ。

 

 

何故かは今でもわからない

 

 

まあだが今はそんなことはもうどうでもいい………十数人殺してその後海外に逃げたがそこでもまた殺人の繰り返し……気がつくと俺は国際指名手配犯になっていた……今はどっかの国のテロリスト集団にとっ捕まったが…全くといっていいほど言葉はわからない、おそらく日本への身代金の要求だろうが……ご存知のとうり俺は国際指名手配犯の殺人鬼…助けなんぞくるはずがない………向こうもそれに気づいたらしく、俺はあともう少しで殺されるだろう……。

 

 

何一ついいことなんてなかった…つまらな過ぎてイライラしてたところだ…。

 

 

ただ心残りがあるとすれば俺を金儲けの道具にしたこいつらを殺さないことだ………。

 

 

 

ドン!と音がする、いよいよ最期の時だ。

 

 

もはや驚く力も残ってない…最後に飯を食ったのはいつだっけか………

 

そんな事を考えていると外人の男がこちらを見下ろす。

 

まるで家畜か何かを見る目…慣れた手つきで弾丸を銃に入れ引き金を引く。

 

それは俺にとって人生で一番長く感じた時間だった。

 

引き金に指を当て、引くその瞬間までにだ…生まれた頃の自分以外の別の記憶が蘇る。

 

 

契約…戦い…俺の求めていたもの…仮面ライダー………!

 

 

…そうか……俺の求めていたものは"これ"だったか……。

 

 

あぁ………本当に今になって思い出すとは………

 

 

 

 

イライラする………。

 

 

 

 

バンッ!!!!!

 

 

 

気がつくと先程とは全く違う青空が広がり冷たい土とは違い暖かな草原が広がる世界にいた。

 

 

もともと天国地獄があるなんぞは思っちゃいなかったが今見ているこの現状が動かぬ証拠だ…ここが死の世界なのだ。

 

 

 

「はっ…はっはっはっはっ!!」

 

 

俺は勢いに身を任せ、草原を走り回った。

 

自由…まさにその言葉にふさわしい場であったが…。

 

いつまでも走り周っても…ただ何かが満たされない………だが俺はその正体にもう気づいている……だからまだ、イライラしていた。

 

自由だなんだと言葉を並べてもここは俺を満たすものが一切ない。

 

食事?酒?女?

 

どれも違う…たったひとつ…戦いだけが俺の心を満たしてくれる。

 

だから戦う相手、当たるものすらないこの世界は…。

 

 

 

イライラする。

 

 

 

そんな事を考えていたら後ろに何者かの気配を感じた。

 

 

「やはり貴様は生まれ変わっても何一つ変わらんかったな………浅倉威」

 

 

「誰だ……お前?浅倉威?誰だそいつは…?」

 

 

嘘だ……俺はその名を知っている。

 

 

「だか、ふむふむ…6回目でようやく幼少期は普通の少年になれたか…。」

 

 

 

「おい、知っている事を全て話せ…お前の俺を見る目…イライラする。」

 

 

俺はこの老人を知っている。

 

 

「はっはっ…いつもそういってくれるなお前は。」

 

 

 

ただわからないのはこの男が一体誰であるか……存在だけ知っていた。

「浅倉威…お前…本当は覚えているだろう?駆け回っていたのは無意識のうちに私をさていたのだろう?」

 

そう言うと老人は内ポケットに入っている何かを取り出した。

 

「探し物は………これじゃろ?」

 

取り出したのは紫色のコブラマークの描かれたカードデッキだった。

 

 

これだ………!!!

 

 

「よこせ!!!」

 

叫ぶと俺は老人の手からカードデッキを奪い取りそれをまじまじと見つめた。

 

「これだぁ…俺のずっと求めていたのは…」

 

嬉しさのあまりニヤケが止まらない。

 

「うーむ…やはり貴様の性格は問題ありだ…少々いじってから送るとするか……。」

 

 

「なーにごちゃごちゃいってるんだ?全く持ってイライラする……さてと、これを手に入れればこっちのもんだ、じじい…まずはお前をぶっ潰してやる、お前の上から目線はイライラする。」

 

そう言うと近くに水たまりがあるのを見つけそこにカードデッキを突き出した。

 

するとどんなトリックかはわからんが反射している水たまりから銀のベルトが投影され腰に巻きついた。

 

「はぁ………。」

 

左手を腰あたりまで引っ込め右手を前にかざす…。

 

「変身っ!!」

 

勢いをつけ右手を振り回すようにさらに前に突き飛ばし今度は先程とは真逆に手の向きを変える、叫んだ後にカードデッキをベルトに装着する。

 

そしたら周りに鎧騎士の姿が出現し俺の周りにチラつくといつのまにか俺の姿は仮面ライダーへとなっていた。

 

「あァ……フンッ」

 

「浅倉威、貴様変身を…やはり覚えていたか。」

 

「そんなことはどうでもいいだろう?全く…お前の顔はいつ見てもイライラする。」

 

カードデッキからカードを一枚取り出して召喚器ベノバイザーに入れる。

 

【ソードベント】

 

電子音声がなると出現した剣を手に取る………。

 

「ふっ…あ"ああああああ!!!」

 

剣を振り上げ老人の顔に振り下ろす。

 

「よし、では手はずは整った…さらばだ浅倉威…次の世界でもまだまだ私を楽しませろ…そのためにそのカードデッキを貴様に返す。」

 

そう言うと自分の体が流出にでもなったからように消えかけていた。

 

「なっ!?貴様!俺に何を!!?っ!!」

 

「その力をどう使うはお前次第だ…浅倉威…名は変わらんとそのまま行けるのできにするな」

 

 

「あ"あああああああ!!!!!!!!」

 

怒りの声を荒げながら俺の意識は薄く…そしてなくなった。

 

 

 

 

 

 




浅倉さんは何回も転生しているんですよーはい。

ただ、転生してももうしつこいくらいに暴れるんで神はカードデッキを没収してたんですよー、なんですけどだんだん変わってきてるのでちょいと返してみたって感じです!え?なんでそんなことここで言うのかって?後から話に出すの面倒だもの。
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