RIDER TIME仮面ライダー王蛇   作:モモタロス

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ISとか他のラノベって助けられただけで惚れる人多ない?

ってのをこの作品でもそうしたらこうなったってのが出てくるのでご注意ね?

あー、何でこうも簡単に惚れるキャラ多いんだろう?

あ、ならいっそのことヒロイン達のいろいろなところをいじろう!そうしよう!


episode2 仮面ライダー

キーンコーンカーンコーン

 

帰りのHRも終了して俺はカバンを持ち教室から出ようとする…

 

「あ!待ってよ!浅倉〜!一緒に帰ろ?」

 

ぴょんっと登場してきたのが篠ノ之束であった、あの言い合い以来なぜか俺につきまとってくるようになった、いや、ほんとなぜだ?

 

 

「ハァ…ほら行くぞ」

 

「うん♪」

 

ここで断るとゴネる…流石に中学3年でそんな面倒に巻き込まれたく無いので素直に一緒に帰ることにした。

 

中学生になって3年…まったくどこの世界にもイライラさせる奴は多い、粋がる先輩、いじめ、女子生徒にセクハラする教師……俺はもともとはこういった輩には興味すらなかったがこの世界に来てからと言うものそういった事を気にするようになってしまった、粋がり後輩にカツアゲしていた先輩を潰し、去年起こったとある女子を標的にしたあのいじめの主犯格をクラス全員の前で立ち上がれないくらいにボコってやり、セクハラ教師の玉を……まあこれは言わなくていいか…だがこんな事をして早3年…俺はイライラする学園生活を送っている。

 

束と教室を出て靴箱の前にまで来る、そして

 

 

バラバラバラバラァ〜

 

 

「………。」

 

 

「ウワーオ!いつ見てもすごいねぇ〜浅倉宛のラブレター」

 

そう、助けたといってもイライラしたからやっただけのことをこの頃の年頃のメスガキ供は大きな妄想をしてしまう、その結果がこれだ…全く、特に話したことも無い奴からの手紙が一番イライラさせる。

 

 

「いつも思うんだけど、手紙どう処理してるの?」

 

「あ?んなもん知ってる奴には無理だって言って知らねー奴からの手紙なんざ読まず捨ててる」

 

「オォウ……ドライだねぇ……」

 

当たり前だ、知ってる奴ならわからなくも無いがなぜ知らない奴からの手紙をもらわなければいけないのだ。

 

そう言いながら外に出て門の前に行くとガラの悪い連中がいた…俺が来たのを確認すると一列に並び。

 

「浅倉先輩…今日も学校、お疲れ様でしたっ!!!!」

 

 

「「「「「「「お疲れ様でしたっ!!!!」」」」」」」

 

勝手に舎弟を名乗る後輩たちだ。

 

「おう」

 

もはや関わるのも面倒なのでそれだけ言って帰ることにした。

 

だが

 

 

ドドドドドドドドドドドドドドドドドド!!!

 

 

 

何か音がしたと思い振り返ると

 

 

 

「………」ドドドドドド

 

 

なんかブチギレている織斑千冬だった

 

 

「ほほぉう…あいつが来たなら楽しめそうだ…」

 

 

「ん?どったの?げ!!?」

 

 

俺は戦闘の構えを取り篠ノ之は逃げる準備をしていたが遅かった。

 

 

「束ェェェェェ!!!」

 

「あ、痛ったぁぁぁぁぁ!!!!く、首がぁぁぁぁぁ!!!」

 

織斑は飛び蹴りをまさかの篠ノ之の首にかました。

 

 

「束…よくもやってくれたな…。」

 

「ち、ちーちゃん!?ほんの出来心で!!」

 

「問答無用!!」

 

篠ノ之はことあるごとに織斑にいたずらをする。

 

そしてそのいたずらの仕返しに織斑は来る…いつものパターンだ…やりすぎと思うか?これでやり返しだったらいいもんだ…なんせ篠ノ之のいたずらは度が過ぎている、例えば、前の織斑の下駄箱を冷蔵庫に改造した時があったな……あとは織斑の下駄箱を直すと言いながら次の日に扉を開けるとオルゴールが鳴り小型のロボットがダンスをする仕様になっていたりと毎度織斑の下駄箱を改造やら筆箱を改造やら盗撮やらしているんだが…

 

おっと、あれはキャメルクラッチ…見事に決まっているな

「ギブ!ギブ!ちーちゃんギフゥ〜!!」

 

「キサマヲコロス」

 

「あれれぇえ?オカピーポー?」

 

篠ノ之は丈夫だから誰も何も言わない。

 

さて、篠ノ之が逝ったところでお次は俺だ

 

「勝手に殺すなー!」

 

何か聞こえたが無視だ、さてさて、なぜ俺が狙われるかは理由なんて分からん、だがこいつとの戦いは嫌いじゃない、強いからな…よし、イライラもすっかり消えた。

 

 

「浅倉…よくも私を置いていったな…?今日こそ決着をつけようと言ってたのにもかかわらず」

 

「ハァ…お前との戦いは実にワクワクさせる…俺と対等に戦えるのはお前だけだからな…?だがお前は怒るとより強くなる、そんなお前と戦うとより一層楽しくなるからなぁ…さあ…こいよ?相手をしてやる」

 

「いくぞぉぉぉ!!!」

 

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 

 

 

さて、なぜこんな奴と交友関係があるかだが、あれは小学4年の頃の熱い夏の日であった。

 

 

 

ミーン!ミンミーン!

 

 

セミのうるさい声が聞こえてその次が篠ノ之の奇声で目を覚ましたのは今でも忘れはしない、いつものように俺を遊びに誘ってきたがここまではいつも通りだったが、窓から見てみるとそこには見知らぬ女の子がいた。

 

「紹介するね!ちーちゃん!あのパツ金ボーイが言ってた浅倉!浅倉!こっちが友達のちーちゃんだよ!さあ!遊ぼう!すぐ遊ぼう!!」

 

 

なんとも言えない大雑把な説明を受けて歯を磨き、服を着替えて2人の元へ行った。

 

 

下に降りた途端、なにかを感じた…この女からだ…

 

 

目がもはやガキの目じゃねーってことくらいはすぐに理解できた、おそらく向こうも同じだろう。

 

「織斑千冬だ、よろしく」

 

向こうが手を出してきたので俺はその手を取り

 

「おうお前が…織斑千冬?俺は浅倉威…どうも」

 

この瞬間に全て分かった。

 

 

「「((こいつ……強い……))」」

 

これが織斑千冬との出会いである。

 

 

 

その後、理由は知らんが篠ノ之が腕相撲をやろうって言い出して俺と織斑で瞬殺…だが次に問題が起きた……。

 

 

 

「あーーん!負けたー!なんで2人ともそんなに強いの??まあ!いいか!じゃあ!最終ステージ!ちーちゃんvs浅倉!レディー……ゴーー!」

 

 

篠ノ之の開始の合図とともにお互いの力が入る……が……。

 

グググググ!!

 

 

「…グッ!?」

 

「ほうぉ…。」

 

予想外の展開が起きた、瞬殺されると思ってた織斑は俺のパワーに耐えた、成長すればまあまあ俺を楽しませる奴になると思ってたが期待以上だ。

 

このままいけばこいつは20歳になる前に俺と対等に戦えるかもしれん。

 

「…だが…」グッ

 

バンッッ!!!

 

「!?」

 

 

今のこいつじゃあどうあがいても俺には勝てない…。

 

 

その日以来、なにかと篠ノ之と織斑は俺の家にセットで遊びに来る事が多くなった。

 

 

そして毎度毎度織斑は俺になんらかの勝負を挑んでくるようになった。

 

 

だが、いい感じだ…こいつと戦っているときは最初こそ所々暇だったが、だんだんと強くなるこいつに楽しさを覚えてくる。

 

まあ、俺も負けるわけにもいかないから日々成長はしてるつもりだ。

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 

ー現在ー

 

「…。」

 

「まあ、前よりはちーちゃん絶対強くなっているんだけどねー、その時の浅倉は前よりも強くなっているからそりゃ負けるよね、うん、タチが悪い」

 

「束、お前はまだ殴られたりないのか?」

 

「ご、ごめんよ〜ちーちゃ〜ん!!」

 

「少しは静かにできねぇーのか篠ノ之、イライラする。」

 

「もう!浅倉までひどーい!こんな美少女にそんな事言っちゃあダメなんだー!そんなんじゃこれから彼女なんて出来ないよ〜?」

 

「お生憎様、んなもん作らん。」

 

「えー、浅倉ももう中学生だよ?彼女くらい…。」

 

「人の恋愛ごとに首を突っ込むのはどうかと思うがたしかに浅倉は少しは異性を意識した方がいい。」

 

「うるせぇ、どこの女も妙な妄想をしてて気持ちわりぃんだよ、そんな奴らどう意識すりゃあいいんだ?」

 

 

そういうと2人は顔を赤らめる。

 

「そ、そりゃあ…身近な…所に…いる…お、おおお女の子とか!!」

 

「………///////」

 

 

「ハッ…だが今はまだんなことにかまってられるほど暇じゃねーんだわ、んじゃな、俺は寄るところがあんだよ…。」

 

そう言って俺は2人が何か後ろでごちゃごちゃ言っていたがどうせつまらんことだ……そろそろ行かないとやばいからなぁ……。

 

 

キーン…キーン……キーン……

 

 

妙な耳鳴りが聞こえ始め近くにゴミ捨て場があるのに気づく、そこにはテレビが捨てられていたが反射する画面に巨大なヘビが写っていることには俺以外誰も気づかない。

 

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 

束目線

 

「浅倉!待ってよー!お前!女に興味ないって!はっ!!浅倉…お前…ホモか!!?」

 

 

「やめろ馬鹿馬鹿しい」

 

ベシッ

 

 

「ぎゃっふん!」

 

ちーちゃんに頭を叩かれてしまった、最近やりすぎたのかなー?まあやめないけど!

 

………彼女は、作らないか……

 

嬉しいような、寂しいような……。

 

彼は…私とおんなじで全くちがう…おんなじって言うのは他のバカとかとは違う…昔からそう思ってた、なのにあいつにはなぜか人が集まり、始めは理解者が多くてなんだかムカついてた、だけどあいつには理解者なんて1人もいなかった……いや、もしかすると私よりも孤独なのかもしれない、そりゃあ乱暴者でいっつもイライラしててそれじゃ友達なんて出来ないよ、でも、私は彼を理解しているつもり……あの時言われた言葉…忘れたことなんてない…彼は…彼は私を理解しているんだ…私がどう言ったものなのか!だから私も彼を理解する……理解者は意外なところにいた、それもあんなに近くに…!私は彼が大好き…心の底から……大好き……。

 

気づかせてくれてありがとう……浅倉……。

 

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 

千冬目線

 

「全く、本当に自由人だな。」

 

 

だがそんなところも好きだ。

 

好きになった理由?そんなのは簡単だ、私に勝ったからだ…正直私は他の女子に比べれば強い…そのせいもあって異性からは恐ろしい物を見るかの目線を向けられた。

 

喧嘩が強いと豪語していたやつをすぐさま倒してから始まった。

 

 

だがこれでも私も女だ…恋だってしたいし、女の子扱いもされたい……だけどみんなが私を怖がる…と思っていたところにあの男、浅倉威が現れた、奴は最強と言ってもいいほど強い。

 

あの腕相撲で任された時は流石に悔しくて、何度か戦いを挑んだが未だに惨敗である。

 

そして、浅倉の前だけは、か弱い女の子でいれる気がする…強い男性に守られるお姫様……何度そんな妄想をしただろうか……。

 

 

私は彼に勝てたことなどない………つまりまだまだ彼の前ではか弱い女の子なのだ。

 

挑戦もいつのまにか彼と一緒にいるための口実にしかならなかった。

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

浅倉目線

 

キーン…キーン…キーン!

 

「ようやく、見つけた…。」

 

 

目の前にいるのは先程言っていたセクハラ教師だ。

 

「あ、浅倉!!き、貴様!貴様のせいで私はクビに!!」

 

 

みたところ、セクハラが原因で学校をクビになったあと家族も失い、金も消え家も追い出され、途方にくれた挙句、路上生活をしているみたいだ………。

 

それにしても………フッ

 

「よぉ…久々だなぁ……どうしちまったんだよ…?そんな情けねぇ格好して…。」

 

「情けない……だと!!?誰のせいだと!!」

 

 

「自己責任だろ?……それとそろそろ黙ってくれ…イラついてきた。」

 

 

 

「イラついた…だと…貴様!!俺はもう失うものは何もない!!貴様など殺して!」

 

 

教師がそう言いかけた時教師が寝床にしていた車のボンネットから腕が飛び出して教師を引きずり込んだ。

 

 

「な、なんだ!!?やめろ!!なぜ俺がこんな目に!!助けてくれ浅倉!浅倉ァァァァァァ!!!」

 

 

ったく、最期までイライラする奴だ……ぐちゃぐちゃボギボキと肉と骨の噛み砕かれる音と共に奴の声は消えて無くなった。

 

「ンァア…ハッハ…モンスターを探していたのにこんなおまけが付いてくるとは俺も少しついてるな…いい最期を見させてもらったぜ?クズってのはどこまで行ってもクズってことを身をもって教えてくれるとは流石、先生だな?あっはっはっは!!さーって!」

 

 

ズボンの後ろのポッケに入っている王蛇のカードデッキを車にかざす。

 

「ハァァァ……。」

 

そうするとベルトが投影され自分の腰に巻きつく

 

突き出した左手を腰までゆっくり引き戻し、右手を前にゆっくりと出す。

 

「変身っ!!!」

 

スナップをきかせ素早くカードデッキをベルトに装着する。

 

 

すると周りに王蛇の姿が散らばり全て自分に重なって紫のライダー仮面ライダー王蛇になった。

 

「アァ……ふんっ」

 

まるでリラックスするかのように首を回し左腕をブルっと動かすとそのままミラーワールドに入っていた。

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 

 

ーミラーワールドー

 

全てが反転した世界でモンスターは手についた血を舐めとっていた。

 

 

コツ……コツ………コツ

 

 

何者かが歩いてくるのを感じ後ろを振り返ると、いきなり蹴り飛ばされた。

 

「ぐがっ!!?」

 

 

四、五メートルほど吹っ飛び相手を睨む。

 

「グギギギギッ!!!」

 

 

「んあ?なんだ随分と弱そうな奴だな……ワクワクして損した……。」

 

 

仮面越しでも相手はなぜかがっかりしていることがわかるがモンスターには通じない、モンスターは自分の敵として迎え撃つ体制をとるが。

 

「一気に興が削がれた……イライラする…とっとと失せろ……」

 

シュッ

 

王蛇はベルトからカードを一枚取り出しベノバイザーにいれる

 

 

カシャ シュッ カシャ

 

 

《ファイルベント》

 

 

電子音声が聞こえると、奥から巨大なヘビのモンスター、ベノスネーカーが現れる。

 

それが王蛇の後ろから高速で敵モンスターの方へと向かってくる。

 

「ハアァァァァァ!!ハッ!!」

 

 

そして王蛇はそれと同時に走り出しいきなり宙に舞い逆回転ジャンプをした。

 

 

流石にモンスターもやばいと思い逃げようとしたが、もう遅かった。

 

「デェヤァァァァァァァッ!!!!!」

 

ベノスネーカーは王蛇に毒液をかけその勢いで王蛇はバタ足ライダーキック、ベノクラッシュをモンスターに与えた。

 

「ぐぎゃあああああ!!!!??」

 

 

モンスターの断末魔と共に爆発が起きてそこからモンスターの死骸ではなく光の玉らしきものが出てきた。

 

「おら、お望みのものだ。」

 

 

ベノスネーカーはそれを食すとどこかへと消えていった。

 

 

「……さてと、スッキリはしてないがまあ帰るか。」

 

 

王蛇はため息を吐きその場を後にした。

 

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 

この世界にはとある噂が存在する、鏡の中にはもう一つの反転した世界があると。

 

その世界では仮面の戦士たちが戦っていると。

 

 

そこに正義などない、あるのは純粋な願いだけ。

 

王蛇が去った後ロングコートをきた男がミラーワールドの空を見上げていた。

 

 

「戦いは終わらない…何度でも、何度でも戦いは終わらない。」

 

 

 

 




次回のRIDER TIME仮面ライダー王蛇

「インフィニットストラトス……?」

「そう、略してIS!」

「どんな世界でも警察ってのはイライラさせてくるな?」

「これで1人減りましたね?」

「おい、一夏と箒をどうする気だ?」

「生贄ですよ…私の勝利のための……ね?」

「「変身ッ!!」」

episode3 冷酷

戦わなければ生き残れない
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