あいりすミスティリア 〜少女達の秘跡と仮面の軌跡〜   作:Krescent

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投稿が遅れたのは全部
P5Rってやつの仕業なんだ。

なので(新年)初投稿です。


森の中の小さなadventure

クルチャ捕獲事件(笑)の後

俺達は村の近くの森にあるという

ラビリナの集落に向けて移動していた。

 

「うえ〜ん。さっきは散々な目にあいましたよ〜。」(泣)

 

「ま、怪我とかは無いみたいで何よりだ。」

 

「ほんとですよー!ツカサ君が

真っ先に助けてくれたおかげです!

ありがとうございます!ツカサ君!」

 

「気にするな。傷を治すべきヒーラーが

1番初めに怪我をしたなんて笑えないだろ。」

 

「もう!ツカサ君ってば!大好きです!

今度またライブしちゃいますよ!」

 

そう言うと目を潤ませていたウザカワウサ耳ヒーラーは

満面の笑顔になって俺の左腕へと抱きついてきた。

抱きつてきた瞬間、俺たちの少し後ろをパティと

一緒に歩いていたクリスの気配が

ゴワァッ!!と増した気がした。

とそこで話を聞いていたユーが話しかけてきた。

 

「前々から思っていたんですけど

ツカサ君ってクルチャさんに甘くないですか?」

 

「そりゃもちろん!ツカサ君が

クルちゃんのファン第0号ですから!」

 

"え"本当...何ですか?」

 

「まぁ、応援しているのは嘘じゃないさ

知ってるか?こいつの歌、そんなに悪くない。」

 

「"ツ"カ"サ"くー"ん…。」(泣)

 

そうして雑談をしながら

移動をしていると何やら

前方から良い香りがしてきた。

 

「と、話している間に

村が近づいてきたみたいだ。」

 

「くんくん。確かに!

これは大好きなニンジンシチューの香り!」

 

《今夜はニンジンシチューかぁ!!》

 

「ちょ!冥王様!?急に驚かせないで下さいよ!!」

 

そうして集落を見つけた俺達は

同じラビリナであるクルチャと

獣人であるラウラに情報収集を任せたのだった。

 

 

(dlb)付き合ってもらうぜ、1時間だけな!

 

 

集落で手に入れた情報を3点に纏めると

 

1.族長がカンカンに怒っていた事

 

2.居なくなった獣人はラケルという名である事

 

3.そのラケルが数日前から姿を見せない事

 

これらの情報から

俺達はその姿を消したラケルという

ラビリナを探してもう一度

森の中を移動していたその時

 

「キャァァァァァァ!!」

 

森の奥から女性の悲鳴が聞こえたのだった。

その声を聞いた俺たち《アイリス》は

最速で最短で真っ直ぐに…一直線に!!

声が聞こえた場所まで走り出した。

 

 

(OMO)ウワァァァァァァァ!!!!!

 

 

「来ないでーーーーーー!!!!!!」

 

そうして悲鳴の場所まで辿り着くと

そこにはモンスターに囲まれた少女がいた。

 

「あれは!女性が襲われています!」

 

《アイリス!全員突撃!!》

 

スライム如きが21人に勝てるわけないだろ!!

という訳でスキップパスを使用します。

 

《アクセル弁当!》

《startup》

《MUCH》

《clock up》

《ブロンブースター!!》

「付き合ってやる10秒間だけな!」

《ラタラター!ラトラーター!!》

《infinity!please!》

《ジンバー!チェリー!ハハー!》

《スピ!スピ!スピード!!》

《高速化!》

《紅のスピーディージャンパー!》

 

戦闘終了後。

モンスター達を倒した俺たちは

助けた少女から

何故こんな森の中にいたのか

事情を聞き出したのだが

なんと彼女、聖印を盗んだという

ラケルの居場所を知っており

そこに薬や食糧を持っていくところだったのだ。

しかし彼女が言うには彼は何も盗んではいないという。

そこで俺たちはラケルにも事情を聞くために

彼女の案内で森の中を進んで行くのだった。

 




真実をその瞳に映すため

彼/彼女は自らの居場所を旅立った。

たとえ悪魔/背教者と言われても。

仲間達と共に新たな世界を彼方に求めて...。

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