艦隊これくしょん -とある艦娘ノ戦い-   作:艦本式

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【第七話】

「…クソ提督か。そう言えば、他にもそんな風に提督の事を罵る艦娘も居るとか聞いたな…」

幼い身体は悪くは無い。今後の成長に期待しよう

…なんかここまで話してるとただの変態みたいだな

「あれ?叢雲、着替え置きっぱなしだ…」

流石に服の匂いを嗅ぐなんて事はしない。そこまで落ちぶれては無いからな

ただ、良い匂いがするだけだ。

ん?ここに着替え置いてあるって事は…

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「まずい…着替えの事、完璧に忘れてたわ…」

流石に取りにいけない。提督(あいつ)が居るから…

庁舎には他の着替えは無い。駆逐艦寮まで行かないといけないが、素っ裸で行ったら何を言われるか分からない

「提督(あいつ)が居なくなるのを待つしか無いのね…」

叢雲の身体には、お風呂上がりなのと、走った為に汗が滲んでいた

「(またお風呂入らないと…)」

そんな事を考えながらお風呂に向かって慎重に歩いていると

「あっ、叢雲!ここに居たのか…」

「ひゃっ!?ててて提督!?」

突然後ろから声を掛けられた。それと同時にブランケットが渡された

「叢雲が服置きっ放しにしてたからな、いくらここが蒸し暑くてもそのままいたら風邪引くぞ?」

「も、元は誰のせいよ…」

「いいから、風呂行って来い。それとも連れていってやろうか?」

私は恥ずかしさに顔が真っ赤になる

「別にいいわよ…あんたみたいな変態はさっさとくたばれば良いの!馬鹿っ!」

ブランケットを体に巻き付けてお風呂に向かって走った

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「はぁ、やっと落ち着けるわ…」

本日二回目のお風呂に浸かりながらそんな事を呟いた

「…って、なんで居るのよ!」

私の前には提督が立っていた。まだ庁舎に帰って無かったようだ

「なんでって…嫌か?」

「嫌に決まってるでしょっ!」

「叢雲殿、そんなに叫んで何かあったのでありますか?」

どうやらあきつ丸がお風呂に来たようだ

「あきつ丸。お前も風呂か?」

「はい、提督殿はここで何を?」

「叢雲が一人じゃ風呂に入れないって言うからな。ここに居るのさ」

提督(あいつ)、さらっと嘘言ったわよ…

「そうでありますか。…叢雲殿は、前の提督殿とは必ずお風呂に入ってたのであります。それも楽しそうに。ここ最近は、ずっと一人だったので心配していたのでありますが、良かったです」

「ちょ…は?…そんな訳無いじゃない!あきつ丸も何を勝手に言ってるのよ!?それじゃ私が子供みたいじゃないの!」

「安心しろ叢雲、お前は子供だ。俺から見るとな」

何も安心出来ないわよ…こんな恥ずかしい事バラされて…

「あんたら最っ低!」

私は急いで服を着てお風呂を出た。そして、早足でその場を離れた

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「少し、からかい過ぎたかな」

「いえ、寂しかった叢雲殿にとってはあれぐらいがちょうど良いと思うのであります」

あきつ丸が風呂に入ってる間、外で俺は待つ事にした。…別に下心がある訳じゃ無いぞ?

「それにしても、前の提督は良い人だったんだな」

「勿論であります。前の提督殿は艦娘の事を最優先で考えてくれてたのであります」

話を聞くと、前の提督は戦果よりも艦娘が無事に帰って来る事を願っていたらしい。そのためか、戦果はそこまでだが艦娘の

生還率はトップクラスだったそうだ

まだ出撃などの指示はした事無いから分からないが、艦娘達が生きて帰って来てほしいのは、分かった気がした

「まだ、俺は提督の仕組みを理解して無い。正直言って、この泊地を運営していけるか心配だ。俺に出来ると思うか?」

「大丈夫でありますよ。提督殿ならきっと平和な海を取り戻せるであります。私は陸の人間なので、海の皆さんには劣りますが、精一杯支援するであります」

そう言ってもらえて、正直嬉しい。自分でも心配だったが、この仲間達とならきっとやり遂げられるだろう

たとえどんなに時間が掛かろうとも、成し遂げる。それが海の男だ

だが、このときの俺はこの先に待っている様々な困難を知る余地も無かった。そして、ここまでの話を全部口にしていて、一人の艦娘に聞かれている事

「ふん、馬鹿らしい。だけど、悪く無いわね」

その艦娘が呆れながらも笑っていた事も




只今の時間は4月19日の午後16時05分です
どうも、艦本式こと暴走するひねくれ者です。
いかがでしたでしょうか?
え?本編とっとと書けって?自由気ままに書いてる自分には無理ですねぇ…
新しいアイデアが浮かぶ度に新しく書いてしまうので、中々進みません…許して下さいなんでもしますから
さて、ネタは置いといて今回の艦隊乙女録、舞台はリンガ泊地です。モチーフは「陽炎抜錨します!の二巻で出てきたリンガ泊地のその後」で書かせて頂きました
一応シリーズ物として、次の話を書く予定なのですが何も決まってません。最近艦これアーケードに忙しくて…え?それは忙しいとは言わない?
…と、まぁいろんな作品を中途半端に書いてる訳なのですが、個人的には楽しいので問題ナッシング
長くなりましたが、あとがきもここまでです。また次の話で会う事が出来れば幸いです
(4/19金曜)
by艦本式
by暴走するひねくれ者
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