新生IS<インフィニット・ストラトス>~英雄達集う~   作:武御雷参型

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漸く書き終えました。なんだろう、どうしてここまで時間が掛かってしまったのか………7艦これやプラモ作り、仕事の所為だな。

豆まきですね………世の奥さんは子供たちと一緒に豆まきをするんでしょうね………鬼役は旦那さんですね。

「ママー豆まきしよ‼」

「あら、良いわね~アナタ。鬼役して頂戴」

「判った」

「鬼はーそとー、福はーうちー」

「序に旦那も外へ出て行け‼」

「ちょっと⁉」


第二十三話~説明Ⅰ

アスランは重い口を開く。

 

「当初は“ユニウスセブン”の破砕としかザフト軍は聞いていませんでした。そして先行していたナスカ級高速戦闘艦“ボルテール”“ルソー”の二隻からザクが武装を持たない代わりに“メテオブレイカー”と言う惑星掘削機を持って出撃しました」

 

映像には二隻のナスカ級からザクやゲイツR等が出撃していた。

しかし、ユニウスセブンの到達する前にジンの後継型機である“ジンハイマニューバ2型”がザフト軍の機体を撃墜させて行く。

 

「この攻撃によりミネルバから出撃する予定だった俺達は戦闘メインとなった事により、装備を整えて出撃しました」

 

映像ではイザークの蒼いザクがビームガトリングでジンハイマニューバ2型を撃墜していたりディアッカのザクがオルトロス砲でジンハイマニューバ2型を撃墜させていた。

そこに三機の新手が現れる。

 

「あの機体は、奪取された機体か?」

 

「はい。連合軍所属の特殊部隊“ファントム・ペイン”が奪取した三機をザフト軍がユニウスセブンを落とそうとしていると言う意味で、戦闘に介入したのでしょう」

 

千冬の質問にアスランが答えて行く。映像には脱走ザフト兵とザフト軍、連合軍の三つ巴戦闘が行われていた。

しかし、終わりも見えて来た。ユニウスセブンが真っ二つに割れたのである。

それにより、連合軍は母艦へ戻って行くのだが、もう一つの理由があった。

 

「連合軍はザフト軍がユニウスセブンを破壊しようとしているのとそれを阻止しようとしている者達との戦闘だと言う事が判ったのでしょう。信号弾を撃って戻る様に指示を出しましたが、もう一つの理由がありました」

 

「それは何だ?」

 

「高度です。既にユニウスセブンは地球へ降下しようとしていました。またその頃には大気圏へ突入しようともしていたのです。しかし、破片がまだ大きく破砕しないと地球には人が住めなくなってしまう可能性が高くありました」

 

アスランの説明に映像には、ユニウスセブンの破片を壊そうとしているイザーク、ディアッカ、アスランの姿があった。だが、首謀者であるサトーがそれを阻止しようと攻撃をするが、三人の連携によりサトーは撃墜されてしまった。だが、既に最後の一基となったメテオブレイカーが作動していなかった。

 

「最後の一基は誰が動かしたんだ?」

 

「……無茶は承知でしたが、俺がやりました」

 

アスランは最後のメテオブレイカーを作動させ、退避しようとしたが地球の引力に負けてしまい地球へ単機で降下しようとしていた。

 

「設計上、ザクは大気圏を突入する事は可能と言われていましたが、それを誰もした事はありません。また、俺が使っていたザクは戦闘によって損傷を受けていた為、大気圏への突入は困難でしたが………」

 

アスランが乗るザクはインパルスによって守られ、無事に地球へ降下する事が出来た。だが、ユニウスセブンの破片は小さく砕かれたが、それでも甚大な被害が出た事には変わりが無かった。

 

「その後、地球へ降下したミネルバはオーブへ向かいました」

 

「待て、オーブは連合軍との戦闘で自爆したのではないのか?」

 

千冬は先日にもキラ達から聞かされていた話の内容では、オーブは連合に負け最終手段として自爆した事を思い出していた。

 

「確かに一度、オーブは連合軍の傘下に入りましたが、連合軍とザフト軍の和解の場でオーブはもう一度中立国家として歩き出しました。当時のトップはカガリです」

 

「だが、私の力ではオーブを護り切れなかった。結果、連合軍の傘下に入る事になってしまった。もし私にもっと力を持ってればウナトやユウナを止めれたはずだったのに…………」

 

「済んだ事を悔やんでも仕方が無いだろう、カガリ………」

 

「だけど‼」

 

カガリは、当時のオーブ連合首長国のトップとしての自分の力の無さに嘆いていた。

しかし、当時の情勢を鑑みれば、致し方が無い事もあった。

 

「話を戻します。俺はギルバート議長の行動を見る為にもう一度、ザフトに戻る事にしました」

 

映像ではザフトへ戻ろうとしているアスランを見送るカガリがいた。そして、アスランはポケットに仕舞っていた小さな箱を取り出すと、中に仕舞われていた指輪をカガリにつけ、口づけをした後、ザフトへ戻って行った。

 

「これは序章に過ぎなかった。連合軍とザフト軍はまた戦争を始めました」

 

アスランが説明をしだすと、映像にはオーブにある屋敷に切り替わっていた。

 

「この屋敷には僕を始めラクス、バルトフェルドさん、マリューさん、マルキオ導師、戦争孤児の子供たちと一緒に住んでいました。ですが、ザフトはラクスの存在を消そうとしていた」

 

映像ではザフトの特殊部隊が屋敷に侵入しそれを撃退する為にバルトフェルドやマリューとの攻防が始まった。

特殊部隊は二人の攻防に押されていた。しかし、シェルターの前で全員が合流した時、ダスト口からラクスを狙っていた。

しかし、ハロが騒いだ結果、キラが気付きラクスに飛び掛かったと同時に引き金を引かれるが弾は壁にめり込む結果となりバルトフェルドとマリューの同時攻撃により絶命した。

 

「この結果、僕達はシェルターへ逃げ込む事が出来ました。ですが、敵は諦めませんでした」

 

そう言うと、映像にはMSが組織を攻撃していた。そして、キラ達もまたもう一つの奥へ続くシェルターへ逃げ込んだ。

しかし、まだ奥には扉があった。そこには極秘裏に地球へ持ってきた機体が隠されていた。

 

「僕もこの時は知りませんでした。バルトフェルドさんとマリューさんは知っていたようですが、ラクスはそれを僕に隠していました。それは僕にもう戦って欲しくないと言う思いでした。ですが、既に僕の中では皆を護ると言う思いで一杯だったので、ラクスに鍵を出す様に促したんです」

 

ハロの口に隠されていた二つの鍵をバルトフェルドとキラが取り、扉の前に設置された差し込み口へ入れ同時に回すと、扉がゆっくりと開かれ中の様子が判る様になった。

そこにはキラがラクスに託されたフリーダムが聳え立っていた。

キラはフリーダムに乗り込むと電源を入れ、強引にもビームライフルで天井を撃ち抜き外へと出たのであった。

 

「ザフトの特殊部隊との戦闘になった僕は、敵のMSアッシュの四肢を破壊しました。ですが、向こうも手慣れです。自分達の事を僕達に知らされない為に自爆したのです」

 

アッシュ全機は自爆して残骸へと変貌したのであった。

そしてまた映像は切り替わった。

そこは結婚式場であった。

 

「カガリは強引にユウナ・ロナ・セイランと結婚されそうになった所を僕達が誘拐したのです」

 

「なっ⁉ そんなことしても大丈夫なのか‼」

 

「捕まれば僕達は銃殺刑でしたでしょうね………でも僕達はそれを覚悟でカガリを誘拐したのです」

 

式場に乱入したフリーダムはカガリを優しく包み込むとそのままアークエンジェルへ向かって行った。だが、オーブも元首をさらわれた事を見す見す見逃す事は無かった。

ムラサメ二機がフリーダムに投降する様に通信を出すが、フリーダムは無視をしていた。結果、ムラサメの翼を撃ち抜きそのままアークエンジェルへ向かって行った。

一方、アークエンジェルの周りにはオーブ海軍が囲んでいた。

フリーダムはアークエンジェルに収容され、そのまま潜水行動へ移ろうとしていた。

 

「なぜオーブ軍は攻撃しないのだ? 本来なれば攻撃するはずだろう?」

 

「ええ、ですがその時の指揮官のトダカ一佐は慎重を要するのであろうと言って攻撃をする事をしなかったのです。また見ていないので判りませんでしたが、アークエンジェルに対してこれからのオーブを……いやカガリの事を僕達に託したんです」

 

「その後ですが、連合軍とザフト軍の戦争は激しくなって行きました。ですが………」

 

映像にはミネルバとオーブ海軍、連合海軍との戦闘に移された。

 

「オーブ海軍の旗艦はタケミカズチ級大型機動空母一番艦タケミカズチ。オーブ軍が建造した空母です。その中にはユウナがいました………」

 

映像にはシンが乗るインパルスがタケミカズチの甲板に降り立つと艦橋を切り裂いた。

 

「シン………こうは言いたくなかったのだが、タケミカズチの中にはトダカ一佐が乗艦して最後まで残っていたのだ」

 

「え⁉ じゃぁ………俺は………」

 

「シン………」

 

カガリの言葉にシンは自分の事を助けてくれた人を殺してしまったと言う思いに打ちひしがれていた。

 

「この戦闘に僕達、アークエンジェルも介入しました。結果、ミネルバとオーブ、連合軍の痛み分けと言う形で幕引きをしました」

 

「しかし、キラ達の介入によりミネルバに配属になったばかりのハイネ・ヴェステンフルスがガイアの攻撃により撃墜・戦死してしまいました………」

 

千冬達はキラとアークエンジェルの行動を意味する行為が判らなかった。

実際、アスランがミリアリア経由でアークエンジェルとコンタクトを取った時にも、アスランはキラ達を問い詰めている。

 

「しかし、判らんな………ヤマト。お前たちは何を目的に動いていたのだ?」

 

「僕達は………その時は早くこの戦いを終わらせようと言う気持ちで一杯でした。それに、デュランダル議長が目指す先に明日が無いと感じていたので、戦闘に介入しました。ですが、僕達の行動は両軍にとって目障りな存在でした。その結果………」

 

キラがそう言うと映像が切り替わり、雪の積もった谷をアークエンジェルとミネルバが進んでいた。しかし、ただ進んでいる訳では無い。ミネルバはアークエンジェルに対して攻撃を行い、アークエンジェルも対空火器を使って防御していた。

フリーダムも同じくインパルスと戦闘に入っていた。フリーダムがどこに攻撃をしてくるのか判るのか、的確な角度で回避していた。

 

「この時、俺はフリーダムのパイロットを憎んでいました。映像には無いですが、ドイツのベルリンに乗り込んだ連合軍は大量破壊MS“デストロイ”を投入しました。そのデストロイの中には俺が助けた少女が乗っていました。ですが、アークエンジェルが……いやフリーダムがデストロイを破壊に成功させましたが、中に乗っていたステラは………」

 

「シン………あの時はそうしなければもっと被害が拡大していたと思っていたんだ………君の気持ちも知らなくてごめんね」

 

「い、いえ⁉ 俺はキラさんを攻めるつもりで言ったんでは無いんです………話を戻します。俺は一方的な憎しみでフリーダムに仇討ちをしていました」

 

シンがそう言うと、インパルスとフリーダムの戦闘の映像が流れだす。

フリーダムは全てコックピット以外の所のみしか攻撃をしていなかった。それをシンは的確に回避していき、シールドを徐に投げたかと思うと、ビームライフルを放ち投げたシールドに当て、角度を付けさせてフリーダムの左側の肩に当てた。

しかし、フリーダムも負けていなかった。すぐにビームサーベルでインパルスの左腕と頭部を切り裂いた。

 

「攻撃手段を失った俺はインパルスを切り離し、上半身のみをフリーダムに特攻させました。フリーダムはシールドで受け止めてくれたので、コアスブレンダ―の機銃で上半身を破壊し新たにミネルバから上半身を射出してもらいました」

 

映像にもインパルスが分解し、上半身のみがフリーダムへ特攻をかけていた。フリーダムはシールドで受け流そうとしたが、体勢の所為でそれが出来ずにいた所をシンのコアスブレンダ―の機銃で上半身を破壊した。

その所為で€フリーダムは、体制がもっと崩れ山に激突しようとしていた。その間にインパルスは上半身とフォースシルエットと合体して態勢を整えていた。

 

「僕はシンの攻撃でフリーダムの体勢を整えようとしましたが、山の斜面の所為でそれが出来ず、体勢を崩してしまいました。何とか体勢を整える頃にはインパルスも戻っており、ビームサーベルで斬り込んで来ました。そして、運命の時が来ました」

 

フリーダムとインパルスの攻防は激しさを増し、フリーダムの攻撃を分離で回避したインパルスは、フリーダムの片側のスラスターを破壊した。

そのまま逃げようとしたフリーダムであったが、ミネルバから射出されたソードシルエットのビームブーメランが迫りシールドで受け止めてしまう。その結果、フリーダムの体制が再び崩れてしまう。

それを見逃すシンでは無かった。エクスカリバーを手に持つとそのままフリーダムへ迫りシールドごと突き破りフリーダムの腹部を貫通させた。

 

「ところでキラさん。質問があるのですが………」

 

「なに、シン?」

 

「どうしてフリーダムの腹部を貫通させたのに生き残れたのですか?」

 

シンはキラがこの攻撃で生きていた事に不思議に思っていた。

 

「そう言えばシンは知らなかったね。フリーダム、ジャスティスのコックピットは胸部にあるんだよ。だけど腹部には何も無い訳じゃ無い。ニュートロンジャマ―キャンセラーと核エンジンが積み込まれている部分なんだよ。だから、僕はとっさの判断で原子炉閉鎖ボタンを押したんだよ」

 

キラの説明でシンは納得した。しかし、もしこの時にキラを殺してしまっていたらと思うと、戦争は続いていたのかも知れないと感じてしまい、キラを殺さずに済んだ事に安堵するのであった。




エンジェルダウン後の話に次回はなります。
説明回は後二、三話で終わらせたいです。

機体設定について(セカンドシフト機体)

  • 設定通り
  • 劇場版基準
  • そもそも、劇場版を見てないからわからない
  • いっそのこと、新規で作ろう
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