新生IS<インフィニット・ストラトス>~英雄達集う~   作:武御雷参型

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タイトル詐欺に違いない内容です。次回こそ、次回こそは………

投稿時間が遅れてしまい、誠に申し訳ありません。


第二十九話~再会と因縁

ギルバートとキラの間で交わされた会話に付いていく事が出来ない千冬と真耶は、挙手をして質問をする。

 

「すまないが、貴方たちだけで話を進めないで頂きたいのだが?」

 

「これは、申し訳ありません。織斑先生、山田先生」

 

「どういう事なのか私たちにも判るように、説明して頂きたいのだが」

 

千冬の言葉に真耶も強く頷いて同意をする。ギルバートはキラ達の方を見ると、キラ達は頷いて返事をする。

 

「判りました。話の内容を噛み砕いて説明をする前に、私とキラ君たちの話の内容は覚えていますか?」

 

ギルバートは説明する前に、キラ達との会話の内容を覚えているかの確認をすると、千冬は頷いて真耶は自信が無さそうに頷いて返事をする。

 

「良かったです。この話の説明をする前に我々の話が入っているだけで、説明の度合いが変わりますから。それでは説明させて頂きます」

 

ギルバートは千冬と真耶に説明をする。敵がロゴスである事。そして、ロゴスが宇宙進出を既にしており、月機動の惑星に拠点を作っている可能性がある事。そして、キラ達に移動手段である艦を与える事。そして、与えられた艦で何をするのか。説明をしていく内に、真耶の表情は段々と硬くなっていった。一方で千冬は静かにギルバートの話に耳を傾けていた。

 

「と言う事なのですが、お二人は理解が出来ましたか?」

 

「………」

 

「そんな、まだ学生である彼らに戦争に足を突っ込めと言うのですか‼」

 

千冬は黙ったまま腕を組み、真耶は感情的に反対をしていた。だが、ギルバートは静かに真耶に対して反論をする。

 

「山田先生は彼らの過去の記憶は知っているのですか?」

 

「ええ、知っています。知っているからこそ、反対をしているのです。彼らは過去に苦しんだのに、またその苦しみを味合わせるつもりなのですか‼」

 

「山田先生はお優しい。貴女はそのままの先生でいてください。さて、質問の返答ですが、彼らには彼らなりの覚悟を決めているようですよ。そうですよね?」

 

ギルバートの確認する様にキラ達に目を向けると、キラ達は強く頷いて返事をする。

 

「なんで、ヤマト君たちは苦しんだのに、又苦しみたいと言うのですか‼」

 

真耶はキラ達にも強く当たる。だが、キラ達は顔を横に振って反対をする。

 

「確かに過去の闘いは苦しかったですよ。ですが、それがあったからこそ今の自分たちがいるのです。それに、この世界に来て自分たちにも守りたい世界があると言う事を、今一度理解したのです。僕たちは学園を守りたいのです。それがどれだけ苦しい戦いになろうと、幾ら花が吹き飛ばされても、僕たちは何度でも植え直すつもりです」

 

「それが、俺たちの闘いなんです」

 

「俺たちはあの苦しみをこの世界の人たちにしてほしくないんです」

 

「わたくし達はその為に、これまでも闘ってきました」

 

「ああ、私たちの闘いは今も尚、続いている」

 

「ロゴスがいるのなら、ロゴスを倒すべきなんです」

 

キラ、アスラン、シン、ラクス、カガリ、ルナマリアの順で真耶の目を見つめて返事をする。そんな真剣な眼差しを当てられた真耶当人は何も言い返す事が出来ず、頼みの綱である千冬に目をやった。

 

「………お前たちの覚悟は理解した。だが、お前たちだけで成し遂げられることなのか? お前たちだけでロゴスという敵を倒しに行くつもりなのか?」

 

「「「「「「…………」」」」」」

 

千冬の言葉にキラ達は黙ってしまう。確かに今の自分たちだけでは非力で、何もできず口先だけで終わってしまっていた。C,Eでは、アークエンジェルやクサナギ、エターナルやターミナル、オーブの力があったからこそ、戦えたが、この世界ではアークエンジェルを始めとする艦も無ければ、オーブという国すらない。それに、委員会が提供してくれると言う艦についても、動かすクルーが必要であり、委員会というバックホーんがあると言っても、どれだけの力を持っているロゴスに対して対抗できるか判らず仕舞いであった。

そんなキラ達を見てギルバートはラウを見ると、ラウは頷いて口を開いた。

 

「これは極秘情報として、委員会内部でも限られた者だけにしか明かされていない事なのだが、この委員会にも私を始め、対応する為の部隊が存在している」

 

「だが、ヤマト達のようにはいかないのだろう?」

 

「いや、キラ君たち同様にISを自在に操る事が出来る。それに、既に宇宙での戦闘も視野に入れた訓練も行っている」

 

ラウの言葉にキラ達は驚く。レイの他にも機体を操る事が出来、宇宙での戦闘もできる人物がいる事に。

 

「少し休憩も兼ねて、訓練施設へ案内しましょう」

 

ギルバートはそう言うと席から立ち上がり、キラ達を連れて訓練施設へと向かうのであった。

 

 

 

 

 

 

 

 

「ここが訓練施設となります」

 

ギルバートがキラ達を連れてきた部屋は、一見、格納庫の様な見た目をしていた。

 

「格納庫?」

 

「確かに格納庫の様に見えるが、ちゃんとした訓練施設だ」

 

ラウは扉横のロック盤を操作し、開錠の操作をする。

 

「開きます」

 

ラウがそう言うと、重厚な扉は両開きに開き、中の様子をキラ達に見せる。

中では委員会の部隊の者たちがMSのコックピットを模した機械の中に入り、操縦の訓練をしている最中であった。

 

「あの機械は?」

 

「あの機械は現在、委員会で訓練用で開発した試作機の改良型となる機械です」

 

千冬の質問にギルバートが答える。

 

「キラ君達もやってみるかい?」

 

「ええ」

 

ギルバートの言葉にキラ達は頷いて返事をする。それを聞いたラウは訓練を行っている者たちに訓練の中止を言い渡した。

 

「これより、IS学園より来られた者たちが、訓練用機に乗り込む。すまないが、一時、訓練の中止だ」

 

ラウの言葉に数人の隊員は了承するが、一部の隊員は反発する。

 

「お言葉ですが、隊長。学園から来た者たちが扱える様な物ではありません‼」

 

「そうです‼ それに俺たちがIS学園に対して抱いている物も知っているでしょう‼」

 

二人の青年の言葉に反発していた者たちが頷いて同意する。

 

「では、そうだな………キラ君。アスラン。出来るか?」

 

「機械の扱い方については?」

 

「前期Gを模している」

 

ラウの言葉にアスランが質問をすると、ラウはC,E時代に奪取した前期型G兵器のコックピットを模している事を伝えると、キラとアスランは互いを見て頷く。

 

「出来ます」

 

「では、お願いしよう」

 

キラの返事に頷いてラウは、二人を機械の方へと誘導する。

 

「お前たちは向かい側の方を使え」

 

「「はいっ‼」」

 

ラウに対して食って掛かった青年二人が、キラ達の向かい側にある機械に乗り込む。

キラ達が乗り込むのを見送ったラウは、機械から離れ制御装置の方へと足を進めた。

 

「すまないが、変わってくれないかね?」

 

「は、はい」

 

制御装置を扱っていた青年がラウに席を譲ると、インカムを取り付けキラとアスランの機械に通信を繋げる。

 

「二人とも、聞こえているかね?」

 

〈〈はい〉〉

 

「機械の中に入っているデータは前期型G兵器が入っている。すまないが二人の機体の情報は入っていない。その為、二人にはストライクとイージスを使ってもらうが、問題は無いか?」

 

〈大丈夫です。隊長〉

 

〈僕の方も問題はありません〉

 

「アスラン。私はもう君の隊長では無いのだよ?」

 

キラとアスランの言葉に苦笑いをするラウは、アスランに苦言を呈する。

 

〈申し訳ありません〉

 

「謝る必要はない。すまないが、二人には実力を判らせてほしい。彼らと君らの違いを。そうすれば、今後の有事の際に問題も起きないはずだから」

 

〈判りました〉

 

「では始めよう」

 

ラウはそう言うと、制御装置を操作してステージを設定する。それと同時にオープン回線を使い、全員に聞こえるようにする。

 

「今回のステージは廃墟の町を想定している。くれぐれも油断しないよう」

 

〈〈〈〈はい〉〉〉〉

 

「では、始めるとしよう」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

訓練施設には二階が存在している。その二階では複数人の人間が訓練施設を見ていた。その中にレイ・ザ・バレルの姿もあった。

 

「しかしまぁ、なんというか、因縁か何かを感じざるを得ないよ。俺は」

 

「仕方が無いですよ。俺だって驚いているんですから」

 

明るいオレンジの髪をした青年が呟くと、黒髪の癖毛のある青年が答える。

 

「そう言えば、レイもシン達と言葉を交わしたんだろう?」

 

「少しだけですが……元気そうで何よりです」

 

オレンジ髪の青年に質問されたレイは、先日のIS学園での戦闘の事を思い返していた。

 

「あぁ~あ。俺も混じりたいなぁ~」

 

「サプライズで行きますか?」

 

オレンジ髪の青年と癖毛の青年がそう言っていると、部屋の扉が開く。

 

「二人とも、ダメ」

 

「そうそう。俺たちだって参加したいのに、委員長と隊長がダメだって」

 

「折角強い奴と闘えると思ったのになぁ~」

 

三人の青年と少女が入って来る。それと同時にもう一人の少女も後から入って来る。

 

「そうよ。私たちは彼らにとって、因縁でしかないんだから」

 

少女はそう言うと窓越しから機械を見つめる。

 

「キラ………」

 

「にしたって、俺たちだけ別室って………委員長も隊長も俺たちに対して嫌がらせかってーの」

 

「そう言わないの、ハイネ(・・・)

 

「だけどよ、フレイ(・・・)

 

「まぁまぁ、二人ともケンカは………」

 

「「トール(・・・)は黙ってろ‼/なさい‼」」

 

「はい……」

 

ハイネとフレイのケンカを仲裁をしようとしたトールだったが、二人に一蹴されてしまう。

 

「シン……今度こそ守る」

 

ステラ(・・・)もぶれねぇな」

 

「そう言うスティング(・・・・・)だって、闘いたくってウズウズしているじゃん」

 

「ウッセー‼ アウル(・・・)こそ、訓練中に強くなった奴を凹して、隊長に怒られてんだろ?」

 

ステラはモニターを見ていたシンの姿を見て呟くと、スティングはヤレヤレと言った表情するが、アウルがそんなスティングを弄り始めた。

 

「お前たち、訓練が始まるぞ」

 

そんな喧しい仲間に対してレイは、訓練が始まる事を伝えると、今までが嘘のように静まり返り、訓練の様子を見つめた。

 

「なぁ、あいつら。どれだけ時間を掛けると思う?」

 

「「「「「「「一瞬で終わる」」」」」」」

 

「フッ。俺も同様だ」

 

レイの質問に全員の答えが一致するのであった。




誤字脱字、感想、指摘、質問、指摘等ありましたら、どしどし送って下さい。


次回予告

訓練施設に案内されたキラ達だったが、委員会の部隊員の何人かに反発を食らってしまう。そして、訓練という名の摸擬戦が始まる。
次回、第三十話

「訓練の結果。そして、再開」

切り開け、ガンダム‼






修羅場、作ろうかな?

機体設定について(セカンドシフト機体)

  • 設定通り
  • 劇場版基準
  • そもそも、劇場版を見てないからわからない
  • いっそのこと、新規で作ろう
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