新生IS<インフィニット・ストラトス>~英雄達集う~   作:武御雷参型

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遅くなりましたが、更新です。
しばらくの間、更新を止めてしまい、申し訳ありません。


第三十一話〜乱入

ラウが訓練用の機械にキラ達の機体データを入力したお陰で、キラ達は全力で訓練する事が出来る様になる。

最初はキラとシンがタッグを組み、アスランとルナマリアがタッグを組んでタッグ戦をしている最中であった。

 

 

「シン、援護を‼」

 

「はい、隊長!」

 

キラの駆るストライクフリーダムがビームサーベルを手に取ると、シンはデスティニーでルナマリアのインパルスの足止めをする。

 

「ルナマリア、シンを頼む」

 

「はい‼」

 

アスランもキラの狙いを理解し、ルナマリアをシンに当て自身はキラと一騎打ちを仕掛ける。

キラはストライクフリーダムのクスィフィアスレール砲を連射してアスランの足止めを行うが、アスランはインフィニットジャスティスのビームサーベルでレール砲の弾丸を捌き切り、キラに迫る。キラもビームサーベルで応戦し、キラとアスランの闘いは接戦となっていた。

一方、シンとルナマリアの闘いはシンが押される形であった。ルナマリアはインパルスの換装システムを使い近づけばフォース、もしくはソード。遠距離ではブラストを使いシンを近づけさせないでいた。シンもシンで、そんなルナマリアの闘いを驚いていた。

だが、デスティニーは核動力で動く機体な為、バッテリーで動きデュートリオンビームによる補助が無ければ、幾ら換装した事による補充でも、追いつくことはなく結果としてデスティニーに敗北してしまう。

 

「やっぱりシンは強いわね」

 

「ルナこそ、インパルスをうまい様に使ってるじゃないか」

 

シンとルナマリアは互いの事を褒めていた。

 

「インパルスもなぁ、核動力になればもっと戦えるのに…………」

 

「インパルスでは難しいだろうな。分離合体機構をオミットすれば話は別だけど………」

 

「そうよねぇ~」

 

インパルスの戦闘継続能力の低さにルナマリアはモヤモヤとする感情を覚える。

 

「ところでスランとキラさんの闘いは?」

 

「まだ決着がつかない様子だな」

 

ルナマリアとシンはモニターに映し出されているキラとアスランの闘いに夢中となる。その時であった。モニターにエマージェシーの文字が浮かび上がるのである。

 

「何者かが乱入⁉」

 

「シン‼」

 

「判っている‼」

 

ルナマリアとシンは状況を瞬時に理解すると、再度、機械を操作して再出撃を行う。

 

「キラ‼」

 

「うん‼」

 

キラとアスランもすぐに戦闘を辞め乱入者に対して警戒を強める。それと同時に、シンとルナマリアも再度、機械の中に乗り込みキラ達と合流する。

 

そして、キラ達の目の前に現れたのはかつての仲間であり、敵であった者達であった。

 

 

 

 

 

 

 

モニターでの映像を見ていた者たちは十人十色の表情をしていた。

 

「やはり、キラ君とアスランでは決着がつかないか」

 

「彼らの力は強大であることには変わりはない。だが、これ程までとは………彼らも腕を上げたのだな」

 

とラウとギルバートが感心しながら見ていた。

 

「キラ………」

 

「アスラン………」

 

ハラハラした気持ちで決着がつくことを今か今かと思っているラクスとカガリ。

 

「うわぁー。俺達ってあんな相手にケンカを吹っ掛けたのかよ………」

 

「これが実戦だったら………」

 

「「確実に終わってたわ………」」

 

俊輔と悠馬は、ケンカを吹っ掛ける相手を間違えたんだと、改めて実感していた。そして、他の隊員たちも同様に頷いていたのである。

 

「そう言えば、彼らは大人しくしているのかな。ラウ?」

 

「さぁ……多分、乱入するでしょうな………」

 

ギルバートはラウにもう一つの実働部隊のメンバーの事を尋ねると、ラウは彼らがこの摸擬戦に乱入してくるであろうと睨んでいた。

そして、その予言は的中してしまう。

 

「やっぱり………彼らには後できつく言っておきます」

 

「そうしてくれると助かるよ。彼らが動くには、早すぎるからね」

 

モニターに表示されたエマージェンシーの文字に、ギルバートとラウは困り顔をする。

 

「それにしても、レイも参加しているのか………」

 

「ストッパーの筈が……シンがいるからだろうね」

 

「だといいのですが………そう言えば、彼女もシン・アスカとは面識がありましたな」

 

「………そう言えば………」

 

「「あっ」」

 

ギルバートとラウはこの後起きるであろう修羅場に、如何しようかと悩み始めるのであった。

 

 

 

 

 

 

 

 

キラ達の目の前に現れたのは、嘗て、アスランがザフトに戻った際、ギルバートからフェイスの称号とともに託された機体、セイバーに似た機体が一機。

シグーの両肩には大型のバインダーが取り付けられ、先には二門のバルカン計四門が搭載されており、また、両腕にはバルカンシステム内蔵防盾がつけられており、バルカンだけで六門もある機体が一機。

ザフトが開発したセカンドシリーズからガイア、カオス、アビスの三機。

シン、ルナマリアの同期で、メサイア攻防戦でギルバートとタリアと共に、メサイア内で殉職したレイの駆るレジェンド。

そして、シンが駆るデスティニーと瓜二つで、違うとすればカラーリングがオレンジカラーであるデスティニーが一機。

計七機がキラ達の前に現れたのである。

 

「レイ…レイなのか……⁉」

 

「やっぱり生きてたんだ………」

 

「前はそこまで長くは話せなかったが、久しぶりだな。二人とも」

 

シンとルナマリアはレイとの再会を喜んでいた。だが、その再開の場をぶち壊しにする者がいた。

 

「シンーーーーーーー‼」

 

「ス、ステラ⁉」

 

ガイアがいきなりシンのデスティニーに抱き着いたのである。

 

「ちょっと、どういう事なのよ、シン‼」

 

「ええぇぇぇっ⁉」

 

「シンシンシンシンシンシン‼」

 

「ス、ステラ、離れて」

 

「ヤダ‼」

 

「離れなさいよ‼」

 

「ヤダもん‼ アッカンベー」

 

ステラは器用にもガイアでルナマリアに対してアッカンベーをする。

 

「シーンー?」

 

「えっ⁉ る、ルナぁ⁉」

 

「ヤレヤレだな」

 

騒がしい三人にレイは顔を振る。

 

「ほっといて良いのかよ」

 

「良いんじゃね? ステラも楽しそうだし」

 

「それもそっか」

 

「お前達………そうだな」

 

レイに近付いてきたスティングとアウルの三人はシンとステラを追いかけるルナマリアを見ていた。

 

「久しぶりだな。アスラン」

 

「その声は……ハイネか‼」

 

「正解だ………にしてもお前はジャスティス系統か………」

 

「あ、ああ。ハイネこそ、デスティニーなんだな」

 

「これか? 本来はシンではなく、俺に与えられる予定だったらしいんだが、俺が死んでしまったからな。シンに機体が行ったんだよ」

 

「そ、そうか………」

 

「「…………」」

 

ここで会話が止まってしまう。いや、陰キャかよ、お前ら。

 

「あれぇ? おかしいな。僕だけがボッチなんだけど…………どうして、僕は………こんな所に来てしまったんだろう………」

 

キラはストライク・フリーダムを器用に使い、のの字を書いていると、そこに二機のISが下りて来る。

 

「ほら、キラ立って」

 

「そうだぞ、キラ」

 

「フレイ………トール………?」

 

キラは驚いた様子で二機を見る。

 

「久しぶりね、キラ?」

 

「元気にしてたか、キラ」

 

キラは幽霊を見ているのではないかと勘違いをしてしまう。それもその筈。二人は、キラの目の前で殺されてしまったから。トールは、キラとアスランの死闘に、キラを援護しようとスカイグラスパーでイージスに攻撃するが、イージスの盾をコックピットで受けてしまい、爆発。フレイはドミニオンから脱出する際、キラのフリーダムとラウのプロヴィデンスの戦闘に巻き込まれ、一度は防いだ攻撃だったが、ドラグーンによる攻撃により、脱出艇は撃ち貫かれ爆発。二人とも、キラの目の前で殺されてしまった為、キラは驚きの余り言葉が出なかった。

 

「なんていう表情をしてるのよ」

 

「だって、僕は……君を………」

 

「もう泣かないで、キラ。私は言ったよね。貴方を本当の私が護るからって」

 

「でも‼」

 

「大丈夫、キラ。私は…私たちはこれからは貴方の傍にいつもいるから」

 

「ああ、そうだな」

 

「二人とも………」

 

キラは漸く立ち上がり、二人と向き合うのであった。




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機体設定について(セカンドシフト機体)

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