追記 あらすじを含め改行が出来ている部分とそうでない部分がありました。大変申し訳ございません
~日本・東京~
日本の中心である東京、この街は今地獄と化していた。世界征服をたくらむ悪の科学者Drヘル、地底よりはるかなる時を超え目覚めた恐竜帝国の連合、それに加え突如として現れた未知の生物擬態獣の進攻、それを食い止めるべく立ち上がった日本有するスーパーロボット軍団、三つ巴の戦い、スーパーロボット軍団はゲッターロボを失い圧倒的な劣勢に追い込まれていた。
Drヘル「フハハハハ、無様だな兜甲児、猿渡ゴウ、ハザマ・カイト!見ろ!東京は火の海に覆われ人々は我らに恐怖しているぞ!」
ゴール「フン、ゲッターロボが失われ戦力の減った貴様らなどこの無敵戦艦ダイの相手にならんわ!」
甲児「ち、ちくしょう!」
ゴオ「だが奴の言うとおりだ、このままでは……」
ミラ「ゴウ!情けない事いわないで!」
カイト「クソ、エグゼシード!まだ行けるな!」
気力を振り絞るべく彼等は声を上げるも兜甲児の乗るマジンガーZ、猿渡ゴオ、ミラ・アッカーマンの乗るゴーダンナーTDM,カイト・ハザマの乗るエグゼシードは少なくないダメージを負っていた。
ゴオ「くっこのままでは街が破壊しつくされる、甲児君はDrヘルを、カイト君はゴールを、俺は擬態獣をやる!いいな!」
甲児「望むところだぜ!」
カイト「わかりました!」
《戦闘会話 兜甲児vsDrヘル》
甲児「Drヘル!テメェの野望も俺とマジンガーZが打ち砕く!喰らえロケットパーンチ!アイアンカッター!」
《戦闘会話 ゴウ&ミラvsボス擬態獣》
ゴオ「擬態獣めこれ以上好きにはさせん!やるぞミラ!これで決める!」
ミラ「ハート!」
ゴオ「ブレイカー!」
《戦闘会話 カイトvsゴール》
カイト「竜馬さん達がいなくても!このスーパーロボット、エグゼシードとハザマ・カイトが相手だ!ゴール!アルティメット・フレアァァァァァ!」
三機による決死の攻撃、しかし撃墜出来たのはDrヘルの乗る飛行要塞グールのみであった。ゴーダンナーとエグゼシードは大技を放ったためすぐには動けずそれを見逃してくれる敵ではない。
ミラ「!ゴオ危ない!ツインドライブモード解除!」
ゴウ「!?やめろ、ミラ!何をする気だ!」
《戦闘会話 ボス擬態獣vsミラ》
ボス擬態獣「ギャオオオオオオ!」
ミラ「ゴオ……生きて……」
ボス擬態獣による反撃、それをいち早く察したミラはツインドライブモードを解除してゴオを守るべく自らを盾にした。だが非力なネオオクサーではボス擬態獣の攻撃に耐えるが出来ず撃墜されてしまう。
ゴオ「ミラぁァァァァァ!クソ!マックスに続いてミラまで!俺はぁ!」
甲児「ち、ちくしょうエネルギーが……危ないカイト!」
《戦闘会話 ゴールvsカイト》
ゴール「油断したなエグゼシード!くらえぃ!」
カイト「うわぁぁぁぁ!」
エグゼシードの攻撃で無敵戦艦ダイも砲身は破壊したもののその姿は健在、その巨体で突進を仕掛けエグゼシードは大きく吹き飛ばされる。パイロット保護機能により意識が飛ぶ事はなかったが機体へのダメージは計り知れなかった。
カイト「ミラさん……ちくしょう!何をやっているんだ俺は!なんてザマだ!」
ゴール「安心しろハザマ・カイト貴様もすぐに同じ所へと送ってやる」
無敵戦艦ダイがエグゼシードに止めを刺すべく向かってくる、マジンガーZ、ゴーダンナーとは距離があり絶体絶命であった。
武蔵「やらせはしねぇ!テメェらはゲッター線が大の苦手らしいな!コイツをくらわしてやるぜ!」
甲児「む、武蔵!?何をする気だ!?やめろ!」
武蔵 「へへ、オイラのミスでゲットマシンを失っちまったんだ!甲児!リョウと隼人、それからミチルさんによろしく伝えてくれ!見せてやるぜ!男巴武蔵の生き様をな!」
ゴール「な、何をする気だ!?やめろぉ!」
突如コマンドマシンに乗った武蔵がダイに特攻を仕掛ける、ゲッター線が天敵である彼等は為すすべもなく暴走し破壊された。巴武蔵という勇敢なる戦士を犠牲にして……
カイト「そ、そんな……武蔵さん……俺が……俺のせいで!」
甲児「バカ野郎!まだ擬態獣が生きてるんだぞ!カイト!猿渡さんの所へ急げ!武蔵の死を無駄にするな!」
この戦闘の間にも擬態獣は進攻しており、ついに避難が完了していない地域にまで差し掛かっていた。満身創痍のゴーダンナーは逃げ遅れた住民を乗せたヘリコプターを守るべく奮戦しているも手数が多く遂にヘリコプターは擬態獣の攻撃に当たってしまう。それによりヘリコプターのハッチが破壊され一人の少女が機体から投げただされた。
ゴオ「間に合えぇぇぇぇぇ!」
あわや転落する所だった少女をゴーダンナーでキャッチする。だがあの状態で戦えないのは明白であった。
甲児「ナイスキャッチだぜ猿渡さん!やるぞカイト!ブレストファイアー!」
カイト「これ以上犠牲はださせない!アルティメットフレア!いけぇ!」
マジンガーZとエグゼシードの攻撃により擬態獣を退け後に『巨神戦役』と呼ばれる戦いは終結した。しかしこの戦いで心に大きなダメージを負った猿渡ゴオはロボット乗りを引退し一線から身を引いてしまう。さらには超古代文明ミケーネ帝国が現れ戦いで傷ついたマジンガーZとエグゼシードは懸命の反撃に出るがあえなく撃退、絶体絶命のピンチにグレートマジンガーが現れ窮地を救う。しかしハザマ・カイトは仲間を死なせてしまった無力感に加え終わりの見えない戦いに心が折れてしまう。
~師子堂研究所~
レオン「どうしても行ってしまうのかい……?」
カイト「すみません……所長……俺にはもう……お世話になりました」
そう言ってカイトは肩からボストンバックを下げて研究所を後にする。後ろから聞こえてくる足音に気づかないふりをして。
ハヅキ「ま、待って、待って下さい!カイトさん!私がんばりますから!いっぱい訓練して……今度こそ一緒に戦いますから!カイトさん……お願い……待って……」
後ろから少女の嗚咽が聞こえてくる、それを振り払うようにカイトは足を早めた。
~輸送船内~
『まもなく火星に到着します、お客様は今一度お忘れ物のないようご注意願います。』
カイト「ちっ……嫌な夢だった……まだ見るのか……」
あの日、師子堂研究所を去って以降俺は逃げるように宇宙へと上がった。多少の金は持っていたがそれもしばらくすると尽きてしまい路頭に迷った。結局俺にはロボット乗りという点でしか俺は金を稼げずフリーランスの傭兵になってしまった。
カイト(バカらしいよな……戦いから逃げるために宇宙に上がったのに、結局俺はまた戦っている)
だが今度は生きるために戦っているのだ、地球の平和を守るために戦っていた時とは幾分か気持ちも楽だった。これから向かう火星にも傭兵としての依頼を受けて向かっていた。火星、人類が宇宙に進出し、成功した成功例の一つ。テラフォーミングに成功し、地球とほぼ同様の環境になったが地球とは資源の差がありすぎ一部の人間を覗いて民衆は苦しい生活を強いられていると聞く。各スペースコロニーが独自の生活圏を築く中最も地球の影響が及んでいる星。実質的な地球の植民地という見方が強い。
カイト「そんな訳だから独立運動が強まっていて、その中心人物であるクーデリア・藍那・バーンスタインの地球までの護衛が俺の今回の仕事……か、何で俺を指名してきたかは分からないが……まぁクライアントに直接聞けばいいか」
間もなくしてカイトを乗せた輸送船は火星に到着する。少ない手荷物をまとめカイトは火星へと降り立つのであった。
カイト「待ち合わせ場所はCGS(クリュセ・ガード・セキュリティ)?なんたって民間の警備会社なんか……とりあえず俺の機体『レイヴン』を受け取らないとな」
火星・CGS
クリュセ郊外にある民間警備会社『CGS』そこの隊員である彼等はMW(モビルワーカー)による訓練を終えて食事休憩を取っていた。
オルガ「へっ今回も大活躍だったじゃねぇかミカ!」
三日月「別に……普通でしょ」
シノ「流石ミカヅキ様は言うことが違うねぇ、それより聞いたかよオルガ、今度の仕事はよぉでっかくなりそうだぜ」
オルガ「あぁ……何でも革命の乙女様を地球に送り届けろっていう話だが……」
ユージン「やっぱりよぉ俺達にそんな大きい仕事を任せるっていう事は一軍の奴等も俺達を信用してきているって事だよな!この仕事で一軍の奴等を出し抜いて俺達が一軍って事も……」
現在CGS内ではこの話題で持ちきりだった。基本的に大きな仕事は一軍と呼ばれる所謂上の立場の人間が行い、二軍で使われる立場にある彼等『ヒューマンデブリ』蔑まれる彼等はろくな仕事が回ってきた事がない。ユージンやシノのように今回の仕事に手放しで喜んでいる隊員も少なくはない。しかしオルガは何か裏があるのではないかと考えていた。
オルガ(アトラの話じゃあ異星人の船が火星に来たらしい……今回の仕事が始まるまでに地下のアイツを何とか使えるようにしねぇと……)
タカキ「オルガさん、参番隊を連れて社長室に来いってマルバさんが……」
三日月「タカキ……その傷……」
タカキ 「あはは、ちょっとありまして……」
一軍の人間によって傷つけられたであろう痛々しい傷がタカキの頬に残っている。だが二軍の人間で体に傷を持たない者はいない。彼等は安く使える労働力と同時に一軍のストレスの捌け口でもあるのだから。
オルガ「それじゃあ行くぞ、ミカ、ビスケット、シノ、火星のお姫様とやらの顔を拝ませてもらおうじゃねぇか」
CGS 社長室
いつ見てもこの小汚ない会社に似つかわしくない絢爛な装飾が施された部屋だ。マルバが私財を溜め込んでいるという噂は本当なのだろう。その部屋で非常に絵になる赤い服を着た金髪の女性、彼女が今回の依頼主であるクーデリアその人だろうとオルガは確信を持つ。
オルガ「参番隊揃いました」
マルバ「来たか、クーデリアさんコイツらが貴女の護衛を担当する者です、とりあえず三日月!クーデリアさんを案内しろ」
クーデリア「よろしくお願いします三日月」
三日月「着いてきて」
クーデリアは握手を三日月に求めたが三日月はその手をとることなくマルバの命令通りクーデリアに施設を案内し始める。クーデリアは困惑と疑問を感じながらも黙って三日月に着いて行く事にした。
CGS内通路
三日月「でここが動力室、うちは自前のエイハブリアクターが……」
クーデリア「あの……あの!」
三日月「?」
施設を案内しながらずんずんと進んでいく三日月、懸命に呼び止めるクーデリアの声に足を止め後ろを振り返る。
クーデリア「握手をしましょう」
三日月「あー」
クーデリア「何故握手をしてくれないのです?私は貴方と対等になろうと……」
三日月「手、汚れてるから」
視線を泳がせながら自分の掌を見せる三日月、確かに三日月の掌には黒い油汚れが付着していた。こちらが気をつかっているつもりが逆に三日月に気をつかわれていた事に気付き赤面をするクーデリア。
三日月「でもそれってさ……俺達対等じゃないって事だよね」
クーデリア「!」
三日月の何気ない一言が胸に突き刺さる。彼女は三日月の言葉に返答出来ずたた立ち尽くす事しか出来なかった。しかしそんなクーデリアを現実に引き戻す事態が発生する。爆発音が響いたと同時にCGSが大きく揺れる。付き人のフミタン・アドモスが駆けつけこの事態の説明をする。正体不明の機体がこの一帯を襲撃していると……
戦闘地帯の中央、ピンク色の折り鶴鶴のような形をした戦艦エルシャンクがザ・ブーム軍による攻撃にさらされていた。
ジョウ「ちくしょう!ザ・ブームの奴等め、行くぞマイク、レニー!」
イルボラ「まてジョウ!まだ姫様は戦闘の許可を出してはいないぞ!」
ジョウ「へっこのまま怯えてエルシャンクが落とされるのを待ってろってのか?そんなのはゴメンだね」
イルボラ「貴様ァ!」
ロミナ「待ちなさいイルボラ、ジョウ、出撃をお願いします」
ジョウ「言われるまでもねぇや、出るぞ!」
~戦闘開始~
《戦闘会話 ジョウ初戦闘》
ジョウ「ちっテメェらの好き勝手にさせるかよ!いくぞ黒獅子!」
《戦闘会話 レニー初戦闘》
レニー「近くに民間の警備会社があるし巻き込む訳にはいかない!いくわよ鳳雷鷹力を貸して!」
《戦闘会話 マイク初戦闘》
マイク「あーあ、二人とも前に出過ぎだって……とりあえずエルシャンクを守らなきゃ……やるぞぉ爆竜!」
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三機の活躍によりザ・ブーム軍の主力量産機『シャーマン』が数を減らす一方何故かザ・ブーム軍の攻撃はCGSの方にも広がっていた。必死に応戦するオルガ達ではあったがMWでは機動兵器の前には手も足も出ず防戦一方を強いられていた。
オルガ「何でこっちも狙ってきやがる……狙いはお姫さんか!?」
ユージン「やべぇぞオルガ!三日月と明弘が粘っちゃいるが……!?エイハブウェーブの反応!?ギャラルホルンのMS『グレイズ』が来るのか!?畜生!一軍の奴等何やってるんだよ!」
ユージンの怒声がインカム越しに聴こえてくる。一軍の人間等とうに逃げたであろう事をオルガは予想しつつもなんとか戦線を持たせるため思考を巡らせる。そこにメカニックである雪之丞から通信が入った。
雪之丞「オルガ、一通りの調整は済んだ、三日月をこっちに寄越せ」
オルガ「聞こえたな?ミカ!戻れ!(しかし……間に合うか?)」
突如とした謎の機動兵器による襲撃に加えギャラルホルンのMSの増援、万事休すかと思われた矢先オルガのインカムに聞き覚えのない声の通信が入ってくる。
カイト「聞こえるか?俺は傭兵のカイト・ハザマ、この機体の名前は『レイヴン』だ、そちらにいるクーデリア嬢の護衛任務を受けた者だ、これよりそちらを援護する」
オルガ「ありがてぇ!聞いたかお前ら!こっちの味方が来てくれたぞ!ミカが来るまで踏ん張れぇ!」
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《戦闘会話 カイト初戦闘》
カイト「まさか戦闘が始まってるとはな……ギャラルホルンのグレイズに見たことのない機体達だが、ピンクの戦艦の方は味方か?いやとにかく戦闘を開始する……!」
《戦闘会話 ジョウvsグレイズ》
ジョウ「コイツらまで俺達を狙ってきやがる、まさかハザードの奴……!それにあの黒い鴉みたいな機体は……こっちに味方してくれんのか?」
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カイト「流石にギャラルホルンの機体は硬いな……ナノラミネートアーマーだったか……厄介だな」
ジョウ「シャーマンはやったがまだバンクスとギャラルホルンのMSがいやがる」
レニー「まずいわね、マイク、砲撃を当てられる?」
マイク「無理だよレニー、うわぁ来るよ!」
決め手に欠けビームと実弾に対して高い防御力を誇るグレイズの前にカイトやジョウ達は攻めあぐねていた。少しずつ押し返されていき、痺れを切らしたジョウが突撃をするが機体にダメージを負うだけで失敗に終わってしまう。
ジョウ「ぐああっ」
レニー「ジョウ!待ってて今……きゃあッ」
マイク「くそ、この弾幕の中じゃ……アニキ!」
ジョウ達が劣勢に立たされたときどこからともなく忍者を模したロボットが現れ攻撃を始める。その後ジョウの黒獅子と合体し四足歩行の獣の姿となった。
一方CGSの方面では既にMW部隊は壊滅といっていいほど打撃を受け、いよいよ指揮官であるオルガの目の前にまで迫って来ていた。
カイト「チッ射撃では埒が空かない、近接戦で!」
カイトも近接戦闘に移行し多機能型可変式突撃銃『ノワール』に装備された刃『ディモン』でグレイズを切りつける。奮戦してはいるが数の差で押されつつある。
ビスケット「オルガ!撤退しよう!もうすぐそこにグレイズが迫ってるよ!」
オルガ「冗談じゃねぇ!俺は……俺達は行くんだよ!ここじゃない、どこかにそうだろ?ミカァ!!」
オルガの叫びに応えるように地面が唸りを上げそこから1機のMSが姿を現す。全身ボロボロで所々装甲は剥がれてはいるがかつて《厄災戦争》と呼ばれる大きな戦いを終結させた伝説のガンダムフレームの姿が確かにそこにはあった。相棒の遅すぎる登場に苦笑いしながらもオルガの顔には確かに笑みがこぼれていた。
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《戦闘会話 三日月初戦闘》
三日月「お前の名前、バルバトスっていうのか、まぁいいやとりあえず……消えろよお前ら」
《戦闘会話 ジョウvsグレイズ》
ジョウ「さっきはよくもやってくれやがったな!借りはキッチリと返させてもらうぜ、この獣魔でなぁ!」
《戦闘会話 レニーvsグレイズ》
レニー「射撃が効かないなら大輪剣で!くらいなさい!」
《戦闘会話 マイクvsグレイズ》
マイク「飛影が数を減らしてくれた今なら砲撃が撃てる!当たってくれよ!」
《戦闘会話 カイトvsグレイズ》
カイト「ガンダムフレーム……こんなのもが出てくるとは……さてクライアントに自分を売り込むためにもう一仕事するか、切り裂け!ディモン・ブレード!」
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三日月の駆るガンダムバルバトスが現れた事により形成は逆転した。バルバトスの戦い方は圧巻の一言で巨大なメイスを振り回しグレイズを薙ぎ倒していった。戦況が傾くやザ・ブーム軍とギャラルホルンは撤退しひとまずこの戦いは終わりを迎えた。状況を確かめるためにオルガはエルシャンク一行とカイトに通信を入れCGSへと来てもらう事にした。
オルガ「じゃああんたらは異星人だってのか!?」
イルボラ「貴様、口の聞き方に気をつけろよ」
ロミナ「いいのですイルボラ、そのとおり私達は遠い星ラドリオ星から地球に伝わる忍者の伝説を求めてやってきました、そしてこの火星でジョウ達に出会い協力して頂いているのです」
ビスケット「それなら僕達もちょうど仕事でこれから地球に向かう所だし協力し合いませんか?」
オルガ「おいビスケット、勝手には……」
そう言ってチラリと視線をクーデリアへと向けるオルガ。
クーデリア「私は構いません、カイトさんも構いませんか?」
カイト「構うも何も……依頼主が決めた事ですから……」
ジョウ「じゃあ決まりだな!俺はジョウ・マヤ、黒獅子のパイロットをやってるぜ」
レニー「レニー・アイよ、よろしく鳳雷鷹のパイロットをしてるわ」
マイク「マイク・コイル、爆竜のパイロットだよ」
ロミナ「ロミナ・ラドリオです、皆さんよろしくお願いします」
オルガ「あー、とりあえず俺がオルガ・イツカで横のでかいのがビスケット・グリフォンだ、あとMSに乗ってた三日月とか……うちは大所帯だからな……追々紹介する」
クーデリア「クーデリア・藍邦バーンスタインです地球までの間よろしくお願いします」
カイト「カイト・ハザマ、フリーの傭兵だよろしく頼む」
こうして彼等は青き星を目指す旅は始まる。それがどんなに困難な事になるか彼等は知る由もなかった。
多分オリジナル主人公とオリジナル機体について分かりにくかったと思うのでなるべく早く設定は出したいと思います。