バンドリの世界にて俺は生きる[完結]   作:猫又侍

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これで個人編の蘭編が終わります。

個人編の違う人はまた違う機会にてやりますのでご安心を。

それでは最後までこの話を信じて付いてきてください!


最終話 「美竹蘭と葛木真也」

グサッ

鈍い音が聞こえる。

 

「ひっ!」と、何故か怯えながら。

 

その場を去って行った。

 

「さ、流石に....避けると思われ...たか...」

ヤバイ意識が

「真也!しっかりして真也!ねえ、し...や....し...」

 

そこで俺の意識は閉じた。

 

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 

「はっ!」と、俺は勢い良く布団を剥ぐ。

 

「......夢だったか......それにしても、出来すぎた夢だったな、俺なんかがあんな青春を、送れるわけないのにな」

そう思いつつ俺は居間に向かう。

 

「ん?そう言えば家ってこんなに広かったっけ?」俺は辺りを見回す。

 

そしてすぐに気づく。

 

(あぁ、アレは夢じゃなかったのか....俺は長い昔の夢を見ていたのか)

すると後ろから、「え?し、真也?」と、声が聞こえる。

 

後ろを振り返ると、懐かしい、赤いメッシュが入った女性美竹蘭が居た。

 

「あぁ、蘭か....いやな、少し前の夢を見たんだ、俺が大学時代に蘭を庇った奴の夢」

 

そうして淡々と話す俺に対して蘭は抱きついて来る。

 

「?!な、なんだ蘭いきなり抱きついて来て?」

 

と、尋ねると

 

「ば、バカァ、ずっとずっと眠ってたんだよ?あの時からずっと待ってたんだよ?私」

 

蘭が何を言っているか分からなかったが、

蘭曰く、俺が刺された後、病院に運ばれたらしく、治療を受け傷は塞がったが、生憎俺の方が今まで意識が戻らなかったらしい。

 

「す、済まんな蘭、てっきり俺は夢を見ていたと思ったよ」

 

「ん、でも良い真也が戻って来てくれたから」

 

そんな蘭の顔を見て俺は

 

「蘭、チョットいいか?」

 

と、尋ねる

 

「ん?何?」と、不思議そうに言ってくる。

 

ま、流石にいきなり言われたらそうなるわな。

 

だけど、ここで逃したらもうチャンスは無いと思った。

 

「蘭、俺と結婚してくれないか?」

 

そう言って俺はポケットの中に入っている黒箱を開けた。

 

「こ、コレって指輪?」

 

「そうだ、本当は、刺されなければその日に渡してたんだが、生憎それは叶わなかったからな」

 

そう言って俺は蘭に質問する。

 

「で、どうかな、俺と結婚してくれる?」

 

と、聞くと蘭は、「何言ってるの?」みたいな顔で、そして優しい微笑みを見せて.....

 

 

 

「はい、喜んで!」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

特に生きていて問題もなく16年を

過ごしてきた俺、坂木裕(さかきゆう)

は突然その時を迎える。

 

そう、俺は死んでしまったのだ

原因は道路に出た女の子をかばっての

死亡、でも大したことでは無い。

 

別に親しい友達が居た訳でもなく

家族が俺を心配する事は無い

そう俺は、孤独だった。

 

親にも見放され

学校ではいじめにあい

あげく結果この始末

 

誰も悲しまず俺の平凡な日常は去っていった

 

 

だけど今は違う。

仲間に恵まれ、友に恵まれ、そして、今嫁にも恵まれようとしている。

俺自身こんな人生送っていいのか?

と、思った事なんて指じゃ数えきれない程ある。

だからこそ、今は言える事がある。

 

葛木真也.....いや、美竹真也は......

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

バンドリの世界にて生きている。

 

 

 

 

 

美竹蘭編 END

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「あっ、あとさ蘭に渡したいものがもう一つ有るんだけど」

 

「ん?何?」

 

「はい、コレ」

 

「コレって....」

 

「そ、俺が作った曲」

 

「で、でも何で」

 

「ん?ただ書きたかったから書いた」

 

「そんな、いつから」

 

「ん?確か高校卒業した後位?」

 

「っ////」

 

「何で照れてるんだよ」

 

「いや、だって嬉しいから」

 

「そ、そうか面と向かって言われると恥ずかしいな///」

 

「み、見ても良い?」

 

「ん?あぁ良いぞ」

 

「"ツナグ、ソラモヨウ"?」

 

「そ、お前らAfterglowをイメージして書いた」

 

「ありがと///!」

 

「おう!」

 

「んじゃ来週から練習する」

 

「え?いくらなんでも早すぎないか?」

 

「早く無い」

 

「えー、絶対早いって〜だって......」

 

 

こうやって俺達の日常が過ぎて行くのだろう。

 

でも、俺と蘭は止まらない。

 

だからさ....皆んな.....

 

 

 

俺達の背中を信じて付いて来てくれ!

 




さてまた次回から本編に戻ろうと思います。

本当だと、蘭編を本編に組み込もうかと思っていたのですが、よくよく見ると、「あれ?蘭以外殆ど出てないじゃん!」と気づいたので、個人編として出しました。

他の人の個人編の話しは、アンケでやろうと思うのでその時はよろしくお願いします。

それでは次回も楽しみに

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