戦姫絶唱シンフォギア~RIDER TIME BUILD~(仮)   作:暁士道

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どうも、今確認したらUA1000超えていました。こんな小説を読んでくれた皆さん、ありがとございます!


では、第4話どうぞーー!!




バルベルデ編 後編 ミッション開始!

その日の夜、俺たちは食事をしながら和気あいあいと家族団欒の会話を楽しんでいた。

 

母さん「そう言えば、ライト。石動くんと一緒に何処へ行っていたの?」

 

母さんからそんなことを聞かれたので俺は、ある程度本当のことを話す。

 

ライト「村の近くの森だよ」

 

父さん「森にか?何しに行ったんだ?」

 

ライト「石動さんが所属している政府の組織へのお誘い」

 

それを聞いた両親は驚いた顔をして、クリスは頭に?を出して首を傾げる。

 

父さん「それで、何って答えたんだ?」

 

ライト「お断りしますって答えたよ」

 

父さん「そ、そうか」

 

ライト「だって、俺には今の生活が大事だからね」

 

俺がそう言いながら笑顔を向けると3人は嬉しそうな顔をしながら俺を見る。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

それから時間が過ぎ23時。

 

クリス「スゥスゥスゥ」

 

ライト「………」

 

あ~我が天使の寝顔可愛ええ~~

 

クリスの頭に手を置いて優しく撫でながら手に持ったカメラで何枚か写真を撮った後、クリスのほっぺにキスをしてからリュックを持って部屋を出る。

 

ライト「(クリスちゃん、君の運命は俺が変えるよ)」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

石動「時間通りだな」

 

待ち合わせ場所では、木に寄りかかりながら煙草を吸っている石動さんがいった。

 

ライト「えぇ。石動さん、エボルトさん行きましょう」

 

石動/エボルト「了解』

 

昼間に尋問した兵士の情報でドイツ軍のアジトはここから歩いて10分の距離にあり、現地武装組織のアジトは更に歩いて1時間の距離にあることがわかった。移動中、作戦の最終確認をしつつお互いにドライバーを腰につける。

 

エボルト『さって、そろそろ着くぜ。準備出来たか?』

 

ライト「…はい」

 

ラビット!ライダーシステム!

 

レボリューション!

 

シノビ!

 

アクション!

 

♪♪♪♪〜〜〜

 

Are you ready?

 

石動/エボルト、ライト『「「変身!」」』

 

ラビット!ラビット!エボルラビット!フッハッハッハッハッハ!

 

投影!フューチャータイム!誰じゃ?俺じゃ?忍者!フューチャーリングシノビ!シノビ!

 

ライト「ハッ!!」

 

フューチャーリングシノビに変身した俺は分け身の術で分身を作った後、ドライバーのレバーを引いてシノビミライドウォッチを取り出して別のミライドウォッチに変える。

 

キカイ!

 

アクション!

 

♪♪♪♪〜〜〜

 

投影!フューチャータイム!デカイ!ハカイ!ゴーカイ!フューチャーリングキカイ!キカイ!

 

石動「さて、ミッション開始といこうか。アタック!」

 

俺たちはその合図とともに三方向へ散会する。

 

 

ここで俺たちの作戦を説明する。

 

 

俺(フューチャーリングキカイ)が敵のアジトの前を正面突破して囮になる。

 

 

俺(フューチャーリングシノビ)とエボルラビットが左右からアジトを破壊していく。

 

 

アジト全てを破壊したら合流して残った兵士を無力化して精神的なトラウマを植え付ける。

 

 

そして、ミッション終了。

 

 

 

 

 

 

 

 

俺(フューチャーリングキカイ)視点

 

兵士1「な、何なんだ、コイツは!?」

 

兵士2「俺たちの武器が全く効かないだと!?」

 

兵士達は突然現れた相手(仮面ライダー)に驚きながらも武器で攻撃するが、全く銃撃が効かないことに彼らは心の底から恐怖した。

 

ライト「(流石、フューチャーリングキカイだな。銃撃くらっても痛くも痒くもないや)」

 

ジカンデスピア!ヤリスギ!

 

ドライバーから取り出したジカンデスピア槍モードを使い、近くの兵士を次々と再起不能へとしていきながら前に進む。

 

ライト「フン!そんな、豆鉄砲では王の側近の我に傷一つもつかんぞ(これ、囮の意味あるのかな?)」

 

兵隊3「バ、バケモノ!」

 

兵士4「一旦、退避!」

 

兵士たちが退避しようとしているので、両肩から鍵付きチェーンを出して機械を操り退路を塞ぐ。その時の兵士の絶望した顔は傑作だったわw

 

ライト「…逃がすと思っているのか?お前達はここで地獄を楽しみな」ニヤリ

 

と。まぁ、俺(フューチャーリングキカイ)視点はこれでお終い。

 

 

 

 

 

 

 

俺(フューチャーリングシノビ)、石動/エボルト視点

 

ライト「………やりすぎだな俺」

 

石動/エボルト「『それな』」

 

アジトをあらかた破壊し終わった俺たちは俺(フューチャーリングキカイ)の様子でも見に行こうとすると、そこに広がった光景を見てドン引きした。

 

えっ?破壊工作早くない?って……いやいや、分身を大量に出したり火星的な力を使ったりしたらものの数分で終わりました。

 

石動/エボルト『「これはどっちが悪なのか分からんな」』

 

ライト「…何も言えん」

 

俺たちはそんなことを言いながら俺(フューチャーリングキカイ)と合流すべく向かうのであった。

 

俺(フューチャーリングシノビ)、石動/エボルト視点終了

 

 

 

 

 

 

 

 

ライト(キカイ)「あれ?以外に早かったな俺、石動さん」

 

ライト(シノビ)、石動/エボルト「「『………』」」

 

ライト(キカイ)「ン?どうした?」

 

ライト(シノビ)「なぁ、俺。あれはやりすぎだ」

 

石動/エボルト「『うんうん』」

 

ライト(キカイ)「えっ…見てたの?」

 

ライト(シノビ)「バッチリな」

 

ライト(キカイ)「すみませんでした」

 

俺(キカイ)は体を少し縮こませながら俺たちに謝ってきた。

 

ライト(シノビ)「別にいいよ」

 

石動/エボルト「『そっそ、それよりも』」

 

ライト(キカイ)「残りの兵士にトラウマをっと言いたいけど」

 

ライト(シノビ)「これじゃ、その必要はないな」

 

そして、俺達はドイツ軍のアジトを後にして現地武装組織のアジトへと向かい先程と同じ作戦を実行する。(こっちは徹底的にな)

 

 

 

 

 

 

 

 

~1時間半後~

 

結果を言うとドイツ軍の半分の時間でミッション終了。

 

その時、武装組織の兵士たち全員が俺に命乞いしてきたのでイラッときて殺してしまった。

 

ライト(シノビ)「お前らがいなければ俺はこんなことしなくてすんだんだよ!」

 

ライト(キカイ)「…俺」

 

石動/エボルト「『…帰るぞ』」

 

ライト's「「了解」」

 

俺達は変身を解除して村への帰路につく。その時、石動さんが俺に背を向けたまま優しいお兄さん的な声で話す。

 

石動「ライトくん、一つだけ約束してくれ。憎しみでライダーの力を使わないでくれ。俺は君のあんな姿は見たくないから」

 

ライト「…はい」

 

石動「でも、今回は事情が事情だから見なかったことにするよ」

 

ライト「ありがとございます」

 

石動「なーに、ライダーは助け合いだからね。何かあったら相談してくれよ後輩」

 

ライト「そうしますよ先輩」

 

お互いに肩に腕をまわしながら笑い合う。その光景は何処か仲の良い兄弟に見える。

 

 

 

 

 

 

 

 

クリス「………」

 

滞在している村の自室に音を立てずに戻るとそこには頬を膨らませたクリスがいた。

 

ライト「!?クリス、起きていたのか」

 

クリス「おにぃ、何処へ行っていたの?」

 

ライト「えーと、朝練!朝練だよ!」

 

クリス「わざわざ夜中に抜け出して?」

 

何故それを知っている

 

ライト「な、何を言っているだろクリス」

 

クリス「フーン タカちゃんが撮影した夜中におにぃが抜け出した映像をパパとママに見せてもいいの?」

 

クリスの手にはビルドフォンが握られており、画面には夜中の抜け出しシーンがバッチリ映っていた。

 

ライト「すみません。正直にお話するんでそれだけは(涙)」

 

それから俺は、人を殺したこと以外の全部のことをクリスに包み隠さず話した。

 

クリス「まったく最初から正直に答えてくれたらこんな真似しなくてもよかったのに。でも…」

 

クリスはそう言うと俺に近づいて抱きついてきた。

 

クリス「よかった。おにぃが無事に帰ってきてくれて、本当によかった」

 

そこには俺のTシャツを握りながら涙を流す(クリス)がいた。それを見った俺は、クリスの頭に手をおいてゆっくりと撫でながら、

 

ライト「ゴメンな心配させてしまって。でも、大丈夫だ!俺は大切な妹をおいて死ぬ気はないからよ」

 

クリス「本当に?」

 

ライト「本当だ!」

 

クリス「本当の本当に?」

 

ライト「本当の本当だ!」

 

クリス「本当の本当の本当に?」

 

ライト「本当の本当の本当だ!」

 

あれ?このやり取りどこかのアニメでやっていたような?まぁ、いいか。

 

クリス「じゃあ信じる!でも、このことは椿お姉ちゃんに報告するかね」

 

ライト「…はい」

 

 

それからは何も起こらす俺達は無事に日本へと帰ることになった。だが、その時の俺は知る由もなかった6年後になんな大事件が起こるとはな。

 




石動 智史
年齢:23
血液型:AB型
性格:優しい
好きなもの:コーヒー、ボードゲーム、自分の悪ふざけに乗ってくれるやつ
嫌いなもの:タコ


ライト同様に転生者なのだがシンフォギアの知識はチラッ見していた程度。相棒のエボルトとは何かとウマが合うらしく、櫻井女史にイタズラを仕掛ける度に風鳴司令に鉄拳制裁されているとか。ライトのことは弟分と思っているらしい。あと、彼女いない歴=年齢


次回!季節は秋になり、修学旅行の時期!ライト達はアメリカへ修学旅行で行くのだー!!


作者「あと、次の話でオリキャラを3人追加予定。その中には今回のラストでクリスが言った椿さんがいます。」

原作開始から椿ちゃんの他にヒロインをもう1人追加するのですが誰がいいですか?

  • 立花 響
  • 小日向 未来
  • 風鳴 翼
  • 天羽 奏

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