戦姫絶唱シンフォギア~RIDER TIME BUILD~(仮) 作:暁士道
作者「ん?どうしたの?ライト君」
ライト「今更なんだけど、この修学旅行編って修学旅行要素なくないか?」
作者「確かに」
ライト「どうするんだ?サブタイトル変えるか」
作者「めんどくさいから変えない」
ライト「えぇ、叩かれても知らないぞ」
作者「だ、だだだ大丈夫だ!も、ももも問題ない!」
ライト「めちゃくちゃ震えているぞ」
作者「で」
ライト「で?」
作者「ではでは第7話どうぞ」ディゲドゥンダヨ
ライト「あっ、逃げた」
飛行機に乗って数時間後、俺達は無事にアメリカに到着して今はホテルの俺と政宗の部屋でのんびりしている。
ン?なになに?到着してからホテルまでの間のこと教えて欲しい?すまんな、到着してからはは殆ど移動だったので特に書くことは無いんだわ。
ライト「さってと、明日は昨日話したセレナちゃんの死亡の日だが。各自、気持ちは変わってないか?」
明「昨日も言ったけど、同い年の女の子の残酷な運命を変えられるなら俺は協力する!」
政宗「定められた運命を変えることでセレナさんが生きれるのなら悪魔と相乗りする覚悟はあるぜ!」
始「俺は二人みたくカッコいい台詞は言えないけど、助けられる命があるのならこの手を伸ばして助けたい!」
和義「この世界に散らしていい命は無いから、俺達の力で救えるのなら救いたい!」
優里「女の子が命を賭けていいのは好きな人のためだけだから、そんな完全聖遺物の暴走を止めるために命を賭けるのはダメに決まっているから助けるよ!」
椿「無茶をしでかす彼氏に付き合うのは彼女の責務ですし、私もセレナさんを助けたい同じ女の子として!」
ライト「ありがとう、みんな。一緒にセレナちゃんを絶望の未来から救い出そう!」
全員「おー!!」
その後は、仮面ライダージョーカー専用の武器について和義や政宗からお願いされたので帰国後に製作するということで話は纏まって皆、自分たちの部屋へ戻っていた。
作戦名『セレナちゃん死亡ルート回避作戦』の決行日当日となり、俺達はホテルのロビーに集合している。
政宗「当日となったけど、どうやって研究所まで行くんだ?ライト」
ライト「これを使って移動する」
政宗達に手に持っている物を見てる。それは、いつものライドウォッチとは形状が少し異なるマゼンタカラーのライドウォッチだ。
ライト「このライドウォッチを使い目的の場所にゲートを開いて行く」
優里「ライダーの力ってなんでもアリなんだね」
ライト「なんでもは言い過ぎだぞ、出来ないことだってあるからな」
優里「そうなの?」
ライト「そうだ」
俺はそう言うとみんなを連れてホテルから出て人気のない路地裏へ向かう。
ライト「(セレナちゃん、君の運命は俺達が変える!)」
路地裏に着くと先程見せたライドウォッチのボタン押す。
ディ・ディ・ディ・ディケイド!
目の前に灰色のオーロラが出現した。
ライト「じゃあ行くぞ!」
政宗達「「「「「「あぁ(えぇ)!」」」」」」
俺達は各々覚悟を決めオーロラの中へ進む。
アリア 視点
ナスターシャ「ネフィリムの出力は依然不安定。やはり、歌を介さずの強制起動では完全聖遺物を制御できるものではなかったのですね」
セレナ「私歌うよ」
マリア「でも、あの歌は!」
セレナ「私の絶唱でネフィリムを起動する前の状態にリセットできるかもしれないの」
マリア「そんな賭けみたいな!もしそれでもネフィリムを抑えられなかったら」
セレナ「その時はマリア姉さんが何とかしてくれる。F.I.S.の人たちもいる。私だけじゃない、だからなんとかなる」
マリア「…セレナ」
セレナ「ギアを纏う力は私が望んだものじゃないけど、この力でみんなを守りたいと望んだのは私なんだから」
マリア「セレナ…!」
セレナは私に笑顔を見せるとネフィリムがいるルームへと向かって行った。
マリア 視点 終了
セレナ 視点
セレナ「(マリア姉さんにはあぁ言ったけど本当は怖い。でも、私しかネフィリムを止められる人はいないから、マムやマリア姉さんやレセプターチルドレンのみんなのためにも止めてみせるこの命に変えても!)」
私は覚悟を決めネフィリムがいる部屋へ入る。そこで見た光景は、一言で言うと地獄。燃え盛る部屋のかなで暴走したネフィリムが暴れている。
セレナ「Seilien coffin airget-lamh tron」
両手を胸の前に置き絶唱を歌い始めようとすると。突然、目の前に灰色のオーロラが出現して、そこから7人の男女が出てきた。
ライト「ギリギリ間に合ったみたいだな」
セレナ 視点 終了
オーロラから出ると目の前に燃え盛る部屋と暴走する完全聖遺物、後ろをチラッと見るとアガートラームを纏っているセレナちゃんがいた。
ライト「ギリギリ間に合ったみたいだな」
和義「これがネフィリムか」
優里「なんか不気味ね」
政宗「それな」
椿・明・始「………(デカい)」
俺たちがそれぞれの感想言っていると、セレナちゃんが話しかけてきた。
セレナ「あ、貴方たちは何者ですか⁉︎」
ライト「俺たちは通りすがりの仮面ライダーだ。覚えなくてもいいからな」
セレナ「仮面ライダー?」
椿「愛と平和を守る正義のヒーローの名称です」
椿が言い終わるのと同時に俺たちは各々のライダーアイテムを取り出した(事前に椿たちにはライドウォッチを使いアイテムを出してもらっていた)。
ジクウドライバー
ジオウ!
ジョーカー!
♪♪♪〜
全員「「「「「「「変身!(ヘシン!)」」」」」」」
ヘンシン
ライダータイム!カメンライダージオウ
CHANGE
ストライクフォーム
♪♪♪〜
明「キャストオフ!」
キャストオフ!Change Stag Beetle
ライト「みんな行くぞ!」
政宗たち「「「「「「了解!」」」」」」
俺たちは自分たちの武器を取り出して(ジョーカーにはトランスチームガンとバットロストボトルを渡しておいた)ネフィリムへ攻撃を開始した。
明・和義・優里・椿「「「「はぁぁぁ!」」」」
4人が四方向からネフィリムの体を切り裂き、ダメージを与えて注意を誘っている隙に俺と始、政宗が遠距離攻撃を仕掛ける。
ライト・始・政宗「「「くらえ」」」
近接攻撃と遠距離攻撃を何度もくらったネフィリムは体を後退させて俺たちから距離を取ると見せかけて突進してきた。
セレナ「あ、危ない」
椿「大丈夫ですよ、セレナさん。私たちには…」
フィニッシュタイム! タイムブレイク!
ライト「おぉぉぉりゃぁぁぁぁ!」
突進してきたネフィリムにジオウの必殺キックをお見舞いさせたら壁まで飛んでいき壁に激突していった。
椿「…頼りになるリーダーがいるから」
ライト「さってそろそろフィニッシュを決めよか!」
腕のライドウォッチホルダーから黄色と黒の2色のライドウォッチを取り出してレリーフを90度回転させてから上のボタンを押すと、この定められた運命の鎖を解き放つヴァンパイアのライダーの名が辺りに鳴り響く。
キバ!
♪♪♪〜
ライダータイム!カメンライダージオウ アーマータイム!ガブッ!キバー!
ライト「キバって行くぜ!」
フィニッシュタイム!キバ!
ネフィリムは本能であの攻撃を受けてはいけないと自身に警告したのかジオウ キバアーマーの前から逃げようとするが2人のライダーがそれを許さなかった。
和義「逃すと」
始「思うなよ」
ファイナルベント!
FLOAT
DRILL
TORNADO
スピニングダンス
ナイトの『飛翔斬』とカリスの『スピニングダンス』がネフィリムの手足を切断して身動きを止めたのと同時に、ジオウが高くジャンプしてから蹴りの態勢をとる。
ウェイクアップタイムブレイク!
右脚の拘束具・擬似ヘルズゲートを開放して核がある場所にキックを叩き込むと、床にキバの紋章のクレーターが刻まれネフィリムはステンドガラスようになり砕け散った。
ライト「ミッション完了…帰投するぞ」
政宗たち「「「「「「はーい」」」」」」
セレナ 視点
私は目の前で起こったことに驚くしか出来なかった。だって、暴走状態の
ライト「あのー怪我とかはなかった?」
その声はさっきのネフィリムとの戦闘の時とはうって変わって優しくて心がポカポカする感じがする。
セレナ「は、はい。大丈夫です/// 」
ライト「よかった、怪我がなくて。俺たちはそろそろ戻りますのでお元気でセレナさん」
彼が仲間たちの所へ戻ろうとしたので呼び止めてしまった。
セレナ「あ、あの!」
ライト「ん?どうしました?」
セレナ「助けていただきありがとうございます」
私がお礼を言って頭を下げると、彼は仮面越しでもわかるぐらい戸惑いながらも
ライト「…頭をあげて下さい。俺たちの意思で助けたいから助けに過ぎないので」
セレナ「で、でも」
ライト「でしたら、約束して下さい」
セレナ「約束ですか?」
ライト「はい、どんな事があっても自分の意思を貫き通して下さい」
セレナ「自分の意思を………わかりました。約束します!」
ライト「では、お元気で」
セレナ「はい、お仲間さんたちにもお礼を伝えておいて下さいね。通りすがりの仮面ライダーさん」
満面の笑顔を彼に向けると彼は私にサムズアップをして仲間たちの方へ戻って行き、灰色のオーロラを出現させて仲間たちと一緒に中へ入って行った。
セレナ 視点 終了
F.I.S.の施設から修学旅行で泊まっているホテルへ戻ってきた俺たちは各々、別行動をしている。俺はと言うと神様に報告をするためにホテルのラウンジに来て電話をかける。
ライト「もしもし、俺だ」
神様『ライト君、どうだった?セレナ君は助けられたか?』
ライト「あぁ、無事ミッション達成したから安心してくれよ」
神様『そうか、よかった』
ライト「なぁ、神様。あの時は聞かなかったがセレナの死亡する未来の回避を俺に頼んだ理由を教えてくれないか?」
神様『その理由はお主が持っているブランクライドウォッチを取り出したら分かる』
俺は神様の言う通りにブランクライドウォッチを取り出すと時計の地盤が浮かび上がり通常のライドウォッチみたく変わった。
アガートラーム セレナ!
ライト「っ⁉︎」
そのライドウォッチはシルバーと栗色の2色でライダークレストの部分は短剣のマークになっている。
神様『それが答えだよ、ライト君。君にはあと8つのシンフォギアウォッチを集めて貰う』
ライト「集めるって今すぐか?」
神様『いいや、今すぐ集めろとは言わない。物語が進むに連れて次第に集まってくるから安心せい』
ライト「そうか…最後に一つ聞いてもいいか?」
神様『なんじゃ?』
ライト「9つのシンフォギアウォッチを集めた時、魔王の力に目覚めるとかないよな?」
俺はジオウ本編みたいなこと起こらないか不安になって神様に聞いてみると少し間を空けながら答える。
神様『…その心配はない。最低最悪の魔王にはならないよ』
ライト「そうかい、それを聞けて安心した」
神様『では、シンフォギアウォッチ集め頼んだぞ』
ライト「了解しました」
通話を切るとアガートラーム シンフォギアウォッチ(セレナver.)を手に取り、レリーフ部分を指でなぞりながら海辺の景色を眺めるのだった。
…時が過ぎて4年後、あのツヴァイウイングのライブの大惨事が発生! 主人公たちは無事に天羽 奏と観客を救う事が出来るのか
次回『ここから先はオレたちのステージだー‼︎』
でお会いしましょう。
原作開始から椿ちゃんの他にヒロインをもう1人追加するのですが誰がいいですか?
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立花 響
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小日向 未来
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風鳴 翼
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天羽 奏