戦姫絶唱シンフォギア~RIDER TIME BUILD~(仮) 作:暁士道
仕事が本格的に忙しくて小説を書く余裕がなくなってしまった作者です。
あと、戦闘描写を上手く書けるコツを誰か教えて←それは自分で考えろ
月日が過ぎて4年後。俺、雪音ライトは19歳になり、この空白の4年間では色んなことがあった。
・クリスが特異災害対策機動部二課所属の奏者になった←これに関しては原作通りでよかった。
・俺を含めたいつものメンバーは高校を卒業した後、『ライダーズ』という組織を創り二課の傘下に属すことになった←コレに関しては前々から考えていた。
・これが1番に重要なことなんだけど……
クリスがツンデレ属性に目覚めたぞーー!!
はい、最後は分かりきったことですよね。
クリス「おにぃ、誰と話しているの?」
ライト「うわっ!?く、クリス!?た、ただの独り言だから気にしないで(あれ?前にも似たことあったような?)」
クリス「変なおにぃ。そろそろ行かないと先輩達のライブ間に合わないよ?」
俺は机の上に置いてあるビルドフォンの画面を見ると翼ちゃん達のライブ開始まで、あと1時間となっていた。
ライト「あっ、本当だ。もうこんな時間か」
クリス「全く、玄関に先に行っているから早くしてよね」
クリスはそう言って俺の部屋から出て行った。
ライト「ツヴァイウイングのライブとその裏で行われるネフシュタンの起動実験……」
本心では止めたいが、止めたら立花 響がこれから紡いでいく歌を止めてしまう事になる。いくらフィーネの手のひらの上で踊らされようともな。
クリス「凄い、人集り」
ライト「そうだな。さすが、ツヴァイウイングのライブだな」
クリス「でも、私たち本当にあっちを手伝わなくってもいいの?」
ライト「大丈夫だろ、起動実験に関しては俺達に出来ることは無いし。それに……」
俺はクリスの頭に手を置いて優しく撫でながら笑顔向ける。
ライト「久しぶりにクリスと二人きりで出かけれて、俺は凄く嬉しいけどな…クリスはどうだ?」
クリス「私もおにぃと2人きりで出かけれて嬉しいよ///」
負けずに俺に笑顔を向けてくるクリス。ヤバい、可愛すぎて死にそうだよ!
すると、ビルドフォンから着信がなり取り出して画面を見ると椿からメールが届いていた。
ライト君、私と言う
ライト「………」ダラダラ
クリス「どうしたのおにぃ?頭から汗が流れているよ?」
俺は何も言わずにクリスに椿のメールを見せると、クリスの顔はみるみるうちに真っ青になっていった。
クリス「や、やばいよ!どうしよう!」
ライト「椿に誤解だってわかってもらわないと」
クリス「でも、どうやって」
ライト「そこは俺に任せてくれ」
椿のメールに返信の文章を送った。
誤解なんだ!信じてくれ!久しぶりの兄妹二人きりのお出掛けで嬉しくってイチャイチャしただけで、俺の一番はお前だから椿。愛している///
クリス「流石にその文章で誤解がと「ピロンッ」」
送ってから数秒後に椿からメールが返って来た。
なんだ、誤解なんだ。あまり紛らわしいことはしないでね❤️
PS. 私もライト君の事を愛してますから///
クリス「……(チョロすぎだよ、椿姉)」
ライト「これで誤解は解けたけど、何処から俺たちを見ていたんだ椿は?」
椿「後ろだよ」
ライト・クリス「「…えっ⁉︎」」
後ろを振り返ってみるとそこには淡いピンクのワンピースを着た椿がスマホを片手に手を振っていた。
ライト「いつから居たんだ?全然、気配感じなかったぞ」
椿「いつからってライト君とクリスちゃんが此処に着いてからずっと後ろに居たよ?」
クリス「いやいや、ずっと後ろに居たんなら声かけてよ!」
頬をプクッとさせて椿に怒るクリス………可愛い❤️
椿「ごめんごめん、怒らないでクリスちゃん」
そんな二人のやり取りが2分間続いたよ。
ライト「そろそろ、席に着かないとライブ始まるぞ二人とも」
椿「嘘!?あっ、本当だ!開始まで、あと5分になっている。私の席あっち側だから終わったら入り口近くで待ち合わせしよう
クリス「みんな?どういうこと?」
椿「優里たちもツヴァイウイングのライブに来ているんだよ」
ライト「へぇ〜そうなんだ(知っている)」
だって、ライダーズのメンバー全員にツヴァイウイングのライブに来るように言っていたからな、これならノイズがライブ会場に現れても対処出来るから。
ライト「じゃあ、終わったら入り口近くで待ち合わせだな了解」
椿「じゃあね」
ライト・クリス「「うん」」
そう言って俺とクリスは椿と別れたのだった。
そういえば、俺とクリスが座る席の事を言っていなかったな(汗) ビッキーこと立花 響の席の3列後ろの席の場所だ。決してわざとではなくて偶然なんです信じてください!
俺とクリスが席に着くのと同時にライブが開始となり、ツヴァイウイングの二人 風鳴 翼と天羽 奏がステージに登場した。俺は、二人の姿を見て初めて会った時の事を思い出してしまったよ。
〜回想〜
ライダーズを結成して2ヶ月が経過した頃、俺は特異災害対策機動部二課の司令 風鳴 弦十郎さんに呼ばれて二課の本部へ来ていた。
弦十郎「すまんな、ライト君。急に呼び出したりして」
ライト「別に構いませんが、俺を呼んだ理由はなんですか?」
弦十郎「なーに、シンフォギア奏者全員の模擬戦の相手を頼もうと思ってな」
ライト「奏者全員とですか?」
弦十郎「あぁ全員とだ」
少し考えてから弦十郎さんの方を向いた。
ライト「わかりました。模擬戦の相手引き受けますが、条件があります」
弦十郎「条件だと?なんだね」
ライト「それは………」
ライト「クリスの兄でライダーズのリーダーをやっている、雪音ライトだ。よろしく」
翼「初めまして、風鳴 翼と申します。お噂は聞いております」
奏「私は天羽 奏だ!よろしく」
弦十郎「自己紹介も済んだことだし、今日のトレーニングメニューはライト君の要望でライト君対奏者3人の模擬戦だ」
クリス「はぁーーーーーーー⁉︎正気か兄貴!」
翼「いくら、雪音のお兄さんでも私たちを甘く見すぎるのではないのですか!」
奏「そうだそうだ!」
そう、俺が弦十郎さんに出した条件は対戦形式を3対1に変更する事だ。当然、これには理由がある。
・三戦すると体力が無くなり、多分起こるであろう司令との模擬戦のための体力温存が目的
・来たる決戦のために手の内をなるべく出さないために(戦闘データ)
最後に
・クリスが翼と奏とどんな会話をしながらコンビネーションをとるのか見て見たいから
ライト「これでもいいハンデなんだけどな」
頬を指でかきながら、司令室から出てトレーニングルームへ向かう俺の後にクリスが付いて来る。他二人は弦十郎さんに抗議中
クリス「大丈夫なのおにぃ、あたしや先輩たちを相手に?」
ライト「大丈夫、お前たちにやられるような俺ではないから。もしかして、心配してくれてる?」
クリス「べ、別に心配してないからね///」
可愛い❤️
トレーニングルームに到着しクリスと準備運動をしていると、翼と奏がやってきたので準備運動をやめて懐からジクウドライバーを取り出して腰につける。
ジクウドライバー!
ジオウ!
エボル!
♪♪♪〜
ライト「変身!」
ライダータイム!カメンライダージオウ!
アーマータイム!エボリューション!エボルー!
翼「行くよ!奏!雪音!」
奏「あぁ!」
クリス「はい!」
翼「Imyuteus amenohabakiri tron」
奏「Croitzal ronzell Gungnir zizzl」
クリス「Killter Ichaival tron」
数秒後、スピーカーから弦十郎さんの声が聞こえてきた。
弦十郎「両者、準備が出来たな?………始め!」
クリス「すまんな兄貴、先手必勝だーー!!」
ガトリングの雨と小型ミサイルがライトへ放たれて全弾命中し、辺りが爆発して一面煙が立ち込める。
奏「やったか?」
翼「多分、やったと思うわ。あんだけの弾幕をくらって無傷はないでしょう」
クリス「そ「それはどうかな?」…やっぱり、手ごたえがないと思った」
煙が晴れるとライトの前にダイヤモンドみたいな障壁があり、 その障壁が弾幕から彼を守ったのだ。
ライト「クリス、お前にしては詰めが甘かったな。俺が
クリス「思ってないよ。むしろ、使うと思ったよ」
ライト「じゃあなんで?防がれるって分かっているのに弾幕を放ったんだ?」
クリス「先輩たちに忠告をしておこうかなって『うちの兄貴には生半可な攻撃は効かないよ』って」
ライト「お前な」
我が妹ながら何を考えているのかわからない時がある。
クリス「先輩たち、そういう事なので。私の指示通り従って下さいね?」
翼・奏「「ッ!?(コクッ)」」
でも、これだけは分かる。クリスがおこっているって事が………嫌われたかな?嫌われたのなら立ち直れないな俺
クリス「翼さんは右から奏さんは左から挟み撃ちして下さい。私は後方でサポートしますので」
翼・奏「「り、了解」」
俺が余計な事を考えているうちに翼と奏が左右から俺に迫って来る。俺は、咄嗟に後方へ退避しようとしたら弾丸の雨が後方から上から降り注ぎ退避が困難になってしまった。
ライト「くそ、読まれていたか」
クリス「当然、兄貴の妹だから癖や戦闘スタイルのほとんど知っているからね」
奏「もらった!」
翼「はぁぁぁ!」
だが、二人の攻撃はライトには届かなかった。なぜなら…
ライト「「後ろがガラ空きだよ」」
ウォズ フューチャーリングシノビの俺たちが二人の背後に立ち首元にジカンデスピア カマモードを突き付けたから
翼「馬鹿な⁉︎」
奏「嘘だろ⁉︎雪音の兄貴は目の前にいるのに、どうして背後にいるんだ!」
クリス「そういうことか、あの爆煙の時に分身体を作り出していたのか」
ライト「さすがクリス。よく出来ました」
いやー、一か八かの賭けでやってみたら存外上手くいった。
障壁を展開する
↓
エボルトみたくスライム状の分身体を出す
↓
フューチャーリングシノビに変身させて気配を消して潜伏させる
↓
隙を突いて2体に分身して背後に立ち鎌を突きつける
どうよ、俺の見事な作戦は(半ば賭けだけど)
ライト「どうする?このまま、続けるか?」
俺が質問するとクリスと翼、奏の三人はアイコンタクトをお互いにするとアームードギアを下ろして降参のポーズをとった。
その後は、予想通りに弦十郎さんとの第2ランドが始まったよ。
えっ?結果はって。そんなの決まっているだろボコボコにされましたよ。
〜回想 終了〜
いや〜いい思い出だった。あの後はお互いに謝たりとか謝れたりとかして仲良くなったし、模擬戦したおかげでガングニール 奏 シンフォギアウォッチ、天羽々斬 翼 シンフォギアウォッチ、イチイバル クリス シンフォギアウォッチの3つのウォッチが手に入ったから結果オーライ。
そうこうしていたら、逆光のフリューゲルのラストに差し掛かった。
ライト「(そろそろだな)」
懐からビルドドライバーを取り出して腰に着け、フルボトルを両手に一本ずつ持つと曲が終わった。そしたら、案の定ノイズの大群がコンサート会場に現れ、観客の何人かはノイズに触れられて炭化してしまった。
観客A「の、ノイズだーーー!!」
観客B「死にたくない」
観客C「嫌、来ないで!!」
観客は我先と会場の入り口に逃げ込む、俺はこういう光景を見るのが2回目のか胸糞悪くなる。
ライト「クリス!」
クリス「うん!」
ラビット!タンク!ベストマッチ!
♪♪♪〜
Are you ready?
ライト「変身!」
クリス「Killter Ichaival tron」
鋼のムーンサルト! ラビットタンク!イェーイ!
ライト「クリス、椿たちと合流して観客の避難誘導とノイズの足止めを頼めるか?」
クリス「うん、分かった。おにぃはどうするの?」
ライト「俺は翼たちと合流してノイズの撃破にあたる」
クリス「気をつけてね」
ライト「お前もな」
俺たちはそう言葉を交わし、二手に別れたが俺は後にそれを後悔してしまう。その理由は………
最初、原作通りに事が進むと思っていた自分がいたが違った。天羽 奏のガングニールの破片が立花 響に胸に突き刺さるまでは良かっただが、突如何処からか飛んで来た黒いウォッチが響の体に吸い込まれてアナザー化してしまったのだ。
『天翔ける神槍 ガングニール 奏』
「「邪悪な魂を烈火の炎で浄化するぜ」」
次回 戦姫絶唱シンフォギア~RIDER TIME BUILD~(仮)「ここから先は俺たちのステージだー‼︎後編」
原作開始から椿ちゃんの他にヒロインをもう1人追加するのですが誰がいいですか?
-
立花 響
-
小日向 未来
-
風鳴 翼
-
天羽 奏