お前なんで俺ん家にいんの? 作:アナタは
※アンケあります。更新する度にやろうと思います。
皆は朝ご飯はお米派だろうか?それともパン派だろうか?
他にもコーヒーだけだとか、そもそも食べないだとかいう人も少なからずいるだろうが主なのはさっき言った米かパンかの2択だろう。
俺も一概にこっちだと言える訳では無いが基本はお米派である。なんでハッキリしないのかって?
だってずっとお米とか食べてたらパン食べたくならない?なるくなぁい?
米にふりかけ、ごはんですよ、目玉焼き。
そして味噌汁なんかは格別に美味しい。なんというか五臓六腑に染み渡る。年寄りかよ。
リサが作る飯が美味すぎるのが悪い。
あ、因みにゆきにゃは目玉焼きすら作れない。必ずスクランブルエッグになる。
そして俺が残飯処理をする。けど犬とか猫とかに餌やるみたいに床に食器を置くのは辞めて欲しいです。
最近何やかんやで起きたら誰かが居るわけできちんとした朝ごはんを食べれていなかった訳だが。
「やべぇ、死ぬ程美味しい」
「あはは。そんながっつかなくてもまだあるから落ち着いて食べてね」
焼きたてのパン美味しいです.......美味しい。
コンビニだとかスーパーで売っている菓子パンも捨て難いが手作りのパン、しかも作りたてってのは別格だ。
街角とかにあるパン屋さんは外からどんなパンがあるのか見えるようになっていて実に食欲が唆られる。
がやっぱり何となく入りづらい雰囲気があって何やかんやで素通りしてしまったなんてことが心当たりにないだろうか。
そうやっていつも素通りしていた訳だが胃袋ブラックホール系美少女が「ねこのすけもここ寄ってきなよー」と同意をする前に引き摺り込まれた。
流石ブラックホール系美少女。
物理的にも吸い寄せてきた。
気恥ずかしさ半分期待半分、腕に感じる美少女のπの感触による煩悩+α。
はい嘘です。ほぼ煩悩でした。
そして吸い寄せられる視線。
流石ブラックホール系美少女である。いや別に美少女じゃなくても吸い寄せられてなくね?とか言ってはならない。
おいテメェらもそうだろ、なぁ!(道づれ)
そんな感じでいつも通り思考を飛ばしているとそこで声を掛けてくれたのが、さっきからがっつく様にパンを食べてる俺を苦笑いしながら見てるポニテがキュートな女の子。
山吹 沙綾だ。
彼女は言わずもがなパン屋さんの娘さんでありPoppin’Partyというガールズバンド、略してポピパのドラム担当。
とても真面目でしっかり者。挙句には底無しの女子力。
俺じゃなければ100回はプロポーズしてたな。間違いない。
「ねぇそんなに美味しい?」
「美味しいだなんてちゃっちな言葉じゃ言い表せないぐらいに美味しいぞコレ」
「ふふっ、そっか」
そう問掛ける沙綾ははにかみながら微笑む。
女神や.......女神がおるで。
..............はっ!?余りの可愛さに意識が一瞬飛んでいたようだ。
俺の美少女スカウターによると沙綾の乙女力は53万。きっとあと3回ぐらい変身残してるから。
でもさ。でもね?
「ところで沙綾はさ、なんでうちに」
「あ、これも食べてよ。新作なんだ」
「いただきます」(即答)
聞くなって事ですね分かります。
ウチの扉の鍵どうなってんだろうな。もう金曜の夜中にやってる探偵さんに来てもらうしかないっぽい。
゛最近朝起きたら部屋に知り合いがいます。別に同棲をしているとかそういうわけではないんですが何故かいます。
時に裸にニーソであったり、幼なじみだったり、上に乗っかられたり。
自分も何を言っているのかよく分からないですが毎日誰かがいます。これは僕が可笑しいんでしょうか?もう何が何だか分かりません。
探偵さん、どうかこの謎を解き明かしてください゛
よし!これで勝つる!
「それは良くないよ」
盛大にファンファーレが鳴ってるおめでたい俺の脳内だが少し声のトーンが落ちた沙綾の声で現実に戻ってくる。
沙綾を見ると真顔、というか無だった。
え。なにそれ怖い。
ていうかナチュラルに思考読まれてるくね?
「虎くんは何で私がここにいるのか分からないの?怒らないから教えて欲しいな」
ニッコリ笑顔が素敵ですね。
けど目が笑ってないです。それもう既におこってるのでは?とは言わない。だって怖いんだもの。
あ、いや、とかどもっている俺。
童貞かよ。いや童貞だったわ。
すると向き合っていた沙綾は身振り手振りで空中を宛もなくさ迷っていた俺の手を優しく両手で包み込んだ。
「怒らないから、ね?」
笑顔が可愛いです。友希那と幼なじみポジをチェンジでお願いします!
俺の手を包み込んでいる沙綾の手はほんの僅かだが撫でるように動いていて少しこしょばゆい。
この手でパン作ってんだよなぁ。
やっぱり男の俺と比べるとちっちゃくて柔らかい女の子の手。
..............。
いや、ねぇ?
「あの」
「ん、何かな?」
「そんなにさすさすされると無性に恥ずかしいっていうか.......」
めっちゃさすさすされてるんですけど。
いや分からんでもないよ?
けど男の手をそんなににぎにぎさすさすしてて楽しい?
俺はめっちゃ恥ずかしいよ!
なのでやめてもらおうと声を掛けた。
「いや?」
「いやじゃないです」
その不安そうな顔はチートですね。
「やっぱり虎くんは分からないんだね」
「あぁ、すまん。全然わかんねぇや」
「そっかぁ。私結構頑張ってると思うんだけどなぁ」
そう苦笑いする沙綾。
うっ。そう言われるととても弱い。
毎度言われている事だが俺は女の子の気持ちというのをとことん理解していないらしい。
女の子にこんな顔させたくないってのに。
そう内心自己嫌悪していると手を離した沙綾は俺の顔を両手で挟むと真っ直ぐ自分の方に向けさせた。
突然過ぎてなんのこっちゃ分からない俺が内心首を傾げると。
「じゃあ.......私が解らせてあげよっか?」
そう呟くように言った沙綾は何処かいつもと違っていて。
女の子の力なんて直ぐに振り払えるだろうに俺は顔を挟まれたままぼーっと沙綾を見ていた。
目を離せない。
沙綾から目が離せなかった。
どうしてだとか、なんでだとか。きっと理屈じゃなくて俺はただ真っ直ぐ見詰めてくる沙綾に見惚れていたんだと思う。
徐々に近付いてくる沙綾。
離れないと。
何故?
いつもピリピリと敏感に反応する俺のサイドエフェクトさんは無反応。
あれ、これOKってことっすか。
俺ゴールいいっすか?
「そのままやっちゃいなよYou」とサムズアップをして背中を押す俺のサイドエフェクト。
とても綺麗だった。
可愛くてとても素敵な女性だと思う。家庭的で真面目できっとこんな子が奥さんなら間違いなく幸せだって言える。
視界の端で揺れる彼女のポニーテールに纏められた髪。そしていつの間にか目の前には沙綾の整った鼻に長いまつ毛。
そしてそのまま.......
「ふふっ、なーんてね」
「はへ?」
「あれ、本気にした?」
手を離してちょっと距離をとってからおどけるように沙綾は言う。
え、え?どういうこと?
俺は困惑の極みで目が点になる。
そんな俺を見て沙綾はぺろりと舌を出して言った。
「本当に虎くんは可愛いなぁ.......食べちゃいたいくらい」
虎くん
家庭的な女性が好き。
今回は何故か、何故かサイドエフェクトさんが仕事しなかった。
これもあれも全部ヤバい方の幼なじみのせい。
しっかり調教されているようで紗綾ももう1人もにっこり。
山吹 沙綾
オリ主が家の事殆ど何も出来なくなったのはコイツのせい。
摘心的で何処までもオリ主の幸せを願っている。
がやっぱりちょっとつまみ食いしてもいいよねって魔が差したりするお茶目な女の子。
横顔が好きでずっと見てられる。特に幸せそうな顔が好き。
何でも何処かのギャル風の女の子と頻繁に連絡を取り合っているらしい。
なんでだろーなー。
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