「シュンー!おはー!」
登校中、和樹に出会い、一緒に行くことになった。
「おう。おはよう。」
「そろそろスキー林間だなぁ。楽しみだな!」
「まぁ、楽しみだな。」
「スキー滑れるか?」
「滑れな...全然余裕だけど?」
「あー、無理なんだな。」
くそっ。こいつに嘘は通じないようだな。
「仕方ないだろ!やったことないんだから!和樹はやったことあるのか?」
「あるよ。簡単だったぜ。」
「ムカつく野郎だな!」
そうこうしてるうちに、学校に着き、HRの時間。
「突然だが今日、転校生がくるぞー!」
担任の山田 佳子(やまだ けいこ)先生が言った。
ザワザワザワッ
クラス中が騒ぎだした。
「おーっ!」「転校生かぁ!」「楽しみだね!」「せんせー!転校生の性別はー?」
「女子だ。しかも、綺麗だぞ~。」
「ウォォォォォォォォ!!!!!」
クラス中が盛り上がった。(特に男子が)
「綺麗な転校生...いいな!シュン!」
和樹ももちろん騒いでいる。和樹は結構な女好きだ。女子の転校生となれば、テンションMAXだろう。
「...」
俺は特に返事をしない。確かに転校生は盛り上がることだろう。でも、俺は特に興味がない。正直、勉強に精一杯でそれどころではないし。
そう思っていたのだが...
「入ってきていいぞー。」
佳子先生がそう言うと、教室の前のドアから、一人の生徒が入ってきた。足にばんそうこうをはった、金髪の生徒が。
「こんにちは。アメリカからきました、中野 雷香(なかの らいか)です。日本語はペラペラしゃべれます。これからよろしくお願いします!」
「おぉーーー!!!」「かわいーー!!」「モデル!?」「よっしゃー!」「わぁぁー!」
皆が騒いでいるが、
「...え?」
俺は呆気に取られて見覚えのある女子、中野さんを見つめていた。すると、目が合い、彼女も少し驚いたあと、近づいてきた。
「あの!これ...ありがとうございました。」
そう、恥ずかしがりながら、昨日渡したハンカチを返してきてくれた。綺麗に洗ってある。いい子だ。
「...え!あぁ、どうも。」
その瞬間、クラス中の生徒が俺に色々言ってきた。(特に男子が)
「俊也知り合いなのか!?」「うらやましいぞー!このやろー!」「運命ってやつか?くたばりやがれ!」「女たらし。」
など、色々な罵倒が飛んできた。
「ちがっ!これは昨日、道でぶつかって、それで知ってるだけで!そんなんじゃないから!」
と、言い訳をしてる中、
「良かったな。シュン!」
と、goodサインをしながら和樹が言ってきた。そして、
「シュン君、おめでと!」
と、佳奈までも言ってきた。
「あーもう!!ムカつくーー!!!!」
その瞬間、クラス中にどっと笑いが起こった。
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そして放課後。
「俊也君!美人の転校生がきてもう口説いたってホント?」
「なっ!か、和樹!てめぇ!」
「まぁまて、決めつけは良くないぞ。まずは信じるところから...」
「和樹君に聞いたよー。」「カズ君が言ってました。」
「あれぇー?急な裏切り...ちょっ!まてシュン!落ち着け!」
「問答無用!」
そう、俺が飛びかかろうとした時、
ガラガラガラ
と、部室のドアが開き、
「えっと、その...中野 雷香です。入部させてください!」
そう、金髪の美少女、中野さんが入って言ってきた。
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