嫌いなアイツと   作:コードAtoZ

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ちわー♪ノリと勢いだけの小説家、コードAtoZです。小説はノリと勢いで書けるのに、前書きは書けないのは何ででしょう。まぁ、馴れますかね。では、どうぞ。


7話 勉強と友達

「えっと、その...中野 雷香です。入部させてください!」

中野さんがそう言った。

 

「おー!入部してくれるのね!もちろんOKだよー!これからよろしくー!」

 

また軽いなこの部長は...

 

「ちょっと待って中野さん!部員の俺が言うのもあれだけど...こんな謎の部活に入っていいの?」

 

「はい!私、少し悩みがあって、この部はその悩みにピッタリで!」

 

「悩み?」

俺はそう問いかけた。この完璧そうな子に悩みなんてあるのか!気になるな...

 

「その...私、勉強と友達ができないの!」

 

「...はい?」

全員が呆気にとられた。そりゃそうだ。勉強はともかく、言っちゃあれだが、この可愛い子に友達ができないなんてそんなことないだろ。つーかその二つを並立させんな。

 

「それは悩むよね~!大丈夫!この私に任せて!どんな悩みも解決してあげるよ!」

一人、普通に受け入れた人がいた。

 

「部長さん...!!!一生ついていきます!」

そんなこんなで、中野さんが入部することになった。

 

 

「中野さんは勉強できないってどのくらいできないの?」

俺は気になったことを聞いてみた。

 

「あ、ライカでいいですよー。」

 

「え?あ、あぁ。分かったよライカ。で、勉強は...」

 

「この部は何をするクラブなのですか?」

話聞けよ!!

 

「なるほど。ライカちゃんが友達できない理由はこれだな。」

と、和樹が言った。

 

(つまり、ライカは人の話を中々聞かないのか。)

 

「勉強は、前の学校でも下の方でした。」

 

「え!今!?」

まだ原因を増やすか。ライカは天然なんだ。天然すぎて友達にちょっと引かれてるんだな。

 

「私、ライカちゃんと仲良くなりたいなぁ。」

と、佳奈がこのタイミングで言った。こいつたまに空気読まねぇな。

 

「ほんとですか!?」

 

「うん!私は水谷 佳奈。佳奈って呼んで!」

 

「はい、カナ!よろしくです!」

 

「なんかこうゆうのいいな♪な、シュン!」

 

「...別に。」

 

「なにかな?今の間は?」

 

「おいおいシュン、これはもう言い逃れはできないぜ?」

「あーもう!うるせぇ!」

和樹と部長が結託するとウザさが2倍を通り越して2乗だなぁ。

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 

「なぁシュン、そういえばお前、なんでこの学校にきたの?」

下校中、急に和樹が聞いてきた。

 

「なんだよ急に。」

 

「いや疑問でさ。お前佳奈のこと嫌ってるのに、何で同じ高校に来たのかなぁって。別に下げても良かったんじゃないかと思ってさ!」

 

「...負けたくなかったから。」

 

「はい?」

 

「あいつより下の高校に行きたくなかったんだよ!」

 

「ほう。つまり、佳奈に負けたくないけど、ここ以上はお前の学力では無理だからここにしたと。」

 

「ハッキリ言うな!でもその通りだよ!」

 

「まぁ、結局佳奈に負けてるけどな笑」

 

「ぐっ...痛いところを!」

 

「実はそこまで佳奈のこと嫌ってないんじゃないのか?」

 

「嫌いだよ。」

 

「そうか。まぁ、そうだよな。お前はまだ...」

 

 

「ん?まだ、何?」

 

「そろそろ臨海学校だなー。」

 

「話聞けよ!!」

こいつホントムカつくな。

 

「じゃ、俺はここで。またな!」

逃げるようにそう言ってきた。

 

「あぁ。またな。」

まぁ普通に返事した。疲れたし、早く帰りたいなぁ。そう思っていると、

 

「...何か変わるといいな。」

と、和樹がなんか呟いた。が、小さすぎて聞き取れなかった。

 

「ん?なんか言った?」

 

「なんでもね。じゃ、またなー!」

そう言って和樹はまた逃げるように離れていった。

 

「臨海学校かぁ。まぁ楽しみだな。」

俺は期待を胸に、玄関のドアを開け、帰宅した。

 

 

 

 

この臨海学校で、とんでもないことが起きるということを、俺はまだ知らなかった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 




最後まで読んでいただき、ありがとうございます!お気に入り、高評価など、よろしくお願いします!
次回からは臨海学校編です。お楽しみに!ではまた次回!
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