THE NEXT RESTART   作:晩舞龍

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究極の闇と光

 既に戦闘は始まっていた。集結した戦士たち、それをものともせず薙ぎ払うダークルシファー。

 ダイナ、ガイア、アグル、コスモス、オーブ。

 以前マキと共にチャリジャに立ち向かったウルトラ戦士たちでも全く歯が立たない。

 

 リブットが高速接近し、格闘技を連発する。そこにゼロも急降下からのキックを喰らわせるが、それをルシファーは倍の力で撃ち返す。ジョーニアスのプラニウム光線も暗黒の波動に阻まれて消滅。

「貴様らは一度、私に滅ぼされている……より強くなった私に勝てるはずがない!」

 

 そこに、時空のゲートを開いて援軍が現れる! 

 ウルトラマンゼロアーマーを纏ったウルトラマンXが、ギンガ、ビクトリー、ジードを連れてやってきたのだ。

 

 ルシファーを上回るスピードで突撃するノアとメビウスインフィニティー。Xたちもタイミングを合わせ、それぞれの技を展開する。これにはさすがのルシファーもダメージを受け、すこし後ずさる。だが、

 

「甘いな、滅びゆく世界の住人たちよ」

 

 ルシファーの背から伸びる棘が紫色に発光する。振り上げた手から無限の"闇"が発生! 

 その闇は戦士たちのいる空間を包み込んでしまう。

 

「なんだ、これは……!?」

「俺たちのエネルギーが失われていく!」

「くっ……力が発揮できない……」

 

 戦士たちの光を打ち消す、圧倒的な闇の霧。それがノアの元へも迫る。

 

「ハアッ!!!」

 

 ノアは光を放ち対抗するが、ダークザギを吸収し強化されたルシファーの闇にはかなわない。

 徐々に押されていってしまう。

 

 みると、周りの戦士たちは闇によって漆黒に染まってしまっていた。すでに、身動きも取れず、死を待つばかりだ。

 このままでは、闇によってすべてが包まれ、宇宙は崩壊してしまう……

 

 それでも。

 ノアの、そしてマキの胸の奥で何かが叫ぶ。それはノアの意志であり、マキの願いでもあり、そして今まで変身してきた適能者の祈りでもあった―――

 

 さらに、今は動けず、離せず、光も失われていくウルトラ戦士たちも―――

 

 

 

 

 ―――諦めるな!!! ―――

 

 

 

 

 その強い心の灯火は闇の中でも輝き続ける、決して消えない赤き炎。

 闇に侵食された戦士たちのカラータイマーが、ノアのエナジーコアが、霧の中で光を取り戻す。

 

 ルシファーが目敏くそれを捉え、闇を更に放つ! 

「貴様らには一片の希望さえも生み出させはしない! 消えろ!」

 しかし、光は消えない。

 

 数多くの並行世界から集まった、光の巨人たち。その光が一つに結集し、闇を打ち砕く"煌めき"を顕現させる! 

 

「何だ、この光は! 輝きは! 闇が、我の力が」

 

 次の瞬間、急激に放たれた圧倒的な量の光にルシファーは吹き飛ばされる。

 

 それは、この場にいるすべての光の巨人の"光"を、"希望"を受けて現れた伝説の超人! 

 

 

 闇を打ち消す究極の光、グリッターティガ!!




グリッターティガ

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