「えーーーーーーーーーーーーーー!?」
富士見署に、山吹鉄之助の絶叫が響き渡る。
「俺にISの適正が!?」
「うるせぇな。出ちまったもんな仕方ねぇだろ。」
と耳を押さえているのは先輩警察漢である、木ノ下コーヘイ(きのした こーへい)。
そして、同じく先輩警察漢である女性警察漢(※誤字に非ず)の千夏(ちなつ)が、証拠となる書類を鉄之助に押しつけた。
「あんたもよ、丈(じょう)。」
「俺もっすか!?」
鉄之助の同僚である、同じく警察漢である男、我那覇丈(がなはじょう)が目を飛び出させそうなど驚いた。
「しっかし驚きだね、警死庁から、二人も適合者が出るとはな。」
「俺と我那覇だけですか?」
「今のところはな。」
「俺らどうなるんですか?」
「たぶん、IS学園行きよ。」
「今更学校!?」
「警察の仕事は!?」
「やりながら通うの。イヤならモルモットよ。」
「……我那覇、諦めよう。」
「うむ…。」
「おって連絡があるだろうよ。ま、せいぜい頑張れや。なにせ女の園だからよ。」
「あの、俺…彼女いるんですけど…。」
実は、鉄之助、彼女がいる。村崎茜(むらさき あかね)という、同じ警察官だ。なお彼女は、表向きは普通の婦警だが、運命の悪戯でポ杯に関わるなどして、現在は準警察漢のような感じの立場になっている。
「仕方ねぇだろ。決まったもんは。ま、せいぜい頑張れや。振られないようによ。」
「茜ちゃんになんて言ったらいいんっすか!?」
鉄之助は、頭を抱え絶叫した。
その後、警察官から二人の男性IS適正持ち主発見という見出しで新聞に載ることになり、IS学園へ入学が決定した。
なお、入学前に警死庁の本部にて、警察漢として、また普通の警察官としてもIS学園内で関係者に介入してはならないと警告された。
なにせIS学園は、学園の土地はあらゆる国家機関に属さず、いかなる国家や組織であろうと学園の関係者に対して一切の干渉が許されないという国際規約があるのだ。そのため、例えあらゆる制約に縛られない組織である警死庁の介入も許されないのである。
まあ、もっともこれから3年間は、IS学園の生徒として所属することになるため、鉄之助と我那覇も学園の規約内で守られる立場にもある。実に複雑なことになるが、まあ、そこは臨機応変に頑張れと言われたのだった。実は、IS学園側も、一部ではあるが警死庁の存在を知っており、表向きは最強と呼ばれるISでも勝てるかどうか分からないので、恐れられていたのだ。
IS学園への入学前にさらに鉄之助にビッグニュースが入る。
なんと鉄之助に専用機が渡されることになったのだ。
「ヤッホー!」
受け取り場所で待っていたら、現れたのは、国際手配犯として表向きはそうなっている篠ノ之束がやってきて鉄之助に抱きついたのだ。
「君が頑ちゃんの息子さんかー! あんまり似てないね!」
「ま、まさか! 本物ぉ!? 捕まえなくていいんすか!?」
「彼女は表向きは国際手配犯だが、警死庁の協力者でもあるんだ。」
っと、警死総監である雪村京太郎がそう言った。
「ああん、でもこの筋肉とか、頑ちゃんに似てるぅ! やっぱり親子だ! 鉄くんには、束さんからビッグなプレゼントをあげるよ!」
そしてバサッと布を外された機体に、鉄之助は目を丸くした。
***
そんなこんなで、IS学園。
未成年の女子高校生達の中で、成人男性二人が入学することになったモンだから、もう目立つ目立つ。
そして同じ男がいてくれて助かったと、男性IS装者第1号である織斑一夏が話しかけてきたので自然と親しくなった。
入学してほどなく、クラス対抗戦のため、代表決めを行うことになったのだが、警察官としての仕事もある鉄之助と我那覇は除外だと千冬が告げてくれた。
そのため、物珍しさから一夏を推薦する動きがあり、ここでイギリス代表候補生セシリアが爆弾を落とし、一夏がうっかりイギリス料理を貶してしまって、両成敗ということで鉄之助が怒り、セシリアが警察官ごときとまた爆弾を落としてくれたため、今度は警死庁を知る千冬が激怒。
なんやかんやあったが、なんか流れで鉄之助と我那覇もセシリアとの戦いをすることになってしまった。
一夏の試合の後、鉄之助の番になる。
鉄之助は、束から直接貰った専用機を纏う。
「アイアン・サーガ(鉄の伝説)! 出撃!」
そして…、IS学園に、鉄の腕の伝説が降臨することになる。
色々と飛ばしてて申し訳ない。書き直すかも。
思い付いているのはここまでと、設定のみです。
鉄之助のISについては、設定にて。