日本国召喚×不沈戦艦紀伊   作:明日をユメミル

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本作の紀伊型戦艦に関する設定と、本作に登場する兵器の設定が纏まりましたので、公開いたします。

※中には作中に未登場、これから登場予定の物も逐次記載していきます。




設定集(随時更新)

日本国

 

 

海上自衛隊(艦船・航空機)

 

 

 

紀伊型戦艦:基本性能

 

全長328メートル

 

満載排水量12万トン

 

最大速力30ノット

 

最大幅45・2メートル

 

51センチ3連装砲塔3基×9門

 

20センチ3連装副砲2基×6門

 

 

 

旧海軍が大和型戦艦を上回る戦艦として建造した超大和型戦艦である紀伊型戦艦は、太平洋戦争で単独としては最も多くの艦艇を沈め、多くの航空機を撃破した史上最大の戦艦である。

太平洋戦争に於いて、マリアナ沖海戦を始めとし1946年の終戦まで旧海軍史上最大の艦艇として様々な戦いに参加し、その圧倒的な火力と防御力を十二分に生かし連合軍の戦艦を多数撃破、日本を無条件降伏から条件付き降伏へと導くなど戦術的、戦略的のみならず政治的にも大きな影響をもたらしたと評されている。

 

戦争終結後、役目を終えた紀伊型戦艦は米国へと引き渡されビキニ環礁での原爆実験の標的となる筈であったが、ソ連の兵力増強に伴い日本をソ連の進出を阻止する最前線とするための戦略を打ち出し、日本の再軍備を計画、1947年に旧来の大日本帝国憲法に代わり、新たに制定された新日本国憲法が公布。

その中の「新憲法9条」の『国土・国民の防衛のための最低限の戦力以外は保持せず、それら戦力による交戦権は他の解決手段を構ずる事な出来ない場合又は緊急を要する場合に限り、国会での審議の元で認められるものとする』という史実とは異なった憲法9条の元、接収されていた紀伊型戦艦や他の艦艇と共に正式に日本へ返還、海上自衛隊の指揮下の艦艇として多数が復帰される事となった。

 

 

しかしその後、朝鮮半島で朝鮮民主主義人民共和国(以後、北朝鮮)が突如として韓国へ向けて南侵を開始した事による『朝鮮戦争』が勃発、日本はアメリカからの要請により『国連軍の支援』と言う名目で事実上の参戦となった。

 

紀伊率いる第3護衛隊群は国連軍による仁川上陸支援のため上陸地点への艦砲射撃の任務を担い、51センチ砲による砲撃で北朝鮮軍に壊滅的な打撃を負わせ、仁川上陸作戦は史実よりも早い期間で完了した。

その後は国連軍地上部隊への艦砲射撃支援攻撃任務に就き休戦まで活動を続け、その後は母港の舞鶴にて2度目の退役となった。

 

しかし世界情勢の変化に伴いアメリカが戦艦やその他の旧式艦艇を戦列復帰させ戦力を増強を図り、日本もその流れで必然的に防衛力強化に踏み切りる形となり、1985年には防衛力強化のため特例で組まれた特別防衛予算にて大改装が行われた後に再就役。

 

 

 

 

紀伊型戦艦(1985年~1993年)

 

 

 

51センチ3連装砲塔3基×9門

 

20センチ3連装副砲2基×6門

 

Mk42速射砲8基×8門

 

ファランクスCIWS×6基

 

GMLS-3A型8連装シースパローランチャー×8基

 

トマホーク4連装ランチャー2基

 

ハープーン4連装ランチャー×2基

 

艦載機 : HSS-2B×最大4機 ・ RQ-2Jパイオニア×2機

 

 

上記の通り、アイオワ級に近い改装を受けており、省人化のため大量に搭載されていた対空兵器の殆どが撤去され、より高性能な自動火器やミサイル兵装を搭載。それらを制御するレーダーや通信関係、火器管制装置なども近代化されている。

この近代化改修で完全なヘリコプター運用能力が加えられた事により哨戒・観測ヘリコプター運用能力を得ている。

 

そしてもう1つの特徴として、シースパロー、ハープーン、トマホーク等のミサイル運用能力である。これはミサイル兵器の発展により敵地深部や遠距離の対水上目標への長距離攻撃可能となった事で、絶大な破壊力を持つ51センチ主砲と併せて遠距離から近距離の目標に対して柔軟に対応できる万能艦となった。

 

その後、紀伊と尾張はソ連に対する抑止力として舞鶴と北海道へと配備されたが、史実同様に1990年にソ連が崩壊し、1991年に勃発した湾岸戦争を最後にアメリカは戦艦を手放したのを機に、紀伊型も東西冷戦終結による防衛予算削減に伴い実戦を経験する事なく8年間の短い現役生活を終えて退役した。

 

 

それから後の西暦2017年1月1日、日本は国土ごと別世界へ転移。未知の世界と不安定な世界情勢から国土防衛計画が大幅に見直され、2度と現役復帰は無いと言われていた紀伊型戦艦の再就役が決定された。

 

 

 

紀伊型戦艦(2017~)

 

 

51センチ3連装砲塔3基×9門

 

20センチ3連装副砲2基×6門

 

Mk42速射砲×8基8門

 

ファランクスCIWS black1B×4基

 

Mk15Mod31 SeaRAM×2基

 

GMLS-3A型8連装ランチャー×8基

 

トマホーク4連装ランチャー2基×8発

 

SSM-1B 4連装ランチャー2基×8発

 

艦載機 : SH-60J又はK×(平時2機)(最大4機) ・ RQ-2Jパイオニア×2

 

 

今回の現役復帰の向けての改装工事は半年と言う短い期間しか設けられなかったため、改装は必要最低限に留められており、主に電子機器や火器のアップグレードに留まっている。

 

 

 

 

 

 

 

・こんごう型ミサイル護衛艦

 

 

海上自衛隊初のイージスシステム搭載艦。

 

ソ連のミサイル性能の向上と大量のミサイルによる飽和攻撃戦術の脅威に対して現役復帰を進めていた紀伊型や他の護衛艦の防空システムでは対処が難しいとの分析から、防衛力強化のために組まれていた『防衛特別予算』により史実よりも数年早く導入が決定、アメリカからの有償援助協定(FMS)と一部財政支援を受けて建造された。

当初は各護衛隊群に2隻ずつの合計8隻を大量導入する計画であったが、導入中に冷戦が終結したため史実通り4隻のみ建造された。

 

配備から20年以上経過した現在は旧式化しつつあるが、弾道ミサイル迎撃システムを搭載しており海上自衛隊最高戦力の一角を成している。

 

 

 

・あたご型ミサイル護衛艦

 

 

こんごう型の後継艦として建造されたイージスシステム搭載艦。

こんごう型では行われなかった8隻の建造計画であったが、弾道ミサイルの脅威が高まった事で高精度なミサイル迎撃システムを持つイージス艦の存在意義が高まった事もあり、凍結されていた8隻のイージス艦導入計画が再度立ち上がり、新たに4隻の導入が決定、本型はそのうちの最初の2隻として建造された。

対弾道ミサイル迎撃システム搭載改修を受けていたこんごう型との共同運用を想定し建造当初より対弾道ミサイル迎撃システムを搭載しており、その代わり哨戒ヘリ用の航空装備は後日装備になっていたが、転移後は航空装備の搭載改修を受けている。

 

 

 

 

 

・まや型ミサイル護衛艦

 

 

8隻のイージス艦導入計画の最後の型である本型は、あたご型の能力向上型を目指して建造された最新型イージスシステム搭載艦である。

レーダーシステムやミサイル迎撃精度があたご型より向上しており、新たに共同交戦能力の付与によりネットワークを駆使した戦闘が可能となっている。

転移当時はまだ建造中で米国から提供予定だったイージスシステムや関連機材が1番艦の『まや』1隻分しか無く、姉妹艦の分はイージスシステムのブラックボックスを解析した上でリバースエンジニアリングにより建造中である。

 

 

 

 

 

・あきづき型護衛艦

 

 

国産の新型艦隊防空システムを搭載した汎用護衛艦で、高価なイージス艦の穴を埋めるため、イージス艦と汎用護衛艦の中間程の防空能力を持っている。

国産の新型艦隊防空システムFCS-3が持つ高い精度により、イージス艦にも引けを取らない高い能力を持っている。

転移後も各護衛隊群に配備されている。

 

 

 

 

 

・あさひ型護衛艦

 

 

あきづき型護衛艦の準同型艦で、対潜戦闘能力に比重を置いて設計された最新型対潜護衛艦。

転移後はグラバルカス帝国の通商破壊作戦に対抗して横須賀と佐世保に配備されている。

 

 

 

 

 

・P-3C(ライセンス生産)

 

 

アメリカ製の対潜哨戒機で、長い航続距離と搭載能力を生かして海洋監視や対潜哨戒任務に多用されている。転移後も日本周辺海域の警戒任務に就き、グラ・バルカス帝国の通商破壊作戦に対してより広範囲での任務のためロデニウス大陸やアルタラス王国内の空港やその他国の航空基地にも配備されている。

 

 

 

・BP-3C(ライセンス&改造)

 

 

P-3Cを改造した爆撃機。パーパルディア戦で皇国本土の重要地域への戦略爆撃のためP-3Cを改造した急造機である。主翼の対艦ミサイル用ハードポイントを爆弾が搭載できるよう改造しており、爆撃システムも急造のものが搭載されたが、新生合衆国空軍のB-52が投入されたため使用されず、その後は改造された全機が元のP-3Cに戻された。

 

 

 

・P-1(国産)

 

 

P-3Cの後継として開発された国産の対潜哨戒機。前任のP-3Cがターボプロップのプロペラ機であったのに対し、P-1はジェットエンジンを搭載したジェット機であり、目的地へP-3Cよりも早く展開できる。また国産のソナーやレーダー、通信システムを搭載しておりP-3Cよりも高い能力を備えている。

現在はP-3Cの後継として本格的な量産と配備が進められており、能力向上回収を受けなかった初期のP-3Cを置き換え改修済みのP-3Cとの共同運用が行われている。

 

 

 

 

 

 

陸上自衛隊 装備

 

(戦車・装甲車・航空機)

 

 

 

・10式戦車(国産)

 

先代の90式戦車の後継として開発された国産の第4世代主力戦車。90式よりも軽量で機動力が高いのが特徴で、日本全国での運用が想定されている。

転移に伴い防衛計画の見直しによる戦車定数増加による装備転換が行われ、本州の戦車部隊に配備されていた90式戦車を北海道へ移し、代わりに10式戦車が全国に配備が進められている。

 

 

 

 

・90式戦車(国産)

 

 

国産の第3世代主力戦車。開発当時は北海道に上陸してくると想定されていたソ連軍の戦車に対抗するため、複合装甲や強力な120ミリ滑空砲などの当時の第3世代戦車の要素を盛り込んだ高性能の戦車だった。

採用前の計画では74式よりも高価な値段で、紀伊型の維持や配備が進んでいたイージス艦の配備に伴い百十数両の少数生産が計画されていたが、冷戦終結に伴い紀伊型退役によりその分の予算をその他の装備の調達配備に回された事により数百両の調達が行われた。

 

転移前は本州の戦車部隊にも74式とのハイローミックスにより配備されていたが、転移後は防衛計画の大規模な変更による戦車定数と防衛計画の見直しにより後継の10式戦車と16式機動戦闘車が本州と九州に全面配備された事で本車は富士教導団を除き全ての車両が北海道の第7師団に集中配備された。

ロデニウス大陸での戦闘、ムー大陸でのグラ・バルカス帝国陸軍との戦闘では10式戦車と共に戦車戦力の主力を勤め、圧倒的な戦闘力を発揮している。

 

 

 

 

・74式戦車(国産)

 

 

1974に制式採用された戦後第2世代戦車。

機動力に優れ、低い車高と滑らかな形状の亀甲砲塔が特徴で、山がちな日本での運用を想定して油気圧サスペンションを採用し、車高を前後左右に調整できるのも大きな特徴である。

現時点では老朽化により退役が進んでおり、転移前の戦車定数削減が転移に伴って定数増加に変更された防衛計画に伴って10式と16式の数が揃うまでの繋ぎと現役車両の損耗を想定した予備車両として配備が継続されている。

 

 

 

 

 

・16式機動戦闘車(国産)

 

 

8輪のタイヤを備えた装輪戦闘車であり、主に市街地での普通科部隊を支援する火力支援車両である。74式戦車と同等の火力を備えているが、10式戦車の技術がフィードバックされ装輪車輌でありながら戦車のような戦闘能力を備える。

転移前は本州の戦車部隊を廃止し、代わりにこの16式で代替する計画だったが転移による防衛計画の見直しに伴い、普通科から改編された機動連隊や偵察隊への配備が進められている。

 

 

 

 

・89式装甲戦闘車(国産)

 

 

陸上自衛隊初の装甲戦闘車両であり、高い火力と兵員輸送能力を持っている。

90式と同様に冷戦が終結後に退役した紀伊型の予算が回され史実よりも多い数百両が生産配備され、90式と共に全国の部隊に分散配備されていた。転移後は防衛計画の見直しにより北海道の部隊に集中配備されている。

 

トーパ王国での鬼ヶ島討ち入り作戦では日米派遣部隊の本隊に配備されたが、先遣隊が魔王を撃破したため実戦投入はされなかった。

 

 

 

・96式装輪装甲車(国産)

 

 

陸上自衛隊の普通科部隊に配備されている兵員輸送車で、8輪のタイヤを備えている。A型とB型の2種類がありどちらも武装が違う以外は全くの同一である。

トーパ王国での鬼ヶ島討ち入り作戦ではA型が日米派遣部隊の本隊に配備されたが、前述と同様に先遣隊が魔王を撃破したため実戦投入はされなかった。

 

 

 

 

・60式装甲車(国産)

 

 

戦後日本が開発した最初の装甲車で、陸上自衛隊に大量配備されたが現在は後継の73式装甲車と96式装輪装甲車の配備により退役している。

保管されていた少数の車両が技術提供のためムーへ輸出されており、それをコピーしたムー国産の装甲兵員輸送車である42式装甲車が開発されている。

 

 

 

・AH-64Dアパッチ (ライセンス生産)

 

 

アメリカ製の戦闘ヘリコプターで、AH-1Sコブラの後継機としてアメリカ陸軍の主力を担っている。

陸上自衛隊では改良型のD型が史実より数年早く配備が開始され、転移前まではライセンス生産で計画通り62機配備予定だったが、転移の影響で45機で調達が中断している。

しかし転移後のロウリア戦では第4対戦車ヘリコプター隊の所属機が近接航空支援で活躍し、更に同部隊の機体が竜騎士2騎を空中戦で撃墜するという史上初の戦果を挙げている。

 

 

 

 

・UH-60JA (ライセンス生産)

 

 

上記のアパッチと同じくアメリカ製のヘリコプターで、UH-1の後継として採用されている。

陸海空自衛隊の共通装備であり主に陸上自衛隊が多数を装備しているが、UH-1を上回る高額な機体である事と、UH-1が数の上でも主力のためハイローミックスで配備されている。

本土転移後のロウリア戦では第1ヘリコプター団第102飛行隊所属機が特殊作戦群と警察によるヘリボーン作戦に投入されている。またグラバルカス戦でもヘリボーン作戦に多数が投入されている。

 

 

 

・UH-1B/C/H/J (輸入&ライセンス&国産)

 

 

陸上自衛隊の航空戦力の中核を担う輸送ヘリコプター。朝鮮戦争でヘリコプターが活躍した戦訓から、史実よりも早い段階から陸上自衛隊でも導入が検討され始めると、米軍が開発を進めていたUH-1の試作機への感心が高まり、日本からも財政支援と複数の大手航空機メーカーも開発に参加と言う形で日米共同開発が行われ史実よりも3年早く開発が完了。

日本はアメリカから共同開発の見返りとして、B型とC型をライセンス生産により大量に導入し、僅か数年で陸上自衛隊の航空戦力の中核を形成するに至った。

現在はB型とC型は退役し、H型と国産のJ型が配備されている。

 

 

 

 

・AH-1G/ Q /S コブラ (輸入&ライセンス)

 

 

 

上記のUH-1の配備中に発生したベトナムでの戦訓から米軍は当時配備されていたUH-1をベースにした攻撃ヘリコプターの開発に着手、UH-1と同様に日本もこのヘリコプター開発事業に参加し極めて短期間で完成した。

日本へはUH-1と同様に開発参加の見返りとして日本向けのライセンスが承認、史実よりも8年早く自衛隊へ導入が開始された。UH-1の生産ラインを流用する形で生産されたため機体価格が下がりUH-1と同じく大量配備が行われた。

現在はS型のみが現役であり後継のアパッチに代替される予定だったが、転移によりアパッチの生産が中断された事により、引き続き配備が継続される予定。

 

 

 

 

・CH-47J/JA (ライセンス生産)

 

 

アメリカ製の大型輸送ヘリで、陸海空自衛隊では最大を誇る大型機である。陸上自衛隊へはUH-1とAH-1の導入が優先されていた事により配備が史実よりも遅れたが、1985年の防衛特別予算を期に大量導入され、陸空自衛隊に配備、人員と物資輸送で使用されている。

転移後のロウリア戦ではUH-60JAと共に警視庁特殊急襲部隊SATの輸送に使用されており、ムーでの対グラバルカス戦でも作戦に多用されている。

 

 

 

 

 

 

航空自衛隊装備

 

 

・F-15J (ライセンス生産)

 

 

航空自衛隊主力戦闘機。

世界最強の戦闘機という異名があり、地球世界では撃墜された記録が無いとされ、航空自衛隊では1985年の防衛特別予算により史実よりも多数の機体が導入されている。導入から30年経った現在でも能力向上改修を受けながら日本の空の守りに就いている。

転移後はF-35の取得が不可能となった事とF-4ファントムの機体寿命の問題から、F-15の機体寿命の延命と近代化改修を続けながら主力として引き続き使用されている。

対ロウリア戦でも地球世界と同様に空中戦で無敗を誇り、パーパルディア皇国の竜騎士達の間では畏怖の対象とされている。

 

 

 

 

 

 

・F-2 (国産)

 

 

日本がアメリカ製のF-16をベースに独自の技術で開発した国産戦闘機。

外観がF-16に似ている事以外はF-16との共通点は全く無く、国産の操縦システムや軽量素材、そして大型の対艦ミサイルを4発も搭載できるのが大きな特徴である。

転移前はF-15と並んで航空自衛隊の主力を担い、転移後はその能力を遺憾なく発揮し、敵艦船や基地への精密爆撃や航空支援等で多方面で使用している。

 

 

 

 

 

・F-4EJ改 (ライセンス生産)

 

 

70年代から航空自衛隊で使用されている戦闘機で既に導入から40年以上が経っており、退役が進んでいたが、転移により後継機であるF-35の導入が完全に不可能になった事から状態の良い後期生産型の運用が続けられる事となっている。

転移後はF-2と共に多用途機として使用している。

 

 

 

 

・RF-4EJ & RF-4E

 

F-4Eを偵察機に改造した機体で転移前に退役が決定していたが、転移後はグローバルホーク等の無人偵察機の導入が出来なくなった事で唯一の偵察機として使用されている。現在は国産の無人偵察機の導入が決定しているため数年内に退役予定。

 

 

 

 

・C-130H (ライセンス生産)

 

航空自衛隊が保有する中型輸送機で、こちらも85年の防衛特別予算により50機が導入されている。

高い輸送能力から遠隔地域への人員や物資輸送に多用されており、転移後き自衛隊による国際任務が増えた事により、航続距離の短いC-1輸送機より使い勝手の良い本機が多用される事が増えたため、多方面で活動している。

 

 

 

・C-1(国産)

 

戦後日本初の国産輸送機で、航続距離は短いが短距離離着陸性能に優れている。

既にC-130HやC-2に置き換えられつつあり、転移の時点で既に運用数は減少している。

 

 

・EC-1(国産)

 

 

C-1輸送機を改造した電子戦訓練機。機首に大型のアンテナフェアリングを備えた特徴的な外見を持つ。飽くまで訓練用であるため実戦での使用は想定されていないが、ロウリア戦時ではリミッターを解除し魔信に対する電子妨害を行い地上部隊の支援を行った。

 

 

 

・C-2 (国産)

 

C-1輸送機の後継機として開発された国産の大型輸送機で、日本独自の最新技術が多用された高性能な機体に仕上がっている。

上記のC-130と同じく国際任務での使用が想定され、C-130を上回る航続距離と搭載量を誇る。

転移後もC-130と同じく、国際任務で同盟国への軍事物資輸送や人員輸送に広く使用されている。

 

 

 

 

 

新生合衆国

 

 

合衆国陸軍(車輌)

 

 

・M1A1/M1A2エイブラムス(アメリカ製)

 

 

アメリカ陸軍と海兵隊の主力戦車。

元々在日米軍の物ではなく、アメリカ本土から韓国に駐留している在韓米軍へ物資輸送中に転移に巻き込まれた海軍の輸送艦に積載されていたもの。転移直後に輸送船が佐世保に入港し、しばらく輸送船や他の物資と共に佐世保に留め置かれていたが新生合衆国が建国されると新生合衆国軍の装備に組み込まれ、唯一の戦車隊が編成されている。

本土防衛用のため他国への遠征には参加はしていない。

 

 

 

 

・M2A2/M2A3ブラッドレー(アメリカ製)

 

 

アメリカ陸軍の主力装甲戦闘車。

こちらも在日米軍の物ではなく、エイブラムスと同様に海軍の輸送船に積載されていた在韓米軍向けの車輌。転移後に建国された新生合衆国軍の装備に組み込まれ、新生合衆国陸軍の貴重な機甲戦力の一翼を担っている。

 

 

・ハンヴィー(アメリカ製)

 

 

アメリカ陸軍と海兵隊で広く配備されている車輌。人員輸送から救急車、指揮車として幅広く使用されており、アメリカ軍地上部隊で最も数が多い車輌。新生合衆国陸軍でも旧在日米軍と旧在韓米軍の車輌が運用されている。

 

 

・ストライカー装甲車(アメリカ製)

 

 

アメリカ陸軍の装輪装甲車。兵員輸送型から対戦車型、自走迫撃砲、救急車、指揮車等の派生型を持ち、この車輌で編成されたストライカー旅団が存在する。

転移後は新生合衆国陸軍で使用されている。

 

 

 

・LAV-25(アメリカ製)

 

 

アメリカ海兵隊が使用している水陸両用型装輪装甲車。25㎜機関砲を備えており海兵隊のワークホースである。転移後は新生合衆国海兵隊で運用されている。

 

 

・AAV-7(アメリカ製)

 

 

アメリカ海兵隊の水陸両用車で陸上自衛隊の水陸機動団でも使用されている。

転移後は新生合衆国海兵隊で運用されている。

 

 

・MRAP(アメリカ製)

 

耐地雷防護車両で、主に地雷やIED等の待ち伏せから乗員を守る様に設計されている。新生合衆国軍では車両不足のため貴重な装甲車両として使用されている。

 

 

・M-ATV(アメリカ製)

 

全地形対応対地雷軽装甲車両で、こちらもMRAPと同様に地雷やIED等の待ち伏せ攻撃に対応している。MRAPに比べて小型で4×4輪駆動のため機動性が高い。

 

 

 

 

(航空機)

 

 

・B-52(アメリカ製)

 

アメリカ空軍の主力爆撃機。

元々はハワイ基地の所属機体で在日米軍の横田基地に立ち寄っていた際に転移に巻き込まれ、そのまま新生合衆国軍に組み込まれ運用されている。

 

 

・F-15Eストライクイーグル(アメリカ製)

 

 

名機F-15イーグルを改造した戦闘爆撃機。

新生合衆国空軍の爆撃戦力として運用されている。

 

 

 

・F-15Cイーグル(アメリカ製)

 

 

名戦闘機と言われるアメリカ空軍の戦闘機。

転移直前まではF-22ラプターとF-35ライトニングと交代して本土へ帰還し退役する予定だったが転移後は新生合衆国空軍の主力戦闘機として運用されている。

 

 

・F-22ラプター(アメリカ製)

 

 

F-15をも凌駕するアメリカ空軍の虎の子とも言えるステルス戦闘機。

転移前にアメリカ本土の部隊が在日米軍への配備に備えて3機が先遣隊として送られた直後に転移に巻き込まれた。新生合衆国建国後に新生合衆国空軍の装備に組み込まれたが、軍事機密の塊の本機がたった3機しか無いのと、維持運用に専用の設備が必要なので、現在は新生合衆国国内の基地にある専用の格納庫で厳重に保管されている。

 

 

・C-5Mギャラクシー(アメリカ製)

 

 

アメリカ空軍が運用する最大の超大型輸送機。

元在日米軍所属で現在は新生合衆国空軍が誇る戦略輸送機として運用されており、ムー本土での戦いにも車輌や物資を輸送しており、また鹵獲されたグラ・バルカス帝国軍の戦車等の輸送を行っている。

 

 

・F/A-18E/Fスーパーホーネット(アメリカ製)

 

アメリカ海軍とアメリカ海兵隊の主力艦上戦闘攻撃機。旧在日米軍空母航空団所属の機体は新生合衆国海軍航空隊を編成し引き続き空母で運用されている。海兵隊の機体は新生合衆国海兵隊に所属しこちらも引き続き海兵隊の近接航空支援に使用されている。

 

 

・AV-8B+ハリアー(アメリカ製)

 

アメリカ海兵隊が保有する攻撃機で、垂直離着陸機能を備えるVTOL機である。F/A-18と共に新生合衆国海兵隊所属となり、海兵隊航空戦力を担っている。

 

 

 

 

 

 

クワ・トイネ公国

 

 

(海軍)

 

 

ヤン・マー型護衛艦(国際共通艦1号型)(輸入)

 

 

 

この艦は日本、アメリカ、ムーの3か国が今後のグラ・バルカス戦や将来の魔帝戦を見据えて第3、第2、第1文明圏各国へ向けての輸出用兵器の共同開発計画で生まれた『国際共通艦』の第1号である。基本設計には創設当時の海上自衛隊に配備されていた『はるかぜ』型護衛艦をベースにしている。

設計に当たっては設計図の提供と電子機器関連の製品を日本と新生合衆国、ムーが艦の建造を担当するという役割分担で比較的短期間で開発されている。

武装と装備は、はるかぜ型と同等であるが輸出相手国のニーズに合わせて変更と追加が可能となっており、高い拡張性も確保されている。

 

現在はムー海軍とクワ・トイネ公国海軍の2か国しか装備していないが、既にアルタラス王国、フェン王国、ロウリア民国、カルアミーク王国、トーパ王国への輸出が決定している。

他にもトルキア王国、アガルタ法国、中央法王国も関心を示している。

 

クワ・トイネ海軍ではコ・バイン型として就役しており、同国海軍が保有する艦艇で最大クラスである。魔導通信システム・無線通信システムの双方が装備されているため指揮能力が高く、また射撃指揮装置も搭載されている事から戦闘能力も高い。クワ・トイネ公国海軍は今後は6隻を導入しコ・バイン型を旗艦とする6個艦隊を編成する計画となっている。

 

 

(性能)

 

 

基準排水量 1700トン

 

満載排水量 2430トン

 

全長 106メートル

 

全幅 10・5メートル

 

主機関 リグリエラ・ビサンズ製ディーゼルエンジン2基

 

スクリュー 2基

 

速力 30ノット

 

乗員 250名

 

 

(武装)

 

 

ガエタン社製127ミリ連装砲3基6門

 

ガエタン社製 20ミリバルカン砲2基

 

爆雷発射機8基

 

爆雷投下軌条2条

 

 

 

(レーダー)

 

 

航海捜索用1基

 

対空捜索用1基

 

対水上捜索用1基

 

 

(通信機器)

 

 

広域魔導通信機

 

広域無線通信機

 

 

(電子機器)

 

 

魔導通信波探知機

 

無線電波探知機

 

 

(FCS)

 

 

砲射撃指揮装置×1(主砲用)

 

機関砲射撃指揮装置×2(機関砲用)

 

 

(ソナー)

 

 

探索用×1

 

攻撃用×1

 

 

 

 

 

 

・コーメ型護衛艦(国際共通艦2号型)(輸入)

 

 

前述の国際共通艦1号型と共に開発された国際共通艦2号である。設計は海上自衛隊が保有していた『いかづち』型護衛艦をベースにしており、武装は76ミリ砲1門と、人力操作式ターレットに据えられた20ミリバルカン砲1基と軽武装である。

速力が早く、ムー製の強力なディーゼルエンジンにより最大30ノットで航行でき、有事の際に現場に直ぐに急行できる即応性の他、海難救助や船団護衛任務にも対応できる高い汎用性を誇る。

クワ・トイネ公国海軍ではコーメ型として就役予定であり、今後は30隻の配備し、ヤン・マー型と共にクワ・トイネ公国海軍艦隊の主力艦として任務に従事する予定である。

 

 

 

全長 88メートル

 

最大幅 8・7メートル

 

主機関 リグリエラ・ビサンズ製ディーゼルエンジン2基

 

スクリュー 2基

 

速度 30ノット

 

乗員 160名

 

満載排水量 1075トン

 

 

(武装)

 

 

ガエタン社製76ミリ単装砲2基2門

 

ガエタン社製 20ミリバルカン砲2基

 

ガエタン社製 12・7ミリ重機関銃4基

 

ガエタン社製 8ミリ機銃2基

 

 

(レーダー)

 

航海用1基

 

対空用1基

 

 

(通信機器)

 

広域魔導通信機と広域無線通信機のハイブリット通信システムを搭載

 

魔導通信波探知機

 

無線電波探知機

 

 

(FCS)

 

 

砲射撃指揮装置×1

 

機関砲射撃指揮装置×2

 

 

 

 

 

 

・43号哨戒艇(国際共通艦3号型)

 

 

国際共通艦の3番目の艦艇として開発された小型哨戒艇。沿岸警備や河川警備用に大量建造が容易なよう設計され、各々の艇に固有艦名はつけられていない。

高速航行を優先した設計のため武装は機銃のみであり、船体には防弾は施されていないが、操縦席の内壁には防弾プレートが施され、視察窓は防弾ガラスとなっている。

クワ・トイネ公国海軍では制式採用された1643年に因んで43号型哨戒艇と命名されている。既に20隻が導入されており、今後は数十隻程導入し沿岸警備に使用予定。

 

 

(性能)

 

満載排水量 20トン

 

全長 17メートル

 

最大幅 4・3メートル

 

主機関 リグリエラ・ビサンズ製ディーゼルエンジン2基

 

スクリュー 2基

 

速力27ノット

 

乗員 10名

 

 

 

(武装)

 

 

ガエタン社製 12・7ミリ重機関銃1基

 

ガエタン社製 8ミリ機関銃1基

 

 

(レーダー)

 

 

水上捜索用×1

航海用×1

 

 

 

 

 

クワ・トイネ陸軍

 

 

・43式中戦車(ムーより輸入)

 

ムーが開発した43式中戦車の輸出モデルである。オリジナルとの違いは装甲の材質がワンランク下のもので作られている以外はオリジナルとほぼ同じである。

クワ・トイネ仕様の物は、広い国土での運用を想定してエンジンが高出力のガソリンエンジンに変えられており、履帯も幅の広い物に換装されている。

 

 

 

・43式軽戦車(ムーより輸入)

 

 

43式軽戦車ラ・ドークのクワ・トイネ仕様であるが、エンジンがガソリンエンジンに換装されている以外はオリジナルと全く同じである。

 

 

 

・42式装甲車(ムーより輸入)

 

 

42式装甲車のクワ・トイネ仕様であり、エンジン以外はオリジナルと全く同じである。

 

 

 

・カラッゾ・ジープ 42式小型機動車(ムーより輸入)

 

 

・カラッゾトラック(ムーより輸入)

 

 

・カラッゾ・350偵察用オートバイ(ムーより輸入)

 

 

 

 

 

クイラ王国陸軍

 

 

・43式中戦車『バビーロ』(ムーより輸入)

 

ムーから輸入したラ・シャルマンをクイラ王国陸軍向けに改修した物で、砂漠地帯が大半を占めるクイラ国内での使用を想定してエンジンに防塵フィルター、砂地や荒れ地での走行に適した幅の広い履帯を備え、砲身には耐熱用のサーマルジャケットが施されている。

 

 

・42式装甲車

 

同じくムーから輸入した42式装甲車のクイラ王国仕様であり、幅の広い履帯を履いている以外はオリジナルと全く同じである。

 

 

 

 

 

 

 

 

ムー国

 

 

陸軍が保有する陸戦兵器一覧(中央暦1642年時点)(試作品並びに輸入品、ライセンス生産品も含む)

 

 

 

・61式戦車(日本より研究用として輸入)

 

五ヵ年計画に基づき、日本国より退役した中古車両を研究用として導入した物であり、性能に関してはオリジナルと全く同一。車体と砲塔にムーの国章がマーキングされているのが唯一の違いである。

戦車開発のための研究資料として活用されており、研究で得た成果はラ・シャルマンのアップグレード、ラ・シャルマンの後継となる次期主力戦車の開発に生かされる事となる。

 

 

 

・61式戦車改(輸入した61式をムーが独自に改良)

 

 

日本の技術流出防止法の大幅緩和により技術革新が進んだ事により、ラ・シャルマンの強化案のテストベッドとして様々な改造が施されており、試作品としての性格が強くなっている。

 

この61式改によるテストで得られた成果は既にラ・シャルマンにも反映されており、ムーでも製造可能となったチタンとセラミック合金製の増加装甲プレートと爆発反応装甲があり、その他のシャルマン強化案が試作されている。また、次期主力戦車開発に於いて、61式に使用されている各種技術も大いに反映される見込みとされている。

 

 

 

 

・43式中戦車 ラ・シャルマン(国産)

 

61式輸入以前、日本より提供されたM4シャーマンの設計図を元に開発された中戦車。全体的な見た目と性能はM4A3E8と同一。

オリジナルのM4とは部品単位がムーの工業規格に合わせてある事と、車体前面の機銃が無い事以外はオリジナルとほぼ同一で、一部の車両には最新技術であるアクティブ式暗視装置が装備され夜間戦闘にも対応している。

カラッゾ・オートモービル、リグリエラ・ビサンズの他に10社が生産を担っており、国内にある多数の工場で大量生産が行われている。

既に陸軍で急速に配備が進められており、ムー大陸でのグラ・バルカス帝国に対する反抗作戦にて国連軍の地上戦力の主力を担った。

更にムー政府は、この戦車の輸出も開始しており、主に第1文明圏、第2文明圏、第3文明圏の各国家に対しての軍事支援として、その国のニーズに合わせた改修型が提案されている。

 

 

(性能)

 

 

車体長 5メートル

 

車体幅 2・62メートル

 

全高 2・67メートル

 

懸架方式 HVSS方式

 

速度 (整地)40キロ (不整地)20キロ

 

 

(主武装) イレール社製 52口径76ミリ戦車砲

 

 

(副武装 )

 

12・7ミリ重機関銃×1 .

 

6・5ミリ軽機関銃×1

 

6連装発煙弾発射機×2

 

 

 

(エンジン)

 

マイカル航空製 空冷星形9気筒エンジン

 

オタハイト発動機製 空冷ディーゼルエンジン

 

カラッゾ・オートモービル製 直列6気筒ターボディーゼルエンジン

 

 

(乗員)

 

合計4名

 

 

 

 

 

・43式軽戦車 ラ・ドーク (国産)

 

 

日本からムーに提供されたM42ダスターの車体の大元であるM41軽戦車の情報を元にムーが開発した軽戦車。

全体的な性能はM41と同一であるが、ラ・ドークにはムーが実用化に成功したアクティブ式暗視装置が搭載され、夜間での索敵や夜間戦闘能力を持っており、砲塔右脇に赤外線ライトが装着されている。

車体はダスターの生産ラインを流用できるため車体と砲塔はカラッゾ・オートモービル、76ミリ砲はガエタン社が生産を担当している。

 

 

 

 

(性能)

 

(全長) 8メートル

 

(全幅) 3メートル

 

(全高) 2メートル

 

(重量) 23トン

 

(懸架方式) トーションバー方式

 

(速度) 72キロ(最大)

 

(主武装) 60口径76ミリライフル砲 (ガエタン社製)

 

(副武装) 12・7ミリ機関銃×1 7・62ミリ機関銃×1

 

(エンジン) マイカル航空製空冷星形9気筒400馬力エンジン

 

 

 

 

・次期主力戦車(国産)

 

 

対グラ・バルカスと将来の魔法帝国との戦闘を想定し、現在の主力であるラ・シャルマンでは能力不足が見込まれる事から、ラ・シャルマンを代替するための次期主力戦車開発計画が進められている。

まだ計画段階であり、先進技術立証室が中心となり計画を進めてられており、開発期間短縮のため、地球世界の戦後第1世代と第2世代主力戦車を基に以下の2つの案から、それぞれ研究が進められている。

 

 

(次期主力戦車MBT-2A)

 

次期主力戦車のA案で、アメリカの戦後第2世代戦車であM48/M60パットンが参考にされている。

火力と防御力、機動力に優れ、堅実で発展性の高い設計であるこの戦車は敵機甲戦力に対する戦闘での使用が想定されている。

 

 

(次期主力戦車MBT-2B)

 

次期主力戦車のB案で、戦後第2世代主力戦車にして日本のかつての主力戦車だった74式戦車を元にしている。

しかし74式の特徴と言える車体と砲塔の傾斜装甲、MBT-2Aの半分の装甲厚でほぼ同等の防御力を発揮できる事、車高を自由に調節できる油気圧サスペンション、強力な105ミリ戦車砲や射撃統制装置等が現在のムーの技術での実用化が難しいため、開発には相当な時間が掛かると思われる。

 

 

 

 

 

 

 

・2号中戦車ハウンドⅡ(グラ・バルカス製)

 

 

バルクルスでの戦いとバルクルス衝突で鹵獲されたグラ・バルカス帝国軍主力戦車。

旧日本軍の97式中戦車と同等の性能を誇るが、バルクルスでの戦いでは陸上自衛隊相手には一切手も足も出ず、その後のレイフォルでの戦いにも降伏した車両と損傷した車両が大量に鹵獲されている。

 

 

 

 

・2号軽戦車シェイファー(グラ・バルカス製)

 

 

バルクルスでの戦いとバルクルス衝突でハウンドと共に大量鹵獲された軽戦車。

旧日本軍の95式軽戦車に酷似しており、こちらも国連軍の反抗作戦で多数が失われた。

 

 

 

・ワイルダー重戦車(グラ・バルカス製)

 

 

グラ・バルカス帝国が転移前のケイン神王国との戦いに備えて開発された重戦車。

当初の25トン級の本土防衛用戦車として開発されていたがケイン神王国の新型戦車の登場が軍上層部に衝撃を与えたため急きょ敵戦線突破用の重戦車に計画が変更された事により35トン級として完成した。

ケイン神王国との決戦前に完成したが直後に新世界へ転移、周辺諸国との戦争では相手側に戦車等の機甲戦力が存在しなかったためシェイファーやハウンドが重宝された事により、ワイルダーは決戦兵器と言う建前でシェイファーとハウンドの生産配備が優先され、ワイルダーの配備は小規模に留まっていた。

 

しかし、ムー大陸での戦争で日本とアメリカの機甲戦力とムーのラ・シャルマンの存在からシェイファーとハウンドでは性能不足とされ急遽ムー大陸方面への配備が決定された。

しかし、グラ・バルカス帝国にとっては初となる実戦運用の重戦車とあり諸々のノウハウ不足のため生産数は少なく、レイフォルでの戦いには先行量産型50両が第28重戦車大隊に集中配備されていたのみであった。

しかしその性能に見合った活躍をしており、ムーのラ・シャルマンとほぼ同等の火力と防御力を武器に多数のラ・シャルマンを撃破している。この戦車の存在はムー陸軍に衝撃を与え、ラ・シャルマンの改良と次期主力戦車開発が決定されている。

 

 

性能と見た目は旧日本陸軍の5式中戦車に酷似している。

 

 

 

・ルークス超重戦車(グラ・バルカス製)

 

 

グラ・バルカスがワイルダーと並行して開発した、史上希に見る超重戦車。現皇帝グラ・ルークスの名を取っている。旧日本陸軍の超重戦車『オイ車』に酷似しており、主に拠点防衛を主眼として開発されている。大口径の榴弾砲と強力な戦車砲を複数搭載した多砲塔戦車で、如何なる火砲の攻撃をも跳ね返す重装甲を誇る。

しかしその代償で、巨大な車体重量から運用できる場所に限りがあり、しかも生産性とコストを度外視して設計されているため生産数は本国に配備されている物も含めてたった3両しかない。

 

 

 

・カラッゾ・ジープ(ジープのライセンス生産品)

 

日本が輸出用に復刻させた国産型ジープをカラッゾ・オートモービル社がライセンスを得て生産している物で、工業規格がムーの物に合わせてある以外はオリジナルと性能は全く同じである。ムーでは軍用の他に民間向けの民生用タイプが一般販売されており、軍への大量生産により価格が安いため企業や一般市民の間にに広がりつつあり、ムー国内のモータリーゼーション化を後押ししている。

 

 

 

・60式装甲車(日本より研究用として輸入)

 

日本より輸入したもので、これも輸出に合わせてレストア、復元した車両である。

主に研究用として使用されている。

 

 

 

・42式装甲車(60式装甲車ベースの車両)

 

 

60式装甲車を元にリグリエラ・ビサンズで設計、生産が開始されているムー初の国産装甲兵員輸送車。

元となった60式装甲車ではエンジン配置が車体左側だったが、こちらはフロント寄りになりオリジナルより兵員室に余裕がある。

現在はムー陸軍歩兵部隊の全機械化に向けて配備が急速に進んでいる。バリエーションとして通信能力を強化した指揮車型と、小規模な医療設備を搭載した救急車型も開発・配備されている。

 

 

 

 

・機動軽装甲車(国産)

 

ムーが開発した初の装輪装甲車。

陸上自衛隊が使用している軽装甲機動車を意識して設計されており、デザインは軽装甲機動車に近い見た目をしている。車体はカラッゾジープのコンポーネントを流用している。

 

 

 

・42式自走無反動砲

 

61式戦車と共に提供された60式自走無反動砲をベースに開発された国産の自走無反動砲。砲はイレール社がオリジナルの105ミリ無反動砲をコピーした物を装備している。歩兵部隊の対戦車火力として配備されている。

 

 

 

 

・カラッゾ・トラックA型(国産)

 

 

カラッゾ・オートモービル製の6輪大型ボンネットトラックで軍と民間等で幅広く使用されているポピュラーな車両。軍では主に人員輸送と物資輸送と砲牽引車として使用されている。国産のディーゼルエンジンを搭載し、信頼性や整備性も高くムー軍全体で便利屋として使われている。

現在はムーへ進出した日本の自動車企業との技術提携により、サスペンションの改良、エアコン等の快適装備の追加、ターボチャージャーの追加によるエンジン出力向上等のマイナーチェンジ型が配備されつつある。

 

 

 

・カラッゾ・トラックB型(国産)

 

カラッゾ・オートモービル製の4輪中型ボンネットトラックで、こちらもA型と同様に統括軍全体と民間などで幅広く使用されている。軍ではA型と共に人員と物資輸送に使用されており、中型クラスのトラックとしての汎用性を買われ、タンクローリー型、救急車型、装甲と銃座を載せた即席のガントラック型がある。

A型と共に製造から10年が経過しているが、その信頼性からマイナーチェンジを繰り返しながら製造が続けられており、ムーに進出している日本の自動車企業の技術提携でA型と同様の改良が行われている。

 

 

 

・カラッゾ350偵察用オードバイ(国産)

 

 

カラッゾ・オートモービル製のオードバイで同社の主力製品。既にムー陸軍全体に配備されており、主に偵察用、連絡用に使用されている。サイドカーモデルも製造されている。

民間でもスタンダードモデルとスポーツモデルが販売されており、ジープと共に急速に普及している。最近では第3文明圏との国交活性化に伴った交易による経済発展、更には第3文明圏での需要拡大による大量生産で単価が下がった事により一般人も入手が容易となり、新車と中古車の売上げが伸び続けている。

 

 

 

・ラ・ダースター(純国産)

 

日本から提供されM42自走高射機関砲をムーがコピーしたもの。車体はラ・ドークの物を流用して生産されている

 

 

 

 

・35ミリ連装防空機関砲(国産)

 

 

日本から提供された35ミリ2連装高射機関砲L-90のコピー品。陸軍防空部隊に配備されている。

 

 

 

 

・30年式歩兵銃(国産)

 

ガエタン社製のボルトアクション式ライフルで、現在のムー統括軍全部隊で使用されている歩兵用主力火器である。性能と外観はリー・エンフィールドに似ている。

 

 

 

・33年式狙撃銃(国産)

 

 

ガエタン社製30年式歩兵銃の生産ラインから命中精度の良い物を選別し、スコープを搭載した狙撃銃。

命中精度が極めて高く、高初速と6・5ミリ弾と言う小口径弾特有の発砲炎が少ないのが特徴。

 

 

 

・M14ライフル(研究用)

 

30年式歩兵銃に変わる新たな次世代歩兵火器開発計画の研究用として新生アメリカ合衆国から少数輸入したもの。

 

 

・M16A2ライフル/ M4カービン(研究用)

 

上記の次世代歩兵火器開発計画の研究用として、同じく研究用として少数輸入したもの。アルミ合金とプラスチックで構成された本銃は30年式とM14に比べて圧倒的に軽く、6・5ミリ弾よりも高初速の5・56ミリ弾のメリットが高く評価されたものの、現状のムーの技術では必要な精度と耐久性が得られない事、5・56ミリ弾の射程距離と殺傷力の低さから、ムー軍のドクトリンに合わない事から次世代歩兵火器開発計画対象からは外されているが、この銃を元にした特殊部隊や車輌、航空機乗員向けの軽量火器が研究されている。

 

 

 

・43式小銃(国産)

 

 

ムー念願の半自動小銃。

試作品ではセミオート機構とフルオート機能が搭載されていたが制御が難しく命中率が低くなるため実用性が低いとしてフルオート機構が廃止されている。

 

 

 

 

・26年式拳銃(国産)

 

 

1626年採用のガエタン社製中折れ式リボルバー拳銃。ムー統括軍では将校、部隊指揮官、憲兵、海軍歩兵、空軍パイロット護身用として配備されており、38口径弾を6発装填し使用される。

この拳銃はムー製の武器の中では数は少ないものの国外にも輸出されており、ミリシアル、アガルタ、マギカライヒで使用されている。

 

 

 

・トカレフTT-33/54式拳銃(研究用)

 

 

次世代歩兵火器開発計画で日本から輸入した自動拳銃。大半は重大犯罪捜査の際の証拠品として保管されていた物で、殆どは中国製54式が大半を占めている。保管期限が過ぎた物を廃銃処置を施しスクラップとしてムーが引き取り、弾薬込みで軍の試験部隊でテストに回されると、従来の26年式拳銃を上回るパワー、リボルバー式よりも装填が楽なマガジン式である事、シンプルな部品構成による信頼性と生産性が高く評価されている。

 

 

 

・43式自動拳銃(国産)

 

 

上記のトカレフを元に、ムー陸軍の要求に合わせて改良されたもの。

オリジナルとの違いは、スライド後部に手動セーフティーの追加やグリップの角度が握りやすい様に斜めになっている等の改良が行われている。

 

 

 

・44式短機関銃(国産)

 

 

上記の43式に使用されているトカレフ弾を基にした7・65×25ミリ弾を使用する短機関銃。旧ソ連製のPPsh-41と外観が酷似しており、シンプルな構造による整備性と生産性の高さが特徴である。マガジンも通常の箱形弾倉と多弾のドラムマガジンが使用できる。

 

 

 

 

・ガエタン 37年式散弾銃(国産)

 

 

ガエタン社製のポンプアクション式ショットガン。軍、民間用に販売されており、登場当時は前装式やレバーアクション式などの従来のショットガンよりも洗練された構造から人気を博し、現在でも様々なニーズに合わせたバリエーションの販売が続いているベストセラーショットガンである。

 

 

・36年式水冷式機関銃(国産)

 

ムー初の歩兵支援用機関銃。銃身を水が入ったウォータージャケットで覆った水冷式機関銃で重量は三脚も含めて50キロ近くあるため射手と弾薬手と給水主と運搬手2名の合計5名で運用される。ムー陸軍の主力機関銃であり、水冷式のため長時間の射撃が可能である。

 

 

・43式軽機関銃(国産)

 

 

分隊支援火器として開発された軽機関銃。軽量化のため水冷式ではなく空冷式となり、従来の機関銃に比べて大幅な軽量化に成功し三脚を含めて20キロ程度しかない。射手と弾薬手の2名のみで運用可能である。

 

 

 

 

・ガエタン280ミリ臼砲(国産)

 

 

ガエタン社製の280ミリ口径の臼砲で元は海岸砲として使用されていたが、旧式化により引き揚げられた物を陸軍が引き取り陸上臼砲として運用している。陸軍が運用する火砲の中では最大を誇り、その破壊力から重宝されている。

 

 

 

・105ミリ イレール砲(国産)

 

 

イレール社製の105ミリ口径の重カノン砲であり、完成当時は第2文明圏内でも屈指の性能だったが、現時点では旧式化しており、後継の42式105ミリ榴弾砲へと置き換えが進んでいる。

 

 

 

・ガエタン70ミリ歩兵砲(国産)

 

 

ガエタン社製の歩兵携帯砲。ムーでは対大型魔獣用と対歩兵用として大量に配備されているが、グラ・バルカス帝国のシェイファー中戦車には無力であると判明したため、RPG-7をコピーした携帯対戦車擲弾発射筒B型に置き換えが進んでいる。

 

 

 

 

・イレール42式105ミリ無反動砲(国産)

 

 

60式105ミリ無反動砲をイレール社がコピーした物。陸軍歩兵部隊の対戦車部隊に配備され、42式自走無反動砲の搭載砲またはジープやトラックに搭載されて使用されている。

 

 

 

・イレール42式105ミリ榴弾砲(国産)

 

 

日本から輸入したM101をイレール社がコピーしたもの。陸軍の砲兵部隊に配備されている。

 

 

 

・イレール105ミリ自走榴弾砲(国産)

 

 

イレール42式105ミリ榴弾砲をラ・シャルマンの車体に搭載し自走榴弾砲化したもの。

 

 

 

・携帯対戦車擲弾発射筒(RPG-7)

 

RPG-7とその中国製69式ロケットランチャーをガエタン70ミリ歩兵砲の後継として新生アメリカ合衆国から輸入した物。元はイラクやアフガニスタンに展開している前線部隊が鹵獲し、戦術研究目的で在日米軍基地へと持ち込まれていた物。ムー陸軍ではグラ・バルカス帝国の戦車に対する対戦車火器として、その簡便さとシンプルな構造、破壊力から70ミリ歩兵砲の後継としてRPG-7と69式をそのままコピーしたものが大量生産され陸軍歩兵部隊に急速に配備が進んでいる。

 

 

 

 

・32式戦闘鉄帽(国産)

 

 

国産の戦闘用ヘルメットで、第2次大戦当時のイギリス軍が使用していたマーク1ヘルメットとデザインと性能が酷似しており、ムー陸軍ではほぼ全ての兵士が着用している。

 

 

 

・PASGTヘルメット(研究用)

 

 

新生アメリカ合衆国より研究用として輸入した物で、現代基準で見れば旧式ではあるが、ムーでは32式の後継として少数が研究用として輸入されている。

従来のヘルメットよりも軽量で尚且つ拳銃弾や砲弾の破片から頭部を保護できるその防護性能が高く評価されている。

 

 

・42式戦闘鉄帽(国産)

 

上記のPASGTヘルメットの形状をそのままに、ケブラーの代わりに素材を従来の鋼製したもの。国連軍に参加しているムー陸軍部隊に優先支給されている。

 

 

・PASGTボディーアーマー(研究用)

 

上記のPASGTヘルメットとセットで輸入された物。日本の自衛隊や新生アメリカ合衆国軍のボディーアーマーに目を付けた先進技術実証室が、次世代の歩兵装備に成り得るとして研究用として輸入。

 

 

 

・防弾戦闘衣(国産)

 

PASGTボディーアーマーをベースしたムー独自のボディーアーマー。ケブラーや強化繊維の代替として頑丈な繊維を複数組み合わせた独自の素材を使用したプレートを使用する。

採用後に配備が開始され、国連軍に参加しているムー陸軍歩兵に優先支給されている。

 

 

 

・迷彩戦闘衣(国産)

 

 

ウッドランド迷彩服をベースに、ムー大陸の自然界に合わせて色彩を調整した物。素材は従来のコットン生地が使用され制式採用後から早急に配備が開始されている。

 

 

 

 

・M4A1カービン(新生アメリカ合衆国より輸入)

 

 

特殊空挺連隊用に新生合衆国軍から導入したもの。ドットサイトやフラッシュライト、M203グレネードランチャーもセットで導入されている。

 

 

 

・M249軽機関銃(新生アメリカ合衆国より輸入)

 

 

上記のM4と同じく、新生合衆国軍の中古品を特殊空挺連隊用に導入した物。

 

 

 

・MP5(新生アメリカ合衆国より輸入)

 

 

新生合衆国軍から特殊空挺連隊用に導入したもの。主に隠密作戦で使用されている。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ムー空軍

 

 

(戦闘機)

 

 

・マリン

 

 

乗員1名

 

エンジン 空冷星形9気筒600馬力エンジン

 

最大速度 380キロ

 

武装 7・92ミリ機関銃×2

 

 

ムーが世界に誇る主力戦闘機で、空軍仕様の陸上型と海軍仕様の艦載機型がある。

科学大国のムーが威信を掛けて開発しているだけあり、空戦性能はワイバーンやワイバーンロードすら凌ぐ。空中戦力としては世界屈指だが、零戦に匹敵する性能を持つグラ・バルカス帝国のアンタレスには性能も劣っている。

日本から取り入れた技術をフィードバックした改良型がある。

 

後継のマリンⅡの採用後は余剰化した機体と新規製造された機体が輸出に回されており、細々ではあるが生産ラインは維持され生産は継続されている。

 

 

 

・マリン改(純国産)

 

 

乗員 1名

 

エンジン 液冷V型12気筒1100馬力エンジン

 

最大速度 520キロ

 

武装 12・7ミリ機関銃×2

 

 

 

後継機開発までの繋ぎとして、先進技術実証室とマリンの製造元であるマイカル航空が日本から取り入れた技術を使い改良を行った性能向上型である。

速度と火力を優先した重戦闘機に仕上がっており、エンジンはマイカル航空が開発した1000馬力級の液冷エンジンに替え、エンジンカウルもエンジンの形状と空気抵抗を少なくするため尖った形状をしており、高出力のエンジンパワーを受け止めるためプロペラも2枚から4枚プロペラに変わっている。

エンジン強化と速度向上に合わせて機体各部も限界まで強化されており、エンジンパワーに余裕が出た事から武装も非力だった7・92ミリ機関銃からより強力な12・7ミリ機関砲へと強化されているため、元のマリンとは別物に仕上がっている。

 

 

 

 

・トレーニング・マリン(国産)

 

 

乗員 2名

 

エンジン 空冷星形9気筒600馬力エンジン

 

速度 380キロ

 

武装 なし

 

 

マリンの複座訓練型で空軍と海軍のパイロット用練習機として使用されている。訓練型であるため武装はない。

 

 

 

 

・スカウト・マリン(国産)

 

 

乗員 2名

 

エンジン 空冷星形9気筒700馬力エンジン

 

速度 430キロ

 

武装 なし

 

 

複座訓練型のマリンを偵察機に改造した機体で、武装を撤去しエンジンの出力を上げて速度性能を追求した機体。前席のパイロットが機体の操縦、後席のパイロットはカメラ等の偵察機材を使用する。

陸軍でも砲兵隊の着弾観測機として少数が使用されている。

 

 

 

 

 

・マリンⅡ(純国産)

 

 

(性能)

 

全幅 11・99メートル

 

全長 9・376メートル

 

重量 2・6トン

 

エンジン マイカル航空製空冷星形複列18気筒エンジン

 

最大限速度 650キロ(高度6000メートル時)

 

上昇限度 11900メートル

 

最大航続距離 2900キロ

 

武装 ガエタン社製20ミリ航空機関砲×4(900発)

 

 

マリンに変わる次期主力戦闘機として、マイカル航空が日本の航空企業の技術協力の元、開発した初の2000馬力級のエンジンを備えた単翼機である。

流石に次期主力戦闘機とだけあってグラ・バルカスのアンタレスを越える事を目標に、開発には多数の人員と莫大な資金が投入されており、性能もマリン改を遥かに凌ぎ鹵獲したアンタレスに匹敵するムー統括軍上層部も大いに唸らせる性能を持っている。

 

バルクルス戦で鹵獲されたアンタレス型艦上戦闘機の解析結果から、旧日本海軍の局地戦闘機『紫電改』の技術と運用方法が参考にされている。また日本から取り入れたコンピューター技術を用いた先進設計、日本との技術協力で手に入れた様々な技術を実用化したムーの技術者の絶え間ない努力により僅か一年という短い期間で完成している。

海軍でも空軍艦載機として先代マリンに代わる海軍主力戦闘機として採用されている。

 

開発と生産は先代のマリンを生産していたマイカル航空会社が引き続き行い、名称も先代にあやかって『マリンⅡ』と命名された。

 

 

 

 

 

・アタック・マリン(国産)

 

 

マリンⅡのフレームを流用した攻撃機。

マリンⅡのフレームとエンジンを強化し、兵装の搭載量を増加させた攻撃機で、多数の爆弾やロケット弾、爆雷、ガンポッドを搭載可能であり、機体も攻撃機という事もあり各所が防弾化されている。

海軍でもマリンⅡと共に空母艦載機として採用され、海軍攻撃機として配備が進められている。

 

 

 

 

 

・先進技術実証機 仮称:セイバー(日本との共同開発)

 

 

(性能)

 

 

全長 11・3メートル

 

全幅 11・4メートル

 

エンジン XF3-400エンジン

 

最高速度 1105キロ

 

固定武装 30ミリ機関砲2門

 

乗員 1名

 

ムー空軍に於ける次世代技術開発の研究用として開発された実験機で、日本で設計と製造が行われた機体を、ムーがジェットエンジンを中核とした重要技術研究を行うという特殊な機体である。

ムーの全額負担で日本が新世界技術流出防止法の範囲内で、できる限りの技術が詰め込まれており、1機あたりの価格はマリンⅡ30機分で、この機体研究のために特別予算も組まれている。

元々は旧日本軍の4式戦闘機をベースにしたレシプロ機として計画されていたが、マリンⅡと性能が被る事と、尚且つ魔法帝国が持つとされているジェット戦闘機との戦闘を考慮して急遽ジェット機として開発が進められた。

 

機体設計としてはF86セイバーをベースにしている。

日本国内の工場での組み立ての後、ムーへと運び込まれたが、グラ・バルカスによる紀伊への高高度攻撃とマイカルへの奇襲攻撃が発生し、空軍基地に運び込まれていたセイバーは急遽として実戦投入され、グラ・バルカスの大型爆撃機グティ・マウンを多数撃墜するなどの大戦果を挙げ、ムー初のジェット機による戦闘データーを取得している。

 

 

 

 

・先進技術研究機 仮称:震電 (日本との共同開発)

 

 

 

(性能)

 

 

乗員 1名

 

全長 9・80メートル

 

全幅 11・14メートル

 

武装 30ミリ機関砲×2

 

最大速度 1500キロ

 

 

グラ・バルカスの爆撃機によるムー本土攻撃を危惧したムーがマイラスを主任とする先進技術実証室を中心とした専門チームが、迎撃特化のインターセプターとして、旧日本軍の試作迎撃機『震電』をベースに開発した試作機。

この機体は元になった震電と同様、高高度での敵爆撃機の迎撃を主眼としており、速度と火力を優先した設計で格闘戦能力は低い。

 

機体設計は震電のエンジンをレシプロからジェットエンジンに載せ変えただけに思えるが、機体は日本の高度な技術を駆使した設計となっており、オリジナルの震電とは全くの別物である。

上記のセイバーと共に、グラ・バルカスのマイカルへの奇襲攻撃の際には先立って出撃し、本来の迎撃機としての能力を遺憾なく発揮している。

 

 

 

 

 

ヘリコプター

 

 

・H-43『ラ・ソチカー』(純国産)

 

 

ムーは日本が転移してくるより前にヘリコプター開発を行っており、既にヘリコプターの原型となるオートジャイロの実験機が存在していたが本格的な実用化には至っていなかった。

しかし、この世界に転移してきた日本がロウリアやパーパルディアとの戦争でヘリコプターを活用しその有用性を図らずも示した事により、ムー統括軍内でもヘリコプターに関する研究が再開され、紆余曲折の末に4年という歳月をで実用化に漕ぎ着けている。

 

最初は日米のヘリコプターと同じようなターボシャフトエンジン搭載型の開発が検討されたが、ジェットエンジンの基礎技術研究が進んでいなかったため既存の航空機用エンジンである空冷星形エンジンや従来の技術で代用する事となり日米が元居た世界で使われていたシコルスキーS-55とS-58をベースにした機体の開発が決定された。

ラ・ソチカーは提案された2機種のうちS-55中型ヘリを元に開発されており、基本的な機体構造とエンジン配置はS-55と同様で、エンジンと一部のパーツはマリンⅡのものが流用されている。

 

 

 

 

・H-44『ラ・クトチョー』(純国産)

 

 

上記の提案された2機種のヘリコプターのうち、S-55の拡大発展型のS-58ヘリコプターを元に開発された大型ヘリコプター。

こちらもエンジンと一部のパーツをマリンⅡのものを使っており、輸送能力が高い機体である。

 

 

 

 

 

 

 

鹵獲機

 

 

・アンタレス(グラ・バルカス製)

 

 

バルクルスでの戦いで、バルクルス基地内に破壊されずに残されていた機体を鹵獲したもの。

この他にも完全に破壊されてない損傷機体と武器弾薬、整備機材や整備マニュアルも合わせて鹵獲されており、対グラ・バルカス戦術研究のため日本とムーとの間で研究用として利用されている。

先進技術実証室と空軍が共同で管理しており、パーツ不足に悩まされているがアグレッサー機として非常に重宝されている。

 

 

 

・ベガ型双発爆撃機(グラ・バルカス製)

 

 

バルクルスでの戦いでアンタレスと共に鹵獲された、グラ・バルカス軍の主力爆撃機。

こちらはバルクルスでの戦いの前哨戦でバルクルス基地に配備されていた機体の9割が撃墜され、基地に残されていた機体も爆撃で大半が破壊されており、鹵獲出来たのは無傷の1機と損傷した2機のみである。

こちらも空軍と先進技術実証室が共同で管理しており、飛行性能研究と技術獲得を目的としたサンプルとして利用されている。

 

 

 

・グティ・マウン(グラ・バルカス製)

 

 

グラ・バルカス帝国が誇る最大級の航空機。

こちらはグラ・バルカスによるマイカルの紀伊への高高度攻撃を目的とした作戦に投入されたが、ムーが日本から取り入れた震電とセイバーによる迎撃、マイカルの陸・海自衛隊の迎撃により全機撃墜され、その際に運良く地上へ不時着に成功した数機がムーに鹵獲された。

先進技術実証室と空軍の共同管理下に置かれ、その圧倒的な性能から帝国の航空機開発技術研究と戦術研究として日米も研究に参加している。他の墜落した機体から取り外されたパーツを使って1機が飛行可能な程に復元されムーの航空機開発力向上のサンプルとして利用されている。

 

 

 

 

 

ムー海軍

 

 

・ラ・カサミ型戦艦(国産)

 

 

ムーが独自で建造した戦艦である。外観と性能は旧日本海軍の敷島型前弩級戦艦と同等である。

ムーがミリシアル帝国の魔導戦艦に対抗して建造した国産戦艦であり、その性能は他国から『ミスリル級に次いで最強』と言われている。

 

カルトアルパス沖海戦の紀伊型とグレード・アトラスターとの戦いでは他国の艦と共に紀伊型の後方に居たため戦闘には参加しなかった。

この海戦の結果からムーではラ・カサミ型ではグラ・バルカス帝国の艦艇に対抗できないとし、新型戦艦の設計が進められているが時間が掛かると判断されている。

 

 

 

 

・ラ・カサミ改

 

 

前述のラ・カサミ型を日本国で改修する計画で新世界技術流出防止法が許す限りの大改修が施されている。

改修はムーと日本国との間で近代化改修に関する協定が締結された事により、日本の広島県にある呉造船所にあるドックで行われている。

新世界技術流出防止法がムー向けに大幅に緩和された事と、ムーから提示された改修期間の兼ね合いから、搭載された装備の大半は海上自衛隊から退役した護衛艦から取り外された物をレストアして搭載している。

 

改修は主に火器のアップグレードと電子機器の搭載、機動性強化を中心に行われ、対艦ミサイル、短距離対空ミサイル、ファランクスシステム等が搭載され汎用護衛艦に近い性能を獲得している。それに合わせて機関をディーゼルからガスタービンエンジンに変え、電子機器を動かす強力な発電機も搭載している。

日本での改修を終えてムー本国に帰還した後、グラ・バルカスによるオタハイト・マイカル攻撃で出撃し、マイカル攻撃にやって来たイシュタム艦隊を海上自衛隊の護衛艦2隻と共に迎撃。多数の敵艦を撃破、敵戦艦へ強行突撃の末に制圧する武功を挙げている。

 

 

 

 

 

 

ラ・コーチ級戦艦(国産)

 

 

ラ・カサミ級戦艦の後継艦として計画されている戦艦。前級のラ・カサミ級戦艦ラ・カサミが日本で近代化改修された後に、グラ・バルカス帝国のイシュタム艦隊を単艦で撃破した事からラ・カサミ級戦艦全艦を近代化改修計画が立ち上がったものの、改修予算が1艦あたりラ・カサミ級戦艦が2隻建造できる程の金額になり、メンテナンス費用を含めれば全艦の改修は不可能と判断され、改修されたのは1艦のみとなった。

 

グラ・バルカス帝国海軍の数的主力であるオリオン級戦艦、質的主力であるヘラクレス級戦艦を想定とした40センチ砲搭載の高速戦艦として計画が開始され、ラ・カサミ級の後継としてムー史上最大の大型艦となる。

 

建造に際して拿捕した戦艦グレードウォールやヘルクレス級戦艦、オリオン級戦艦などのデータが反映され、それらを基にアメリカ海軍のノースカロライナ級戦艦がベースに選定され6隻の建造が計画されたが、航空理論主義が台頭し始めた事により空母や中小艦艇の建造を中心とする計画に変更された事により4隻に減らされ、しかも追い討ちをかけるように、ラ・カギーア級やラ・カーガ級の建造が優先され大型ドックが使えなくなったため建造スケジュールに遅れが生じたが、現在はドックでの建造が進められている。

 

 

全長 221メートル

 

全幅 33メートル

 

主機関 蒸気ディーゼルハイブリットエンジン

 

速度 27ノット

 

 

 

(武装)

 

 

50口径40センチ3連装砲塔×3基9門

 

38口径127ミリ連装速射砲×8基16門

 

35ミリ2連装機関砲×10基20門

 

20ミリ機関砲×6基

 

 

 

 

 

 

 

 

空母

 

 

ラ・カギーア級戦略空母(純国産)

 

 

ムーが建造した初の大型空母であり、ミッドウェイ級空母に酷似している。

 

ムー海軍が配備していたラヴァニア級空母を遥かに上回る300メートル越えの大型正規空母で、前級のラヴァニア級では完全ではなかったマリンⅡや双発の中型機の運用を想定し設計されている。

幅広の甲板は艦後部から左舷に向けて9度の角度で設けられた着艦帯を持つアングルドデッキとなり直線型の甲板よりも離着艦が効率的に行えるようにされており、甲板も急降下爆撃に耐えられるように装甲化されている。

速力も高出力を誇る蒸気ディーゼルハイブリッド機関の採用と、日本の造船会社との技術提携で得た水流抵抗を考慮した船体設計によりその巨体に見合わない30ノットの高速を誇る。

 

現行のマリンとマリンⅡや、これから登場してくるであろうジェット機等の運用を問題なく行えるようにとの海軍からの要求により、本級は設計段階からかなりの余裕を持たせた結果、ムー史上最大とも言える排水量6万トン級の船体に技術躍進による先進的な設計を取り入れた、ムーにとっては時代を先取りする性能を持つ大型空母となった。

ムーでは現在の海軍にある第1から4までの艦隊に旗艦として1隻ずつ、合計4隻の配備を計画している。

 

 

(性能)

 

 

全長 305メートル

 

全幅 78メートル

 

最大排水量 68500トン

 

速力 30ノット(最大32・2ノット)

 

主機関 蒸気ディーゼルハイブリッドエンジン

 

搭載機 最大130機 (マリンⅡ×60 アタック・マリン×50 スカウトマリン×8 ラ・ソチカー×4 )

 

 

エレベーター 3基

 

 

武装 20ミリバルカン砲×8 76ミリ連装速射砲×18

 

 

(同型艦)

 

1番艦ラ・カギーア

 

2番艦ラ・マギア

 

3番艦 建造中

 

4番艦 建造中

 

 

 

 

 

 

ラ・カーガ級(純国産)

 

 

ムーが建造した中型空母であり、エセックス級に酷似している。

ムーの空母機動部隊の中核を成す量産型空母として設計された中型空母に仕上がっているが甲板はアングルドデッキではなく、従来の直線型甲板となっている。

 

 

(性能)

 

全長265メートル

 

最大全幅 45メートル

 

満載排水量 34000トン

 

主機関 ターボディーゼルエンジン

 

最大速力 32ノット

 

搭載機 (マリンⅡ×38 アタック・マリン×15 スカウト・マリン×2 ラ・ソチカー×2)

 

エレベーター 2基

 

武装 20ミリバルカン砲×4 76ミリ連装速射砲×4

 

 

 

 

ラ・マイカル級護衛空母(国産)

 

 

ムーが建造している小型護衛空母であり、カサブランカ級護衛空母に酷似している。

艦隊防空、船団護衛、地方の防衛部隊への配備するため大量生産を主眼として設計されている。

その設計のため規模の小さいムー国内の中小規模の造船所でも問題なく建造可能となっている。

 

 

(性能)

 

全長 160メートル

 

最大幅 32メートル

 

満載排水量 11000トン

 

速力 20ノット

 

搭載機 (マリンⅡ×20 アタック・マリン×10 スカウト・マリン×4 ラ・ソチカー×4)

 

エレベーター 2基

 

武装 20ミリバルカン砲×4 76ミリ単装速射砲×4

 

 

 

 

ラ・ゼミネーカ級駆逐艦(国際共同開発)

 

 

ムーと日本、新生合衆国共同開発の国際共通艦1号型のムー海軍仕様。レーダーや無線、ソナー等の電子装備が充実しており、またラ・ゼミネーカ級にのみ対潜装備が装備されている。

前述のラ・カギーアやラ・カーガ、ラ・マイカル級空母と共に空母機動部隊を編成するにあたり、旧来の駆逐艦や砲艦やフリゲートの一斉更新を目的に、艦隊の中核を成す多用途艦として配備されている。

 

 

(性能) ※ ヤン・マー型護衛艦を参照

 

 

 

 

 

ラ・バリー級フリゲート(国際共同開発)

 

 

国際共通艦2号型のムー海軍仕様。旧式のフリゲート艦の代替のためレーダーや無線等の電子装備が充実しており、ディーゼルエンジンを主機関に使用しているため蒸気タービンよりも即応性に優れている事から沿岸警備任務や船団護衛任務以外にも領海警備任務に用いられている。

 

(性能)※ コーメ型護衛艦を参照

 

 

 

 

ラ・フォートレス級巡洋艦(純国産)

 

 

ムー海軍の最新鋭巡洋艦。

ムー海軍は多数の巡洋艦を抱えているが、建造から20年から30年以上が経過している老朽艦が多数を占めており、グラ・バルカス戦の直前となる1642年初頭よりこれら老朽艦を全て代替し、艦隊の中核を成す艦艇として計画されたのが本級である。

 

本級はアメリカ海軍のスプルーアンス級に近い規模の船体に重巡洋艦にも引けをとらない武装を持っており、戦闘能力は高いが重武装なため速度が計画値より低くなってしまったがそれでも充実した電子装備があるため問題とはなっていない。

 

 

 

全長 171メートル

 

全幅 16メートル

 

主機関 ディーゼルエンジン

 

速力 27ノット

 

 

(武装)

 

・127ミリ連装速射砲×2

 

・76ミリ速射砲×6

 

・20ミリバルカン砲×4

 

・35ミリ2連装機関砲×2

 

・24連装対潜迫撃砲×2

 

・対潜爆雷投下軌条×2

 

 

 

 

 

 

 

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