「此処はどこだ?」
俺は周りを見渡す。真っ白で何もない空間が広がっている。
俺はなんで此処にいるんだ?たしか家に帰っている途中で―――――――――――――!!
俺は自分の身に何が起こったか思い出した。
帰り道に車にはねられたんだ。そのまま意識を失い気づいたら此処にいたんだ。
『気がつきましたか』
突如声が聞こえた。俺は周りを見渡すが誰もいない。
『無駄です。私には実体はありません』
また声が聞こえる。だけどやはり姿が見えない。
「あんたは誰なんだ?此処はどこなんだ?」
俺は姿の見えない人物に質問する。
『此処は世界の境界線にある空間世界』
世界の境界線?
『そして私は貴方たち人が神と呼ぶ存在です』
か神様~~~~~~~~~!?!!
あまりのことに驚きパニック状態になる俺。
『あくまでそう呼ばれているだけですから落ち着いてください』
「な、なんだそうなのか」
それを聞きホッとする。
『さて、あなたが此処にいる理由ですが簡単に言えばあなたは亡くなりました』
!!!!~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
・・・・・・・・・・・そうか、俺死んだんだ・・・・・・・・・。
ショックだったためか目からも涙が出てきた。
◇
「すいません。みっともないとこ見せて」
『いいえ、無理もないことです』
神様が俺が泣き止むを待っててくれたためなんとか落ち着いて話ができるようになった。
『車に撥ねられましたがそれだけが原因であなたは亡くなったわけではありません。あなたが亡くなったのはあなたの魂が元々半分しかなかったのが原因です』
「た、魂!?」
『そう、魂です。あなたの本来ある魂は誕生した時半分になりそれぞれ別の世界で生を得ました。そのため生命力も元々の半分ずつしか無かったのです』
別の世界?
「それってどういう事ですか?別の世界って」
『世界は無数に存在しています。それこそ砂漠の砂のように数えきれないほどに。あなたの生きていた世界もその一つです。そして此処はそんな世界同士の間にある境界線上です」
あまりのスケールが大きい話に頭がパンクしそうになった。
突如目の前に光の玉が現れた。それに目が引きつけれられた。まるで失った存在と会えたような感じがする。
『それはあなたの半身たる者の魂です。彼もあなたと同じように亡くなり此処に来ました。そしてすべてを話たあとあなたとの統合を受け入れてくれました』
統合?
「それってどういう意味ですか?」
『そのままの意味です。あなたたちの魂を統合することによって新たな生を得てもらいそれぞれが住んでいた世界と別の世界に転生してもらいます』
「転生!俺、また生きれるんですか!?」
『ええ、本来は在り得なかったことが起きてこんな事態になりました。それを解消するのも私の役目です。それと統合により互いの体質や知識、力、記憶も統合されます』
そう言うと光の玉が俺の中に吸い込まれるように入っていく。それとともに知識や力、記憶まで体全体に入ってくる。それ見て感じて理解した。
~~~~~これは!これがもう一人の俺の生前持っていたものなのか――――――――!!!
光の玉が完全に俺の中に入ると、俺は自分に足りなかったものが元に戻ったと感じた。
『どうやら統合が上手くいったようですね。それでは転生させます。次の人生は良き人生になることを祈ります』
俺の視界が真っ白になっていく。それとともに意識が遠く――なッ――――――――――
◇
「・・・・・・転生してもう10年か・・・・・・・」
あれから気づいたら俺は赤ん坊になっていた。最初はパニックたけどそれ見た両親が泣いていると勘違いして俺をあやし始めた。それのお蔭で落ち着いたお俺は転生したと気づくことができた。それから家族と共に平和に暮らしている。・・・・・・・ただ、一つ問題があった。生前のもう一人の俺の体質と力だ。
「・・・まさかもう一人の俺がストライク・ザ・ブラッド世界の住人だったとは。しかも、なんだよ第5真祖って―――――!!」
生前読んでいたライトノベル小説、ストライク・ザ・ブラッド。主人公
どう考えても俺の人生に平穏は着そうにねぇええええええええええ!!!
俺、
次回、オリジナル眷獣がでます。