ストライクD×D   作:オタク浪漫

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仕事が忙しく、中々投稿できません。早く投稿できるようにがんばります。


旧校舎のディアボロスⅡ

 第5真祖、終焉の暁(エンド・ローウン)こと俺、逢魔宗司は現在危機に直面している。木場が俺の首にが剣を突きつけ、横で塔城が拳を構えて、背後には姫島先輩が笑顔で微笑んでいるが、俺は彼女から危ない何かを感じった。そして俺の目の前には兵藤を守るように前に立ち俺を警戒して見てくるグレモリー先輩。

 なんでこうなったんだ・・・・・・・・。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「・・・・・・・やっと今日の授業も終わったな」

 

 俺は今日一日の授業が終わったと同時にだれた。吸血鬼なためやはり日が出ている間は体が怠くなる。俺は教室でだれつつ放課後に来るグレモリー先輩からの迎えを待った。

 

「宗司、またダレているの?少しはシャキっとしたら」

 

 俺の様子を見たのか奈織が話しかけてくる。こいつは俺の体質を知らないため俺のために言ってくるが、言われる俺としたら勘弁してほしいものだ。

 吸血鬼(おれ)にとって太陽の日差しはキツイからな。

 

「しかたないだろう。奈織。俺はそういう体質なんだからよ」

 

「? 体質ってなによ?吸血鬼じゃあるまいし」

 

「!! い、いや、俺って夜型だからさ、昼間の時間帯は苦手なんだよ(汗)」

 

「・・・・プっ。なによそれ。それって体質の問題?それはアンタの普段からの生活の所為でしょ」

 

「ははははっ、だよな」

 

 俺はなんとか上手く奈織を誤魔化した。

 

「それはそうと宗司。一緒に寄り道して帰らない?先週の課題を写させてあげた兼もかねてアンタの奢りでね」

 

「なんだよそれ。でも俺は「逢魔宗司くんはいるかな?」!」

 

 廊下の方から俺を呼ぶ声が聞こえた。俺はそっちの方を見ると金髪のさわやか顔をした男子と昨日助けた男子生徒だいた。

 あの男子が迎えか・・・・?

 

「奈織、わるい。今日は先約ががあるんだ。また今度な」

 

「・・・・・別にいいわよ。また明日ね」

 

 俺は椅子から立ち俺を呼んだ男子に近づいた。

 

「おまえがグレモリー先輩から言われた迎えか?」

 

「そうだよ。僕は木場祐斗、よろしく。それじゃ付いて来てくれるかな。部長の所に案内するよ」

 

 そう言って木場は歩き出した。俺はその後ろを付いて行く。

 ・・・・・・なんでさっきからこいつは俺を睨んでいるだ?

 俺は後ろから一緒に木場に付いていく男子に何故か睨まれている。

 俺が何かしたか?俺がしたことといえば昨日こいつを助けたぐらいだけど?

 そんなこと考えながら俺は木場に付いて行き、昨日グレモリー先輩を見た旧校舎の中に入った。

 

 

 

 

 

 

 思っていたより中は綺麗だな。

 初めて旧校舎に入ったがもう使われていないはずなのに中は汚れておらず今でも十分使えるものだった。その中進み、木場が一つの教室の前に止まった。俺は気になりプレートを見るとこう書いてあった。『オカルト研究部』と。

 ・・・・・・・魔族がオカルトって(汗)

 

「部長、二人を連れてきました」

 

 俺が唖然としている内に木場が中に確認を取っていた。すると中から「ええ、入ってちょうだい」とグレモリー先輩の声が聞こえる。

 グレモリー先輩は中にいるようだな。

 木場がドアを開け入った。あとに続いて室内に入ると、そこは普通の部屋ではなかった。床、壁、天井に謎の文字が書かれていて中央には教室大半を占める巨大な魔方陣。

 確かにオカルトだな。本物だからこそ一般人にばれないようにするための隠れ蓑か?

 あとはソファーやデスクがいくつかあり、その一つに一人の女子生徒が座っていた。小柄で小学生に見えしまう体。そして綺麗な白髪。

 この子は確か・・・・・・一年の塔城子猫。

 その可愛らしい容姿から学園のマスコット的存在でうちのクラスにも彼女のファンが多数いる。

 無表情で黙々と羊羹を食べている。

 こちらに気づいたのか俺たちを見てくる。

 

「こちら、兵藤一誠くんと逢魔宗司くん」

 

 木場が紹介してくれた。ペコリと塔城子猫が頭を下げてくる。

 

「あ、どうも」

 

 隣の男子が挨拶をしたので俺もした。

 

「よろしくな」

 

 それを確認すると、また羊羹を食べだした。

 なんか変わった子だな(汗)

 

シャー。

 

? 室内で水の音?しかもこれはシャワーの音?

 こんな室内では聞かない音がしたので俺は周りを見る。すると部屋の奥に何故かシャワーカーテンがあり、カーテンに陰影が映っている。

 女性の肢体。女の人がシャワーを浴びていた。

 

ツー。

 

 ! ま、マズイ!!

 俺は鼻を抑えながら後ろを向いた。鼻からは鼻血がもろにでている。

 

キュ。

 

「部長、これを」

 

「ありがとう、朱乃」

 

 背後から聞き覚えのある声がした。そう昨日聞いた声だ。

 

「まさか・・・・・(汗)」

 

 俺が嫌な想像している最中でも背後から音が聞こえた。服を着る音がしている。さっき見た陰影が脳裏に浮かび、その肢体が着替えている姿を想像してしまった。

 

ドクン。

 

 !! まずっ!

 吸血衝動がでたため俺はなんとか落ち着こうする。

 

「・・・・いやらしい顔」

 

 ぼそりと呟く声がする。そちらの方を見るといやらしい顔した男子と俺を見ている塔城子猫。男子も気づいたのか塔城子猫を見るが、本人は知らん素振りで羊羹を食べる。

 

ジャー。

 

「ゴメンなさい。昨夜、(イッセー)のお家にお泊まりして、シャワー浴びてなかったから、いま汗を流していたの。あら?逢魔くん。どうかしたの?」

 

「な、なんでもありあません!」

 

 カーテンが開く音がと共にグレモリー先輩の声が聞こえた。背中を向けている俺に不思議がっているが、俺は誤魔化した。

 なんとか落ち着いた俺はグレモリー先輩の方に向き直った。そこには昨日見た学生服を着たグレモリー先輩がいた。しかも、その隣にはグレモリー先輩と同じく昨日接触した姫島朱乃先輩までいた。

 ! やっぱり、さっき聞いた声は姫島先輩だったのか。この人もここにいるということは姫島先輩も魔族なのか?

 そんなこと考えている内にグレモリー先輩が前に出てきた。

 

「そう。それじゃあ、全員揃ったわね。兵藤一誠くんと逢魔宗司くん。いえ、イッセーとソージ。私たち、オカルト研究部はあなた達を歓迎するわ。悪魔としてね」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 俺と兵藤はグレモリー先輩から悪魔、堕天使、天使の関係や神器についてと兵藤の事情を説明された。その過程で兵藤は神器を出したが――――。

 なんだよ!プッ、あれはないだろう~~~~~~。

 某格闘マンガの必殺技の真似をしたためおもわず笑ってしまった。

 それから恙なく会話が進み、そのまま終わると思ったが、グレモリー先輩が俺に話しかけてきた。

 

「さて、ここからが本題よ。ソージ、貴方のことを説明してくれるかしら」ニコッ。

 

 ・・・・・・・・・・・・・・・・えっ?

 

「なんのことですか?グレモリー先輩」

 

「とぼけても無駄よ。貴方は何者なのかしら?昨日、貴方から感じた魔力は上級悪魔である私をも凌駕していたわ。そう。最上級、いえ下手をしたら魔王と同格。それほどの魔力をただの人間がもっているわけないわ。この町は私の領地、そこへ危険な人物がいるならそれ相応の対処をしなければならないの。答えて、貴方は何者?」

 

 真っ直ぐな目で俺を見てくるグレモリー先輩。それに合わせて木場や塔城、姫島先輩が動き、俺は囲まれた。木場はどこからか剣を出し、塔城は拳を握り、姫島先輩は扉前をかためている。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 ・・・・・・・・如何する。

 俺は悩んだ。俺に関すること説明するにしてもとても信じてもらえそうにない内容だからだ。此処とは違う世界の世界最恐の吸血鬼、第5真祖終焉の暁(エンド・ローウン)。そして自らの寿命を代償に実体化する異界からの召喚獣。眷獣。その全てを受け継いで真祖の吸血鬼になったなんて、どう考えても無理だろう!

 俺は心の中で絶叫する。そして今の状況を打開する案を考えた。

 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・無理だ。俺の頭じゃどう考えてもいい案が思いつかない。しかたないか・・・・・。

 

スゥ。

 

 俺は降伏の意味で両手を上げた。

 

「わかりました。話します。俺が何者か。ただし、これから話す話ははっきり言ってとても信じられない内容です。それでもいいですか?」

 

「別にかまわないわ。貴方が話してくれるなら。祐斗、剣を下ろして」

 

「はい」

 

 グレモリー先輩に言われた木場が剣を下ろしてくれた。それを見た塔城や姫島先輩も警戒をといでくれる。

 

「ふう、肝が冷えた。さて俺が何者かでしたね。・・・・・・・俺は真祖と呼ばれる吸血鬼です」

 

「真祖!?」

 

 俺の言葉にグレモリー先輩は驚く。兵藤を除く他の部員も驚いていた。

 周りが驚いている理由が解らないイッセーはリアス先輩に聞いた。

 

「リアス先輩、ソージが吸血鬼ってことがそんなに驚くことなんですか?」

 

「・・・・・・イッセー、只の吸血鬼なら私もべつに驚くほどでもなかったわ。ソージ、彼が真祖だからよ」

 

「? 真祖ってなんですか?」

 

 イッセーが質問すると、姫島先輩が答えてくれた。

 

「・・・真祖。最も古く、最も強大な魔力を備えた始まりの吸血鬼。つまり、ソージ君は世界で最初の吸血鬼ですわ。」

 

「ええぇえええーーーーーー!!ソージ!おまえそんなにすごい奴だったのか!」

 

「凄いとかの問題じゃないよ、イッセー君。彼は世界中の吸血鬼達にとって神にも等しい存在。もし僕らが彼に害を及ぼすならそれが原因で悪魔と吸血鬼の全面戦争になりかねなかったんだ」

 

「!?!?」

 

 木場の一言でさらに驚愕するイッセー。皆が誤解し始めたため、誤解を説く為に慌てて言った。

 

「落ち着いてくれ!俺はそんな大層な存在じゃない。真祖といっても俺は元々は普通の人間だったんだぜ」

 

「「「「「えっ?」」」」」

 

 俺の一言を聞いたため皆唖然とした。

 

「それってどうゆうこと!?」

 

「グレモリー先輩、落ち着いて。訳を話しますから」

 

 ソージの言葉を聞いてリアスはソージに詰め寄る。そんなリアスをソージは宥め落ち着かせる。

 

「・・・・・・俺はただ押し付けられただけですよ。この厄介な体質と力を」

 

「? 押し付けられた。誰に?」

 

 兵藤が聞いてくる。それにたいして俺は疲れた様に言う。

 

「先代の真祖にだよ」

 

「! ソージ。貴方、真祖に会ったの!それに押し付けられたっていったい―――――」

 

「・・・・・・すいません。グレモリー先輩。その時のことを話せないんです。いつ何処で会って、どうして真祖になったのか、そこの記憶が無いんです。だから詳しいことは俺自身も解らないんです」

 

 俺は本当のことを隠すため、古城と同じように記憶喪失ということにした。

 ばれないといいが・・・・・。

 

「・・・・・・・わかったわ。記憶のことは置いとく事にしましょう。それはそれとして、ソージ。あなた私の眷属にならない?」

 

「へっ?」

 

 信じて貰えて安堵したがグレモリー先輩がいきなり勧誘をしてきた。

 

「い、いきなりですね。先輩」

 

「ええ、私は元々ソージ、あなたを眷属に勧誘しようとしていたの。あなたの正体を知ってますますあなたを私の眷属にしたくなったわ」

 

 グレモリー先輩は俺を眷属にする予定だったようだ。そして俺の正体を知ってますます俺を気に入ったようだが、俺としては勘弁してほしい。

 俺としては平穏な生活を送りたいんだけど。

 そんな俺の思いを露知らず、周りの皆は新しい仲間への歓迎ムードになっている。

 ―――――断りづらい(汗)

 

「あの~、暫く保留でもいいですか?いきなり言われても困りますし」

 

 俺は保留という形で眷属の話を待ってもらうことにした。それを聞いてグレモリー先輩は少し考えるしぐさをする。

 

「・・・・・・そうね。わかったわ。眷属になるかならいかはしっかり考えた上で答えができたら返事をちょうだい」

 

 ほっ、なんとかなった~~。

 心の中で安堵する。

 

「眷属とは別としてソージ、あなたオカルト研究部に入りなさい。これはあなたの為でもあるの。先日の堕天使がまた襲ってくるかもしれないし、同じ部活なら一緒にいてあなたを守れるわ」

 

 グレモリー先輩の言い分に俺は納得する。確かにまたあんなのに襲われたら堪らない。

 

「わかりました。俺、オカルト研究部に入部します」

 

 俺の返事を聞いてグレモリー先輩は笑顔になった。他の皆も笑顔になっている。ただし、塔城は顔が変わってないため歓迎してくれているか判らないけど。

 

「それじゃ、あらためてイッセー、ソージ。オカルト研究部にようこそ!」

 

 こうして俺はオカルト研究部に入部した。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「つ、疲れた~~~」

 

 あの後グレモリー先輩からの紹介と説明が終わり、俺は家に帰ってきた。家に着いたらすぐに妹に帰りが遅いことで文句を言われ、そして今は自分のベットの上で横たわっている。

 

「今日は濃い一日だったな・・・・・・・」

 

 放課後に木場に連れていかれてもう使われていない旧校舎に入り、そこにはオカルト研究部なる部活がありそこの部長、リアス・グレモリーや部員一同全員悪魔であったこと。そして聞かされた天使、堕天使、悪魔の三勢力と神が作った神器。オマケに俺にたいする勧誘。本当に色々濃い一日になった。

 

「【力を持つ者は他の力を引き寄せる】か、何かの映画でそんな台詞があったな」

 

 俺は仰向けになり、自分の掌を見つめた。

 

「・・・・・・真祖の吸血鬼としての力が俺の周りに力ある存在を引き寄せているのかな。だとしたらこの体質は本当に厄介なものだな」

 

 俺は目を瞑り、ため息を吐く。今日は精神的に大きく疲れたため何もしたくなかった。俺はそのまま眠た。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「―――――!!!やべっ!明日までの課題があった!!」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 夜の街、深夜の時間。街中には誰もいない時間帯。一つのビルの上に一人の少女がいた。艶やかな黒髪。可愛いとも綺麗ともとれる顔立ち。小柄な体だが、出るとこは出ている。服装は駒王学園の女子生徒の服装をしている。ギターケースを肩に掛けて街を見渡している。

 

「・・・・・・・この町に居るんですね。先観の予言にでた。この世界の理から外れた存在、世界最悪の吸血鬼、第五真祖――――――」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「ふぁ~~、また奈織に貸しを付くちまったな」

 

 俺は玄関で靴を履きながら昨夜のことを思い出していた。

 昨日の夜、今日提出する課題を忘れていた俺は急いで取かかったが全然できず、しかたなく奈織にメールで課題のコピーを頼んだのだ。

 

「はぁ~~、また何かを奢らされるんだろうな~。今月は金欠だな」

 

 憂鬱になりながら俺は玄関を開けて外に出た。

 

 

 

 

 

「おはようございます。宗司くん」

 

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・。

 

「なんで俺の家の前にいるんですか?姫島先輩」(汗)

 

 俺は昨日入った部活の副部長で先輩である彼女が家の前にいる理由を聞いた。

 

「うふふふ、今日から私があなたの監視権護衛役になりましたの。よろしくお願いしますね。宗司くん」

 

 ・・・・・俺の平穏は何処に行った?




アニメ、ストライク・ザ・ブラッド毎回楽しみです。
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