Devils front line   作:白黒モンブラン

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─一服してから仕事へ移ろう─

─メインゲストへの贈り物と言う仕事をね─


Act165 Devil's delivery service Ⅲ

ノアが戻ってくるまでの間、シーナ達は基地のカフェにいた。

そこではシーナ、ルージュがランページゴーストの二人、そこの基地の現指揮官であるキャロルとかつてこの基地の指揮官を務めていたユノにナガンらと会話を弾ませていた。

因みにギルヴァとネロはカウンターに腰掛け、シーナが作ったマフィンと共にブラックコーヒーを飲みながら、彼女達の様子を遠くから見守っていた。

またカフェへ向かう道中でヤークトフントの一人、イングラムとばったり出くわし、シーナがクッキーを渡している。

その際、シーナはイングラムから、貴女…過去に何かやらかしたかしら?と問われ、その返答にシーナが微笑む事で返答したのは別の話。

 

「あー…それは分かるかも。いざ休めって言われても、何をすればいいのか分からないってあるよねー」

 

シーナがここに来た理由を知り、力強く頷くユノ。

決して自分だけではなかったのだと知るとシーナの表情が少しばかり緩む。

 

「ですよねぇ…今回はマギーさんのお陰で何とかなっていますけど。彼女が居なかったら、どうなっていた事やらか…」

 

アハハ…と苦笑いを浮かべるシーナ。

完全にワーカーホリック状態にあったという事も大きいが、彼女が休もうとはしない理由は別にあった。

だがその理由を知るのは本人だけ。

元よりそれは彼女の身に起きた10年前の出来事、そして彼女が14歳の時に関わった出来事によるものだが、シーナがそれをこの場で語る事はしないだろう。

 

「あーう!」

 

ふと、二人の会話に反応したのかユノに抱えられている赤ん坊、ルキアが声を上げた。

何かを言いたいのかな?と思ったシーナはルキアへと微笑む。

 

「ルキアもちゃんと休んでって言いたいのかな?」

 

「あはは…ルキアちゃんに言われたら、ちゃんと休まないといけないですね」

 

手を伸ばし、指でルキアの頬を撫でるシーナ。

くすぐったそうな反応を見せるルキアの姿にシーナは何かを思ったのか静かに呟いた。

 

「…私の様になっちゃ駄目だからね。沢山遊んで、一杯食べて、立派に成長するんだよ?」

 

決して未来が読める訳ではない。

だがシーナはそれでもと思い、そう伝えたのだ。

青春やら何やら全てを投げ捨てて成そうとした事があったから。

それを成した所では何も残らない事すら当時の彼女ですら分かっていた。しかし成したのだ。

辿り着いた結末は決してハッピーエンドとは言えないが。

笑っている筈なのに悲しんでいる。そしてシーナの表情に気付いているのは赤ん坊たるルキアのみ。

するとルキアの小さな手がシーナの指を握った。

それに気付いたシーナは一瞬だけ驚くが、直ぐに優しい笑みを浮かべる。

 

「うん…ありがとう。…貴女はとても優しい子だね、ルキアちゃん」

 

「優しい子だって。良かったね、ルキア」

 

ユノがルキアへとそう伝えた時、シーナが着ている服の懐に入っている携帯端末が鳴り響いた。

少し外れますと伝え一旦カフェを出るシーナ。

そして数分も経たぬ内に戻ってくると、マフィンを頬張り幸せそうな表情を浮かべるキャロルへと少々申し訳ないと言った表情を浮かべながら、話しかける。

 

「申し訳ございません、キャロルさん。もう一人、この基地に来たがっている人が居るんですけどいいでしょうか?てか現在進行形でバイクに乗ってこっちに向かってきているんですけどね、彼…」

 

「構わないが…誰か聞いても良いか?」

 

バイクに乗って向かってきている。そしてそれに乗っているのは彼…つまり男だという事が分かる。

だが実際に会った事もない為、キャロルは首を傾げながらシーナへと問う。

すると二つの情報だけで向かってきているのが誰なのか分かったのかギルヴァは軽くため息を着いてから口を開いた。

 

「奴か」

 

「あいつだよなぁ…」

 

「彼ですね」

 

ギルヴァの言葉に続く様にネロとルージュが苦笑いを浮かべながら、頷く。

その反応にキャロルは分からなかったが、それ以外のメンバーは誰なのか気付き、ナガンが口を開く。

 

「あやつかぁ。そしてバイクと言えばあれなのじゃろうが…今でも思うわい。どういう原理で分離したり、剣になったりするのかとな」

 

「待て、今聞き捨てならない台詞が出た気がするんだが?バイクが分離し、剣になっただと?見間違いではないのか?」

 

「見間違いではないぞ、キャロル。それ以外にもそこの男は空間を切り裂くという常識外をやってのけるからのう」

 

「は…?」

 

実際の所、ギルヴァが空間を切り裂く事を出来る事を知っているのはその戦いぶりを見た者だけだろう。

ありえないと言わんばかりにキャロルの顔がギルヴァへと向けられる。

しかし当の本人は澄ました顔でブラックコーヒーを飲んでいた。

 

「S10地区前線基地は常識外が多いのか…?」

 

「あはは…否定できない所が辛いかなぁ…」

 

キャロルの台詞にシーナは苦笑いを浮かべながら答える。

ギルヴァを筆頭にS10地区前線基地には色々な奴らが居る。

もはや否定しようがない事はシーナも分かり切っていた事であり、彼女もまたクイックシルバーなど保有している為、言い返す事は出来なかった。

ふとその時、ブラックコーヒーを飲み終えたギルヴァが椅子から立ち上がった。その場に居た者達がどうしたのかと視線を向ければ、彼はカフェの出入口へと歩き出した。

 

「奴を迎えに行ってくる」

 

「俺も動こうか?」

 

「此処に居ろ。後は任せるぞ、ネロ」

 

此処に居る様に伝えてからギルヴァはカフェを出ていくのであった。

去っていくその背を見届けると、話題は以前の行われたカジノ制圧作戦へと切り替わり、ある事が気になったのかアナがシーナへと尋ねる。

 

「そう言えばシーナ指揮官の所が担当したカジノ本店はどうだったのですか?私が出た訳ではありませんが、ヤークトフントのメンバーからは居たのは傭兵と鹵獲された兵器だけと聞きましたが」

 

「こっちは傭兵に鹵獲された兵器に加えて悪魔も居たよ。ただネージュがねぇ…」

 

「ネージュ?」

 

言葉を濁すシーナの様子にアナが首を傾げる。

一応カジノ本店での戦いでは報告内容としてシーナは聞いているのだが、どう説明したものかと悩む程であった。

カジノ本店側に居たルージュもその時の光景を思い出したのか、つい苦笑いを浮かべ、ネロに至っては呆れた様にため息をつきながら、シーナの代わりにその時の事を話した。

 

「ノーネイムの事さ。俺やあいつ、他の連中に名前が与えられてな。因みに俺はネロと名付けられた。…話が逸れたがあいつが派手に暴れ回ってな」

 

「一体何をやったのさ…」

 

「聞いて驚くなよ、RFB。悪魔どもに囲まれた瞬間、その場で高速回転しながらガトリングとミサイルを乱射。そしてお次は鹵獲された兵器を破壊する為、一気に跳躍して高度を取ると、空中で体を横へ寝かしながら高速回転しつつ降下。同時にガトリングとミサイルを連射してたからな」

 

「えぇ…」

 

そこにルージュも話しに加わる。

彼女もまたカジノ本店で居た一人だ。

 

「派手でしたね…。サーカスでもやっているのかと思いましたし…」

 

「もうあいつ、サーカス団にでも入団したら良いんじゃねぇかな…」

 

余談であるが、カジノ本店での戦闘でネージュはセンサーを内蔵した半面だけのピエロのフェイスマスクを装着しており、その姿はまさに戦場で踊る道化師であったのは言うまでもない。

その話題はお互いの基地で起きた事、ルージュの事など様々な話題へと切り替わっていき、彼女達は話題に花を咲かせるのであった。

 

その頃ギルヴァはこの基地へ向かってきていたブレイクの出迎えを終えて、彼と共にカフェへ向かって歩いていた。

二人の事はそれなり知られているのか、通り過ぎゆく人形達がつい振り返ったりするのだが二人は気にする事もなく歩いていた。

 

「こういうのはお嬢ちゃん達に出迎えて欲しかったぜ。よりによってお前かよ」

 

「知った事ではない。元より貴様が来る事は想定外だったからな」

 

「そいつは悪かったとは思うぜ。ただ暇だった上に基地の方に行ってみれば、シーナを含めお前らがこっちに来てると聞いたもんでね。そりゃ行かない訳にはいかないだろ?」

 

「…後でローザに叱られるといい」

 

「そいつは無理だな。ローザにはちゃんと許可をもらってきてる」

 

「ちっ…」

 

他愛のない会話を広げながらも二人はカフェへと向かって行く。

先行くギルヴァの後ろをブレイクが続く。

周囲を見渡しながら、ふとブレイクが呟く。

 

「あれからどれだけ経ったかね」

 

あれから。

それが何を意味し、何時の事を指しているのか不思議とギルヴァには理解出来た。

元より彼とブレイクがこの基地の者達と初めて接触したのはフェーンベルツで封印されていた魔界の覇王を追い詰めたあの日からなのだ。

恩は感じている。二人は決してそれは忘れてなどいない。

 

「…さぁな」

 

だがその日からどれ程の日数が経ったのか明確には覚えていない。

青色の刺繡が施された黒いコートを揺らしながらギルヴァはそう返した。対して尋ねたブレイクも明確な日数を覚えていなかったので、軽く肩をすくめてると彼の後に続く。

日数を覚えて無くともこれまでも何度も関りがあった。この二人にとってはその思い出こそが大事だと思っている。

それから会話が続く事もなく、二人はカフェへと到達。ギルヴァが中へと入り、その後にブレイクが意気揚々と中へと入る。そこには哨戒任務から戻ってきていたノアの姿もあり、彼女達は楽しく雑談を楽しんでいた。

ギルヴァとブレイクが来た事に気付くと、ユノが二人へと歩み寄り声ををかける。

 

「ギルヴァさんおかえり。そしてブレイクさん、久しぶり」

 

「ユノの嬢ちゃんか。どうだい、元気にやってるか?」

 

「うん、変わりなく。この子も居て、毎日が楽しいよ」

 

抱えているルキアを見せるユノ。

笑みを湛えたままブレイクがルキアに声をかける。

 

「よう、ベイビー。調子はどうだ?」

 

「あう」

 

「調子がいいってか。ハハッ、良いねぇ。ノリが良いのも悪くない。将来有望だな、この子は」

 

ルキアと戯れるブレイクを放置してギルヴァはその横を通り過ぎようとした。

ふと視線を感じ、その方向へ顔を向けるとルキアがジッとギルヴァを見つめていた。

何かしただろうかと思うも心当たりはない。しかしルキアは彼を見つめている。

どうしたものかと思った矢先、ユノが彼に話しかける。

 

「ふふっ、どうやらルキアはギルヴァさんとお話ししてみたいだね」

 

「…ふむ」

 

そっと彼が右手を差し出すとルキアの小さな手が人差し指を掴む。

心なしかギルヴァの表情が柔らかく感じられたネロだが敢えてそれを言わない事にした。

割かし見られない光景だった事もあって黙っておこうと考えたのだ。

奇しくもそれは他のメンバーも同じ事を思っていたのだが敢えて言わなかった。

微笑ましい光景に誰もが和んでいる事にも気づかず、ギルヴァはユノととある話題で話が盛り上がる。

ブレイクからすれば初耳であるが、それはユノが先生を目指しているという事に関してであった。

 

「本でも読ますと良い。詩集を勧めるのも良いだろう」

 

「詩集かぁ…」

 

「必要であれば店に来ると良い。小説、詩集ならそれなりに揃えているのでな。欲しければくれてやる」

 

悪魔狩人でありながらギルヴァは小説や詩集を好む性格だ。

暇さえあれば一日中読んでいる事も多く、事務所には大きな本棚が三つ程置かれており、それら全てに本が収められている。

それを見てグリフォンが本屋でも開く気かよ?と口にしている。

 

「じゃあ、その時はよろしくね」

 

「ああ。…それとこいつを渡す。その子は渡すと良い」

 

そう言ってギルヴァがユノへと手渡したのは、とある花のアクセサリーが取り付けられた群青色に輝くブレスレット。

それだけを渡すと彼はそのまま背を向けてカウンターへと移動していった。

因みにブレスレットのアクセサリーとして取り付けられている花は【コチョウラン】と呼ばれる花である。

そしてその花言葉は【幸福が飛んでくる】という意味を持つ。

性格もあって言葉にする事はしなかったもののギルヴァが健やか成長を願っている事にユノ達が気付いたのは彼らが基地を去っていった後であったのは余談である。

 

楽しい一時は過ぎ去り、本来の依頼をこなす為、シーナ達はランページゴーストの三人と共に再び訓練室へと訪れていた。

同型の剣を持つネロがノアへとシュトイアークリンゲのメンテナンスキットが入ったアタッシュケースを手渡す。

 

「推進剤噴射機構のメンテナンスの説明書はその中に入っている。メンテは欠かさずやれよ?」

 

「分かってるって。流石に俺の手には負えない位の故障が起きたらマギーに見てもらう」

 

「そうしな。…それとこいつを渡しておく」

 

最後に残ったアタッシュケースを取り出すネロ。

赤いラインが引かれたそれを開くと、中には長方形型パーツと薔薇の彫刻が施された外装パーツらしきものが入っていた。

本来であれば長方形型のパーツの方を紹介すべきなのだが、依頼主の意向もあってネロはまず最初に外装パーツの方を紹介した。

 

「まぁ見たまんまだが…推進剤噴射機構の外装パーツだ。多分だがシュトイアークリンゲの推進剤噴射機構の外装は赤色一色に染められているだけだよな?」

 

「あー…そう言えばそうだったかな」

 

「雰囲気を変えるってのは大事だぜ?ノリの良い曲を聴くと気分が良くなる。それと同じさ」

 

ネロの愛用するクイーンの外装パーツにも女性の彫刻が施されている。

元々はなかったものであるが、マギーから彫刻の技術を教わったネロが自ら施したものだ。

 

「なるほどな。しかし何で薔薇なんだ?」

 

「さぁな。俺も知らねぇよ」

 

マギー曰くノアを例えたとの事。

恐らく美しい薔薇には棘があるという意味なのだろうが、本人からそれが語られる事はないだろう。

首を傾げる二人だが、考えても埒があかないと判断しネロはメインの方を紹介する事にした。

アタッシュケースからそれを取り出すが、その長さはクイーンやシュトイアークリンゲの刀身と同じ長さがあり、またバイクのマフラーの様な小型のパーツが側面に三つ、反対側にも三つ。合計六つ連なる様に並べられていた。

一体何のだろうかと周囲に居る彼ら、彼女達がそれを見つめる中、ネロは取扱説明書を片手にそのパーツの正体を明かす。

 

「こいつはブラッディ・フィーバー。機能説明と行きたいが…ノア、シュトイアークリンゲは持ってきてるな?」

 

「ああ。ほら、ここにあるぜ」

 

「よし。んじゃこいつを峰の部分に取り付けろ。噴射口の上から乗せる感じでな。後はいつものように機構を作動させろ」

 

「あいよ」

 

ネロからブラッディ・フィーバーを手渡されて、早速それをシュトイアークリンゲの峰の部分に取り付けるノア。

そして言われた様にシュトイアークリンゲのグリップを捻った瞬間、どういう訳か推進剤噴射機構が全段解放されたのだ。

普通であれば数回グリップを捻って解放するか、或いはMax-autという技術で一気に解放する以外にないのだが、それを可能としているのはシュトイアークリンゲに取り付けたブラッディ・フィーバーによるものだという事が分かる。

 

「おいおい…こいつはすげぇな。全段解放されたぞ!」

 

「見れば分かるよ。だがそれだけじゃねぇぞ。試しに振ってみな。但し両手でな」

 

「? まぁ分かった」

 

何故両手なのか分からないといった表情を浮かべながらも攻撃が当たらない様に少し離れた位置へと移動するノア。

そして持ち手を両手握りつつレバーに指をかけ勢い良くシュトイアークリンゲを振った瞬間、凄まじいまでの炎が噴き出し、従来とは比較にならない程のスピードの剣撃が放たれた。

下手をすれば振り回されそうになる余りの出力にノアは驚きを隠せず、同時に何故ネロが両手で振るう様に指示してきたのか納得した様子であった。

 

「ほら、両手で振れって言った意味が分かったろ?そいつは推進剤噴射機構の出力を極限にまで上げる代物でな。一度起動させたら剣はじゃじゃ馬と化す。制御が難しい分、威力は期待できるぜ」

 

ブラッディ・フィーバーの正体。

それはネロが利用するデビルブレイカーの一つであるトムボーイをパーツ化したものである。

当然ながら機能もトムボーイと殆ど変わらない。

余談であるが、ブラッディ・フィーバーを取り付けたシュトイアークリンゲの状態をマギーは【ランページシュトイアー】と内心でそう名付けてたりする。

 

「そしてそいつを装着し起動している間だけに限って好きな拳銃を後方から装着すれば自動的にパーツが展開しレールガン形態へと移行する。今ここでぶっ放したらヤバい気がするんで、やるんなら外で撃ってきな。銃は好みだがリボルバー系をおすすめするぜ。そっちにレーゾンデートルⅡだったか?それがあるみてぇだし、それを使えば良い。別が良いなら、マギーに頼むんだな」

 

「ああ。しかしこれはとんでもねぇじゃじゃ馬だな。出力で体がぶっ飛ばされるかと思ったぞ…」

 

「否定はしねぇよ。でも悪魔どもをぶちのめすならこれ位は必要さ」

 

とは言え、ブラッディ・フィーバーと接続した際の弱点はある。

じゃじゃ馬と化したそれを操るのは両手で用いる必要があり、攻撃が大振りになりがちになる。

その隙を突かれない様にする必要があるだろう。

 

「それもそっか…。マギーに礼を言ってといてくれ。ありがとうってな」

 

「了解。そう伝えておく」

 

これで全ての配達を終えた。

普通ならこのままシーナ達は戻る事になるのだが、もう少し居ていてもいいというキャロルの許可もあって、五人はもう少しだけ早期警戒基地での一時を楽しんだ。

ノアの妻であるクフェアにシーナ達が会い二人の間に生まれた赤ん坊 クリスとブレイクが戯れ、ギルヴァがルキアの為にユノへと渡した同じブレスレットをクフェアへと渡したり、即席でシーナがお菓子を作り多くの人形達に絶賛されたり、渡された幻影を使いこなす為にアナがギルヴァとルージュから指導を受けたり、ネロのデビルブリンガーを見て人形達が寄って集り触らせてもらえないかと頼み込んでいたのはまた別の話である。




長くなっちゃいましたが、これにて配達は完了です。

今回の配達の品を軽く紹介。

群青色のブレスレット
:ギルヴァが自身の魔力で作り上げた群青色のブレスレット。
コチョウランと呼ばれる花のアクセサリーが取り付けられたブレスレットで、いつか大きくなったルキアとクリスの為にユノとクフェアへと渡された。
【幸福が飛んでくる】という意味を持つコチョウラン。
言葉にせずともギルヴァがルキアとクリスの健やか成長を願っていたのは変わりない。

ブラッディ・フィーバー
:マギーがノアの為に作り上げた一品。
ネロのデビルブレイカーの一つであるトムボーイと同じ機能が搭載されており、レールガン形態の移行も可能。
色は黒一色に染められているのだが、それは単純に基本色であり、自由に好きな色へ塗装する事も可能である。
またブラッディ・フィーバーとは血塗れの興奮という意味を持つ。
一度点火すればそれは血に濡れる事を望む。人の血ではない、悪魔の血を。
そして恐怖を与えるのだ。次に切り裂かれたい悪魔は誰だと。


勝手に強化をぶち込んだりしてますけど…いいよね!(今更)
まぁこんだけの強化をぶち込んでたら、コラボ作戦もしなくちゃな!(使命感)
さてお次は…45をだしてぇなぁ…。

では次回ノシ
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