Devils front line   作:白黒モンブラン

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─彼女は恐怖を知り、悔しさを知った─

─けど守りたいものがあって、取り戻したいものがある─

─故に戦えるのだ。何故ならば彼女はヒーローだから─


Act235 Proof of preparedness Ⅳ

模擬戦が開始して、どれほどの時間が経ったのかなど今や誰にも分からない

そんな事すら忘れてしまうほどに観戦室にいる者達の目の前で起きている戦いは激しさを増す一方だった。

火花が散り、炎が吹き荒れ、斬撃が飛び、衝撃波が奔る。

模擬戦ではなく戦争でもやっているのではと思いたくなるような状況。

それを作り上げているは愛用する得物を、また自身の身体能力を駆使して戦闘を繰り広げる四人によるものだ。

 

「うおおおおおッ!!!!」

 

「はあぁッ!」

 

気迫のある雄叫びを上げ突進するRFBとルージュ。

互いに構えた拳が放たれると鉄球でもぶつかったのかと思えるほどの衝撃波が周囲へと広がるもそれすら気に留める様子もなく二人は素早く後ろへと一歩下がってから再度突進。

R.ガードを構えるRFBよりもルージュがほんのわずか早く攻撃を仕掛ける事が出来た。

片足を軸にし一回転から大きく左へと薙ぎ払う様な蹴りを放つも受け流され、そのまま流れる様に素早く後ろ回し蹴りを仕掛けるもそれは防がれR.ガードを押し退けられる。

一瞬の攻防。しかしその一瞬でルージュはとある事に気付く。

 

(…防御、受け流し、そして防御力に物を言わせた攻撃といった感じでR.ガードを使っている訳ですか)

 

盾の扱いとして決して間違っているとは言えないだろう。

寧ろRFBの場合、R.ガードを主軸にして戦っている訳ではない。

だがあれだけの攻撃に反応し、そして波の戦術人形では到底無理であろう攻撃を仕掛ける事もこの早期警戒基地にいるRFBは出来るのだ。

 

(仕方ないですね。少しだけ"授業"しましょうか)

 

それ故かルージュはほんのわずかにR.ガードの扱いに物足りなさを感じずにはいられなかった。

 

「え?」

 

R.ガードを構えていたRFBは突如としてそんな声を上げた。

それもその筈だろう。先ほどまで構えを取っていたルージュが突然炎で構成された籠手と具足を解除し、構えを下ろしたのだから。

その行いは観戦室にいる面々にどよめきと困惑をもたらしマギーも困惑していた。

戦う事を放棄したのかと思いそうになるもそれを否定する。

でなければ三振りの刀で構成された武器、【鴉刃】【漆】【朱】、姿は見えないが持ち出している【ヘル=バンガードの大鎌】や【コキュートス・プレリュード】を持ってきた意味を問わなければならなくなる。

では一体どうしたというのか。誰しもが思う疑問の答えはその直後に明かされた。

 

「…」

 

ルージュの周囲に漂うは先ほどの炎ではなく冷気。

冷気の発生源は彼女の背に何時の間にか展開された魔具【コキュートス・プレリュード】によるもの。

目に見えるほどの冷気が漂うと、やがて凍てつき始め、まるで亀裂が入るような鈍い音を立てながら形を成していく。

そして数秒も経たぬ内にルージュの手元に現れたのは凍てついた大盾。

それもRFBが持つR.ガードと同じ外形をした大盾だった。

 

「どういうつもり?」

 

突然自身が持つ得物の一つを作り上げたのだ。その行いにRFBは問わずにはいられなかった。

だがルージュはRFBの問いに答える事はせず大盾を軽々と振るい構えると、左手で来いよと挑発した。

その真意は分からない。だがかかってこいと挑発された以上、RFBは動かざるを得なかった。

R.ガードを構え突撃するRFB。防御面を前面に展開し突進を仕掛けた時、彼女は目を見開いた。

 

(投げてきた!?)

 

攻撃に備える訳でもなく、あろうことルージュは凍てついた大盾を思い切り投げてきたのだ。

攻撃を中断しR.ガードを振るい飛んできた大盾をルージュへ向かって弾き飛ばすRFB。

弾き返され回転しながらルージュへ飛んでいく太盾。

それに臆する事もなく、突進と同時に難なく持ち手を掴むとルージュは身を翻しつつ大盾を持ちあげながら上部の短辺部分を前へと向け、打突を仕掛ける。

だがRFBからすればそれは単調な攻撃に過ぎず、R.ガードで打突を受け止めてルージュの姿勢を崩しそこから反撃へと移行しようとした時、RFBの体に横から衝撃が走った。

突然の出来事。一体何が起きたのかRFBはすぐには理解できず、気付けば吹き飛ばされていた。

素早く受け身を取り起き上がり、息を整えつつ対するルージュを見てRFBはそういう事かと納得する。

ルージュが持つ大盾をよく見れば、十字架の下部である長辺部分が前に向けられていた。先ほどの攻撃はその長辺部分を使った薙ぎ払いであると彼女は理解し思う。

 

(私に攻撃を弾かれた反動をそのまま利用してルージュじゃ振り向きざまと同時に盾を回転させ長辺部分で横から仕掛けてきた。それも私に近づかれる前に…)

 

そこまで理解した後、RFBは改めてルージュの恐ろしさを覚える。

盾の扱いにおいて、現状で言うとRFBの方に軍配が上がる。

だがルージュは初めて扱うにも関わらず、RFBに一撃を当てて見せた。本当に初めて使ったのかと問いたくなるほどにその技量は卓越していた。

 

(それにルージュは攻撃面に特化した扱いをして見せた。まるでこういう扱いもあるって教えられているみたいじゃん)

 

笑みを湛え、構えるRFB。

それを見てルージュは手にしていた大盾を砕くと彼女らしい笑みを浮かべながらRFBへと話しかけた。

 

「その顔からして…気付いたみたいですね?」

 

「まぁね。いきなりでびっくりしたけど勉強にはなったかな。流石に今やったら付け焼き刃になるけど」

 

「でしょうね。…では私からの授業はここまでとし、本来の目的へと戻りましょうか」

 

軽く息を吐き、ルージュは腰に提げている刀…【鴉刃】へとそっと手を伸ばす。

授業は終わった。それを指し示すかのように構えを取った。

片足を一歩後ろへと引き、体を横にする。そして右手は鴉刃の柄から少し離した位置で添える。

その構えを見てRFBは警戒心を一気に強めた。

我流であるのは事実。だがそれがルージュにとって最速の一手を繰り出す為の居合である事だと。

同時に後ろ腰に携えた打刀【漆】脇差【朱】の存在もRFBにとっては脅威と言えよう。

だがRFBを襲う脅威はそれだけでは終わらなかった。

 

「!」

 

その異変に気付いたのはRFBだけではない。

この場に居る者達が、その戦いを見ていた全員が気づいた。

言うなればルージュにしか出来ない現象が今そこで起きようとしていたのだ。

室内全体へと広がり始める冷気。

ルージュの体全体からゆっくりと浮かび上がる火の粉もまた室内全体にへと広がり始める。

そして次の瞬間、冷気と熱気の暴風が室内全体を駆け抜けた。

迫りくるそれに反応しRFBはR.ガードを前へと構え、二つの暴風から身を守る。

一瞬とも言える暴風。それが過ぎ去った後、RFBは静かに佇むルージュを見つめた。

 

「あの時とは違う…」

 

RFBの中で思い出すはタリンでの大規模作戦終盤時。

アブノーマルのリーダー格らと戦闘を繰り広げている際にギルヴァがアナを助け、ブレイクとネロ、そしてセイレーンと呼ばれる誰かがゲーガー、ノアの援護に入った際、RFBの元に駆け付けてくれたルージュ。

持ちうる力を発動させたルージュの姿は間近で見ていた為かRFBは鮮明に覚えていた。

 

(これがルージュの本気)

 

だが対面する今の彼女はかつて見せた姿と比べると確かな違いがあった。

コキュートス・プレリュードの特徴である大小異なる翼と腰部に展開された火器内蔵型の翼は全てをルージュの背後へと移動。まるで大輪の花を咲かせるが如く、凍てついた羽が優雅に動き出し大きく展開。

そして冷気が漂う中、ルージュの体の各所からはあの桜色の炎がゆらゆらと揺れながら燃え盛り始め、両手足には先ほど使用していた籠手と具足よりも小ぶりの物が炎によって形成。

左目は赤から青黒い瞳へ変色すると同時に瞳と同じ青黒い炎を放出し、同時にどこからともなく弧を描いた刀身に禍々しい魔力を帯びた『ヘル=バンガードの大鎌』が出現。

自我を有したかのようにルージュの傍に控えると、その静けさの中に死を覗かせながら刀身の切っ先をRFBへと向けた。

 

(…肌がピリピリするし、それどころか僅かに体が震えてる。やっぱ怖いものは怖い、か…)

 

肌を刺すような冷気、気力を削ごうとする熱気。

それに加えてルージュから発せられる殺気がRFBに向けられる訳だが、動じる様子はなかった。

 

(…)

 

すぐ近くでアナとギルヴァが持つ刀が激しくぶつかり合う音だけが響き渡る中RFBはR.ガードを持つ手を握り直し軽くを息を吐いた。

緑色に輝く瞳が、力を開放しているルージュを見つめる。

 

(ギルヴァさんやルージュみたいな並外れた力は私にはない。でも…!)

 

悔しい思いをし、悲しい思いをしてきた。

心が折れそうになった事もあったはずだ。

それでも尚、何故彼女は立ち向かえるのか。

そんなのは決まってる。

守りたいものがあるのだ。握りしめた指の隙間から抜け落ちそうになる大切なものを守りたいのだ。

取り戻したいものがあるのだ。かつてあった世界の姿を取り戻したいのだ。

 

(絶対諦めない!!諦めてたまるもんか!!)

 

だからこそ戦う。だからこそヒーロー(RFB)は戦えるのだ。

 

「いつまでそのままで居る気なの?ルージュ。それを見せつけられたって、私は逃げないよ」

 

「そうですか。…思っていた通り、私が力を開放した所で貴女は逃げない。いいえ、逃げる筈がない。そう信じて正解でした」

 

ルージュの右目。赤い瞳が鋭くなると鴉刃の鯉口を切る音が静かに響く。

それを合図にR.ガードを構えるRFBに対しルージュは静かに告げる。

 

「…行きます」

 

「!…ッ!!!?」

 

告げられた言葉の直後RFBは盾越しから感じた衝撃と受け流した際に発生した火花を視界の端に捉えながら、驚愕した。

お互いにそれなりに距離は離れていた。

にも関わらずルージュは瞬きをする間も与えることなく一瞬でRFBに間合いを詰め攻撃を仕掛けてきたのだ。

しかし今は原理や理屈など考えている暇などない。

次々と繰り出される高速の斬撃をR.ガードで受け流していくRFB。

 

「そこッ!!」

 

二連撃から体を翻しながら縦に振り下ろされる鴉刃の刀身を向かってRFBはR.ガードの振り上げてルージュの攻撃を弾き飛ばす。

態勢が崩れた所に今度はR.ガードを回転させ短辺部分を前方へと向け腹部目掛けて打突。

攻撃により体がめり込んだ所に構えたR.ガードで体当たりを仕掛けルージュを吹き飛ばし、確実なダメージを与えつつ反撃の隙を与えない為に透かさずR.ガードを勢いよく投擲し、追撃を仕掛けるRFB。

R.ガードの大きさを利用してルージュの視界から自身の姿を隠しつつ距離を詰める為に迫ろうとする。。

しかし中空であるにも関わらずルージュが素早く反応し迫りくるR.ガードをお返しと言わんばかりに蹴り返してきた為、接近を中断。蹴り返されたR.ガードを駆けだしながらも難なくキャッチし片足を軸にして体を翻しつつR.ガードによる攻撃を仕掛けようとした時、彼女の視界の端に飛来する鋭利なモノが映る。

刀身の長さからして一尺三寸程度の刀。…三振りの刀の一つ、脇差【朱】がRFBへと迫る。

R.ガードは間に合わない。

だが自身が纏うガングニールの装甲を用いれば間に合う。

そう判断したRFBは腕を振り上げ、飛来する【朱】を上へと弾き飛ばす。

だがその直後─

 

「がっ…!」

 

貫かれたような強烈な一撃がRFBの腹部に直撃した。

痛みに耐えながら視線を下へと向ければ、いつ接近したのか分からない程の速さで肘鉄砲による一撃を与えてきたルージュの姿。

赤い瞳と青黒い炎を放出する瞳がRFBに向けられることはなく、弾き飛ばされ落下してきた朱を見向きもせずキャッチするとルージュはそれを静かに鞘へと納めRFBから少し離れ問う。

 

「…全て防ぎきれますか?」

 

ルージュの手が鴉刃の柄に触れ、親指が鍔に押し当てられる。

そして鯉口が切られる音がルージュとRFBの間で響いた。

 

(不味い…来るっ…!)

 

痛覚を遮断。体を無理にでも動かし、RFBは攻撃に備える。

次の瞬間、音を置き去りにした無影の一撃が奔り、火花が散った。

居合抜刀による鋭く速い斬撃は防がれた。しかしルージュは止まらない。

流れるように二連続袈裟斬りから構えを変え刺突。そこから半歩下がりつつ体を回転させてから全身を使って刀身を振り下ろすと透かさず鴉刃の刀身を鞘へと納め無数の連撃を見舞う。

それでも攻撃は弾かれていく。そうだと分かっていながらもルージュは攻撃を止めない。

無数の連撃を見舞った後、刀身を鞘へと納めた鴉刃を宙へと放り投げ今度は両手足に装備した炎で形成された籠手と具足によるインファイトへと持ち込む。

鉄槌打ちから右足を大きく上へと蹴り上げ、そこから左足を軸にし身を翻しながら振り上げた右足を勢い良く振り下ろした踵落としで防御に徹するRFBの態勢を崩しにかかる。

 

「…!」

 

態勢を低くしながら突進するルージュ。

そのまま体を右左へと揺らしながら拳による連打をRFBが構えるR.ガードへとぶつける。

回数が重なるにつれてその速度は上昇していき、気付けば嵐と言っても良い程の乱打が放たれる。

そんな嵐を前にしてもRFBの態勢は崩れない。だがルージュは分かっていた。

あと一押しで堅牢なる城塞は崩れるという事を。

 

「はぁっ…!」

 

打ち上げられる渾身の一撃。

その一撃は今までルージュの怒涛の連撃を受け流してきたRFBの態勢を崩すには十分な一撃。

受け流す事は叶わず、R.ガードはRFBの手元を離れ宙を舞う。

態勢を崩れ、城塞は崩れた。ここからルージュは一気に畳みかけようと突撃する。

 

「まっだぁぁああッ!!!」

 

だがRFBは諦めない。

己の身体能力を駆使し、向かってくるルージュに対し拳を構え殴りにかかる。

拳はルージュの頬をかすり、対するルージュの攻撃はRFBの空いた手で受け止められる。

そこから起きるは拳と蹴りとカウンターの応酬。

掠ろうが、直撃しようが二人は決して止まらないし倒れない。

だがそんな応酬は一瞬で終わってしまう。

RFBから放たれる足払いに対し体を反転させながら跳躍して躱すルージュ。

宙へと舞い上がると同時に彼女は自身の傍に控えていたヘル=バンガードの大鎌の柄を掴み、構える。

コキュートス・プレリュードから放たれる冷気によって刀身が凍てつき、刀身自身から放たれる魔力も相まって何処か妖艶な色へと変える大鎌。

ルージュの姿と相まって、儚くて美しい。迫りくるものが死である事すら忘れるほどに。

 

「!」

 

落下と同時に振り下ろされる大鎌。

弧を描いた光の筋と共にありとあらゆるものを消し去る薙ぎ払いがRFBを襲った。

氷霧が周囲を駆け抜け、視界を遮る。

だがこの時、ルージュは自身が繰り出した一撃に妙な違和感を覚えた。

当たるのは当たった。だがこの違和感は一体…?

氷霧が晴れる。そして自身の前に表したそれにルージュは目を見開いた。

 

(R.ガード!?)

 

よく見ればR.ガードの長辺部分はコキュートス・プレリュードの氷結の能力により凍てついていた。

それにより倒れる気配はない。

これがルージュの一撃を受け止めたとして、本人は何処に行ったのか。

その答えはルージュは探すよりも早く明かされる事となる。

 

「どこ見てるのさ」

 

「!?」

 

視線を向ければそこには間合いを詰め、右腕を引き身を屈めるRFBの姿。

 

「運が良かったっていうのかな。あのタイミングでまさか弾き飛ばされたR.ガードは私の目の前に落ちてくるとは思わなかった。けどそのタイミングでルージュの攻撃を防ぐことが出来た。そして今、大鎌による攻撃は出来ない。それさえどうにか出来れば良かったんだ」

 

「…そして貴女はそれをどうにか出来たという訳ですか」

 

「うん。…悪いけど決めさせてもらうよ」

 

振り上げられる拳。

刹那ルージュの顎に拳が叩きこまれる。

強烈な一撃をまともに受けた以上、ルージュは動けない。

そして止めと言わんばかりにそのままRFBは飛び上がりながら膝で追撃。ルージュは大きく上へと打ち上げ、止めを刺した。

打ち上げられ地面に激突するルージュ。倒れたままであるが意識はしっかりとしており、僅かに微笑むと顎を触りながら上体を起こす。

 

「どんなに強い奴が相手だろうと、私は絶対に諦めない。…これが私の覚悟だよ」

 

「ええ。しっかりと貴女の覚悟、受け取らせて頂きました」

 

覚悟は身を以ってしっかりと受け取った。

解放していた力を解除し、ヘル=バンガードの大鎌を異空間へと納めるとルージュは微笑みながらRFBへと伝える。

覚悟を問う為の戦い。その覚悟は揺るぎないものかとどうか。

例のモノを扱うに値するかの、その合否を。

 

「合格です。よく頑張りましたね」

 

RFBの表情に笑みが浮かぶ。

一応自身の戦いは終わった訳なのだが、まだアナとギルヴァが戦闘を繰り広げている。

戦いの邪魔にならぬように二人は室内の端へと移動し、その場に座り込む。

 

「…しかし最後の一撃は効きましたよ。死ぬかと思いました」

 

「あ、あー…それはごめん。でもルージュの攻撃も結構ヤバかったんだけど?」

 

「さて、何のことでしょうか」

 

「ちょっと!?」

 

肩を竦めながらルージュはRFBと共に二人の戦いを見つめる。

恐らく自分達の戦闘以上に派手な戦闘になるであろうと予測しているのか、RFBにR.ガードを展開できるように準備するように伝えると静かに戦いの行く末を見つめるのであった。




遅くなり申し訳ございません。

模擬戦【覚悟証明】でルージュvsRFBの戦闘は終了しました。
次回はギルヴァvsアナさんの話へと突入します。
早めの投稿をがんばるぞい…


次回予告

─私は求める─

─守るための、取り戻す為の『力』─

―ならば見せよう。これが『力』であると─

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