Devils front line   作:白黒モンブラン

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本編はまだ出せないので、今回は紹介編だよっ!

※先程各話並び替えでミスしてしまい、一度削除しました。
申し訳ございません。


Act-archive page4

ギルヴァ(4)

:主人公。悪魔でありながらも人や人形の為に力を振るう男。S-10地区で便利屋「Devil May Cry」を営んでいる。

便利屋を開く前までは放浪者であり、鉄血の人形部隊を相手に一人で立ち向かい殲滅している事からはグリフィンや鉄血の両陣営からは「黒コートの悪魔」として知られていた。後にグリフィンと協力関係という形で便利屋を開業した。

「Act22 名前」にてS-10前線基地の指揮官であるシーナ・ナギサにファミリーネームがないのか、と尋ねられた際に今使っている名前が本当の名前ではない事を明かす。

「母」である民間用人形に拾われた際に思い付いた二つの名の一つが「ギルヴァ」であった。後に彼は「ギルヴァ」と名乗る様になる。また、思い付いたもう一つの名前は「ヴァージル」だったらしい。使わなかった理由は「自分には合っていない」という理由で使わなかったとの事。

亡くした「妹」と「母」の事を心の底から愛しており、時折思い出す事がしばしば。ただ見ている事しか出来なかった、助ける事が出来なかった事に後悔しており、また同じ思いをしない為にも自身が持つ力を最大限に活用する事も多い。また「Act21 合流」では死んだ妹に似ているとされる戦術人形 M4A1を助けた際には「もしかしたら自分は許されたいのかも知れない。助けてあげられなかった事に」と初めて己の内を明かしている。

敵対する者には容赦しないが時折とんでもない行動に出る事もあり、「Act16 Blast Off!!」では相対した鉄血のハイエンドモデル 処刑人を魔力で錬成したバットで空の彼方に吹っ飛ばすなど冷静な性格に反して何かしらやらかす事もある。何故そうしたのかは不明。

彼曰く年齢19らしいのだが、これは正確な年齢ではない。彼は19歳の時に死に掛けて、ある悪魔(のちに蒼と呼ばれる)と交渉し悪魔となった。魔の影響もあってかその姿は19歳の頃の姿から変わっていない事と自身が老いを取った感覚が無い。その事から彼の本来の年齢は19ではなく、20代前半だと思われるが詳細は不明。

後ろに伸ばした銀髪を一つに束ねており、目が隠れる程に前髪が長い。一貫してそのヘアスタイルで通してきた彼であったが、「Act26 悪魔舞踏」の終盤にて、人に扮した悪魔 ヴァンギスと相対した時に前髪を後ろへとかき上げ、彼の顔が分かる様になったのだが…どの様な顔立ちかは現在の所不明。

また恋愛経験が乏しい事もあり、告白されてもどうしたらいいのか分からないといった面を見せる。だが自身に好意を抱いてくれている事には嬉しく思っていたりする。

悪魔でありながらその心は人間。女性に甘いといった冷静な性格に反する点を持ち、「人」や「人形」を心から愛する悪魔、それがギルヴァという男である。

 

代理人(2)

:鉄血のハイエンドモデル。現在は鉄血からあらゆる手段を用いて離反、「Devil May Cry」に所属している。

大型武器で振り回して敵を一掃するパワフルな戦い方が特徴。依頼で動き出す時は彼女が改造した大型車両の運転手を務める事が多い。初めてギルヴァと出会った時は敵対し敗北。敗北した当初は強い殺意を抱いていたが、後にその思いは薄れ、逆に彼に好意を抱く様になる。

姿はかつての時と変わらないが、鉄血を離反した後は纏めていた髪を伸ばす様になった。

 

シーナ・ナギサ

:S-10地区前線基地の若き女性指揮官。日系人であり、彼女の名前を漢字で書くと「椎名 渚」。

何故カタカナ表記にしているのかというと、漢字が読めない人もいるかもしれないという考えと、グリフィンに所属する時に色々初めてだったのか、緊張してそうしてしまったのだと言う。

今時の少女らしく、見せる笑顔は美しい。経験が浅い事もあって戸惑いを見せる事もしばしば。時折見せる真っ直ぐな目はギルヴァも内心驚きを見せた。

若くしながら指揮官であり、また可能性を秘めた少女。それがシーナ・ナギサである。

 

45口径リボルバー「フェイク」

:ギルヴァの新たな相棒。レミントンM1858を模ったリボルバーで、弾倉が固定式ではなく抽出式となっているのが特徴。中身が違う事からハンドガンの戦術人形ナガンM1895が「フェイク」と名付けた。意味は「偽物」という意味である。威力はレーゾンデートルに劣るものの連射と反動に秀でている。

 

水平二連装ショットガン

:S-10地区でひっそりと武器屋を営業している店主からギルヴァが譲り受けた武器。

店主が武器改造をする様になった切っ掛けを作ったショットガンであり、武器屋を開いた時から商品として売り出されていた。しかし買い手は現れず、ガンケースの中で眠っていた。

弾倉を二つ装備しており、排莢、後に再装填という特殊機構が備わっている。




あと一話か二話で二章完結と考えたり…。

ではノシ

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