Devils front line   作:白黒モンブラン

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Act-archive page6

ギルヴァ(5)

:S10地区前線基地に隣接された便利屋「デビルメイクライ」を営む男。人でありながらその身には悪魔の血を流しながらも悪魔を討つデビルハンター。

グリフィンと協力関係になる前は旅をしており、襲い掛かってきた鉄血の部隊を単身で壊滅させた事があり、その姿も相まってグリフィンや鉄血の一部からは「黒コートの悪魔」として知られていた。現在はS10地区で便利屋を開業し腰を落ち着けている模様。

404小隊のUMP45と鉄血のハイエンドモデルであり、元鉄血所属である代理人と結婚を果たしている。特にUMP45とは酒盛りの後…そのままお互いに裸で朝を迎えた程。式は挙げておらず、今後式を挙げるのかどうかは不明。

また旅をしている際に人形を助ける為に力を振るう事が多かった事もあり、その都度とは言えずとも何人かひっかっけており、結婚した二人以外からも好意を持たれている。現状分かっているのは95式とギルヴァのファーストキスを奪ったHK416。

 

ブレイク(2)

:ギルヴァと同じく人でありながらその身に悪魔の血を流しながらも悪魔を討つデビルハンター。

フェーンベルツの一件以降S10地区に留まる事になり、大規模作戦「operation End of nightmare」以降ではS10地区前線基地から離れた町で便利屋「デビルメイクライ 第一支店」へ移動し店主を務めている。

これは本人の意向ではなく、グリフィンからの意向を受けた事もあり、また店を用意してくれるという条件でS10地区に留まった。本人としてはS10地区以外の地区で便利屋を開きたかったらしい。

 

マギー・ハリスン

:S10地区前線基地の後方幕僚を務める女性。一見見目麗しい女性にしか見えないが、その実は悪魔。魔界では伝説の魔工職人 マキャ・ハヴェリとしてその名を轟かせていた。

何故人間界に訪れたのか明確な理由は明らかになっていないものの、魔界にて無理難題ばかり押し付けてくる輩に辟易していたらしく、あろう事か自分が手掛けた作品とリヴァイアサンの設計図を同じく魔工職人であるアグリットに盗まれるという事をやらかす。自暴自棄になっていた事もあるが、自身が手掛けた作品すら守れぬようであれば魔工職人として失格と語っており、人間界に来てからは手掛けた作品は厳重管理を心がける様になったとか。

また伝説の魔工職人としての腕は確かなもの。ギルヴァが持ってきた処刑人の大剣と代理人が愛用するニーゼル・レーゲンをたった一日で改造を行い、その完成度は非常高い仕上がりになっている。

魔界に居た時の姿は明らかになっていないが、人間界に居る時の姿は金髪のセミロング、優しそうな表情が特徴。

 

アグリット

:悪魔の巣窟と化したS11地区後方支援基地の指揮官と協力関係にあった悪魔。大規模作戦「operation End of nightmare」によって基地が襲撃を受けた際に、指揮官を悪魔へと変異させる増強剤を投与し、暴れている内に逃げ出そうとしていた。しかしギルヴァと95式によってそれは阻まれ、最期はギルヴァが持つ技「次元斬 絶」によって細切れにされ、この世から消失した。

S11地区後方支援基地の地下にマギー・ハリスンが手掛けた作品と謎の鉄血のハイエンドモデルを保管、隠していたが、最終的にはギルヴァらによって発見された。発見されたハイエンドモデルとの関係性は明らかになっていない。

 

謎のハイエンドモデル

:S11地区後方支援基地の地下にてギルヴァらによって発見された鉄血のハイエンドモデル。

その素性は謎に包まれており、あの代理人ですら見た事ないと言う程。後の調査にて、複数の専用装備が存在すると考えられ、その内の一つは超重装備と言える程。幾らハイエンドモデルと言えど装備する事は不可と思われる中、発見されたハイエンドモデルは装備が出来る程のパワーを有していると考えられる。

また代理人によれば計画だけで終わってしまった存在では、と考察している。

「Act60 Fate begins to move quietly」にて突如として目を覚ました。

 

クイーン

:ギルヴァが鉄血のハイエンドモデル 処刑人から奪った大剣をマギー・ハリスンが改造を施した機械剣で彼女ががかつて開発した推進剤噴射機構が備わっている。持ち手がアクセルとなっており、捻れば推進剤が作動、持ち手近くのレバーを引けば推進剤が噴射。その事により斬撃を強化、また速くすることが可能。

またギルヴァが使う事を想定している為、推進剤の噴射出力が極限まで高められており、噴射する推進剤が青い炎となって噴き出す様になっている。また推進剤噴射機構には段階が備わっており、最大三段階まで展開可能。そして攻撃時に僅かなタイミングでスロットを最大まで捻る事で推進剤噴射機構が一瞬にして最大まで解放する機構「Max.act」が備わっている。それはギルヴァも知らなかった事であり、初めてその機構があると知った時は蒼がクイーンの事を「お姫様はわがままみたいだ」と感想を述べている。

元々人形の装備であり、そこに推進剤噴射機構が備わった事によりあまりにも重い武器となってしまい、並みの人間では持つ事すら不可。しかし一撃の高さは期待でき、またその堅牢度は魔剣と同等とも言える。

 

ニーゼル・レーゲン(2)

:レールガンだけでは使いどころが限られると判断したマギーが改造を施した新たなニーゼル・レーゲン。

魔界にしか存在しない高い強度を持ちながらも、柔軟性を有する金属が使われており、ニーゼル・レーゲンに水色の光線が流れる様になった。またその金属を使用した事により驚異的な変形が可能となり、それによりガトリングガン、三連ロケットランチャーへと変形が可能になった。またレールガンにも強化が施されており、最大出力時に砲身にターゲットサイトが展開される様になり、ターゲットサイトが変色した際に発射すると着弾時に盛大な爆発を起こす弾丸が発射される様になった。外見からでは分からずとも、重火器を一つに集約している事から代理人が別名として「パンドラ」と名付けた。

 

ヴァーン・ズィニヒ

:マギーが手掛けた作品の一つ。魔界に存在する素材を壊れ使えなくなったバイクに組み込んだ事によってとんでもないじゃじゃ馬へと昇華したバイク。機械鋸と言う名の双剣へと分離する機構を備え、回転する刃で相手を斬り刻む事が可能。ブレイクがマギーから譲り受け、大規模作戦「operation End of nightmare」にて使用。群がる悪魔達を轢き飛ばしたり、斬り刻んだり、派手に活躍した。

またヴァーン・ズィニヒはドイツ語で「狂気の」または「気が狂った」を意味する。


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